楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス
あらすじ・内容
それは真っ赤な贋作か、知られざる真作か? 傑作アートミステリー!
ニューヨーク近代美術館(MoMA)の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。ルソーの名作『夢』とほとんど同じ構図、同じタッチ。持ち主の富豪は真贋を正しく判定した者に作品を譲ると告げる。好敵手(ライバル)は日本人研究者、早川織絵。リミットは七日間――。カンヴァスに塗り籠められた真実に迫る渾身の長編!

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楽園のカンヴァスの感想・レビュー(9048)

美術も絵画もアンリ・ルソーのこともよくわからない。でも、本当に面白かった。後半、話に気持ちを持っていかれすぎて、ずっと鳥肌が立っていた。物語『夢をみた』内の世界と、それを読む人たちの現実世界がそれぞれに匂い立つように生き生きとしてた。情熱と、それを支える強い愛情、惜しまぬ努力。『永遠を生きる』、それは作品だけでなく、それを残したいと思ってきたすべての人の気持ちも含まれているのかも。美術館に行ってみたくなりました。時間がたっても色褪せない思い、輝くような七日間。素晴らしかったです。
★17 - コメント(0) - 9月26日

初マハです。出だしの生活感あふれる話から一転して、まるで夢のような物語へ突入。初めは何のことかさっぱりわからなかったけど段々と夢の世界へ引き込まれていくのがまるでルソーの名画のよう。ルソーの画ってホント、なんとも独特な雰囲気で人を魅了するけどこの話もそうかな。この一冊だけではまだ何とも言えないけど、他にも読みたくはなってきますね。面白かったです。
★35 - コメント(0) - 9月24日

人物を知ることにより、その人物の作品を見ることがますます楽しめるようになると思う。これを読むことにより、ルソーの作品が輝きを増すことになりそうだ!!ピカソも同様に。。。
★37 - コメント(0) - 9月24日

面白くて一気読み。ルソーが亡くなるところでは自然と涙が溢れた。もともと美術にはあまり興味がなかったけれど、今すぐMoMaに行きたくなった。そして一つ一つの絵画がわかるよう映画化してほしいと思った。
★39 - コメント(0) - 9月22日

ルソーの画集を手元に置きながら読み進めた。ストーリーとしては少し無理があるような箇所もあったけど最後はなるほどとなったし、絵を鑑賞しながらという読書の仕方自体初めてで楽しめた。最終章は「マチネの終わりに」にみたい。ずっと会うことが叶わなかった恋人どうしがようやく巡り会って後は読者の想像におまかせ、というやつ。読者にとったらほのかに幸せを感じられる気持ち良い終わり方なのだろうな。
★36 - コメント(0) - 9月21日

★4.3。上質な作品という印象。文章が正統派な巧さ。特に、情景も心情も、描写表現力が素晴らしい。本当にその絵の中に入って行く。森の匂い、風、鳥の声に包まれ、得も言えぬ陶酔状態に。美術に興味も知識もない私でも、惹きつけられた。作中の多数の絵画をネット検索しなが読み進めるのは、楽しかった!それゆえ、文字だけの小説なのに、絵画鑑賞も同時に出来るので面白い作品。結局、芸術に真相は要らないということ。あー、ここでか、という箇所で涙がツーっと流れてきた。
★34 - コメント(2) - 9月20日

わくわくする上品なミステリー。絵画にあまり興味がない私もネットで絵を調べながら楽しく読めた。登場人物と一緒に絵の中を冒険してきたような読後感。
★31 - コメント(0) - 9月19日

本日はお日柄もよく、から、原田さんに魅了され、数々の賞を受賞した楽園のカンバスを2冊目にチョイス。今年、旅行でMOMAに行ったこともあり、一気に読了。しかし、もっとしっかり「夢」を鑑賞してきたらよかったな〜!
★25 - コメント(0) - 9月17日

約二時間の速読で読了。面白かった。読ませる力、惹き付ける力に溢れていた。個性と魅力のある登場人物、造詣の深いストーリー、舞台が海外、現代と過去の往き来、料理や部屋など背景から伝わる雰囲気、小説の面白さを味わえた。著者は懸命に努力を積み重ねてきたことがはっきりと分かる。だからこそ、拙い速読の読み方であっても、その魅力が伝わってくるのだ。
★33 - コメント(0) - 9月17日

読み終えた後にほうっとため息が出た。深くて面白い。芸術に造詣が深い人は本当に尊敬する。
★26 - コメント(0) - 9月15日

一枚の絵から物語を膨らませてゆく筆力。2年前のスペイン美術館巡りの前に読んでいたら、違った目で鑑賞できたのにな~ 17年後の再会場面では、ドキドキほろり。読後感◎
★28 - コメント(0) - 9月15日

ルソーやピカソ作品の描写が出てくるたびにネットで絵を調べながら読みました。ルソーをめぐる物語と絵の真贋を見極める対決、なんて贅沢で濃密な物語。途中自分も緑のジャングルに迷い込んでいるかのような錯覚に陥るほど。ラストも素敵でした。
★63 - コメント(0) - 9月11日

高学歴で、鼻高々で在るにも関わらず、常にNo.2の扱いを受けていることに不満を持ち、自身の能力を試したいと思っている男性。市場からその才能を高く評価されている美しい女性、織江。大よそ百年前にルソーが描いたとされる絵画の真贋評価の依頼を受け動き出す2人。男性は自らの立場を隠したまま。女性は愛する人の思いを感じたまま、その作業に臨みます。そして16年の時を経て、「夢を見た、君に逢う夢を」と、男性が織江に対して思う言葉と叶った再会。とても心地良くて綺麗なLove Storyです。君に逢う夢を、お見事でした。
★33 - コメント(0) - 9月8日

下手したら人生変えられるくらいの衝撃の一冊。ほとんどない自分の絵の知識にいらいらするくらい。絵を観てこなかった時間が無駄に思えるよ。読むと必ず絵と作者を調べたくなるし、美術館に行きたくなるのも間違いない。とりあえず表紙は何回も観ちゃう。二転三転する話の流れからも目が離せない。ティムと織江が誠実なのも読んでて気持ちいい。
★41 - コメント(0) - 9月8日

心が、震えた。圧倒されました!すごい!すごい!いつかMomaに行って「生きてる」の心からの一言を感じたいですね。絵画なんて興味ないし、正直知識も何もなくかったんですけど、気がついたらバーゼルにいて、ルソーの描いた密林の中にいるんです。すごい引力!面白くて一気読みしてしまいました。もっとゆっくり味わいたかったけど笑。絵を見てもなんの感情も抱かなかった私が、美術館に行きたいって思えるぐらいの原動力を渡してくれるすごい作品でした。私に新しい世界の扉を開いてくれてありがとう。ぜひティムと織江に会いたいです!
★65 - コメント(0) - 9月6日

芸術とかの全く分からない私でも楽しめた。知らない世界だからこそ、勉強になった。ルソーのことも全然知らなかったけど作中の物語に惹き込まれたし、普通のミステリとは違ってこういう謎も素敵だな。ティムの夏季休暇は、旅物やファンタジーでは全然ないのに、大冒険だった。物事の価値って捉え方が人それぞれ違うし、美術的価値の確立ってとくに難しい。でも素直にいいと思えて感動させられる作品は、それだけで価値があるだろうな。読みながら作中に出てきた絵画を検索してみると、面白くてついついみてしまった。
★40 - コメント(0) - 9月4日

面白かった まるでその場にいるかのような臨場感 絵の鼓動が聞こえてくるような一冊でした
★42 - コメント(0) - 9月4日

面白かったです! 「主人公の現在と過去、ルソーの生きた時代」 この3つがテンポ良く変わるので、どんどん引き込まれて一日で読んでしまいました。 もっとゆっくり楽しめばよかった・・
★21 - コメント(0) - 9月3日

アンリルソー、パブロピカソ、夢をみた、夢、Moma、大原美術館、絵が生きてる 最近、モネをきっかけに絵画にはまりつつある。ああ、MoMAに行きたい。アンリルソーに会いたい。
★28 - コメント(0) - 9月2日

自分の興味のなかった世界にさえ引き込まれていく、その引力がすごい。本日は〜に続き本当に素敵な作家さんです
★27 - コメント(0) - 9月2日

OHC
元々絵画に興味があったので、相性が悪い訳がない!とても素敵な作品に出会えたと思う。丁寧な文章で美術がわからない人でもストーリーに入っていけるし、伏線をしっかり回収し、ミステリーとして成立している。その上、作者の絵画に対する造形の深さや入念な調査、そして何より愛情が感じられたのが良かった。余韻にずっと浸っていたくなる作品だった。★★★★☆
★55 - コメント(0) - 8月30日

面白い。絵を廻って繰り広げられる争いと、 その絵に絡んだ物語が、絵とそこに関わった人物への興味を惹く。ちょっとしたミステリー要素も面白く、ルソーへの想いも深く感じられた。終わりも泣ける。読み終わった後、インターネットで画像を検索して、じっと見つめてみた。絵画に対しての見方が変わりますね。
★70 - コメント(2) - 8月28日

これは面白かった!読んでて、「あれ?これって実話?」って思ってしまうほど、設定が細かくて話に引き込まれていった。若手研究者とMoMAのキュレーター2人のルソーそして絵画への愛が伝わっていきて、美術好きとして読んでいて本当に楽しめた。美術は「あるべき場所」にあってほしいのと同時に愛してもらえる環境にあってほしいなぁと。「偶然、慧眼、財力。名画の運命はこの三つの要因で決定」するとか動物園に行ったくだりで「美術館とは、芸術家たちが表現して生み出してきた「奇跡」が集積する場所。動物園や植物園は、太古の昔から芸術家
★43 - コメント(2) - 8月28日

絵画×ミステリ。別のルソーの物語と進行していく本編。だんだん解けていく謎、そして最後には登場人物の謎も明らかに…。ティムと織絵の絵画への想いが真っ直ぐすぎます。あと、個人的にはピカソがどうして前衛的な絵を描くようになったかという過程が書かれていて、面白かったです。今度フランスへ行った時はピカソの絵もじっくり見たいな。
★33 - コメント(0) - 8月27日

面白かった! ミステリーと言っても誰かが殺されるわけでもなく。ルソーを真剣に想う二人の研究者の闘いの中で解き明かされる一枚の絵の物語。ヤドヴィカとの想いが二人の研究者の想いと重なったように感じました。 考えて、泣ける最高の一冊でした!
★38 - コメント(0) - 8月26日

今年一番の名作
★13 - コメント(0) - 8月25日

読み終わった後の余韻が素晴らしい。絵画についてあまり詳しくないので、どの程度事実でどの程度創作かわからないけれど、現実であってほしいなという話だった。ジョセフが素晴らしい。
★29 - コメント(0) - 8月23日

原田マハさん、初読みでしたが面白かった!小説を読んでいて楽しいと思わせてくれるお話です。ピカソが愛した画家、アンリルソーの大作「夢」に隠された秘密を追う旅。絵画を題材にした物語はあまり読んだ事がなかったのでとにかく新鮮でした。美術館に行くのは大好きだけど、ここに出てくる人達のように心を奪われるような絵にまだ出会った事のない私。いつか、どこかで巡り会えるかな??
★36 - コメント(0) - 8月23日

ルソーの絵画に魅せられた人たちの話。ルソーは昔の人というイメージで読み進めたので予想外の展開にびっくり。表紙を何度も眺めながら読了。☆4
★73 - コメント(2) - 8月21日

再読しましたがなんだか感想が上手く出てこない。ミステリには向いてない頭なのか。
★11 - コメント(0) - 8月19日

★小学生の頃、課外授業に書道と絵画があったので絵を選択した。中高では水彩と油絵があったので油絵を選択した。着々とルソーへの道を辿った。そして美術の成績は10点中5点。「稚拙で遠近感も陰影もない」と、すでにルソーとおなじ評価を得ていた。しかし、私の才能は世に出なかった。★絵画ミステリーの傍らで密かなラブストーリーが進む。大人の男の一歩引いた思いに、私と同じにおいを感じました。なんてね。
★82 - コメント(2) - 8月16日

★★★★☆読み終わった時は、ハリウッドの大作映画を見終わったような感じがしました。ルソーの「夢」を実際に観てみたい気持ちにもなりました。
★27 - コメント(0) - 8月15日

★4 噂通りの良書。絵画の魅力がさらに増しました!
★22 - コメント(0) - 8月14日

✴4 素晴らしい、今年のmyベストだ、学生の時、通っていた美術館が閉館するらしい、今月末に最後になるか、また行ってみたいと思っている
★32 - コメント(0) - 8月13日

ルソーの事を全然知らなかったので、新たな知識を得るという意味でも印象深い作品。最後では色々な前振りが全て回収できて読後感は良い。ルソーの絵画をネットで調べなが読んだ。最近読んだ本の中でも結構面白い作品だった。他の作品も読んでみようという気にさせた。
★36 - コメント(0) - 8月13日

これは絵画ミステリー小説ではない。100年以上前から続く一人の男性のただただ恋焦がれる物語でした。真作なのか贋作なのかの結果や、匿された絵画の謎など、美術に関する事はハッキリと解決されてなかったり、7日目のあの場面で画索せず、気持ちを貫いてもらいたいといった多少のモヤモヤ感が読み終わったあとも残ります。バイヤー氏の正体に途中で気付いてしまったときの衝撃はすごかった。だけど、なにより、そんなことよりも、ルソーとそして7日間の恋の結末がとてもとても素晴らしい! そして、悔しいくらいピカソがイケメンでした。
★36 - コメント(0) - 8月9日

なんだか、ストンと胸に落ちるような感覚を味わった。久しぶりにしっかりとした物語を読んだ気分。
★24 - コメント(0) - 8月8日

何度再読しても、何度も泣いてしまう。好きだなー、この本…。ルソーの情熱、ティム、織絵の情熱。深い愛情。疲れた時に、素直に戻ってこれる本。
★41 - コメント(0) - 8月7日

この作品に込められた熱量にひたすら圧倒され、ラストは鳥肌が立った。多くの読友さんに親しまれた作品なのも頷ける。ルソーやその仲間たちが身近に感じられて、美術の知識に乏しい私でも楽しむことができました。私も、永遠に生きるヤドヴィカに会いにMoMAに行ってみたい。
★111 - コメント(0) - 8月6日

初・原田マハ 何とも不思議で素敵な世界に迷い混んだような気持ちで読み終わりました。 何処から何処までが史実なのか‥ 美術の世界に興味が湧きました。 ルソーとピカソ、もっともっと知りたくなりました。 後味の良いすっきりとした作品だと思いました。
★43 - コメント(0) - 8月4日

楽園のカンヴァスの 評価:100 感想・レビュー:4193
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