せいめいのはなし

せいめいのはなし
あらすじ・内容
内田樹、川上弘美、朝吹真理子、養老孟司との「はなし」で輝く、動的世界!

「動的平衡」は生物の世界から、経済、文学、時間、意識、分類へと縦横無尽に広がっていく。いつも好奇心に目を輝かせている自由闊達な四人が「福岡伸一」の生命観に化学反応を起こしていく。相互につながる四つの「はなし」と、躍動する動的思考で語る著者の「はなし」――立ち上がってくる新たな福岡伸一ワールドとは?

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せいめいのはなしの感想・レビュー(187)

生命は数学や科学にきっちりとおさまり切らないいびつさや緩みを持っている、ということを「蜂の巣の穴は正六角形に見えるが、厳密には一つ一つ大きさや形が異なり、整った形ではない」という例を挙げていたのが印象に残った。鳥瞰的な計画性による形成と、その場の流れに沿ってパズルのピースを組み合わせるように形を成していく視点、どちらも必要なのだと感じた。
★1 - コメント(0) - 2016年11月25日

分子というミクロな世界も、そこから成り立つ細胞も。はたまた、形をもたない「記憶」という時間の帯さえも。実はあらゆるものが、変わらずにいつづけるために変わり続けている「動的平衡」なのだ。ミクロの世界でもマクロの世界でも同じ形が相同で行なわれているというフシギ。四人の知識人それぞれと、著者福岡伸一氏の対談形式。とくに知のラスボスたる養老孟司氏との対談は深い。
★25 - コメント(2) - 2016年10月21日

難しくて意味がわからないままひたすら読み進め読了。動物の話ではなかった。分子から大陸移動までミクロとマクロに視野を広げ、生きるという事はたえず流れて(交換)いること。という話を繰り広げる対談集。アホロートルは脳を半分取られても再生するということに驚いた。読みながら真ん中あたりに差し掛かるとページが硬くて開きにくい。書見代を跳ね返す勢いである。これ今まで借りてきた人達が、三分の一読んでやめちゃったんだな〜ってのが想像できます。
★43 - コメント(1) - 2016年8月4日

前回は文庫本だったが今回1年3ケ月ぶりに単行本で再読。「動的平衡ダイアローグ」と連続して読んだ。今回は対談者が内田樹、川上弘美、朝吹真理子、養老猛司の四名で、「動的平衡」をキーワードに議論はより深く広く展開し、闊達で楽しそうなな対話に引き込まれてしまった。五章立ての最後に著者による「Ⅴ 『せいめいのはなし』をめぐって」が配されて、その議論の意味合いまで言及される親切丁寧さに頭が下がる。どの対話も面白かったが、とりわけ内田さん養老さんとの対話が個人的には印象深かった。またいつか必ず再読すべき本になった。
★20 - コメント(0) - 2016年6月25日

動的平衡が、とっても良かったので福岡先生は読んでいた。そのなかでも、動的平衡を理解するのに良い作品。先回りの置き換え。渦。まだまだ、発見の多い課題。
★9 - コメント(0) - 2016年5月30日

”動的平衡”をめぐる対談。川上弘美さん朝吹真理子さんを読んだことがないというのもあって、個人的にはちょっと物足りない印象。養老先生が一番面白い。脳と動的平衡の話はかなり興味あるところなんだけど、この本だけ読んでもイメージしきれず、先に『動的平衡』を読むべきだったかと思った。内田さんの”過去についての作り話は排毒のための装置”、福岡先生の”遺伝子の基本姿勢は自由度や過剰性を担保している””記憶の実在性や自分自身を支えている意識というのもあいまいだ”などはとても納得。『動的平衡』も川上さんも朝吹さんも読もう。
★10 - コメント(0) - 2016年5月2日

内田先生との対談の中で,動的平衡が分かりやすく語られている。 よくよく考えてみると不思議。
- コメント(0) - 2016年3月17日

「動的平衡」を軸にした対談もの。個人的に養老さんとの間で交わされたゴミムシとカミキリムシのはなしなどは壮大なテーマにも関わらず笑ってしまいました。それにしても、福岡さんも、養老さんも、森 博嗣さんも理系(!?)は昆虫好きが多いんだな~と改めて思った一冊。また、福岡さんが影響を受けたバージニア・リー・バートンさんの「せいめいのれきし(絵本)」も読んでみたい。
★10 - コメント(0) - 2015年7月31日

川上弘美さん目当てで借りた。「生物と無生物〜」より対談だからか、わかりやすかった。よくできてるバランスだな、生物ってのは。
★1 - コメント(0) - 2015年6月26日

生物学の話が読みたかったのだが、少し方向が違った。「動的平衡」の本だったのね。まあそれなりに楽しんだが、印象に残ったのはパズルのピースのたとえだけ。顔ぶれのわりにはインパクト薄かった。
★1 - コメント(0) - 2015年6月24日

課題図書。とても噛み砕きやすくて、わかりやすかったです。生物の話だけではなく、生物の話から、経済など色々じジャンルのお話に派生していって面白かったです。
★6 - コメント(0) - 2015年4月30日

ソレを表す為の言葉を私達は曖昧のままに使っています。例えば「生命」「神」「心」言葉を尽くし近似値で語り続ける程に、想像で埋め合わせる誤差のもどかしさに釈然としない思いを抱え今日を生きる。極端から対極へ移動し続けるモノ、静止する錯覚の一瞬を目で追い、何が見えたと自らに問う。創造主の目的も姿も知らず、唯その手管は「動的平衡」かも知れないと、腑に落ちて神を始めて思う。本書もまた静止した情報、しかし読者の手の中で起きる化学変化、その波が心の岸に寄せる小さな平衡、視界を掠めた影は推理せよと囁きを残して消えました。
★44 - コメント(1) - 2015年4月12日

福岡伸一と内田樹、二人のファンからすると驚喜の一冊。「動的平衡ダイアローグ」を初めて読んだ時の感動がよみがえった。4人の卓越した人物が動的平衡という世界観のもとに集ったとき、驚異的な化学反応が起きている。興味の方向性は違っても、誰もが何か世界の見方を変えるカギを見つけることができる、まぎれもない名著。
★1 - コメント(0) - 2015年3月25日

名言だらけでめちゃめちゃメモった。動的平衡の概念でいろんなことの説明がつく。個人的には、この捉え方で生き方自体が救われた。細胞分裂も、養老孟司氏が昆虫好きなことも、「シュヴァルの理想宮」も全て共通している。「シュヴァルの理想宮」はいつかフランスへ見に行く。
★2 - コメント(0) - 2015年1月30日

生命は常に生成や消失を繰り返す動的平衡の効果であって、細胞も体自体も境界があいまいで揺らいでいる。でも、それを知りつつでもいいから科学者ならやっぱり機械論的にまた工学的にストイックにバシバシ色んなものを分けるなり新しい何かをみつけるなり研究してもらいたいところ。。
★1 - コメント(0) - 2015年1月12日

初読。2014年1147冊め。内田樹氏、川上弘美氏、朝吹真理子氏、養老孟司氏との対談。バージニア・リー・バートンの「せいめいのれきし」へのオマージュ。
★32 - コメント(0) - 2014年12月17日

生命、人間の存在、時間の流れについて観念的な話が多め。 あまり深く考えずに読み進めてしまったので、もう少し深堀して考えながら読めばよかったかな。 川上弘美氏と養老孟司氏の話が面白かった。 特に川上弘美氏は、とても文学的でやわらかな言葉で生きていくことの核を突いていてとても好き。作風と人柄がとてもしっくりくる方だな。
★3 - コメント(0) - 2014年12月12日

ES細胞は、自分が何者になるかわからないままに増え続ける、時間が止まった細胞、という表現が面白い。何者になるかを自由に扱えるようにするのが再生医療なのか。
★1 - コメント(0) - 2014年11月18日

福岡センセイの対談集。内田樹せんせいも対談相手とあっては、読まないわけにいきません。でも、いまいちだったかな、養老先生にいたっては飛ばし読み。対談集ってのが私に合わないのか、面白いのにあたったことがない。出版社も養老・内田・福岡って名前だけで本が売れると思ってるとしたら大間違いだ~。でも、読んでるんだけど。朝吹さんの作品は未読なんで読んでみたいとは思いました。あと気になるのは『せいめいのれきし』ですね。
★15 - コメント(4) - 2014年11月9日

生物の動的平衡の話を中心に4人の著名人との対談集。対談者が4人とも面白く、福岡氏が食われてる所も多々あり、特に最後の養老孟司との対談は言語学にも迫る興味深い話へ広がる。効率の話の中で、足穂の言った「おむすびを食べるのはまどろっころしいからトイレへ行って、ポンと捨てればいい」には笑った!最大の効率化だ!しかし効率化とは部分的合理性であり、全体的合理性と合わないという養老氏の話は納得する。そして効率良く生きるなら、早くお墓に入ればいいのにもまさしく(笑)!しかし読書の時間を効率化するなんて出来ないし。
★2 - コメント(0) - 2014年11月3日

4人との対談それぞれ面白かったが、なかでも養老孟司氏との対談が印象的だった。お互いの趣味である昆虫の話で盛り上がりながら、段々と難しい話に・・ところどころ会話の受け答えが飛躍しすぎていて、自分の理解ではついていけないところも。頭がいい人同士の会話とはこんなものなのかと内容よりもそこに感心してしまった。
★6 - コメント(0) - 2014年10月29日

近い分野の専門家である養老氏との対談以外は思念的で今一
- コメント(0) - 2014年9月4日

内田さんのある意味イー加減さがおもしろかった。
★1 - コメント(0) - 2014年8月31日

福岡先生の動的平衡の考えは面白い。 また、4人の著名人との対話からの発見もためになった。 「せいめいのれきし」の本も早速注文。(笑) 福岡少年の奥底にも触れたくて。(笑)
★7 - コメント(0) - 2014年8月24日

難しかった。納得理解できるところもあったけど、勉強不足です。暗闇では見ることがストレスになるから目が退化したってのは、目からウロコの話だった。
- コメント(0) - 2014年8月20日

養老猛がタモリのノンバーバルコミュニケーション能力の高さを褒め称えていた。全てを言葉で表現することが仕事の人には、まぶしい光なのかもしれない。 福岡伸一の言葉のセンスは、小説家に対しても届いている。
★1 - コメント(0) - 2014年5月8日

ネオテニーの話がすごく面白かったです。
★1 - コメント(0) - 2014年4月23日

生命を読むキーワード「動的平衡」個人的には間違いなく今年一番のキーワードです。「ガンをコントロールできる程度にしか、ES細胞を私たちはコントロールできないのです」「世の中は因果関係がありすぎて複雑で見えないのではなくて、もともと因果関係がないことが多い」「観測するから、病気が生まれてしまうのではないかと」「満員電車に乗っていたら、自分がいなくなっても、世の中変わらないと感じてしまうのは、ある意味当たり前」「科学を考えるときに、文学的な想像力は必要だし、文学を考えるときに、科学的な言葉の解像度が必要」
★30 - コメント(0) - 2014年3月16日

fu
対談集。人に説明することで、著者の言う「動的平衡」の概念がより理解しやすくてよかった。生命は瞬間的な現象であり、常に細胞は入れ替わる。自己同一性を保つものなんて何もない。しかし、それゆえ動的なものを留めたい、という思いに駆られて安定したがる。本としての統一性はあまりないが、興味深いエピソードが随所にあるので楽しめた。羽生さんの将棋の話で、勝負後に、選ばれなかった局面を振り返るが、並行的にあったはずの世界、と思うと感慨深い。好奇心旺盛なキツネは幼児成熟であるという話は、人においても当てはまるように思う。
★11 - コメント(0) - 2014年2月22日

面白いですね~。何よりも、対談されているご本人たちが楽しそうなのがイチバン。個人的には、やはり内田樹さんとのが好みかな。動的平衡ということは、まだまだ全然利理解できてないが、絶えず・・・ということは、まさに今この瞬間も、自分自身も変わっているのだということが、納得。それは、最近、自分が学生の方に言っていることでもあるからだ(採用担当として)。この考え方は、いろんなところに当てはまるんだろうなという感じを持っているし、参考にしたい考え方だ。
★15 - コメント(0) - 2014年1月25日

出会えてよかった。著者の、動的平衡という考え方は知っていたが、それを文化、経済、建築などなど拡げて考えることも可能だった。因果律なぞ存在しない、すべてはたまたまなんだ、という考え方も。きってわけることなぞできやしない、なども。もののみかたをかえさせてくれた。この不思議な世界にたまたま存在してる私。それも、絶え間ない交換により、私は私であると規定できない。ぼんやりした、うつろな、かわりゆく私。実感としてまさにある。いまの私の思いを書きとめ、書きためたものを老後によんでみようと思い立った。
★4 - コメント(0) - 2014年1月25日

対談集。内田氏との対談の中で動的平衡と経済活動の類似点の話、花粉症の話は面白かった。
★4 - コメント(0) - 2014年1月19日

☆☆☆福岡さんは朝吹さんの小説にも出てきたウーパールーパーについて語ります。ウーパールーパーは子どもの姿のまま成長します。人間も子ども時代が長くなった生物です。親には手間がかかるし外敵にも襲われやすいですが、遊びながら好奇心に満ちた探索行動を続けられるのは素晴らしいです。子ども時代が長いといろいろなことが学べて技術も習得できます。穏やかな大人になれます。朝吹さんも、科学者でも芸術家でも、おもしろいことをしている人はウーパールーパー的だと言います。大人になっても子どもの心を持っていることは大切なことです。
★4 - コメント(1) - 2013年12月8日

動的平衡についての対談集。細胞や生命についての話ではあるのだけれども、人は変わっていくことができる、変わっていってもいいのだ、だから大丈夫だという安堵感も与えてくれているように思いました。ゆるやかな流れのような福岡先生の言葉は読んでいて、ともかく落ち着いて、心地よい。大好きです。
★4 - コメント(0) - 2013年9月1日

福岡さんと4名の方(内田樹、川上弘美、朝吹真理子、養老孟司)との対談集。動的平衡が様々なことと繋がっていく内容でもありました。養老先生との対談では、言葉の危うさや、受け身でありながら、相手を活かすタモリさんの話など面白い内容がちりばめられていました。言葉でこの世界を把握しようとする危うさ、自分にも当てはまるなと反省です。
★2 - コメント(0) - 2013年8月25日

福岡さん、養老さんの本を読んだことがあったので、興味があった読みました。分野の違う人同士の対談は本当に面白いですね。一見何の関係もない分野なのに、見方を変えると似ているところがあったり。知識不足のところは調べてなんとか自分で咀嚼できるように頑張りました。朝吹さんの本を読んでみたいです。
★2 - コメント(0) - 2013年5月15日

福岡・内田・養老の各先生とも前から注目していたので、どんな対談になるかわくわくしたが、これまでの言説を良く知っているだけに、かえって期待したほどの新鮮味は無かった。もっと「論争」を期待していたが、ちょっと不満。私は生物のかたちに興味があり、(過剰)擬態の話が気に入っている。生存に有利な以上に生物の形や色は大胆で、しかもそれをその生物自身が「見る」ことはない。ダーウィン進化論の適者生存は正しいってことになっているが、実はそれほど正しくないと私も思う。あと、ウニの観察をしてた女流作家の本は是非読んでみたい。
★6 - コメント(0) - 2013年5月15日

おすすめ!それぞれの対談相手と会話が弾む様子が楽しい。あちこちに話が飛んでいるように見えて、動的平衡へと収斂していく。動的平衡の入門書としても、より理解を深めるための書としても楽しめる一冊。
★5 - コメント(0) - 2013年5月9日

著者の「動的平衡」の概念が異分野にも通じるところが興味深い。養老先生との対談は同じ生物系だけに波長が合っている。両者ともいい意味でオタクで、興味の対象は違えど方向性が似ている。動的平衡の概念をからめた生物学に関連した著書、その名も「動的平衡」もオススメ。
★3 - コメント(0) - 2013年3月24日

せいめいのはなしの 評価:86 感想・レビュー:71
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