楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス
あらすじ・内容
それは真っ赤な贋作か、知られざる真作か? 傑作アートミステリー!
ニューヨーク近代美術館(MoMA)の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。ルソーの名作『夢』とほとんど同じ構図、同じタッチ。持ち主の富豪は真贋を正しく判定した者に作品を譲ると告げる。好敵手(ライバル)は日本人研究者、早川織絵。リミットは七日間――。カンヴァスに塗り籠められた真実に迫る渾身の長編!

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楽園のカンヴァスの感想・レビュー(9342)

★★★★☆この作品のレビューに多くあるように私ももれなく美術館に行って、アンリ ルソー、ピカソ、この本で紹介された作品を見たくなった。ピカソからヤドウィガに向けての言葉が印象的。『永遠を生きる』ってことだよ。バイラーの正体に驚いたが嬉しく納得。
★46 - コメント(0) - 2月24日

「甘美な殺戮が、音もなく、ただ静かに繰り広げられている」キュレーター原田マハの表現力に魂を吸いとられるようだった。アンリ・ルソー。遠近感がほとんどない風景なのに、几帳面に描かれた葉と色の濃淡で立体的に見える。だまし絵のようだ。容赦のない緑。イコンの聖人のように無表情な人物。無慈悲に輝く月。見れば見るほ惹きつけられる。『ルソーの下のピカソ』あの時代も今も、心ある者たちがルソーを守ろうとしている。「溢れるほどのビリジアンの絵の具を。特大のカンヴァスを。それ以外は、何もいらない」もう一度、君と…素晴らしかった。
★175 - コメント(17) - 2月23日

今年は【読みたい本】をなるべく消化しようと思い、借りましたが、この作品。前半ついていくのにやっと…。いや、ついていけてたのか⁈…。。何度か読み返し、何度か睡魔に負け、どーにか半分来た頃から、駆け引きが面白くなりました。ルソーにピカソ、美術、名画のお話。私には無縁の世界ですが、実際の話なのではないかと!その世界の方々の間では、普通に行われている取引だったりして…。。でも、それだけ真剣になれる世界で研究出来たり、実際見れるのは、とても羨ましいですね。私も自分の目で見て見たい!
★43 - コメント(2) - 2月21日

長く、よい旅だった。2000年倉敷から、1983年のバーゼル、1906年のパリ、そして2000年のニューヨークへと。美術は明るくないので、アンリ・ルソーの名は知らなかったけれど、今度からはもう少し絵画を見に美術館へ行くことにしよう。
★31 - コメント(0) - 2月18日

PND
美術が主題の作品ということで敬遠していたけれど 読んでみるとすごく好みな作品でした^^ 次はどうなるの?最後はどうなるの? と、ワクワクしながら読み進められました. 私に美術の知識があると、きっともっと楽しめたかも...
★24 - コメント(0) - 2月15日

素晴らしい物語でした。ティムが織絵に再び会えた時伝えたかった言葉を彼らの未来を想像しながら素敵な気分で読み終えた楽園のカンヴァス。アンリルソーの真っ直ぐな情熱に熱いものを感じました。ニューヨークにアンリルソーの最高傑作である『夢』を見に行きたくなりました。
★24 - コメント(0) - 2月15日

普段縁の無い絵画の世界に興味深く誘ってくれる。山本周五郎受賞作品らしく物語に引き込まれる。そしてミステリーの要素も満載なので読む手が止まらない。とにかく素晴らしい作品です。
★34 - コメント(0) - 2月15日

lin
絵画の知識は全くありませんが、それでもとても楽しく読めました。先の読めない展開にドキドキしながら、ティムたちと一緒に冒険できたような気分です。ラストの再会シーンも素敵でした。
★32 - コメント(0) - 2月13日

ルソーの「夢をみた」の真贋の鑑定を依頼されたティムと織絵。作品に対する愛情や、見抜こうとする情熱を感じました。あの本を7日間に分けて読む必然性がわからなかったです。1章90分ならば、もっと短期間に収めてもよいのでは?そこまで引っ張る意図が読み取れませんでした。私は、あまり気持ちが入っていかなかったです。残念。
★53 - コメント(3) - 2月12日

年末に上野で行われていたデトロイト美術館展にて初めて原田マハさんを知り、本作より先に読了。MoMAが何の略なのかも知らない、最近ちょこっと有名展覧会には足を運ぶようになったくらいの私でも、実に面白かった。友だちの家に友だちに会いに行くだなんて、美術館に行く楽しみがまた一つ増えたように思う。
★36 - コメント(0) - 2月12日

ミステリー好きよりも美術好きにおすすめしたい。作者の美術に対する愛が溢れている作品。作中に数々の美術品が登場するので、それらを確認しながら読めばさらに楽しめると思う。アンリ・ルソーの生きざまも生き生きと描かれていて、背景を知った今だからこそ改めて彼の絵をじっくり見たい。
★39 - コメント(0) - 2月12日

面白かった。ただ、わざわざ全7章の物語を一日一章づつ7日間かけて読ます意図が分からないかな。孫娘の登場も唐突というか出来すぎな感も。
★32 - コメント(0) - 2月12日

とても美しい作品でした。一つの絵画に纏わる全ての人々のそれぞれのストーリーが見事に調和されていて。この作品自体が一つの絵画のようでした。
★35 - コメント(0) - 2月12日

アンリ・ルソーの絵の真贋について、ルソー研究者の織絵とティム・ブラウンが1冊の書物を読みとき講評する。ちょっとしたミステリー要素もあり、ドキドキしながら面白く読めた。絵については全く明るくないので細かい描写にも想像ができず、その都度Google先生のお世話に(笑)そもそも原田マハさんがそういう世界出身ということにとても驚きました。《2017年32冊目》
★83 - コメント(1) - 2月11日

マハさんの作品は初めて読みましたが、とっても面白かったです。なんだろう。ドキドキ。こんなにも、先が読めない作品もすごいな。どうなっていくのか、ずっとワクワク。美術はまったく分からない私でも、とても楽しめた。美術の勉強もしたくなるし、美術館にも行きたくなる。出てくる作品を都度ネットで調べながら読みました。美術、絵画への愛情に溢れている、素敵な作品でした。
★40 - コメント(0) - 2月10日

すごい!本屋さんでいつも人気作!みたいなpopがついていて、気になっていた本。カフーを待ちわびての作者さんだったことにも気づかず、なんとなくテーマに引かれず、読んでいなかったんですが、図書館で見つけて読んでみた。読んでみたら、すごい。作中ルソー、ピカソたちの情熱、そのルソーたちに魅入られた人たちの情熱とが合わさって…読後には深い感動が湧き出てくる。全く知識のない、絵画がテーマであったのに、ここまで引き込まれるのは本当にすごいと思う。★★★★★
★45 - コメント(0) - 2月9日

絵画のことが全くわからない私でも楽しめる作品だった。わからないなりに、新しい世界に少し触れることができた気がして、それが心地良かった。『夢をみた』はどのようにして生み出されたのか?ルソーにまつわる物語を読み進めながら謎を解く、という方法が不思議で面白い。裏に潜む思惑に翻弄されるティムの心の動き、織絵と心を通わせていく過程に引き込まれた。絵画にかける情熱。そういうのは正直、よく理解できない。でもその情熱が、アートを愛する2人を時を経て結びつけたことは、きっとすばらしい。
★33 - コメント(0) - 2月5日

「楽園のカンヴァス」はアンリ・ルソー、ピカソなどの絵画が多数登場するのでネットの「原田マハの小説『楽園のカンヴァス』に登場する絵画についてのまとめ」を参照しながら読んだ。「本日は、お日柄もよく」もそうであったが、勝負の時、愛しい人のために勝敗よりも相手を思いやる行動をとる。不思議と後味がよくなる。原田マハの特徴なのかな。なかなか面白かった。
★32 - コメント(0) - 2月4日

ルソーの未発見の絵の真贋を明らかにして行く物語。 それにルソーの人生や真贋を明かそうとして、争いながら惹かれて行く2人が絡み面白い。 MoMA美術館、死ぬまでにもう一度行きたくなった。 蛇足だが、大原美術館が何でこんなにメインでと思ったが、マハさんの経歴を見て納得。おきゃーまぁ!愛だね^ ^
★26 - コメント(0) - 2月4日

1日1章ずつ余韻に浸りながら読んでいました。一つ一つの絵に、こんなにもストーリーがあるのだと。絵画を求め方にも色々あるのだなと。私も友達に会いに美術館へ行こう。
★25 - コメント(0) - 2月4日

また感じた生きた証拠。美術館にのんびり行ってみたいなあ。
★22 - コメント(0) - 2月3日

実際に美術の世界に携わってきた著者だけあって、絵の表現がとても生き生きと丁寧に描かれていて、まるで本当に1つ1つの絵画を鑑賞している様に惹きこまれた。アンリ・ルソーの絵の色使いは私も好きだ。少し不気味なのに不思議な美しさを感じてずっと見ていたくなる。この本を読んでそれが何故なのか、わかった気がする。美術館に行って画家達の情熱を観に行きたくなる。ストーリーは少しトントン拍子気味に感じた。
★45 - コメント(0) - 1月30日

もっともっと早くこの本を手に取っていれば良かった。もちろん創作だし、賛否両論はあるだろうけれど、絵画の知識を持ち合わせていない私にとっては、ルソーやピカソ、モネなどの名のある芸術にもっと触れたい!と思うきっかけになった。マハさんHPの自伝プロフィールも読み、ここまでの怒濤の人生がこの人の創作意欲の原点なのだと理解。元から小説家志望でない人が、ここまできれいに物語を作れるものなのですね。色濃い人生から感じたことをもっともっと小説にしてほしい。とりあえず次の『ゲルニカ』へと向かいます。
★58 - コメント(0) - 1月30日

小説としては、なんだかな?という印象でしたが、アンリ・ルソーの作品をめぐる真贋論争は面白い。ルソー自身は独学で絵画を学んだため、基本ができていなかったため生きている間は評価されることはなかった。幻想的な絵は描けそうで描けなくため、ヘタウマの元祖だろうか。MOMA展とか見に行きたくなってきた。
★29 - コメント(0) - 1月28日

May
本日はお日柄もよく、を読んでから図書館で発見。たまたま1日に1章ずつ読んでいたら、作品の中でも1日1章ずつ進むストーリー。とっても次が読みたくなるお話。美術はとても疎いけれども、楽しく読めました。美術館行ってみようかなー。
★38 - コメント(0) - 1月27日

⭐️⭐️⭐️初読みのマハさん。絵画のルソー。天才芸術家ルソーの背景がわかり良かった。また、芸術家を取り巻く人々、絵画を愛する心情が、ずーんたら伝わった物語。もっとマハさんの作品を読みたいと。
★29 - コメント(0) - 1月27日

おもしろい。 小説の世界に入りこんでしまいました。 原田マハの作品は2冊目でしたが、これも良かったです。
★50 - コメント(0) - 1月25日

絵に関する知識が全くないので、入り込めなかったけど、絵画が趣味の人には面白いのかも
★22 - コメント(0) - 1月24日

美術館が好きな私は吸い込まれてしまった。 展開もすばらしい。 原田さんの作品まだまだ読みたい。
★29 - コメント(2) - 1月24日

マハさんの書く女の人は清々しく、凛々しい!読んでいると、芸術家の情熱、研究家の情熱、崇拝者の情熱に引きずられる。でも、ヤドヴィガの夫ジョセフがルソーの元に妻を通わせ、そして…、というのは夫婦としてありなのか?いいのか? 絶対、文章中の絵画が見たくなるが、本を読み始めてしまうと検索する心の余裕が無くなってしまうので、まず、出てくる絵画のページを登録して、いつでも覗けるようにしてから本作を読み始めるべし。
★45 - コメント(0) - 1月24日

アンリ ルソーの絵を見てみたくなった。 ジョセフ長生きしたんだね。 絵のことは分からないけど夢中になれるものを見つけられた人生は素敵。 ルソーもヤドヴィガの愛に触れて傑作を残した。 登場人物を引きつけて味方にする才能をルソーは持っていて、ピカソはかっこよく、どこかズルかった。
★37 - コメント(0) - 1月24日

おもしろい。一気読みしてしもうた。評価の定まらない絵画、絵画の下に描かれた絵画、若く野心的なキュレーターたち、家族をめぐるエピソード、うまくリンクしていて読みごたえあり。
★32 - コメント(0) - 1月22日

ほぅっ、読み終わったあとに、そんなため息をついてしまうような、美術、人を、何かを一心に愛すること、を体験できる一冊でした。私も、母、恋人、愛する人と、同じものを見て、お互いに感じることの違いや似た部分を共有できる喜びを知っていることに感謝です。
★44 - コメント(2) - 1月21日

★★★★★
★10 - コメント(0) - 1月21日

ラストが最高でした。こんな恋もあってもいいなあ。
★17 - コメント(0) - 1月18日

ここの感想を読んでいてだんだんもう一度読んでみたくなって借りてきた。登場する絵をまとめたサイトがあるとのことなので、それを参考に読み進めていきたい。
★21 - コメント(0) - 1月18日

世界に引き込まれた。作中に出てくる絵画が頭に浮かんでくるようなマハさんの表現には絵画を知っている人じゃなきゃ書けないものがある。そして伏線があちらこちらに散りばめられていて、最後に繋がったときには感動。「永遠になる」ってなんて綺麗な表現なんだろう。アンリ・ルソーの絵はどこかで見たことがあるけれど作者のことまでは知らなかったし作中の「夢を見た」はこの作品の中核と言っても過言ではない。ルソーの絵を見に美術館に行ってみたいと思わせてくれる一冊。
★34 - コメント(0) - 1月17日

ルソーを所蔵している美術館を調べよう
★17 - コメント(0) - 1月16日

『ゲルニカ』の感想にこの本への言及が多いため、興味を持って。アートミステリーとしてはこちらの方が個人的には好みで読書感も爽やか。でも、一方ではこの著者には『ゲルニカ』や『太陽の棘』のような本を期待したいとも思う、手前勝手な読者なのでした。
★26 - コメント(0) - 1月15日

人から薦められた一冊。 自分だったら読まなかったでしょうが、読んでみると興味深かったです。美術館に行きたくなりました!
★27 - コメント(0) - 1月15日

楽園のカンヴァスの 評価:100 感想・レビュー:4326
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