楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス
あらすじ・内容
それは真っ赤な贋作か、知られざる真作か? 傑作アートミステリー!
ニューヨーク近代美術館(MoMA)の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。ルソーの名作『夢』とほとんど同じ構図、同じタッチ。持ち主の富豪は真贋を正しく判定した者に作品を譲ると告げる。好敵手(ライバル)は日本人研究者、早川織絵。リミットは七日間――。カンヴァスに塗り籠められた真実に迫る渾身の長編!

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楽園のカンヴァスの感想・レビュー(8124)

話は淡々と進んで行くんだけど、どんどん話に引き込まれてティムと織絵が夢中になった美術の世界に引き込まれた。 ルソーとかピカソとか今まで私の身近ではない世界のストーリーだったけど敷居を高く感じさせないのはマハさんのすごいところだと思う。 終わりも凄くよかった。 またいつか再読したら違った発見があるかもしれない。
★10 - コメント(0) - 8月1日

画家、コレクター、研究者、美術に関わる人達の夢であり、この物語自体が一つの絵「夢をみた」を創り上げている。絵画が分からなくとも、誘われる。静謐だけれど、何かの吸引力がある様に引き込まれました。
★60 - コメント(0) - 7月31日

お気に入りさんのレビュー拝見して原田マハ初読み。ルソーは絵が下手すぎて有名な画家という失礼なイメージがあったのですが(~_~;)この本を読んでルソーに対するイメージががらりと変わりました。悪役ぽいキャラはいても結局みんな憎めない人なのが良い。バイラーの正体がまさか…だったり、ピカソが良いお兄ちゃんだったり、謎が全て解明されないのも良い。織絵とティムの組み合わせがすごく好きです。
★42 - コメント(0) - 7月30日

伝説の大富豪が所有するルソーの絵画は贋作か真作か…美術館学芸員と若き研究者がその謎に迫る。ルソーやピカソなど美術史に基づきながら、絵画の真贋を競いながら鑑定するというのが面白かった。7日間というタイムリミットに惹きこまれ一気読みしたが、ただ絵をじっくりと見ずに鑑定するってどうなのと、ふと思ってしまいラストは少し冷静に読んでしまった。学芸員や美術史の研究者の仕事は興味深く、ロマンを感じる話だった。
★32 - コメント(0) - 7月29日

ド地元の美術館が出ている聞いていたので読んでみた。芸術に関してズブの素人で、読めるか心配だったが、パンドラの箱が開くと同時に夢中になっていた。絵を実際に見ていないのに、想像できたし、アトリエでは密林の匂いを感じられた。大原美術館に行ったのは小学生の頃だけだから、今行ったら楽しめるかもしれない。モネが見たい。
★35 - コメント(0) - 7月27日

最後まで解明しないで謎を残しているところがいい。ボーイ・ミーツ・ガールものだが甘過ぎないのもいい。陰謀飛び交うようで結局みんないい人なところもいい。ヒロインもヒロインの両親も潔くて立派過ぎるやろ、とツッコミたい気もするがそれでもいい。本当のヒロインはヤドヴィカであり孫娘でもある。そこがいい。他の作品も読んでみたい。
★39 - コメント(0) - 7月27日

 今まで経験したことのない味わいの所以は、美術を中心モチーフにしているからだろうか。美術品や美術館をめぐる諸々のシステムが興味深いし、絵画に対する登場人物の熱い情熱も心を揺さぶる。翻訳ミステリーの趣きがあり、ティムが愛嬌ある人物なのもよい。ルソーの絵が持っている神秘性と寓話性は、確かに人を惹きつけてやまない。
★25 - コメント(0) - 7月26日

真作か?贋作か?二重作品なのか?ルソーの作品をめぐる美術ミステリー。登場する絵画のまとめサイトを見つつ、グイグイ惹き込まれて面白かった!初読の作家さんだけど、この文章、(芸術家本人は別として)アートに携わる人はこんなにも冷静で論理的なのね。「それは、奇妙に現実的な、現実よりももっと現実的な夢でした。(以下)」芸術を解さないヤドヴィカがルソーを訪れて変わっていくシーンでは、絵画の中に入り込んで匂いや湿度まで伝わるような描写が素敵。大原美術館には2,3度行ったかな?今も昔もエル・グレコ「受胎告知」が目玉です。
★37 - コメント(0) - 7月24日

なんと浪漫のある話か。物語は芸術の持つ静謐さと、一枚の絵画の持つ謎を持って奥行きを見せていく。アンリルソー、彼の描く絵に影響されるピカソはじめ他の芸術家、ただただその絵に魅せられる人々。史実に基づいたその生涯と共に、時を超えアンリルソーの絵に魅せられ生きる人たちを、一つの謎を追いながら描く世界。素晴らしかった。思い立ち今週末ルソーの絵を見に行くくらいに影響されている。
★34 - コメント(0) - 7月20日

原田マハさん初読み。詳しくないから出てくる作品をいちいちググって確認しながら読みました。やっぱり絵が見れた方がより話に入りやすかった。長い長い年月を経た壮大な物語、最後は、あぁそうだったのか…と胸がぎゅーっとなりました。金でも名誉でも保身でもなくルソー愛貫くあんたら偉い!明日美術館に行って絵が見たい!と単細胞な私はすぐに感化されてしまったw
★31 - コメント(0) - 7月20日

♪♪♪♪♪
★12 - コメント(0) - 7月19日

すごく壮大なストーリーに、ただただ陶酔。とってもおもしろかった!!
★31 - コメント(0) - 7月19日

二人の研究者が、ある古書を読み、絵の真贋を見極めるというのが面白い。洗濯女のヤドヴィガが、しだいに画家に引かれていくのも面白い。
★18 - コメント(0) - 7月19日

アンリ・ルソーの代表作「夢」を巡るアートミステリー。まるで、映画を見ているような壮大な物語でした。1枚のルソーの絵を巡って繰り広げられる人間模様、作者不明の物語、絵の下に隠された真実、キーとなる人物の意味。まさに、1枚の絵が完成していくように物語が進むにつれ、色鮮やかに、くっきりと進みます。読みながら心の中で拍手をし、涙し、舌打ちし、異国を歩き、美術館を歩き、異国を旅しました。ティムがオリエに告げた、夢を見たんだ。君に会う夢を。2人は夢ではなくなったけど、まさに私は2人に会うための夢を見ていたと思います。
★81 - コメント(0) - 7月19日

涙が零れた。本に、ではなく、スカートにだけど。ルソーの愚直なまでの情熱。それを理解し、ともに喜び涙する仲間が、時も国をも超えて存在する。その事実がうれしくて。でもやっぱり、わたしも思わずにはいられない。「わたしも、その場にいたかった」と。
★25 - コメント(0) - 7月17日

アンリ ルソーと彼の残した作品、特に「夢」について描かれている。シュルレアリスムの作品を好きでよく見るが、その前衛的なルソーの作品は見たことなかったので是非ともMOMAへ行ってみたい!と思わせてくれる。…最後は一つの絵画における情熱がただ感動を生み涙、涙。ヤドヴィガの左手にはNが隠されているんじゃないかと思う!
★23 - コメント(0) - 7月17日

ティムの講評に胸が躍った。
★14 - コメント(0) - 7月17日

まるで映画を見ているような気分だった。登場する絵も街も建物も人物も実際に見たことはないはずなのに、映像が浮かんできてすっと入ってきた。作者ならではの世界を舞台にした作品だが、美術にうとい自分でも素直に楽しめたし、何より絵画へ興味が湧いた。美術館へ行ってじっくりと絵を見て、好きな作品を見つけて、作者の想いを感じとってみたいと思った。素晴らしい!
★28 - コメント(0) - 7月16日

mm
ルソーの絵を初めて見たのは美術の教科書だったかな。密林に入り込み、鼻の奥で緑の濃い匂いを嗅いだような感じがした事を思い出した。その後のルソーの絵を見た記憶とこんがらがってるかもしれないけど。この小説でルソーの絵の中に迷い込む幻覚が見れたから、ストーリーのあれこれはこの際どーでもよくなってしまった。実物見に行かなくちゃなぁ。
★47 - コメント(1) - 7月16日

めっちゃ最高だった。ルソーの生き様に揺さぶられた織絵が流した涙で「夢をみた」を巡る謎が解けていくのがもう感無量。生前のルソーがもうせつなくて、、夜会でのシーンのルソーの滑稽さが読んでてつらいんだけど、それでも死にかけながらも絵を描いて、その姿は決して日曜画家じゃないし、ヤドヴィガはじめ全ての人を魅了して、なのに夢をみたなんて言わないでほしい〜と涙しながら思いました。
★26 - コメント(0) - 7月16日

絵を取り巻いてその魔力の虜になった人々(画家、研究家、コレクターなど)が、筆者の経験と熱意の深さで豊かに描かれ、とても贅沢な気分を味わう。織絵やティムが情熱をもって語る絵のこと、美術界で一時代を築いたパリの様子が見える入れ子の物語、読みながら高揚した夢のような時間となった。絵は、きっと、描き手と観る人、語る人の思いが有機化合してさらに魅力を増すのだろう。鬱屈した思いを抱える真絵が、それをどのように乗り越えていくのか気になっていたが回収されず残念、存在感が強かっただけに。
★61 - コメント(1) - 7月15日

CK
飛行機の中で再読。そしていまMoMAにいます。本物の「夢」に感動しています。
★41 - コメント(4) - 7月15日

初、原田マハさん。マハさんと言えば、ラブストーリーが有名ですね。先に買ったカフーを放ったらかしにして本作に手を付けてしまったのは何故だろう、きっと後に来るあの読書スランプにビビったんだな。読み始めると直ぐに僕は間違った事に気付きました。コレ、絵画の話なんです、本なのに。直ぐに失礼しようとしましたがこれが抜けられません、ミステリ調になると先が気になる気になる、気付くとルソーにどっぷり浸かり切っていました。それどころか、ねぇ。ほんとに素晴らしい作品ですよ。
★63 - コメント(2) - 7月13日

すごく良かった!アートや美術館に疎い私でも、ものすごく引き込まれます。その世界を知りたくなります。「モダン」の感想に「楽園のカンヴァス」のことを書いている人が多くて、読む順番を間違えたかなと思っていたので、また「モダン」を読み返したくなりました。これはマハさんの代表作ですね。素晴らしいです。
★43 - コメント(0) - 7月12日

美術や芸術とか、全く知識が無くてもとても面白かった。中盤までは読み進めるのに時間が掛かったけれど、中盤以降の引き込み具合が凄かった。作中出てくる作品と美術館、行ったことあって観たはずなのに、まるで記憶にないのが悔しくなった。芸術家と作品に携わる人たちの情熱。その熱を改めて感じてみたい、と思った。
★39 - コメント(0) - 7月11日

一気に読み終わった! 美術のことは何もわからないけど、絵画を見に行きたくなった。
★25 - コメント(0) - 7月11日

冒頭では乗り遅れた感があったが話が進むにつれ引き込まれてラストまで一気に。 ただ自分自身が絵画に対する知識や興味を持ち合わせていたならより濃い深みへ浸れたかと思うと少し残念です。
★26 - コメント(0) - 7月11日

初めての作家さん。最初から最後までまるで美術館にいるような感覚。ミステリーなのだけど、ハラハラドキドキではなくゆったり落ち着いた描写。20年前以上前に行ったMoma 美術館は記憶の彼方だが、5年前に出張したバーゼルの情景を思い浮かべながら読めた。心の肥やしになった。美術館に西洋画を見に足を運びたいと思わせる本。
★29 - コメント(0) - 7月9日

文章の端々に知性を感じつつもとっつきにくくなく、ぐいぐい読めちゃうのがすごい。画家たちの心の視点や、織絵とティムの作品に対する愛が全面に描かれているのが理由かもしれません。むかし美術を学んでた端くれとしては、もっと真面目に勉強してればさらに楽しく読めただろうなと悔しさもあり。とても美術館に行きたくなりました!違う視点で絵が見れそう。ロマンを見せてくれた小説でした。
★37 - コメント(0) - 7月9日

面白かった!! 冒頭から物語に引き込まれた。美術のことは知らないどころかむしろ苦手で、作品中に出てくる絵のことも画家のことも知らないけど、夢中でよめました。終わり方もとても綺麗で、読んでよかったなと思える作品。この作家さんの他の本も読んでみたくなりました。
★33 - コメント(0) - 7月8日

30年程前に大原美術館へ行ったのは、ギュスターヴ・モローの小さな絵を見るためでした。この物語は近々、もう一度行かなくてはと強く思わせてくれました。今度は、もっと多くの作品を、記憶に刻むために。大原孫次郎の思いを感じるために。
★41 - コメント(0) - 7月6日

本を閉じると同時にスタンディングオベーション。なんて美しい終わり方。夏の旅行にニューヨークでMoMAに行こうという計画を立てている折にたまたま図書館で手に取った本でした。著者の本は2作目だけど、前回もこんな偶然があった気がする。なんだか3作目を手に取る時気負っちゃいそう。
★38 - コメント(0) - 7月6日

誰も死なないミステリー。読めば読むほど世界観に吸い込まれていきました。
★21 - コメント(0) - 7月5日

フィクションとノンフィクション。アートとミステリー。何かどこまでがリアルで、どこまでが創作かがわからなくなるような展開がよかったですね。恋愛、人生、人間関係、愛情、、様々な要素が各所にちりばめられていて本当に楽しく、この作品もまさしくアートのように、その魅力に引きつけられるように読みました。評価:★★★★★
★38 - コメント(0) - 7月5日

図書館。最初なかなか読み進めることができなかったのですが、段々と面白くなってきてグイグイ読むことができました。アンリ・ルソーの「夢」。名前は知っていても作品のことはほとんど知りませんでした。でも、話を読んで作品の熱と言うか強さが伝わってきました。むせるような緑の匂い。そんなことを感じた作品はこの本が初めてで、ビックリしました。実際の作品見に行ってみたい。感じてみたい。情熱を。
★38 - コメント(0) - 7月4日

初読み作家さんです。アンリ・ルソーの大作「夢」を巡る物語。詳しくはないけれど、絵は好きなので、読んでて凄く面白かったです。ルソーの才能をいち早く見抜いたピカソ、ルソーの「女神」だったヤドヴィガ、ルソーの絵を愛したジョゼフ…。ルソーの芸術への溢れる情熱に「物語」の最終章は涙なしには読めませんでした。ラスト、ティムと織絵が「夢」の前で再会するのもとても良かった。この本を読んだら美術館へ行きたくなりました。ルソーの絵を見てみたい。
★121 - コメント(2) - 7月3日

美術に特別詳しいわけではありません。だから、大好きな作家さんの作品だけど、ちょっと読むのを躊躇していたのですが……。もっと早く読んでおけばよかった。読み始めたら、止まらなくなってしまった。原田さんの作品には、“情熱”を持った女性が登場することが多いけれど、本作は織絵だけはなくティムも、そしてルソーが本当に情熱的で、文章からいろんな思いが溢れてくるようだった。ラストシーン、私は好きです。ルソー、ピカソなど、作品に登場する絵画を、実際に見てみたい。強く、そう思わされました。
★46 - コメント(0) - 7月2日

絵に飲まれそうになってみたい。美術館にいこうと思った。
★19 - コメント(0) - 7月2日

普段美術と無縁な自分がたまたまた美術史関係の授業をとったり美術館に足を運んだりしてる時期やったから、とっつきやすく読めた気がします。アンリ・ルソーの絵、直接見てみたいなぁ。そして何かを一途に愛して守ろうとする人って強いと思う。なんやらかんやら闇もある世界なわけだけど、そんな強さを持って忘れず生きていきたいなぁ。
★40 - コメント(0) - 7月1日

単純な構図、鮮やかな色使い、他の絵画とは違うタッチと、暖かく、そして悲しい気持ちにさせるアンリルソーの絵。一生かかっても全部鑑賞する事の出来ない世界中の絵画から、たったひとつ、この絵を選んで素晴らしい小説を創作した作者に敬意を表するとともに、実物を観にMOMAに行きたいと思った。友達のうちに行くように。
★35 - コメント(0) - 6月29日

楽園のカンヴァスの 評価:100 感想・レビュー:3766
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