楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス
あらすじ・内容
それは真っ赤な贋作か、知られざる真作か? 傑作アートミステリー!
ニューヨーク近代美術館(MoMA)の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。ルソーの名作『夢』とほとんど同じ構図、同じタッチ。持ち主の富豪は真贋を正しく判定した者に作品を譲ると告げる。好敵手(ライバル)は日本人研究者、早川織絵。リミットは七日間――。カンヴァスに塗り籠められた真実に迫る渾身の長編!

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楽園のカンヴァスの感想・レビュー(7659)

絵画の知識がない私なので格調高そうな表紙にずっと躊躇していたけど充分楽しめました。ミステリーと言えば殺人事件だという私の中での刷り込みを変えてくれて夢中になってしまいましたね~。一冊のこの本で2冊分の充実感がある内容で、これぞ「一粒で二度美味しい」って感じでした。本中に出てくる絵画をパソコンで検索しながら読むとまた一層面白かったです。これから絵画を観る目が変わるかも?そんな気持ちにさせてもらえました。
★25 - コメント(0) - 3月4日

こういうのが読みたかったんです!もぉう好きっっ!思わずスマホで画像検索しながら読んじゃいました。確かに子供みたいな絵だわwwそして、確かになんか引きつけられる。物語の補完として写真があっても良いんじゃなかろうか。ダン・ブラウン的なやつね。そうか…そういうテイストなんだ…いいね。愛は情熱でした。
★38 - コメント(0) - 3月4日

ずっと読もう読もうと思っていたのに、やっと初読。芸術学徒の端くれとして、やはりとても楽しく読めた。特に前半はちょっと文章がぎこちないというか、話のスケールの大きさに作者の文筆家としての力量が追い付いていないようなバランスの悪さを感じたけれど、やはり作者は元キュレーターなだけに、キュレーターとコレクターの違いや関係性、巨大なアートマーケットの動きの描写に説得力があるし勉強になる。そして、織絵やティムの芸術への情熱の向こう側には、作者自身の情熱が強く透けて見え、その情熱に胸を打たれる。(コメントにつづく)
★16 - コメント(1) - 3月4日

巨匠アンリ ルソーが描いた一枚の絵画とその真贋鑑定を競わされることになった二人の研究者の話。 真贋鑑定の勝者にはその名作の取り扱い権利が譲渡されるのですが、その過程で見えてくる、生前はあまり高く評価されなかったルソーを巡る物語にぐっと引き込まれました。 ネタバレするので書きませんが、予想外かつ納得の結末に満足。 美術には一切興味ありませんでしたが、美術館に行きたくなる一冊となりました。
★22 - コメント(0) - 3月3日

【ルソーの魔力】 美術作品を巡る特殊なお仕事系。 かなり良かった。 一度人物に焦点を当てるとそこを入念に重厚に書くんだなという印象が残った。 文字の海という感じ。 読んでいく内に絵画の内包する歴史というものを意識するようになり、物の見方が今後ちょっと変化しそうです。 資産価値vs情熱。 作品を後生に伝えるというのは魔力に突き動かされた人々の成せるわざなのかも
★28 - コメント(1) - 3月3日

ティムと織絵、ルソーとヤドヴィガ。二つの時代を繋いだ1枚の絵画。アートなんだけどミステリー。とても上品で心が澄んでいくようでした。絵画に関してはほとんど無知で、素人ですが、絵画に込められた情熱や画家の想い、ピカソやルソーの時代に描かれた絵画に出会える奇跡。そんな情熱と奇跡に出会える場所、それが美術館なんですね。素敵な「夢」から目覚めるように読み終えました。
★29 - コメント(0) - 3月2日

物語を2つ読んでいる気分になりました。魅力的な人物像と背景。しばらくは自分自身も美術通になった気分を楽しみました。(本当はまったく素人なのに) 中身も濃く、たっぷりと読書を楽しみました。
★19 - コメント(0) - 3月2日

読後、ほぉぉ・・・と、ため息が出るほどアーティスティックで上質なミステリー。 久しぶりに心奪われる作品でした。美しく分かりやすい言葉で、ルソーの絵や、ルソーを取り巻く人間関係などが史実に基づいて書かれているとのこと。絵画に無知な私でも十分に楽しめました。あまり足を運ばない美術館へ行ってみたくなりました。
★22 - コメント(0) - 3月2日

原田マハさん2作目。絵画について全くの素人だが、加速度がついて早く読みたくてワクワクが止まらなかった♪ネット検索して絵画を見ながら読んだ。現在から過去に遡り、その中での進行形の時間と、物語を読む時間とが交互に繋がる構成がとても素晴らしかった。誰にも評価されないアンリ・ルソーの絵をピカソが見いだす瞬間。ルソーの部屋で生まれたままの姿になり『さあ、描いてちょうだい。あたしはいまから永遠を生きることにしたの』と言い放ったヤドヴィガ。そしてルソーを愛するティムと織絵との現在での再会に胸が踊った♥魅力満載の作品
★98 - コメント(5) - 3月2日

美術館へ行って見たくなりました。画家ルソーの作品ネットで検索してみました。
★18 - コメント(0) - 3月2日

画家のルソーを知らなければ、どんな絵を描いた画家なのかすぐに知りたくなります。それほどまでに、ルソーへの愛情の書かれた本なのです。美術の本ながら、ミステリアスな要素をちりばめ、読者を飽きさせずに話は進みます。美術とミステリと愛情の詰まった一冊でした。
★25 - コメント(0) - 3月1日

ヤドヴィガの手のうちに秘めている一文字は「N」 この作品には、情熱がある とても面白かった
★14 - コメント(0) - 2月28日

新感覚。原田さんの作品は初めて読みました。美術に疎い私ですが、本当に引き込まれました。ドキドキでもワクワクでもない、だけどページをめくらずにはいられない感覚が充満してました。評価が高いのも納得。この本に出会えた読メと読者の方に感謝です。
★27 - コメント(0) - 2月28日

凄まじく面白い! 現代から始まり、織絵の若き日に遡り、更にアンリ・ルソーやピカソが生きた時代にも。名前しか知らなかったルソーが一気に血の通った人に。 織絵の父の言葉にハッとした。「どんな人ごみの中でも、自分の大好きな友だちを見つけることはできるだろう? この絵の中に、君の友だちがいる。そう思って見ればいい。それが君にとっての名作」 なんて素敵な楽しみ方だろう。 MOMAで「夢」を見てみたくなり、私にとっての名作を探したくなった。 そして、ネーミングのセンスもマハさんらしい。娘の名前、真絵。真の絵。美だね。
★29 - コメント(2) - 2月27日

途中でやめた。絵が想像できないので、分からない。調べながら読むのは、面倒で楽しめない。表紙の絵さえ分かればいいのかもしれないけど・・・。文章に独特の癖を感じる。私は苦手。
★22 - コメント(2) - 2月26日

この小説に出てくる絵がまとられているサイトを見ながら読みました。序盤はイマイチ乗れないなと思いながら読んでいたのですが、物語が進むにつれて登場人物と同様に、どんどんとルソーの世界にひきこまれていきました。実際にこんな話があるんじゃないか、あったら素敵と思わせてくれる、夢のある小説でした。面白かった。
★28 - コメント(0) - 2月26日

読み終わるのが勿体なくて、少しずつ読み進めました。どうなることかと思った『夢をみた』の行先も納得できました。うまく言えなくてもどかしいけど、読了感は心が暖かくなる感じ。 わくわくする謎解きと大人の恋の物語でした。
★21 - コメント(0) - 2月24日

なんて書けばいいかな…。原田マハさん初読みでした。原田さんがアンリ・ルソーを愛しているのは十分伝わりました。なんかちょっとルソーに対して「こんなのだったらいいな」という願望がたくさん詰まっていてファンタジックなアートミステリーです。有名な絵画ばっかり出てくるので、言われれば頭に絵が浮かんでくるけれど、今度は画集片手にじっくり再読したいと思いました。私がちょっと期待しすぎたのかも。
★24 - コメント(0) - 2月23日

読書の醍醐味といえば、日常生活では体験できないことを体験できる点にあると思う。それをまさに感じる作品。この本を読むまで、ルソーなんて知らなかった。キュレーターという仕事も知らなかった。知らない世界がどんどん広がっていくドキドキ感。謎が謎を読んでページをめくる手がとまらない。そして何よりピカソやルソー、その頃の時代の人が目の前で会話してるようなリアルな描写。美術なんて分かる人にしか分からないって思ってたけど、この本を読んで思わず、紹介された絵をネットで検索。多分、それをしたのは私だけではないはず。オススメで
★33 - コメント(0) - 2月22日

2人の対決みたいになったら面白くなった。 最初の70ページぐらいは退屈です。 本に出てくる本を探しながら読むとよいですね。
★19 - コメント(0) - 2月22日

美術の世界の裏が良く分かる。裏側でうごめく者たちの事情も。それだけに、ティムのとった解決法は、胸のすく思いがした。また、ルソーやピカソについての知識が増えた。その意味でもいい小説だった。最後のシーンは、絵をテーマにしている小説だけに絵になるなぁ。
★28 - コメント(0) - 2月22日

これは…すごい。最初はなかなか流れに乗れず鈍足読みだったけど、「夢をみた」の小説を読んだあたりから一気読み。史実が立体的になって目の前で展開していく、という感じ。ルソー、ピカソ、その他いろんな作品を調べながらの読書。ますます美術館に行きたい、絵の背景、人物像をもっと知りたい、という気分に浸りました。余韻がしばらく冷めやらなかった。
★42 - コメント(0) - 2月22日

とても良い作品だった。作者がとても美術に造詣の深い方であり、ルソーという画家、そして彼の作品への愛を感じる。一枚の絵画が多くの人々の人生に影響を与え、永遠にその人の中から消えることはない。無性に美術館、とりわけMoMAへ行きたくなった。
★39 - コメント(0) - 2月22日

おもしろかった。美術という分野に、読み始めるまでに時間を要したけど、読み始めるとどんどん引き込まれてしまいました。終わってしまうのが、惜しいような感覚も感じました。
★26 - コメント(0) - 2月21日

「あなたは、一体何者なんですか」主人公ティムが幾度となく投げかけ続けた言葉。伝説のコレクターに、その法定代理人に、その召使いたちに、物語の作者に、そして「夢を見た」に。登場する人々全てが何者か明らかになる時、きっと溜息が漏れると思う。果たして、ルソーの作品「夢を見た」は新作なのか贋作なのか。そしてそれを解く鍵はある物語に。ルソーが生きた物語とティムとオリエが織りなす恋物語。2つの物語が芸術をテーマに据えて交互に描かれているのでどこでページをめくる手を止めれば良いのやら。ああ、そこに情熱がある。
★36 - コメント(0) - 2月21日

未知の世界を垣間見て、散りばめられた謎にドキドキし、作品の美しさに涙が出てしまいました。
★24 - コメント(0) - 2月18日

ルソーについて、果ては美術について、作者の思いが伝わってくる。後半は続きが気になって一気読み。実物の『夢』見たいなあ。あの対決の場にギャラリーフェイクのフジタがいたら…なんて妄想したり。笑
★13 - コメント(0) - 2月18日

ゆったりした感覚とテンポよく進む展開が独特で、心地よさを感じました。 引き込まれて一気に読んでしまいました。
★19 - コメント(1) - 2月17日

図書館。美術には全く詳しくなく、ルソーも寡聞にして知らず…でも面白かった。ティムのドキドキが伝わってきて一気に読みました。旅をした気分…作中に出てくるルソーの周りの物語も生き生きしていて素敵で、全く知らない人であったルソーを魅力的に感じられました。ピカソがなんだかかっこよかった笑。芸術的な才能は一切ない私ですが、若き芸術家のコミュニティに渦巻く情熱にはひかれるものがありますね。ちょうど最近多数のピカソの作品を所有している人が盗品かと騒がれていてタイムリーでした。美術品の真贋は奥が深いんだなあ
★20 - コメント(0) - 2月17日

自分の知らない世界を覗き見した感じがして興味深かった。絵画や芸術に詳しければもっと楽しめるのでしょうね。私の中ではルソー=社会契約論の方なので、画家のルソー?って感じで、まとめサイト(便利な時代ですねw)で本著に登場する名画を確認。文章だけで絵画を説明するのは至難の技ですね。私の創造力ではイメージできませんw ルーブルもオルセーも行ったことがあるので自分にガッカリ(笑)途中からの無理くりな展開が一歩引いた読書になり挫折しそうでしたが何とか読了。恋愛要素は不要に思いました。
★36 - コメント(3) - 2月17日

気になっていたけどなかなか手を出せなかった作家さん。読んでみて面白かったの一言❗️ 絵画にはそれほど詳しくないけれど、ルソーとピカソの絵にかける情熱、ティムと織絵のルソーを守ろうとする熱意に引き込まれた。登場人物も魅力的で、とくに聡明で意思の強い織絵に惹かれる。 美術館巡りをしてその時代のいろいろな作品を見てみたくなった。
★26 - コメント(0) - 2月16日

永遠を生きる。
★27 - コメント(0) - 2月16日

最近読んだ小説の中で一番さわやかに読後の余韻に浸れた。 残念ながらティム、織絵、バイラーのようにルソーの絵に取り憑かれる思いは共感出来なかったけれど、謎を解きながらティムと一緒に時間を超えた旅をしている感覚が新鮮だった。美術館の監視員が絵と向き合える職ということや、絵の中で永遠を生きる魅力などが興味深かった。 織絵は講評のときああいう発言をしたのは、もしかしてティムと同じ思いを抱いていたからなのだろうか。17年後の再会が「夢を見た」で結ばれていたのが美しい。最後の大文字はNだと信じたい。
★31 - コメント(0) - 2月15日

読書メーターでの評判は知っていましたが、ついに読めました。はー面白かった。結末を電車で読んだがために、涙をこらえるのに必死でした。人の生死で泣かせにかかる本は苦手ですが、こういう、人の真摯さで泣かせる本は大好きです!あぁ爽やかな読後感。そしてピカソが男前だなぁ・・・。知らない絵もけっこう出てくるので、読書のお供にスマホがなんとも便利でした。
★4 - コメント(0) - 2月15日

作品を調べるのではなく7章から成る「物語(夢を見た)」を1日1章読み進めて真作か贋作か、よりすぐれた講評を述べた勝者にー。アンリ・ルソーが生きていた時代に、ティムと一緒に迷い込んだー。絵画を一歩進んで深く感じられる上に、小説の中の物語にも、そしてこの小説自体も楽しめ、まさに一粒で3度美味しい^o^大満足です。
★21 - コメント(0) - 2月15日

初原田マハさん。美術には興味薄いけど、皆さんの評価が高いので読んでみた。期待値が低かった分、ハラハラドキドキで面白かった。以前MOMAで「夢」を見たはずだが、全く記憶になかった。物語に登場する絵をGoogle画像検索しながら読んだ。素人には見たままの絵から、何かを感じることって難しい。けどこの作品のように、作者や描かれた時代など、背景を知ると、感慨深いモノがある。初読みの作家さんだけど、文章が読みやすい。時間軸を変えた演出と、伏線の張り方が素敵。
★33 - コメント(0) - 2月14日

日曜画家が想像で描いたジャングル。もしかしたら私の中にも、こんな豊かな世界があるかもしれない。長い小説ではないのに、驚くほど充実した世界を見せてくれました。謎めいたコレクター、新進気鋭の研究者、金と名誉、美術への愛…面白くて一気読み。
★41 - コメント(0) - 2月14日

絵画も芸術も興味関心がない私が、内容に引きつけられてどんどん読み進められた。結局、ブルーピカソは「夢」の下に眠っているのか、「夢をみた」なのか分からないままだということか。そして、その「夢」も「夢をみた」も新作か贋作か分からない。新作だと断言したその「情熱」を私もいつか感じて見ることが出来るといいな。
★2 - コメント(0) - 2月13日

原田マハさんのそれまでの作品とは全く違う!本領発揮。自分とはなじみがない世界だからこそ面白かった。キュレーター兼作家という日本人が存在することが誇らしい!
★30 - コメント(0) - 2月13日

最初からピカソやルソーの話と知っていたら読んでなかったでしょう。 でもとてもよくできたお話でした。  ルソーの絵もちゃんと見てみたくなります 
★22 - コメント(0) - 2月13日

楽園のカンヴァスの 評価:100 感想・レビュー:3562
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