楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス
あらすじ・内容
それは真っ赤な贋作か、知られざる真作か? 傑作アートミステリー!
ニューヨーク近代美術館(MoMA)の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。ルソーの名作『夢』とほとんど同じ構図、同じタッチ。持ち主の富豪は真贋を正しく判定した者に作品を譲ると告げる。好敵手(ライバル)は日本人研究者、早川織絵。リミットは七日間――。カンヴァスに塗り籠められた真実に迫る渾身の長編!

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楽園のカンヴァスの感想・レビュー(8839)

美術には、全く興味のない自分だが、あれよあれよという間に、原田マハの世界にまきこまれた。 一幅の絵画を鑑定する二人の描写、美術に対しての造詣の深さに感動した。 専門家のしつこさを感じなかったから、素直に物語に入っていけたと思う。 原田作品は、二作目だが、また手にしたい作者だ。 織江とティムの続きが、もう少しあったらな…
★10 - コメント(0) - 5月31日

ルソーの魅力、美術への愛と浪漫がヒシヒシと。名画について全く興味も知識もなかったけど、これはおもしろかった!!!知らない世界を覗かせてもらった。妻に贈りたい。
★16 - コメント(0) - 5月30日

ルソーの「夢」そっくりな作品の真贋を見極める為スイスに向かう日米の研究者…謎解きの部分はさておき、終始ティムの視点で描かれているせいか、織絵の内面が今一感じられないのが残念。そこが掘りおこされていれば作品の印象もまったく違ったものになったかも
★21 - コメント(0) - 5月28日

「夢を見た」真贋の判定はいかに 。 アンリー・ルソーの名画を軸に、絵画を巡る世界がミステリー風に仕上げられています。 美術に疎い自分にも興味深く読めるのは、作者の手腕によるところですね。数々の謎を随所に配置し現実と想像、現代と過去を織り交ぜながら物語を展開させています。重ねて、絵画に対する造詣・情熱・愛情の深さをひしひしと感じさせます。 絵画に対する暖かな想いが心のどこかに宿った、そんな読後感です。 「青の謎」だけが気掛かりでした。どなたか名推理をお願いします。
★34 - コメント(0) - 5月27日

何点かの有名な絵を目にしたことがあっただけで、ルソーのことをあまり知らなかったのですが、キュレーターでもあるマハさんの描くルソーの物語に引き込まれ、すっかり魅了されました。あのむせるような緑の絵を私もこの目で早く見てみたい。物語だけでなく、世界の、そして日本の美術館事情や展覧会開催までの流れなどもなるほど、と読んでいて興味深かったです。
★33 - コメント(0) - 5月27日

美術には全く疎いですが物語にかなり引き込まれます。ルソーを取り巻く人々の愛の物語。年に数回しか味わえない出会えてよかったと思える作品。いや〜良かった。
★40 - コメント(0) - 5月26日

登場人物のメインの人物像を深く掘り下げればもっと良い小説になるんじゃないか、と思いました。
★12 - コメント(0) - 5月26日

ミステリー仕立てになっているが画家の史実を織り込んだフィクションで、作者の美術に対する想いが伝わる。面白く教養も身につくお買い得な一冊。
★29 - コメント(0) - 5月19日

何故か敬遠していた一冊。 読んでいなかった事を激しく後悔しました。 それ程に激しい情熱を感じられる一冊。 珠玉の物語です。
★32 - コメント(0) - 5月18日

再読。やっぱり良かった。熱を感じます。
★22 - コメント(0) - 5月18日

アンリ・ルソーの絵画を題材にしたミステリー。当時人物の絵画に対する情熱がひしひしと伝わってきて、芸術の奥深さが感じられ、とても良かった。正直、芸術に関しては全く知識がないですが、美術館に行ってみたくなります。 原田マハさんの他の作品も読んでみたい。
★46 - コメント(2) - 5月18日

♥♥♥♥♥作品名が出てくる度に画像検索しながら夢中で読んだ。 なんともいえない不思議な読後感。 いいね!久々の満点。
★32 - コメント(0) - 5月18日

ラストはとても好きです。もう少し先まで読んでみたい気もしますが。ティムの背負い込んだ状況の進展のなさ、モヤモヤ感はあったものの、ルソーにまつわる物語が面白かったから、良いかな。ピカソがかっこよかった
★27 - コメント(0) - 5月17日

【図書館本】初読み作家さん。アートミステリー。美術館などで絵画を鑑賞する機会はあるのだが深く絵について考えたり作者について調べたりする事はほとんどなかった。今回この本を読みながらネットで絵を検索したりと興味が広がっていくのが感じられ「物語」の行方をティムと共に最初は緊張しながら、そしてどんどんとのめり込んで読み進めていきました。最後に物語の著書の謎を解き、かっこ良くなったティムが嬉しかったです▫️ひとつのことに情熱を燃やし続ける彼らの姿は羨ましくも感じた。織絵とティムの「夢」の前での再会は素敵でした。
★37 - コメント(0) - 5月13日

伝説の蒐集家に所蔵されていた為に今まで存在が知られていなかった『夢をみた』。アンリ・ルソーの『夢』と違うところはたった一箇所で、この作品の真贋を問う物語。これがたとえルソーの真作であったとしても、そのカンヴァスはピカソとの二重作品かもしれず…と、なんとも絵画のロマンが詰まった内容でした。ピカソが己の作品を塗り潰して描いたピカソによるルソーの贋作説(これ好き)も加わって、まさにピカソ×ルソーの楽園、という夢がみれた。うまいこと言った!∧( 'Θ' )∧
★46 - コメント(0) - 5月9日

織絵やティムにとって、ルソーやピカソそして彼らを巡るヤドヴィガやジョセフは天上の芸術家ではなく自分達の親や祖父母の時代に生きたもっと身近な存在なのだろう。不遇の画家ルソー、彼の絵に魅せられる貧しい若い夫婦。そして時代を超え、彼の絵や彼自身を親友の様に愛するティムと織絵。その純粋な芸術に対する思いやお互いへの思いやり、愛情が最後切々と伝わり、謎が解けた時は思わず目頭が熱くなった。パンドラの箱を開けた織絵。母や真絵そして出来ることならティムとしあわせになってほしいな。
★43 - コメント(0) - 5月9日

何かをこよなく愛する姿には、人に憧れや好奇心を与えるものがあると思う。読み終えた後にルソーやピカソのことをもっと知りたいと思う衝動がとても嬉しい。しばらく原田さんの作品を追いかけてみたい。
★104 - コメント(1) - 5月9日

芸術に聡くなった気分
★18 - コメント(0) - 5月8日

途中中だるみはあったがなかなか楽しめました。もう30ページくらいつづきを書いて終わって欲しかった。消化不良。
★6 - コメント(0) - 5月6日

表装がルソーの『夢』。吸い込まれるような緑。密林に宿る生命の気配。むっとするほど立ち込める濃い草いきれ、その中の静寂。そこに横になる女神ヤドヴィカ…。絵画からなにかを感じとる感性も知識もない自分でも、読む前と後でこの『夢』を見たときの感じ方が変わる(気がする)すごい一冊でした。作品全体に流れる空気感もとても心地良く、読んでいて鳥肌が立つような作品でした。
★62 - コメント(0) - 5月5日

絵画展に行きたくなりました。 マハさん、ハマりそうです。
★25 - コメント(0) - 5月5日

先に読んだ『暗幕のゲルニカ』よりもさらに強く引き込まれたのは、高校時代からなぜか好きだったその絵にまつわる秘密が次々と、そして静かに暴かれていくことに興奮したからで、ページをめくる手が止まらなかった。途中、突如として現れたインターポールには少し面を喰らったが、読み進めていけばその理由も分かり、う~ん、う~んとうなりながらグイグイと読んだ。昔々、高橋克彦のデビュー作「写楽殺人事件」(83)を読んだ時の興奮が蘇った。連休直前に実に良い本を読んだと思う。自分がなぜ好きだったのかさえ教えられた気分だ。
★41 - コメント(0) - 4月30日

わくわくドキドキして頁を捲る手が止まらなかった。一気読み!最後まで期待を裏切らない面白さ☆楽しかった。作品が、ではなく、読んで過ごしている時間が最高に楽しかった。そんな作品に出会えてうれしい♪大原美術館は子供の頃ときどき連れて行ってもらった美術館。初めて受胎告知を観た衝撃は今でも覚えてる。訪れるたび、そのたび、違う作品に衝撃を受けるけど。1年前に衝撃を受けたのが偶然にもシャヴァンヌ。蒼い夢の世界に見入った。いきなりオリエに共感!親しみのある絵が次々登場したのもうれしい♪今度久しぶりに大原美術館へ行こう!
★42 - コメント(0) - 4月29日

織江の父が織江に対して言った、「どんな人ごみの中でも、自分の大好きな友だちを見つけることはできるだろう?この絵の中に、君の友だちがいる。そう思って見ればいい。それが君にとっての名作だ」という言葉が強く印象に残った。私も、その描かれた絵が有名かどうかで見るよりも、自分の友だちを見つけるように自分の好きな絵を探してみたいと思った。絵の価値はどこにあるのか?ということを強く考えさせられた。
★49 - コメント(0) - 4月29日

マハさんの画家と絵画に対する知識が凄い‼︎ルソーってこんな人だったんだー!と言うのを知った上で観ると、何か違った発見がありそう‼︎是非観たくなりました(^^)
★95 - コメント(0) - 4月28日

真作の下に真作が!?という展開にドキドキした。名画の下にまた別の名画が隠されているかもしれない…当時の画家たちの事情からすれば本当にありえる話のようだし、ロマンがあるなあ。作者のアートへの愛がつまっていて、作品を描写したシーンにひきこまれる。教科書で小さいサイズでしか見たことのないルソーの”夢”をまるで実物大で見ているような、ヤドヴィガといっしょに密林に入り込んだような気持ちをあじわえた。ただ死期の近さを感じさせるルソーが同じ構図の大作を2枚描いていたというラストにはちょっと違和感があった。
★36 - コメント(0) - 4月26日

『暗幕のゲルニカ』に刺激され再読しました。 設定に似たところを感じましたが、絵画の華やかな世界に陶酔しながらミステリーが進行してゆく感じが、とても好きです。 絵画作品が登場する度に、iPadで画像検索して、目で楽しみながら作品を味わい、贅沢な気分になりました。
★37 - コメント(0) - 4月24日

アンリ・ルソーとバブロ・ピカソこの二人においては特に、もっと知りたい、この目で彼らの作品を穴があくようにみて 私の感想をもちたい…!と強く思いました。 ニューヨークにあるMoMAにも足を運びたい、美術館へ行きたい!これまでも、美術館へ行ってみたいなと思っていました。が、その思いはぬるすぎたのだ!と気づきました、今初めて真剣に行きたくなったのです。 真贋よりか その背景にある物語を知りたい。 こうやって、私は知らなかった世界へ誘われていき、いろんな人の、いろんな時代の生き方を知って行くんだなぁ。 そう感じて
★1092 - コメント(13) - 4月24日

ルソーと言えば思い出すのがこの絵で、その背景にはそういうストーリーがあったのかもしれないって思ったらすぐにでも実物を見に行きたくなりました。横にパソコン置きながら、ここで出てくる絵を検索しながら読みました。一気読みでした。
★35 - コメント(0) - 4月22日

アートを知ることは世界を知ること 、アートを愛することは世界を愛すること。作者の原田マハさん自身がそんな気持ちでアートに寄り添い、文字通り何十、何百時間も絵の前にたち続けてできた物語なのだと思う。たった一枚の絵からこれだけの物語を紡げるなんてなんたる想像力と情熱。作中話のルソーやピカソがとても生き生きと描かれて、創作なのか史実なのか、こちらもわからなくなるほど。画家への敬意と作品への愛が伝わってきます。美術に興味がなかったり、ルソーを知らない人でも楽しめることに十分成功してるし、ミステリーとしても面白い。
★46 - コメント(0) - 4月22日

初原田マハさん。この本に出てくる絵画をこの目で鑑賞し味わってるような感覚になった。ティムと織絵と一緒にルソーの作品に向き合っているような気分。ルソーの「夢」は美術の教科書か何かで見たことがあるが、本物を見てみたくなった。ティムと織絵が再開後、どんな会話をするのか気になった。ルソー、ピカソなど絵が好きな人に勧めたい作品。
★38 - コメント(0) - 4月22日

あっという間に読了。日記のような一冊の本を通じて、ルソーの世界と現実の世界をいったり来たり。ルソーの生きた時代に自分も立っているかのように、頭の中に生き生きとその情景が浮かぶ。ルソーとはなんと愛らしい画家だったのか。美術的な描写が素晴らしいだけでなく、小説としての面白さもちゃんとある。 面白かった!
★8 - コメント(0) - 4月19日

ルソーやピカソのキャラクターがとても魅力的で、全然アートの知識は無いけれど美術館に行きたい!と思ってしまう素敵な小説でした。
★5 - コメント(0) - 4月19日

アンリルソーという聞いたこともない画家の話で、アンリルソーをググってみると見たことがある奇妙な絵にたどり着いた。本を通して原田さんが感じた「夢」もしくは「夢をみた」という作品の世界に引き込まれてしまう。絵画の研究の裏側を絡めて、飽きのこない手法はうまいと感じる。
★37 - コメント(0) - 4月18日

絵に興味のない僕でも、美術館に行きたくなる作品で、今迄読まなかったのを後悔したました。エンディングが爽やかですね。こんなお仕事もあるんだと感心しました。絵の冒険を出来て良かったですね。
★81 - コメント(0) - 4月16日

絵画の話。難しそうと思って読み始めましたが読みやすかった。一気に読みました。今まで読んだマハさんと少し違うなと思いながら読んでいったが、恋愛もあり、最後はやっぱりマハさんだった。
★36 - コメント(0) - 4月15日

【市立図書館本】久々のレビュー投稿です。図書館の返却された本の棚にあって、借りた本。面白かった。ルソーは特に好きでもないんだけれど、ここまでルソーを愛する人たちがいると感じると、私まで好きになってしまったような感覚に陥った。途中から、スマホで登場する絵画を見ながら読んだら、思った以上に時間がかかってしまったけれど、印象深い作品の1つになった。織絵とティムのこれからを知りたいけれど、彼女の作品ならこれでいいのかな?マハさんの他の作品も是非読んでみたい。
★129 - コメント(0) - 4月14日

全く知らなかったルソーの話。ただそれが、サントリー美術館の宮川香山展を見た日に読んだから堪らなかった。私には美術とか芸術とかわからないけれど、心を激しく揺すぶられたり、鷲掴みにされることはあります。今までは感動しても憧れるだけだったけれど、宮川香山で初めて、自分の物にしたい常に側にいたいと思いました。とりつかれただけでなく、手に入れた田邊哲人が妬ましい。あぁ、私も桁外れの金持ちだったら。そんな思いを抱いたままこの本を読んだので、…息もできないくらい没頭しました。
★44 - コメント(0) - 4月13日

素晴らしかった。芸術の知識なんてまったくないけど、おもしろかったです。続きが気になって気になってどんどん読み進めていけました。芸術は奥が深い。。。素晴らしい以外の言葉で表現できない自分がもどかしい。。
★80 - コメント(1) - 4月12日

面白い!あぁ~もっと早くに読むんだった。侮っておりました!久々にむさぼり読みですわ。これはミステリー?いや知的な冒険物語でしょ!これだから読書は止められないと興奮モノですよ!情熱の絵画に豊饒な物語を盛り込んで最後まで手に汗握った。これ最後はお互い静かに抱きしめるだろうなぁ~と思いながら読了しました。いやぁ~面白かった!次はルソーの絵を観に美術館へGOだな!
★115 - コメント(4) - 4月10日

楽園のカンヴァスの 評価:94 感想・レビュー:4101
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