約束の海

約束の海
あらすじ・内容
戦争とは? 日本人とは? 構想三十年、壮大なスケールで描く最後の長篇小説!

「戦争の時代に生きた私の、“書かなければならない” という使命感が、私を突き動かすのです」(山崎氏)。海上自衛隊潜水艦部隊の若き士官を襲う過酷な試練。その父は昭和十六年、真珠湾に出撃して――。時代に翻弄され、時代に抗う、父子百年の物語が、いま始まる。「この日本の海を、二度と戦場にしてはならぬ!」

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約束の海はこんな本です

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陸王
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約束の海の感想・レビュー(1063)

自衛隊の潜水艦事故は記憶にあったが、防衛大学とは・自衛隊とは…となると、存在は知っていても深く知ることがなかったので、とても読みごたえがあった。本書が山崎豊子さんの遺作で事は初めて知った。続編の構想も巻末に記されていて、読みたかったと思うと同時に、「沈まぬ太陽」の最後のシーンを思い出した。この作品も社会の表と裏、登場人物の背景から、主人公が光を浴びて少しずつ前に進んでいく姿を見たような気がした。著者は、無意識のうちにここで物語を完結させたのではないかと思った。
★6 - コメント(1) - 3月20日

☆☆☆☆☆ この本は山崎豊子の遺作。自分の気持ちが整ってから読もうと決めていた本。志半ばに亡くなり本当に残念だと思う。山崎さんからは本当に多くのことを学びました。ご冥福をお祈りいたします。
★2 - コメント(0) - 3月8日

遺作で未完。名作の予感がビシビシと伝わってくる。これからというところで終わってしまいシノプシスを読むと更に口惜しく思った。
★4 - コメント(0) - 2月28日

おー、何ともやるせない。後は、読者に委ねるか。初の山崎豊子作品読了。まだまだ読むぞ。
- コメント(0) - 2月13日

未完であり遺作のため、読むのをためらっていた。「なだしお」事件が記憶に残っている。作品中の頼もしくたくましい自衛官に好感を持ち、不安な気持ちで読み進める。主人公が思いを寄せる女性の素朴な問いに共感し、自衛隊について考えさせられる。第1部終了後の巻末のシノプシスを読み、本当の書きどころは第3部であったと知る。戦争の時代を生きた作者の、次世代へ、戦争と平和に対するメッセージを書き残したいという思いが伝わってくるようで、胸が熱くなる。私には、山崎豊子の読むべき作品がまだある。
★50 - コメント(4) - 1月31日

ワタクシ、交通事故の経験が2度ありまして、1回はセンターラインを飛び出してきた暴走族との壮絶な正面衝突で、2回目はわき見運転のおっちゃんにカマほられる、という事故でした。不幸中の幸いは、どちらも双方に怪我なく、またこちらに「落ち度なし」と判断されたため、修理費も全額相手側の負担でした。(あくまで不幸中の幸いで、暴走族の時は本当に大変だったけど(涙)『約束の海』海自の潜水艦「なだしお」の海難事故をモデルとした小説で、山崎豊子氏の遺作です。執筆中に亡くなってしまったため未完であることが、とても残念です。
★6 - コメント(0) - 1月28日

題名に惹かれて読み始め、あっと言う間に、引き込まれて読了しました。普段あまり意識していなかった自衛隊への感謝の気持ちを改めて感じました。 山崎豊子さんの本は、とても面白い。亡くなられたのが残念です。
★2 - コメント(0) - 1月28日

巨星の残したシノプシス、遠慮深謀の構想に瞠目。海自の潜水艦と民間漁船の海難事故をモチーフに、花巻二尉を通じ自衛隊の本質を問う。事が起こればスケープゴードのパッシング、問題解決は自衛隊ではなく国民の一人一人なのに・・・耳が痛い。続巻が刊行予定され、幾つかのストーリーのが想定されていると知った時、先立たれた山崎さんの真意、心音に近づきたいと思い精読。花巻の父、軍人特攻そして米軍捕虜として経験が貴重な伏線に。読後の感銘余韻が、物語を読者の心に壮大な絵巻として描かせ、同時に戦争の愚かさを知る楔であることを願う。
★21 - コメント(3) - 1月22日

これは読んでなかったと図書館で借りて… あっそうだった これが遺作だった。 未完なのは本当に残念。後書きの、次からの構想を読むと尚更そのように思える。今だからこそ書いて欲しかった。
★2 - コメント(0) - 1月22日

通算200冊目に相応しい本だった。第1部が終わった時点で著者が逝去されて2部と3部は取材資料や構成案で最後に補完されている。自衛隊の存在意義に加え潜水艦にもスポットを当てている。そして約束の海とは何なのか。全3部に渡る壮大なストーリーを読むことができないのは残念だが遺作とも言える今作に出会えて良かった。 ■50冊目 麒麟の翼 ■100冊目 アルキメデスは手を汚さない ■150冊目 ターニング・ポイント ボディガード八木薔子 ■200冊目 約束の海
★9 - コメント(0) - 1月15日

吹奏楽でトランペットの練習を始めだした小4の孫娘に言ってやりたい、 フルートに変えなさいと。 主人公の彼女がフルートを演奏する場面が目に浮かびます。 この二人の行く先がどのようになるのかをはじめ、誰でもよいからこの小説を完成させてください。
★6 - コメント(0) - 1月9日

なだしお事件をモデルに書かれた山崎豊子先生の遺作。実は作中に真珠湾攻撃で捕虜になられた方がモデルとして登場していることは解説にて知るに至った。第3部完結の予定が第1部までしか遂行出来なかったとのこと。普通なら面白くなりかけてきた所でいきなりの終了となり、読者としては憤慨ものであるが、御歳88で原因不明の持病を抱え、ここまで読ませる作品を書かれた先生に脅威と感服の念しか沸いてこない。まさに生涯を小説に捧げた伝説の女流作家として冥福を祈りたい。
★28 - コメント(0) - 1月4日

読みたいと思っていた本を読了。未完に終わっているが、さすが山崎作品と感じた。完成した作品を読みたかったなと思う今日この頃。
★4 - コメント(0) - 1月3日

★★★★☆ これからというところで、亡くなられてしまい残念。 重厚な書きぶりは流石だと思う。
★10 - コメント(0) - 2016年12月22日

★★★
★5 - コメント(0) - 2016年12月20日

【図書館本】山崎さんの遺作となった作品で、3巻で完了の予定だったそうです。巻末に結末までのおおまかなあらすじが記載してありましたが、最後まで読みたかった。やはり山崎豊子さんの作品は世間で愛されている作家だと実感です。他のまだ読んでいない作品を読んでみたくなりました。
★30 - コメント(0) - 2016年11月27日

山崎豊子さんが亡くなってから、やっと読みました。長いが引き込まれる文章、素晴らしい取材力に敬服しながら他の作品も読んでいた。この作品も3部作であったらしいが、残念ながら続きはあの世で読むしかなさそうだ。その頃にはまた新しい作品を沢山書いてそうで、楽しみ。時間の制約も、取材の制約もないから、嬉々として書いている事を願ってやみません
★4 - コメント(0) - 2016年11月25日

山崎豊子氏の遺作。題材になった事件のことをこの小説を機に初めて知った。登場人物たちに命が吹き込まれ、いよいよ佳境というところで巻末。読者として残念でならないし、筆者もさぞ無念だったろう。
★3 - コメント(0) - 2016年11月9日

採用打ち合わせの東京出張帰りに品川で買って、新幹線で帰るまでに読了! あれ、一冊???と思ったら、やはり未完の遺作やった… 最初、専門用語多いし難しいなと思ったけど、途中からはあっという間に一気読み。 戦争と平和、と帯にあるわりには戦時中の話じゃないと思ったら、2部以降で父親の戦時中時代を書かれる構想やったとは… つくづく、まだまだ山崎豊子先生に長生きしてほしかったなぁ。
★5 - コメント(0) - 2016年11月2日

実際に起きた潜水艦による悲惨な事故がモデルになっているが、政治的な確執や主人公のロマンスも散りばめられ、一級のエンターテインメント小説として楽しめる。最後に「『約束の海』その後」を読むと、この小説が太平洋戦争に出撃した父の無念や、昨今の領海侵犯事件などにいたる壮大な構想であったことがわかる。未完の大作となったことが、つくづくも残念。どなたか、著者の遺志を継いで続編を書いてもらえないものだろうか。
★3 - コメント(0) - 2016年10月23日

dai
完結できなかったのが本当に残念。 rip
★2 - コメント(0) - 2016年10月18日

「大地の子」、「沈まぬ太陽」以来の山崎さん。潜水艦の漁船衝突事故は僕が高校生の時。あの時の報道がやたら感情的だったのを思いだした。その後の報道で真実が明らかにされるも専門的に過ぎしっかりと理解できなかったのを覚えている。思えば自衛隊とは我々日本国民の中でいかなる存在なのか、いかにあるべきなのか。不戦を誓う自衛隊員というテーマで是非完成、発信してもらいたかった一作だった。震災を経て、国際情勢が変化した今だからこそ議論を持って迎えられたと思うと残念でならない。
★43 - コメント(0) - 2016年10月10日

図書館で間違って予約した、順番が回ってきたので再読した 改めて山崎豊子さんの死が惜しまれる 遺作となったこの続き読みたかった
★7 - コメント(0) - 2016年10月9日

海上自衛隊員・花巻朔太郎が主人公。自衛隊の存在意義とは。国防の仕事に就いている人たちは、どこの国でも、国民に敬愛されこそすれ、こんなに嫌悪されているのは日本だけ。ん〜。。。考えさせられる。人目につかないところで仕事をしてくれているから、私たちは安心して暮らしていられるのではないのでしょうか? 最後まで読んでみたい本でした。
★7 - コメント(0) - 2016年10月7日

山崎豊子さんの本、始めて読みました。 何も知らずに読み進めましたが、未完作と分かりビックリ。 そしてあとがきに書かれた第二部、第三部の構想の大きさに、 またビックリ。 第二次世界大戦の日本軍と現代の自衛隊がリンクしながら、 戦争と平和を訴える話。 壮大なテーマ、徹底的に調べ上げ練られたストーリーに、 未完になってしまったことが大変残念です。 他の作品も、是非読みたいと思います。
★9 - コメント(0) - 2016年10月6日

初山崎豊子本でした。 引き込まれました。作風というのか、取り上げられた内容にです。 これから山崎豊子さんの本をたくさん読みたいと思いました。 朔太郎のこれからの自衛官人生は続くと思います。頼子とは結婚しないまま時が過ぎてしまうような気がします。 山崎豊子先生の作品は初めてでしたが、この作品が未完であるだけでなく、先生がまだまだお書きになりたかった世の中のことがたくさんあったはずです。惜しいお方を亡くしてしまいました。 必ず先生の作品を全部読み終えたいと思います。
★9 - コメント(0) - 2016年9月22日

潜水艦乗りの主人公を通して、自衛隊の意義を問うストーリー。戦争は反対だが、抑止力としての自衛隊を問いたいというその後の展開を読みたかった。作者の急逝が惜しまれてならない。
★6 - コメント(0) - 2016年9月13日

中途までの話である。 潜水艦での様子がよくわかる。 自衛隊員は遺書を提出して任務にあたっているとのことだ。 戦争は2度としてはいけない。 いろいろな角度から物事を見る。
★5 - コメント(0) - 2016年9月4日

山崎豊子さんの遺作。構想途中で亡くなられたため、一部作でしかないことは残念だった。今の日本は戦争をしない前提であるため、防衛を意識せざるをえない。その状況を鮮明にさせてもらえる作品であった。今もどこかの海で外国の侵入を警戒している潜水艦がいるという想像がかき立てられた。
★5 - コメント(0) - 2016年9月3日

未完のまま終わってしまった作品だったが、戦争と平和のために相当な思い入れがあって取り組んでいた作品だってことは伝わった。
★7 - コメント(0) - 2016年9月1日

山崎豊子の遺作。3部構成予定の1部のみ。若き潜水艦乗り花巻朔太郎(さくたろう)が衝突事故に苦悩し自衛隊員として生死と向き合う様を描く。2部は朔太郎の元軍人の父の話の予定だったようだ。3部は朔太郎が歳を重ね、重要なポストについて中国に赴任する話だったようだ。「戦争を起こさない軍人」をテーマとしたかったとのこと。
★7 - コメント(0) - 2016年8月28日

KK
まさかの未完唱えると知らずに読んで、改めて山崎豊子さんの訃報が悔やまれました。
★2 - コメント(0) - 2016年8月26日

続きが読みたいのはやまやまなのだが、いちおうキリのよいところで終わっていて、ここまででも十分な満足感を与えてくれるのはさすがである。
★8 - コメント(0) - 2016年8月22日

山崎豊子さんの遺作。雑誌に連載中だった未完小説。未完ながらも作者は、ある程度ストーリーの枠は、考えていたということで、ストーリー展開の記述もある。私としては、ストーリーの内容よりも山崎さんの小説の作り方に興味を持った。89歳だったにもかかわらず徹底した取材力には頭が下がる。未完ながらも遺作がやっと読めました。
★13 - コメント(0) - 2016年8月22日

海上自衛隊潜水艦に勤務する主人公が,事件・事故の中で悩み,考え,成長するとともに,真珠湾攻撃などもからめて自衛隊の在り方や国防などを考えさせられる長編小説の第一部。綿密な調査や取材で,とてもリアルに感じられた。多くの人物が登場し,これからというところだが,未完となってしまった。巻末の今後のあらすじをみると,今問題になっていることが描かれる予定だったこともあり,とても残念。
★12 - コメント(0) - 2016年8月20日

未完の作品。他の著書同様、主人公の苦悩と成長を社会問題に基づいて描いている。タイトルの約束の海の真の意味が第二部から展開されるだけに残念。山崎豊子さんの著書はどれも主人公の魅力に引き込まれます。人生に影響を与える作者の一人でした。未読の作品を読みたいです。
★11 - コメント(0) - 2016年8月16日

図書館本。なだしおと富士山丸の衝突事故を題材にした長編小説の第1話のつもりだったらしく、絶筆となる。巻末に、第2話、第3話のあらすじが記されているが、最近の中国の尖閣列島の領海侵犯が繰り返されており、本書の続きが是非読みたかった。
★9 - コメント(2) - 2016年8月12日

初めての山崎豊子さん。前々から著者に興味があったことと身内に自衛隊員がいることもあり手に取った1冊でした。とても読み応えがあり、小説として楽しみつつも現在の日本の情勢についても考えさせられました。続きがないことが残念です。
★12 - コメント(1) - 2016年8月10日

jin
山崎豊子さんの絶筆。とにかく考えさせられる。そして、続きが読みたかったな、、
★6 - コメント(0) - 2016年8月7日

潜水艦パートも恋愛パートも良かったです。未完なのが残念。素晴らしい一冊でした。
★8 - コメント(0) - 2016年7月3日

約束の海の 評価:72 感想・レビュー:449
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