楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス
あらすじ・内容
それは真っ赤な贋作か、知られざる真作か? 傑作アートミステリー!
ニューヨーク近代美術館(MoMA)の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。ルソーの名作『夢』とほとんど同じ構図、同じタッチ。持ち主の富豪は真贋を正しく判定した者に作品を譲ると告げる。好敵手(ライバル)は日本人研究者、早川織絵。リミットは七日間――。カンヴァスに塗り籠められた真実に迫る渾身の長編!

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楽園のカンヴァスの感想・レビュー(7510)

美術を愛し、長年携わって来たキャリアを活かした、著者だからこそ生み出すことが出来た作品なんですね。緻密な構成とほとばしる情熱に知性とエンタテインメントが加わり読むものを惹きつけます。作品の真贋を物語によって紐解く何ともロマンティックな展開に酔いしれ、所々に渦巻く美術品専門家の凄まじい執念と心から愛情をもち守り抜く信念に圧倒されました。美術館、展示会の裏事情なども興味深く、絵画を検索しながら暫し夢の世界に浸れたことに感謝します。
★70 - コメント(0) - 1月24日

こういう美術ミステリーも有かと。そして、最後は、そうくるか! 
★10 - コメント(0) - 1月23日

美術に疎いので、史実と創作の境目がはっきりとわからなかったけど、とても面白く読めました。天国の鍵を握りしめたヤドヴィガと、手放したヤドヴィガ。ルソーと一緒に天国の門をくぐろうとする彼女と、彼を先に行かせてしまった彼女。2つの作品の違いは、そう理解してもいいのでしょうか。「あたしたち、天国の門をくぐれるわ。一緒に」 原田さん、こんなにも入り組んだ話をよく書かれたものです。とりあえず近いうちに大原美術館に行こうっと。
★30 - コメント(0) - 1月23日

面白かった!ダヴィンチコードみたい!(読んでないけど)ハリウッドで映画化して欲しい。絵画のことは全然わからないけれど、この本を通して興味を持てた。出てくる絵を調べながら読んだ。時代背景や美術史、画家のことを調べて美術館に行きたくなる。ルソーのことを好きになった。
★24 - コメント(0) - 1月23日

文庫化されたので購入。面白かった。物語の中の物語に引き込まれた。ティムの自信のなさがもどかしかった。マハさんは読者をもどかしくさせるのが好きなのか、、(^^;
★15 - コメント(0) - 1月22日

ずっと読んでみたかった作品でした。絵画には詳しくないが、多少の関心があり、いろいろルソーやピカソに興味が深くなる内容でした。ティムと織絵を通してマハさんの画家さんへの熱い想い、情熱がとても強く伝わります。クライマックスへ向けてどんどん引き込まれ、本当にいい読了感です。映像化も期待したいところです。MoMAは別格ですが、大原美術館はもちろん、いろんな美術館に脚を運びたくなるような作品です。オススメです。
★64 - コメント(0) - 1月22日

とても良かった。 ティムがいい具合にユーモラスで良かった。上司のトムを恐れていたり、織絵へ淡い恋心を抱いていたり。 織絵も現代と過去では、年の功というか、成長が見られて、わかりやすい構成だった。織絵の逸材ぷりも過去の7日間の対決の中でよくわかったし。 作者が岡山を取り上げて、大原美術館を出してくれるあたり、岡山出身者としてはそれもうれしかった。
★35 - コメント(0) - 1月22日

美術館に行きたくなりました
★23 - コメント(0) - 1月21日

ストーリーが上手く出来すぎている感はありましたが、次第に謎が解明されていくところが面白かった。 そのうえ素敵な昔話を読んだような気分になれたのも良かったです。
★20 - コメント(0) - 1月21日

本の中に本がある。 本を読みながら本を読むことになる作品。 面白かったねぇ。 物語の中で言及はされていないけど、織絵が娘に「真絵」と名付けたことに感動を覚える。
★31 - コメント(0) - 1月21日

アンリルソー、絵が観たくなります。 もし、生まれ変わったら、フランスの美術館に行って見たくなる、 楽しいひと時でした。
★23 - コメント(0) - 1月20日

ルソーやピカソの作品(人物?)を中心に、現代と過去をつなぐ素晴らしい景色を見ている様な作品。しかしアートって、庇護する人が大事だよね。
★23 - コメント(0) - 1月19日

絵の知識が自分にはないので、少し戸惑ったけど 「夢を見た」の小説を読み進めていくと、話が気になりだして面白くなってきた。「夢をみたんだ。……………。」のラストが良かった。
★36 - コメント(0) - 1月19日

20世紀初頭に起こった美術ムーブメントのキーパーソンの一人、アンリ・ルソーをめぐる美術史ミステリー。現代を生きるティムや織絵までもがルソーの壮大な物語の登場人物のように思え、なんともロマンティックな気分にさせられる。多くの個性的な登場人物中でも、ルソーの才能を見出し賞賛し続け、行き詰まった美術シーンに破壊的革新をもたらしたピカソの人間性に強く魅かれた。アート作品は良き理解者の存在が不可欠なのだ。
★33 - コメント(0) - 1月19日

美術史に残る偉大なルソーと、彼と彼の作品を愛した過去と現代の男女の一大叙事詩。絵のことを知らなくても惹きこまれました。
★27 - コメント(0) - 1月19日

今すぐルソーの絵を観に行って、いかに素晴らしい作品か体感してみたい、というのが率直な感想。大変失礼ながら、美術を題材とした物語で、こんなに興奮すると思わなかった。描かれているルソー、ピカソたちの人物像も素敵。次の休みは美術館へ行こうかしら。
★53 - コメント(0) - 1月19日

アンリルソーとピカソの関係性がとても素敵な物語でした。ティムと織江のルソーを究極に愛したものしか惹かれあわない言葉にできない思いを交わす瞬間にドキドキしました。
★25 - コメント(0) - 1月18日

絶賛コメントから期待していたストーリーからは裏切られたけど、それは良い意味で。しっとりとゆったりとしたテンポに情熱がヒシヒシと溢れてくる。ティムの小心者さが滑稽で、でもわかるわかる。設定に余白がたくさんあるので、意見交換したい本だった。
★22 - コメント(0) - 1月17日

画家達の名前は知ってる程度の知識しかなく、絵画の話は敷居が高くて敬遠してた本。それでも魅了されました。面白かった。ルソーのもうひとつの名画の謎、ルソーの絵画に対する情熱、若きピカソや周りの人達との関係、20世紀初頭に思いを馳せながら表紙の絵を何度も見ながら読みました。ティムと織江の絵画への情熱は、マハさんの想いそのものなんでしょうね。夢のあるお話にワクワク感を貰いました。
★38 - コメント(0) - 1月17日

予想以上の面白さにぐいぐい引き込まれた。正直自分は美術音痴。そんな私でも強く引き込まれたので、美術好きの方ならなおのことだろう。現在、17年前、90年前の3つの時期の物語が紡ぎ出される。あたかもノンフィクションかと思わせるリアルさ。マハさんの職歴のなせるところが大きいのだろうけど、誰かモデルがいたのではと勘繰るほど。史実とフィクションの絡ませ方が絶妙なのだろう。映画にするならダヴィンチコード並のレベルで制作されたらさぞかし素晴らしい映画になるだろうと思わせる。ストーリー、構成が結末まで完璧、お楽しみあれ。
★141 - コメント(4) - 1月17日

ルソーの絵は好きではなかったのですが、何回もながめながら本を読み進んで行くうちに嫌いではなくなっていきました。作家の情熱!でしょうか?小説としてもとても面白く、特に真贋の判定の方法として提出された古書にかかれたルソーの恋の物語が心に残りました。久し振りに楽しみました。
★26 - コメント(0) - 1月16日

前半は出てくる絵をネットで調べながらだったので、なかなか読み進められませんでしたが、後半は一気読み!富豪の正体には驚きました。織絵、そしてそれを上回る母の奥ゆかしさ、なかなかマネは出来ませんが憧れます。織絵のこれからの幸せを思いながら読み終えました。
★51 - コメント(0) - 1月15日

大学の図書館の特設コーナーにありました。そこは本屋大賞をとった本だったり、話題の本を並べていたわけですが、そこにありました。 『楽園のカンヴァス』はその話題性からずっと「読みたい本」としてマークしていた小説であったのですが……。たしかに構成は素敵だと思いますが、もう少し緻密さが欲しかったです。
★15 - コメント(1) - 1月14日

美術ミステリ。門外漢でも興味が湧いてくるルソーの魅力。かれの情熱に魅せられたひとびともとても熱い。作中作の物語の出自と謎の人物の背景が明らかになるクライマックスに読んでるこちらも熱くなった。一気読み。
★35 - コメント(2) - 1月14日

初めて見たのが小学生の時だったからかもしれませんが、ルソーが描く作品はどれも好き。その画家と作品に纏わる物語は面白かった。ティム目線で表現される過去の織絵は、今の織絵と上手く繋がらなかったのが残念。このお話を下準備として、この後、織絵が封印していた絵画に対する情熱を、どんな風に開放するのか読んでみたいです。
★29 - コメント(0) - 1月14日

思わず睡眠時間を削ってまで読んでしまう、そんな読者を引き込むPASSIONがこの本にはあったと思う。
★26 - コメント(0) - 1月14日

美術館に行きたくなる。ルソーの絵を見たくなる。絵の前にじーっと立って、感じたくなる。 男性が、同じ専門分野で能力のある女性に抱く、ライバル心だったり恋心のようなものだったり一目置く感じだったり、いろいろな思いが入り混じった感情が、「私もこういう風に思われたい」というものでした。織絵は幸せだなぁ、と、 読みながら幸せな気持ちになった物語でした。 ある「本」の1章ずつ、話が進んでいき、 それに従って謎が明らかになるような、また増えるような。 わくわくしながら読みすすめました。
★1 - コメント(0) - 1月14日

題名・表紙の絵から心を奪われていた本。やっと読めました。アートの知識は皆無な自分でも、どっぷりと世界に浸れました。ルソーの『夢をみた』は贋作か真作なのか⁉︎謎の資料を1日一章づつ読んでいくのだが、その資料がまた素敵。夢の世界に連れて行ってくれる本です。ミステリー、恋愛、アート、魅力たっぷりなお勧め本です!
★44 - コメント(0) - 1月12日

正直、ルソーは良くわからない、だけどよくわからないからこそ素直に楽しめたのでは?と思える作品でした。
★21 - コメント(0) - 1月12日

自身の経歴をいかんなく発揮した知的で大胆な構想に惹かれる。対決する二人の研究者には、ルソー作品の真贋を判ずる審美眼に加え、ピカソの関わりをも洞察することが求められる。その鑑定の過程で、当時の新進気鋭の画家たちの情熱と苦悩、さらには彼らが遺した作品をめぐる影の社会をも伝えてくれる。織絵の波瀾な人生、真絵との融和をもっと深く描いてもらえたなら、さらなる感動があったかも。
★36 - コメント(0) - 1月12日

以前から気になっていました。とあるきっかけで読み始めました。初めて読む作家さんです。ルソーのことは知っていましたが、確かにこの本がきっかけで本物を見てみたい気持ちにさせられることは確かです。美術好きな人は好きな作品だと思います。
★27 - コメント(0) - 1月11日

図書館本にて読了。前々から気にはなってて、やっと読めました。いやー、よかった。七章からなるルソーに関する「物語」を七日間毎日90分の制限時間で一人で読むティムと織絵、作品の真贋を見極める使命を与えられた二人、美術作品をとりまく金と権利の争いに巻き込まれる二人、、ドキドキする展開に読み耽りました。“画家の情熱のすべてがある”二人の作品に対する情熱も負けないくらい溢れてた。美術館へ行くのはたいがい一人の私、あるよねたまに作品の前にぼぉーっとひたすら佇んでしまうこと。。
★44 - コメント(0) - 1月10日

アンリ・ルソーの絵画『夢』。彼の隠された名作を持つ謎めいたコレクターに依頼されティムとオリエの二人が呼び寄せられる。そこで見たものは『夢』にそっくりな『夢をみた』という作品であった。この真贋を見極めてほしいという。そのためにすることはこれまた謎の本を1章づつ7日間読むこと。ティムとオリエの背後ではキュレーターやオークショニアの欲望がうごめく。絵画に向き合う人物の真摯さがよく描かれていた。
★33 - コメント(0) - 1月9日

ある伝説的コレクターが所蔵するルソーの大作「夢をみた」を鑑定するため、MOMAからアシスタント・キュレーターのティム、フランスから気鋭の若手美術史研究家の織絵がやってきた。二人はルソーの真作か否か判断するというお題を与えられ、7日間、与えられた本を読みながら、ルソーと彼をとりまく人々、時代への思いを馳せながら、思考をこらす。途中、様々な思惑を持つ者が接触してくる。そして最後は、驚くべき結末が…。美術をルソーを純粋に愛する2人の感性に引き込まれた。そして小説のなかの物語にも。大原美術館に行くときに再読決定。
★33 - コメント(1) - 1月8日

面白かった。誰もがアートに目覚める本。
★24 - コメント(0) - 1月8日

ルソーの生涯を小説仕立てで読ませるのは興味深く面白かった ミステリ、恋愛、家族を少し絡ませて、さくさくと読みやすい けど何か物足りない…
★17 - コメント(0) - 1月7日

初読みの作家さん。美術のことはよくわからないので、楽しめるか不安でしたが、十分楽しめました。読み終わった後には満足感でいっぱいになり、美術館に行きたくなります。
★35 - コメント(0) - 1月6日

「風のマジム」「さいはての彼女」からたどりついた本 もっと女性が颯爽と活躍するかと思ったが雰囲気が違った 前に読んだ2作と著者が違うと思えば面白い本に出会えた
★21 - コメント(0) - 1月6日

あまり絵画の事は分からないけれどなかなか面白い構成ではなかったでしょうか?すらすらと読める内容でした
★1 - コメント(0) - 1月5日

ずっと前からMoMAに行きたいと思っているのですが、この本を読んで、ぜひMoMAでルソーの「夢」をこの目で見たいと強く思いました。 読後の充実感や余韻がとても気持ちいい本です。
★39 - コメント(0) - 1月5日

楽園のカンヴァスの 評価:100 感想・レビュー:3477
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