暗幕のゲルニカ

暗幕のゲルニカ
あらすじ・内容
一枚の絵が、戦争を止める。私は信じる、絵画の力を。手に汗握るアートサスペンス!

反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの〈ゲルニカ〉。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、突然姿を消した――誰が〈ゲルニカ〉を隠したのか? ベストセラー『楽園のカンヴァス』から4年。現代のニューヨーク、スペインと大戦前のパリが交錯する、知的スリルにあふれた長編小説。

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暗幕のゲルニカの感想・レビュー(2672)

天才ピカソが絵に込める思い、それを見た人々の思い…。アートの力って、すごい。ピカソや周りの人がどんな人物だったのか、どんな時代だったのか、そういうことも併せて読めると、グッと身近に感じられて興味が出てくる。美術館に行くのが楽しみ。
★13 - コメント(0) - 3月25日

マハさんのアート系の作品、やっぱり好きです。子供の頃にこういう作品を読んでいたなら、絵画とか美術とか興味を持って好きになってそう。美術とか芸術とかに全然興味がなかったので、ピカソと聞いてもよく知らなかったけど、この作品を通じていろんな事を知れて良かった。ゲルニカ、一度本物を見てみたいな。
★45 - コメント(0) - 3月24日

面白い。やっぱり面白い!!!絵画もの最高ですマハさん!!!ゲルニカをスペインで観賞して涙したのを覚えております。あの迫力。国をも変える力が絵画にあると思う。
★27 - コメント(0) - 3月22日

過去と未来を行ったり来たりしながら。昔、汐留?あたりにゲルニカがあったことがあり、一度目にして動けなくなったのを思い出す。恐怖と畏怖とけど目をそらせない熱い「何か」がにじみ出てくる絵。もちろん本物ではなかったけど。マハさんよむと美術館に行きたくなるなぁ。
★32 - コメント(0) - 3月22日

読みごたえがあった、ゲルニカに込めた思いや歴史的な背景を知ることにより、こんなにも絵を見たいと思える自分にビックリした。
★24 - コメント(0) - 3月21日

☆☆☆☆エピグラム「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ」-パブロ・ピカソ-がすべてを語っている。名画ゲルニカ誕生秘話。ゲルニカを無差別空爆したナチスドイツの将校がピカソに尋ねた。「この絵を描いたのは、貴様か」ピカソはこう答えた。「いいや。この絵の作者はーあんたたちだ」ゲルニカは誰のものでもない。私たちのものだ。大塚美術館のレプリカしか見たことがない。本物を見てみたいが、スペインは遠い。
★26 - コメント(0) - 3月21日

ゲルニカ誕生のいきさつとその後の運命、それを9.11のテロ事件と結びつけるストーリーを興味深く読みました。絵画に精通する作者ならではの発想が面白かったのですが、後半がご都合主義になっていたのがちょっと残念。美術の持つ平和を希求する力、ゲルニカは私たちのものというメッセージは心に届きました。
★28 - コメント(0) - 3月21日

数年前マドリッドのソフィア芸術センターでゲルニカを見た。写真と本物とでは迫力が違う。画家は見る人に絵を通じて訴える。見る側にとってその意図を十分に汲み取り鑑賞しなければ理解できない。ましてやピカソのように抽象画であるならば尚更である。この本は絵を理解する為に製作過程もドラマとして描いている。構成はニューヨークにあるMoMAのキュレーターである主人公の八神瑤子が、ゲルニカをMoMAに展示する事に努力をする物語と、ピカソがゲルニカを製作する過程を交互に描きゲルニカの創作過程、存在意義について書き記している。
★165 - コメント(0) - 3月21日

原田マハさんのピカソへの愛と芸術への情熱が胸を熱くさせる素晴らしい作品でした。現代の瑤子、過去のドラの二人の女性が守り抜こうとする「ゲルニカ」とピカソの反戦への信念。剣よりも強い絵筆でファシズムに立ち向かった過去とテロリズムに立ち向かっている現代が交差する時、深い感動に包まれます。
★99 - コメント(0) - 3月21日

ピカソの絵はさっぱり意味が分からないけど、「ゲルニカ」だけは理解ができた気がする。一度、スペインで本物を観てみたい。どんな衝撃を覚えるだろうか。
★27 - コメント(0) - 3月20日

ゲルニカは大学の頃に見にいき、背景も一応理解してたけど、当時の歴史と9.11やバスク問題と結びつけた本作を読むことで、反戦のメッセージをつよく受け止めれた。パウエル国務長官の国連でのテロとの戦いでゲルニカに暗幕を掛けていたってのもなんか聞いた事があったような…。 読む価値有りの本である事間違いないんだけど、いつものマハさんの本より少し入り込めなかった感じもある。少し盛り込み過ぎてラストがあまりにあっさりだったからかな。
★24 - コメント(0) - 3月20日

素晴らしい(๑´ω`ノノ゙✧の一言につきる。恥ずかしながらピカソについてなんにもわかっていなかった、このような作品があったことすら。あの9.11のテロとかつてのヨーロッパでの戦争時代を交互に構成し繋がらせて、ピカソが訴えたかったものを現代のヨーコが再び訴えかけてくる。『ゲルニカは戦争と戦うための私たちみんなのもの』という言葉やバルドが認めたルースの提案、ラストの爽快感が最高。フィクションなのに現実味がありすぎ!
★16 - コメント(0) - 3月19日

★★★★
★8 - コメント(0) - 3月19日

 戦争を憎み、平和への闘いを絵という世界で行った、というピカソ。 今の時代、ますます大切になっている、と思う。 多くの人にお勧めしたい本だ。
★18 - コメント(0) - 3月19日

ピカソのゲルニカを巡る、制作当時と9.11後の2つの時代をつなぐ物語。戦争そのものと戦っている、戦い続けているのが私たち。
★23 - コメント(0) - 3月18日

ゲルニカ制作当時をピカソの恋人ドラの視点で描いたパートと9・11テロ後のMoMAのキュレーター瑤子を描いたパートが交互に綴られるアートサスペンス。二つの時代、視点からゲルニカにまつわる物語を追っていくことによって、そこに込められた反戦への強い意志、そこに関わっていく人たちの並々ならぬ執念、芸術の力、素晴らしさが伝わってきて読み応えがありました。戦争とテロはどんなにいい人でもどんなに立派な人でも理不尽に殺していく。誰かの大切な人を、そこにあるはずだった幸せな人生を奪う罪深い行為だと改めて強く感じました。
★28 - コメント(0) - 3月18日

どうもこの小説には没頭できなかった。過去と現代を行き来しつつ話は進行するが、『楽園のカンバス』のようなリズム感がないというか・・・。これは自分の体調のせいかも知れないので、近いうちに再読しよう。いや骨太のストーリーで面白かったですよ。でもピカソの作品にではなくて、スペイン内戦とはどういう戦いだったのかという方向に魅かれて、歴史読本読んでます。フランコ将軍って、大瀧詠一の曲で有名な『カナリア諸島』の司令官だったんだね。
★18 - コメント(0) - 3月18日

Maa
楽園のカンヴァスのティムがまた出てきていて、うまくつながっていました。戦争という変えられない黒歴史。壮大なテーマでした。ピカソの鳩、見てみたいです。ただ、ルースのナイスアイディアって何だったんでしょう…?見落としているかな…?
★43 - コメント(0) - 3月17日

★★★☆☆
★11 - コメント(0) - 3月17日

★★★★☆ゲルニカを前にナチスの将校に詰め寄られた時、ピカソが放った一言が忘れられない。途中、表紙のゲルニカを何度も見返しながら読んだ。実物大で見てみたい。
★47 - コメント(0) - 3月17日

反戦の象徴「ゲルニカ」。絵画の持つパワーに魅了された。本物を実際に見たら、私は何を感じるのだろう。マハさんのアート作品は、無知な私でも絵画を知った気にさせてくれて好き。時代背景が難しかったけど、戦争の非情さを改めて考えされられる作品。
★48 - コメント(2) - 3月17日

小説家でありキュレーターでもある作者の画家や絵画を主題とした話はとても興味深く奥行きを感じる。ピカソのゲルニカ、スペイン内戦のゲルニカ爆撃を主題にしたあまりに有名なこの一枚の背景にあるものを今日と重ねて考えてみる。でもちょっとサスペンスに走りすぎたかな。
★21 - コメント(0) - 3月16日

ピカソは学生時代から理解できているとは思わないけれど好きな画家さんで、時代を超えて訴えかけてくる凄さを物語を通じて感じられて面白かった。ニューヨークででかけたMoMaも登場したのも良かった!
★18 - コメント(0) - 3月15日

8年前、自分がマドリッドでゲルニカと対峙したときのことをまざまざと思い出す。冒頭の10歳の女の子が初めて見た時の表現はもうそのまま自分にも当てはまった。足元から震えがくるような恐怖と畏怖の気持ち。見てはいけないものを見てしまったけれどどうしても目がそらせない、足が動かない。あの気持ちか這い上がってきたことだけでもこの本を読んでよかった。正直言って人物描写が浅かったりとか、バスクの人間が朝からトルティージャを食べるのだろうかとか、、、細かいところをあげれば多々あって、残念な部分も多かったんだけど、プロットと
★21 - コメント(1) - 3月15日

ストーリーのプロットとしては面白いはずなのに、楽しめない部分が多かった。まず同じ文章、内容が繰り返し登場する。まるで昨今のCM明けのテレビを見ているよう。終盤の展開のいきなり感。そして最後の幕切れと、がっかり感が募った。 とはいえやはり美術作品の描写が素晴らしい。マドリッドまでゲルニカを観に行きたくなった。
★24 - コメント(0) - 3月15日

PND
前半はなんだか退屈で、 切換の早い場面展開もあまり好めませんでした... でも後半の盛り上がりがよかった! 特にラストはドキドキしました. ラストが面白い、と聞いていたので 「どんな終わり方なんだろう?」と私の中では ハードルが上がっていたのですが、 それでもスッキリと気持ちの良いラストだと思いました(^^)
★21 - コメント(0) - 3月15日

ピカソの時代と現代とが見事にシンクロしていて面白かったです。どこまでが真実なのかなと思ったら、最後にちゃんと解説してあって痒い所に手が届いた感じ。
★55 - コメント(0) - 3月15日

「ゲルニカ」--。最初にこの絵に出会ったのはテレビだった。テレビの中のゲルニカを見て、涙が出てきた事を覚えている。独り暮らしで使っていた小さなブラウン管テレビ。それでもゲルニカは私の心を抉るインパクトがあった。本書は「ゲルニカ」に心を奪われた人々の物語。9.11をきっかけに「ピカソの戦争」というテーマで展覧会を企画したMoMAのキュレーターである瑶子が、ピカソがゲルニカで訴えたかった事を世界に示す。暗幕は平和に目をつぶる行為の比喩。世界の惨状に目を向けない私たちも世界に暗幕をかけているのかもしれない。
★28 - コメント(0) - 3月15日

反戦のシンボル『ゲルニカ』の装丁を見ているだけでマハさんの想いが伝わってくるようで、勿体なくてうっかり1年近くも寝かせてしまった。今回はピカソの代表作を味わうことが出来て至福の時間だった。ピカソの時代と現代の主人公・瑤子の時間が交錯して重複する部分があるものの、スペインの内戦が生んだゲルニカを初めて目にした恋人ドラの感極まる姿が思い浮かび、この感動的な場面を何度読み返しただろうか。ピカソの戦争への憤怒が芸術に昇華されて誕生したゲルニカ(作品集)を傍らに置き、著者の軽妙な筆致に身をゆだねて物語に没頭した。
★126 - コメント(0) - 3月14日

ゲルニカとピカソに対する人々の熱い思いにあふれていました。後半の展開にハラハラドキドキ…最後は、共に時間を過ごしてきた人のような感覚で、よかった!よかったなぁ…と泣いてしまいました。
★22 - コメント(0) - 3月14日

ピカソを本当によく研究しているなあと思った。物語を読みながらピカソをネット調べつつ読むとピカソの人物像が見えてきたのだが、残念ながら嫌いになった。美術に疎いがゲルニカにこめられて思いを見てみたいと思わせる小説でした。
★41 - コメント(0) - 3月13日

ゲルニカに込められた意味がドラマに織り込みながら語られ、楽しめました。マハさんの本は基本的に全て読んでいて、好きなのですが、どなたか評していたように、そろそろ安易な表現ではなく、もう少し文章に深みが出ると、ストーリーが生きてくるのになあと思いました。
★23 - コメント(0) - 3月13日

読み終わって思ったのは『自由って素晴らしい』。自由に表現ができて、自由に過ごせることは幸せなこと。戦争は絶対に反対。芸術がなせる力、をひしひしと感じた。/と言っても、これを読み終わるのに時間がかかった。最近寝不足なせいか、通勤電車でこの本を読むとどうも眠気が、、、歴史的な描写が苦手。最後の章で急に読み終わるのが名残惜しくなった。
★32 - コメント(0) - 3月13日

ピカソによって書かれたゲルニカにこめられた思い、戦争は人々に何も残さない。戦争やテロが今も続いている現代において多くの人にこの小説を読んでほしいと思いました。平和な日が訪れることを願います。
★30 - コメント(0) - 3月13日

★★★★☆
★14 - コメント(0) - 3月13日

現代と過去が交錯する構成。ピカソの「ゲルニカ」はスペイン内戦の最中に描かれ、物議を醸しながらパリ万博のスペイン館に飾られた。その後、その平和を願うメッセージ性故に亡命を余儀なくされる。文中では二人の女性、ピカソの恋人で芸術家のドラと、MOMAの企画者である瑤子が、ピカソを、ゲルニカを、そしてアートのもつ力を代弁する。「奪う必要なんてない。ゲルニカは私たちのものなんだから」という言葉が印象的だった。昔美術の時間にゲルニカの模写をしたが、先生は中学生に戦争の恐ろしさと平和の尊さを伝えたかったのかもしれない。
★24 - コメント(0) - 3月13日

芸術は飾りではない。戦争やテロリズム、暴力と闘う武器なのだ。反戦を訴えるピカソのゲルニカを巡るストーリー。ピカソの愛人ドラ、MoMA美術館、ピカソ研究家瑶子の熱い思いが伝わってきた。大作でした。
★58 - コメント(0) - 3月13日

(@図書館本)長い長い旅を終えた気分です。どうにもタイミングが合わずに昨年から返却を繰り返し今回は延長までしてやっと読み終えました。そこまでしても読みたかったし、読む価値が十二分にあった作品でした。マハさんの想いが、ピカソの想いが溢れていたように思います。
★33 - コメント(0) - 3月12日

ある2人の女性がそれぞれの時間軸でゲルニカを通し、さまざまな思いを胸にそれぞれの出来事に立ち向かう話。芯のある女性がふいに見せる弱さを弱点にせず、自分に負けない強さを持っていて好感が持てた。見る人すべてに何かしらの感情を持たせる絵を描いたピカソはやはり偉大。
★27 - コメント(0) - 3月12日

パブロピカソの描いたゲルニカをめぐる小説。ピカソがゲルニカに思いを込めて描き守る時代とMoMAにてピカソ展を開催しようとする現代とを行き来し物語が展開される。ピカソをそばで支えるドラに惹かれ、ピカソ展を推し進めようとする瑶子の思いと願いが世界に届くようにと祈る思いだ。ゲルニカを見たいと思うことは勿論のだが、ピカソの描く「鳩」をあらためて見たいと思った。お薦め本。
★37 - コメント(0) - 3月11日

暗幕のゲルニカの 評価:90 感想・レビュー:1325
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