暗幕のゲルニカ

暗幕のゲルニカ
あらすじ・内容
一枚の絵が、戦争を止める。私は信じる、絵画の力を。手に汗握るアートサスペンス!

反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの〈ゲルニカ〉。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、突然姿を消した――誰が〈ゲルニカ〉を隠したのか? ベストセラー『楽園のカンヴァス』から4年。現代のニューヨーク、スペインと大戦前のパリが交錯する、知的スリルにあふれた長編小説。

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陸王
4815登録

暗幕のゲルニカの感想・レビュー(2191)

一枚の絵をめぐる過去と現在の壮大な話。フィクションのようなノンフィクションのような感覚に陥る。ピカソの経歴を調べながら読むと、一層そんなふうに思えた。暴力に対する抵抗手段としての「ゲルニカ」と、それに込めたピカソの想い。その絵に魅入られて、人生を変えられた1人の想い。力強い一冊だった。
★29 - コメント(0) - 1月19日

スペインの内戦が舞台となれば逢坂剛だが、彼の海外ミステリーを彷彿とさせる読み応えのある作品だった。現代と第二次世界大戦の時代を交錯させ、共にテロや暴力そして戦争に立ち向かう芸術の力に感動させられた。絵画の持つメッセージ性の高さを改めて知らされた、そんな気持ちです。
★60 - コメント(0) - 1月19日

★★
★6 - コメント(0) - 1月18日

絵画についても、ピカソについても全く無知な私には、ノンフィクションを交えた話だと錯覚を起こす。ピカソの絵って素人から見たらよく分からない代物で、ピカソって超人で人間味がないイメージだったけど、ウソのエピソードでも、ピカソに対してちょっと親近感が湧いた。読みながら何回も表紙を見たけど、やっぱり私には全く絵画から何も読み取れず、悲しい。
★30 - コメント(0) - 1月18日

ゲルニカについては詳しくなったけど、表紙の絵を見ても文中にあるような平和を願うようなの伝わらず、、感受性の問題?話は後半盛り上がるのに、いまいち共感しきれなかった、残念。最後少し泣きそうになったけど。
★14 - コメント(0) - 1月18日

絵画鑑賞は嫌いではないのですが、まつわる美術史や画家に詳しくないのでうっかりすると事実として自分の中に根付いてしまいそう。 個人的には、最後でちょっと「えええ?」って感じになっちゃったのが残念です。 まあ小説なので、政府との間でどんなやりとりがされたかまで詳らかに描く必要はないとは思うのですが、途中からその辺が気になりながら読み進めてしまったもので… そういえば昔、東京でMoMA展があったなあ、なんて思い出して検索したら2001年から02年にかけてのことだったようです。 当時はMoMAがどんな美術館だか知
★19 - コメント(1) - 1月18日

2017.01.18 あとがきに、「本書は史実に基づいたフィクションです」とあったけど、ずっと『ゲルニカ』についての事実が書かれているような気持ちになっていた。ピカソの『ゲルニカ』作製の経緯はきっとこうだったのだろう。さすが、原田マハさんと思った作品でした。
★42 - コメント(0) - 1月18日

この本も読んでいくうちにフィクションだかノンフィクションだかわからなくなった。 「アートを通じて反戦・反テロのメッセージを伝える」すごく大事なことで勇気のいることだと思う。レプリカでよいから実際に見てみたい。
★21 - コメント(0) - 1月17日

「剣よりも、いかなる兵器よりも、強く、鋭く、深く、人間の胸をえぐる。世界を変える力を秘めた、一枚の絵。」ゲルニカという作品が描かれた背景を初めて知った…。ピカソの反戦の思いや、ドラのピカソへの愛情や、パルドと瑤子の、ゲルニカを守りたいという気持ちに、とても熱量を感じる一冊でした。
★32 - コメント(0) - 1月17日

絵は絵としてしか見たことないので時代や作者の背景など全く知らなかった事が知れて面白かったです。知ってまた改めて絵を見るとまた楽しめそう。
★17 - コメント(0) - 1月17日

故国スペインの内戦でゲルニカが空爆されたことを知ったピカソは、『芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ。』と声無き叫びを込め、3、5㍍x7、8㍍の大作「ゲルニカ」を描きあげる。ゲルニカを中心に、大戦時のピカソの暮らしぶりと、現代のニューヨークMOMAのキユレーターの熱い思いが交錯する。反戦のシンボルとなったゲルニカは、今なお戦争の無くならない世界を救えるのか?原田マハさんらしい、美術に造詣のない者でもわかり易く興味深い知識満載の面白い作品でした。
★108 - コメント(1) - 1月16日

あれ~、最後はそこだったの?と思わず思ってしまいました。やるなあ・・。絵画の知識も興味も無いけれど、「ゲルニカ」ってこういう絵なのかと認識させられました。いまだに戦争は無くならず、自分の住む国ももしかして・・と思わせられる方向に進んでいるような?なぜかこの作品に頻繁に出てくる「鳩」の絵が記憶に残ります。
★24 - コメント(0) - 1月15日

自分にとって身近でない出来事、興味のない分野でも、マハさんによって、ここまで引きつけられてしまう。とても面白かった。
★26 - コメント(0) - 1月15日

マハさんのアートサスペンス、予想通り読み応えありました。「楽園のカンヴァス」同様、美術について無知な私でも、すごく引き込まれて最後まで楽しめました。ゲルニカ一度見てみたいです。
★71 - コメント(0) - 1月15日

とても良い❗
★10 - コメント(0) - 1月15日

原田マハ読了4作目。「本日は、お日柄もよく」がよかったのと、直木賞候補ということで読む。面白かった。というか、ピカソを通して戦争と芸術を語る、そんなことが出来る知識の下地にすごいなぁ、と思わされた。流石の経歴というところでしょうか。世界の美術館やキュレーターという仕事のことも分かって、とても得した気分になった。ただ、後半のストーリー展開は、おろろそっちの方向に行くのか、というちょっと置いてけぼりな気分にはなった。4.3
★22 - コメント(0) - 1月15日

フィクションとノンフィクションの境目がわからないくらい壮大かつ重厚な内容に、ついていけない部分もあったが、芸術の持つ力や、無意味な戦争の虚しさをあらためて教えられた。本物の『ゲルニカ』に出合ってみたい。それにしてもこの著者、美術の知識は相当なんだな。
★24 - コメント(0) - 1月15日

原田マハ2冊目、美術作品がテーマになった小説は初読み。 実在の『ゲルニカ』を用いて、世界観を作り上げる筆力は見事。ノンフィクションかと思ってしまった。 美術館に、MoMAに行きたくなる。
★26 - コメント(0) - 1月15日

敬遠していたピカソが身近に感じられた一冊でした。美術館とか図版でもっと彼について調べてみようと思いました。
★17 - コメント(0) - 1月15日

BJ
1600
★5 - コメント(0) - 1月14日

著者のアートをテーマにする小説にアートを歯牙にも掛けない下卑た人物が登場したらどうなるんだろうなぁなんてことを考えながら読了。とはいえ偉大な芸術家が目の前の問題を普遍的な課題に捉え直して作品にしてくれることで、これまた優れた研究者や作家、アート関係者が時を経てまた別の作品にしてその時代の人に再提示してくれたり、新たな解釈や他の事項を織り交ぜて見せ、見た人に力づけてくれたりするのだろう。
★22 - コメント(0) - 1月14日

☆4.5
★9 - コメント(0) - 1月14日

最初は世界大戦のことなどでとっつきにくいですが、読み続けると歴史のことが知れ、また芸術は飾りだけでなく、ゲルニカは戦争やテロリズムや暴力と闘う武器にもなる。それほど訴える力がある事を知れました。 ゲルニカの作品をじっくり鑑賞したくなりました。
★22 - コメント(0) - 1月13日

時間・地域が錯綜するが、そのことで緊張感がより高まり、面白い。ゲルニカ、ピカソのこといろいろ興味深く読めた。
★18 - コメント(0) - 1月12日

「ピカソが、私たちが戦っている敵は戦争そのものなんだ。私たちは断固戦う。戦争と。テロリズムと。負の連鎖と。私たちはピカソの意志を継いでアートを通して戦うのだ」うーんかっこいい。ゲルニカの実物を見たくなりました。
★88 - コメント(0) - 1月12日

後半、キュレーターの壮絶な展開に釘付け!大作を読み終えた感動を味わい、暫く余韻に浸ろう。 ☆☆☆☆
★18 - コメント(0) - 1月12日

ゲルニカの事もキュレーターという仕事もピカソの事もほとんど知らなかったもんで、何度も繰り返す文章、説明文にちょっとイラつきながらも面白く読み進めた。若いころ何度もパリに行ったのにピカソのアトリエにも美術館にも行かなかった、なんて馬鹿だったんだろーー。しかし世の中知らないことだらけだ。
★26 - コメント(0) - 1月11日

図書館本 読むまで知らなかったけれど、ゲルニカに暗幕をかける事件はブッシュ時代に本当にあったことなのね たとえ暗幕をかけたところでピカソの平和への意志は潰えない、誰かがピカソの意志を継いで戦争と戦うということを示すため、最後の皮肉な落ちを設定したのだろう ゲルニカもこの小説も、平和を願うすべての人のために描かれたのである 「ゲルニカはあなたのものじゃない。もちろん、私のものでもない。――私たちのものよ。」
★26 - コメント(0) - 1月11日

m
よく知らなかったピカソのこと、ゲルニカが描かれた背景、当時の世界情勢等よく分かった。テロ組織に誘拐されるなんてダン・ブラウンのラングドン教授みたい(笑)本を読み終えてすぐドラ・マールと泣く女について調べた。
★32 - コメント(0) - 1月10日

美術に疎いのでキュビズム?はて?何がいいんだ?くらいの知識程度で読み始めましたがこの本を読んでガラッと見方が変わりました!この本は9・11が起きた現在(主人公)と過去(戦時中のピカソ)の話が交互に展開されていきますが一枚の絵にここまで戦争への憤りややるせなさが込められていたとは!自身の企画展でゲルニカを展示しようと主人公は奔走するもののこれが一筋縄ではいかず…。一枚の絵が持つ政治的威力、宗教的絡みや美術品を運び出す大変さ。最後ゲルニカを展示できるのかどうか。ドキドキしながら読む事ができました。
★26 - コメント(0) - 1月10日

実在する絵画だからこそのリアリティで迫力や緊迫感あり。核はやはりピカソであり「ゲルニカ」なのだろうがそれを取り巻く人達のドラマが素晴らしい。
★28 - コメント(0) - 1月10日

★★★ ゲルニカが描かれた経緯や多くの人達に守られた話は、ピカソや彼を取り巻く人達の反戦の思いが伝わってきてとても良かった。交互に展開するMOMAのキュレーターの方は、美術館や交友関係の説明文が多くて読みにくいし、登場人物もストーリーも大げさな上、ゲルニカがタペストリーに暗幕をかけた復讐の道具になっていて共感できなかった。
★49 - コメント(0) - 1月9日

途中、ルース・ロックフェラーが登場するあたりから一気に読み進んで読了。ふたつの時代の物語が戦争やテロというテーマで動いていく、息もつかない展開で面白く読めた。 ヨーコ・ヤガミと著者の原田マハさんもゲルニカを通じて戦争に対してメッセージを広く伝える点、同じだなと思った。
★24 - コメント(0) - 1月9日

ゲルニカについて多くの文章があるようですが,この本を読んだ人は幸いです.描かれた時代背景,ピカソの人物像,絵の持つ意味合いを判りやすく伝えてくれています.人を捕らえて離さない絵であるというばかりではなく,現代でも政治的意義をもっているのですね.現物をみることはかなわないかもしれませんが,となりの県にある複製を観にいってみようかな.
★29 - コメント(0) - 1月9日

初原田マハさん。人見知りのわたしは、初作家さんて、なかなかノッテこない。1/3ほど読んだところから、面白くなってきた。1930~40年代と2003年が交互に書かれている。パルドとニューヨークの登場人物はフィクションのようだけど・・同一人物がいるって、直ぐには気づかなかった。。ピカソは、そう言った思いで、ゲルニカを完成させたのですね。当時の歴史背景や、優れた絵画が人にもたらす影響力のすごさがわかりました。
★48 - コメント(0) - 1月9日

キュレーターでもある著者、原田マハさんの渾身の一冊。第一次世界大戦前に起こったスペイン内乱におけるゲルニカ空爆。スペイン出身のピカソが反戦をこころから願い描いた大作「ゲルニカ」を象徴として、戦争やテロに屈しない姿勢が描かれた作品です。アートと戦争をリンクさせ、“一本の絵筆は武力にも勝る”という力強い想い、願いはとても感動しました。また、ピカソやピカソの愛人ドラ・マールや友人なども登場するので、当時のことを楽しみながら学べました。出来るならば、ピカソの「ゲルニカ」を間近で是非観たいものです。
★29 - コメント(0) - 1月9日

kuu
帯は、過大広告ではないか?(笑) ノンフィクションに絡めたフィクションは、好物だが、この作品はちょっとくどいかな?もっと読者に委ねてもいいのではないかなぁ、と思った。とはいえ、面白かったです。
★26 - コメント(0) - 1月8日

年末から読みはじめて、やっと読み終わった。こんなに読むのに時間がかかったのは久し振り。楽園のカンヴァスの方が私は断然面白かった。あと、章が変わる度に今までの流れの説明が入るのもちょっとくどい。連載だといいけど、単行本だと別にいらないのでは。ただ、ピカソや、ゲルニカ、その一枚の絵の持つ力。第二次世界対戦前後のヨーロッパ… 今まで知らなかった世界を教えてくれた、興味を持たせてくれた。つまらなかったとは、決して言ってはならない、そんな力がある本。時間を費やしてでも読んで損はない。しかし、面白さには欠ける。
★35 - コメント(0) - 1月8日

☆☆☆☆
★8 - コメント(0) - 1月8日

初めて「ゲルニカ」を観たのは教科書だったと思う。気持ち悪い、なんでピカソはこんな絵を描いたんだろうとびっくりしたのが第一印象だった。本作に出会わなければ、「ゲルニカ」をただの悲惨な絵と誤解したままだった。一枚の絵に込められた願いと、絵を取り巻く人びとの思いが現代にも繋がっている。ドラのような女性、好きだなー。強い女性だし自らそうあろうとしているが、ピカソの他の女に嫉妬もするし人間らしい。
★32 - コメント(0) - 1月8日

暗幕のゲルニカの 評価:100 感想・レビュー:1114
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