楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス
あらすじ・内容
それは真っ赤な贋作か、知られざる真作か? 傑作アートミステリー!
ニューヨーク近代美術館(MoMA)の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。ルソーの名作『夢』とほとんど同じ構図、同じタッチ。持ち主の富豪は真贋を正しく判定した者に作品を譲ると告げる。好敵手(ライバル)は日本人研究者、早川織絵。リミットは七日間――。カンヴァスに塗り籠められた真実に迫る渾身の長編!

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楽園のカンヴァスの感想・レビュー(8765)

マハさんの画家と絵画に対する知識が凄い‼︎ルソーってこんな人だったんだー!と言うのを知った上で観ると、何か違った発見がありそう‼︎是非観たくなりました(^^)
★75 - コメント(0) - 4月28日

真作の下に真作が!?という展開にドキドキした。名画の下にまた別の名画が隠されているかもしれない…当時の画家たちの事情からすれば本当にありえる話のようだし、ロマンがあるなあ。作者のアートへの愛がつまっていて、作品を描写したシーンにひきこまれる。教科書で小さいサイズでしか見たことのないルソーの”夢”をまるで実物大で見ているような、ヤドヴィガといっしょに密林に入り込んだような気持ちをあじわえた。ただ死期の近さを感じさせるルソーが同じ構図の大作を2枚描いていたというラストにはちょっと違和感があった。
★32 - コメント(0) - 4月26日

『暗幕のゲルニカ』に刺激され再読しました。 設定に似たところを感じましたが、絵画の華やかな世界に陶酔しながらミステリーが進行してゆく感じが、とても好きです。 絵画作品が登場する度に、iPadで画像検索して、目で楽しみながら作品を味わい、贅沢な気分になりました。
★30 - コメント(0) - 4月24日

アンリ・ルソーとバブロ・ピカソこの二人においては特に、もっと知りたい、この目で彼らの作品を穴があくようにみて 私の感想をもちたい…!と強く思いました。 ニューヨークにあるMoMAにも足を運びたい、美術館へ行きたい!これまでも、美術館へ行ってみたいなと思っていました。が、その思いはぬるすぎたのだ!と気づきました、今初めて真剣に行きたくなったのです。 真贋よりか その背景にある物語を知りたい。 こうやって、私は知らなかった世界へ誘われていき、いろんな人の、いろんな時代の生き方を知って行くんだなぁ。 そう感じて
★898 - コメント(12) - 4月24日

ルソーと言えば思い出すのがこの絵で、その背景にはそういうストーリーがあったのかもしれないって思ったらすぐにでも実物を見に行きたくなりました。横にパソコン置きながら、ここで出てくる絵を検索しながら読みました。一気読みでした。
★30 - コメント(0) - 4月22日

アートを知ることは世界を知ること 、アートを愛することは世界を愛すること。作者の原田マハさん自身がそんな気持ちでアートに寄り添い、文字通り何十、何百時間も絵の前にたち続けてできた物語なのだと思う。たった一枚の絵からこれだけの物語を紡げるなんてなんたる想像力と情熱。作中話のルソーやピカソがとても生き生きと描かれて、創作なのか史実なのか、こちらもわからなくなるほど。画家への敬意と作品への愛が伝わってきます。美術に興味がなかったり、ルソーを知らない人でも楽しめることに十分成功してるし、ミステリーとしても面白い。
★41 - コメント(0) - 4月22日

初原田マハさん。この本に出てくる絵画をこの目で鑑賞し味わってるような感覚になった。ティムと織絵と一緒にルソーの作品に向き合っているような気分。ルソーの「夢」は美術の教科書か何かで見たことがあるが、本物を見てみたくなった。ティムと織絵が再開後、どんな会話をするのか気になった。ルソー、ピカソなど絵が好きな人に勧めたい作品。
★32 - コメント(0) - 4月22日

あっという間に読了。日記のような一冊の本を通じて、ルソーの世界と現実の世界をいったり来たり。ルソーの生きた時代に自分も立っているかのように、頭の中に生き生きとその情景が浮かぶ。ルソーとはなんと愛らしい画家だったのか。美術的な描写が素晴らしいだけでなく、小説としての面白さもちゃんとある。 面白かった!
★4 - コメント(0) - 4月19日

ルソーやピカソのキャラクターがとても魅力的で、全然アートの知識は無いけれど美術館に行きたい!と思ってしまう素敵な小説でした。
★1 - コメント(0) - 4月19日

アンリルソーという聞いたこともない画家の話で、アンリルソーをググってみると見たことがある奇妙な絵にたどり着いた。本を通して原田さんが感じた「夢」もしくは「夢をみた」という作品の世界に引き込まれてしまう。絵画の研究の裏側を絡めて、飽きのこない手法はうまいと感じる。
★33 - コメント(0) - 4月18日

絵に興味のない僕でも、美術館に行きたくなる作品で、今迄読まなかったのを後悔したました。エンディングが爽やかですね。こんなお仕事もあるんだと感心しました。絵の冒険を出来て良かったですね。
★78 - コメント(0) - 4月16日

絵画の話。難しそうと思って読み始めましたが読みやすかった。一気に読みました。今まで読んだマハさんと少し違うなと思いながら読んでいったが、恋愛もあり、最後はやっぱりマハさんだった。
★33 - コメント(0) - 4月15日

【市立図書館本】久々のレビュー投稿です。図書館の返却された本の棚にあって、借りた本。面白かった。ルソーは特に好きでもないんだけれど、ここまでルソーを愛する人たちがいると感じると、私まで好きになってしまったような感覚に陥った。途中から、スマホで登場する絵画を見ながら読んだら、思った以上に時間がかかってしまったけれど、印象深い作品の1つになった。織絵とティムのこれからを知りたいけれど、彼女の作品ならこれでいいのかな?マハさんの他の作品も是非読んでみたい。
★124 - コメント(0) - 4月14日

全く知らなかったルソーの話。ただそれが、サントリー美術館の宮川香山展を見た日に読んだから堪らなかった。私には美術とか芸術とかわからないけれど、心を激しく揺すぶられたり、鷲掴みにされることはあります。今までは感動しても憧れるだけだったけれど、宮川香山で初めて、自分の物にしたい常に側にいたいと思いました。とりつかれただけでなく、手に入れた田邊哲人が妬ましい。あぁ、私も桁外れの金持ちだったら。そんな思いを抱いたままこの本を読んだので、…息もできないくらい没頭しました。
★42 - コメント(0) - 4月13日

素晴らしかった。芸術の知識なんてまったくないけど、おもしろかったです。続きが気になって気になってどんどん読み進めていけました。芸術は奥が深い。。。素晴らしい以外の言葉で表現できない自分がもどかしい。。
★70 - コメント(0) - 4月12日

面白い!あぁ~もっと早くに読むんだった。侮っておりました!久々にむさぼり読みですわ。これはミステリー?いや知的な冒険物語でしょ!これだから読書は止められないと興奮モノですよ!情熱の絵画に豊饒な物語を盛り込んで最後まで手に汗握った。これ最後はお互い静かに抱きしめるだろうなぁ~と思いながら読了しました。いやぁ~面白かった!次はルソーの絵を観に美術館へGOだな!
★109 - コメント(4) - 4月10日

★★★★★ 今更ながら…高評価なのは知っていたけど、苦手(ヨーロッパ、カタカナ)意識のため読んでいなかった…。絵画が登場するたび、スマホで作品を観賞したので時間はかかったけれど、今日一日『素敵な時間をありがとう』と言いたい。こんなに丁寧に読んだのは初めてかも。 図書館予約済みの「暗幕のゲルニカ」が楽しみ。
★56 - コメント(0) - 4月10日

素晴らしい作品でした。夢の中にいるような。美術の事はわからないけど、魔術のような魅力的なものがあるのは感じます。絵画に対する愛情と情熱が素敵でした。
★84 - コメント(0) - 4月10日

美術の世界の奥深さを知る。面白かった。タブレット片手に読書でした。どんな絵画か確認したくて。
★39 - コメント(0) - 4月9日

初めて読んだ絵画ミステリー。人が死なないミステリーって、どんなん?って思ってましたが、どっぷりハマりました。絵画には詳しくはないのでネットで出てくる絵を見てみたり、史実に基づくフィクションなので、どこが本当でどこがフィクションなのか分からなくなったときはまた調べたり。一気にルソー、ピカソに興味が沸きました。単なるミステリーではなく、やっぱり愛に溢れたマハさんの作品、大好きです。
★54 - コメント(0) - 4月9日

2016年17冊目 楽園のカンヴァス 原田マハとても面白かった絵画ミステリーを下敷きとした2人の男の片想いの話かとも思うちょいとニューヨークは無理としても岡山くらいまでなら行ってみるかなどっちに行ってもルソーは観られないのか
★35 - コメント(0) - 4月9日

いや~おもしろかったです。現在と過去のルソーを巡るミステリーにどんどん引きこまれてしまいました。ルソーはそれほど好きではありませんでしたが、表紙の絵を見たり、家にある画集を見ていたら、私までにわかルソーファンになってしまいました。作者、ティム、織絵のルソー愛にあふれた、読んで気持ちのよい一冊でした。
★46 - コメント(0) - 4月9日

美術裏業界(?)の豊富な知識、見識の広さ、そして史実に絡めた重厚なストーリーによって、まるでノンフィクションを読んでるかのように、ぐいぐいと物語に引き込まれてしまいました。ルソーの絵に対する有り余る情熱、ピカソの芸術に対する崇高な愛、また画家に心奪われ恋焦がれるコレクター達、世紀を越えた色んな情熱やラブが描かれていながら、世紀の絵をめぐるミステリーもあり、それらが渾然一体となって、最後の主人公らのシチュエーションに繋がる……見事としか言いようがありません。とても心に響いた素晴らしい作品でした!
★47 - コメント(0) - 4月9日

美術に特に興味があったわけではなかったけど、美術を本当に好きな人たちの美術に対する思いを聞けて、興味が出てきました。今度、美術館に行ったら、もっと違う気持ちで絵を楽しめそう。
★52 - コメント(0) - 4月5日

☆☆☆ 面白かった。小説を読む前はルソーの絵画は一枚も知らず、ピカソも奇妙な絵を描く人という印象しかなかったというのに。これからは、彼らがどういう時代を生き、どんな人生を送ったのかと考えずに作品を眺めることは出来ない。研究者のティムと織絵が作品の真贋を見分けるために読んだルソーの晩年期の物語も良かった。
★65 - コメント(0) - 4月4日

アートへの愛を感じる作品。美術史の勉強にもなりそうだ。主にルソー。読み終えた後ネットでルソーの作品を検索。表紙もじっくり見た。作品に出てくる『夢をみた』の方に夢中になった。あまり入り込めないものの美術に興味なくてもわりと楽しめる。しかしもう一度読めと言われたらいや、もういい。といった感じ。アートが繋ぐラブストーリーにもなっている。☆3
★44 - コメント(2) - 3月31日

創世記の天地創造のように、7日かけて1日1章ずつ繙きながら徐々に明らかになる税関吏・日曜画家と蔑称されたアンリ・ルソーの晩年の最後の芸術的燃焼、そのミューズとなったひとりの女性ヤドヴィガとの出会いはまるで謎解きのようでページを繰る手がとまらない。芸術をビジネスと考える人々には絵の真贋は重大事かもしれないが、心の底からゆすぶられるような絵を前にしたとき、真に絵を愛する人にとっては真贋はどうでもいいことで、いわば作者の手を離れた作品そのものからほとばしる情熱に心を打たれることしかできない。
★64 - コメント(0) - 3月31日

読み終えた後、ルソーの絵を直接目にしたいと思いました。古い物語の作者については、うすうす気付きました。ミステリー要素の面白さと、まるでルソーが目の前にいるかのような雰囲気…一気に読んでしまいます。
★48 - コメント(0) - 3月30日

原田さんならでは、の秀作。小説なのに目の前に広がる情景と絵画への深い造詣、というのか。海外の美術館へ何度か行ったことがありますがMOMAにはまだ行ったことがなく、行ってみたいと思いました。 欲を言えば、もう少し続き、みたいなものが、読みたい。
★45 - コメント(0) - 3月30日

絵画についてほとんど知識はないのですが楽しく読むことができました。何十年、何百年前の芸術作品を現代で目にすることができるのは奇跡的なことなんですよね。読後は美術館に行きたくなること間違いなしです。
★54 - コメント(0) - 3月29日

美術史や美術館、そして画家のアンリ・ルソーとピカソを中心に話しが展開されます。実際に存在する人々や美術館や美術史と作者が考え出したフィクションがうまく混ざり合い、どこからがフィクションなのかというのを知りたくて、読んでいて思わず美術史の確認がしたくなるほどです。それだけ、自分の専門知識を読む側に分かりやすく噛み砕いて伝えることができているのだと思います。ページ数も300ページという長さにまとめているところが凄いなと思いました。原田マハの最高傑作。おすすめです!
★42 - コメント(0) - 3月28日

第一章を読んでしまったら、二人が再会するシーンを早く見たいのもあり、どんどんどんどん読み進めてそのまま最終章まで一気読み!サブストーリー的なルソーの「夢を見た」と、ティムと織江の真贋判定が交互に展開し、二人と一緒に謎を解いていくようなそんなわくわく感で最後まで飽きさせない。最後は伏線を回収して読者を感嘆させて、第一章から待ちわびていた再開へと導く…嗚呼面白い!最初は織江がティムとの交渉をすることがメインの話だと思って読んでいたが違った!(笑)そしてあの絵は結局最後まで…?!あっぱれ
★55 - コメント(0) - 3月28日

can
まさに夢見心地の読後感。これはマハさんにしか書けない!ニューヨークの美術館で働くティムは、上司に成りすまし伝説のコレクターに接触する。そこで早川織絵と、ルソーの未発表作品について講評合戦をすることになる。ルソーは、亡くなってから価値が認められるまで「日曜画家」と揶揄され、貧乏に喘ぎながら絵を描く。ピカソと出会った運命。そしてティムと織絵の距離も近づいていく。現実と物語の間を彷徨い、心はうっそうと茂るあのジャングルの中へ。そして、ミステリーは明るみに出さず、あえて謎のままで。ロマンがあって、それもまた良い。
★86 - コメント(0) - 3月27日

謎が明かされないままのミステリー。 ハッキリとしない系の話は好きじゃないのに、ロマンに溢れ、この本に関してはこれでいい‼︎ 読み進めるににれ話が広がり、終わってもなお想像が広がり続ける。 とても面白かったです。
★40 - コメント(0) - 3月26日

贋作か真作か。ルソーの絵画もそうだが、登場人物も含めてミステリアスな雰囲気が漂う。同じくルソーを愛する、ティムと織絵の関係性が変わっていく様が良い。再会するシーンの描き方のバランスも秀逸だった。
★102 - コメント(0) - 3月23日

この小説を今までなんで読んでなかったのか!って思ったくらい素晴らしい作品でした!歴史小説として美術小説として恋愛小説としてミステリとして、どれを取っても一級品でした。ひさびさに、読んでてワクワクしたなあ。本物のルソー観たい!大原美術館は地元だから、近いうちに行ってみよう~
★88 - コメント(0) - 3月23日

ルソーの謎の大作を巡るミステリ。スリリングで面白かった。全編に芸術への愛が溢れていて、実物が見たくなること請け合い。物語の難としては疎遠になっているとはいえ芸術を愛する孫がいるのに作品を他人に譲るというそもそもの前提に少々無理があるかな。人並みの野心もあるけどそれ以上に芸術への愛と良識を持ったティムが好印象。織江はせっかくの才能を無駄にした感が拭えない。子供は大事だけど、もうちょっと何とかならなかったのか。ティムもアメリカ人とは思えなくらい慎ましいし。ロクデナシから奪ってやるくらいの気概があればなー。
★50 - コメント(0) - 3月19日

フィクションだから、別にあえてルソーを選ばなくてもディテールを変えれば作品は成立する。でも、そこでルソーと「夢」をモチーフにするのが作者のセンスだな。美術館に行きたくなる。
★43 - コメント(0) - 3月19日

名画にまつわる謎解き。絵画に対する知識、愛情、情熱。静かなる頭脳戦楽しく読めました。
★29 - コメント(0) - 3月17日

絵画には詳しくないので作品が登場する度にネットで探してみてから読み進めた。独特の落ち着いた文体と雰囲気がミステリアスさを増幅させた気がする。登場人物たちの明るい未来を想像しながら読み終えられて清々しい読後感だった。
★37 - コメント(0) - 3月16日

楽園のカンヴァスの 評価:100 感想・レビュー:4073
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