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筆致はコメディタッチなのに、非常勤講師の悲哀は切々と伝わって来ました。大学の研究者の裏側が覗けて面白かった。ラストの復讐は生ぬるいのでは？と思ったものの、自らの弱さも認め、やりたいことが何なのかも腑に落ちて一歩前に出たのでよしとします。でも、スポンサーが付きやすい研究に皆が血道をあげた結果、画期的な発見や新技術等が出なくなり、日本の学術は衰退しているのでは？出来物の甥っ子の誉が健気で泣きそうでした。

ナイス ★4

コメント(0)2025/01/02

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図書館本。最近はまっていて探した高殿円さんの作品。主人公は抜群に学歴がよいが、上手く立ち回りできていなくて薄給の大学非常勤講師。そんな中姉がネグレクトした超出来のいい甥の面倒を見ている。そんな中繰り広げられる物語。捻くれているようで結局人がいい主人公で、もう少しギャフンと言わせたれ、って思うこともありながら面白いストーリー展開でした。

ナイス ★4

コメント(0)2024/07/21

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ネタバレ大学の非常勤講師をしながら姉が捨てた子どもを育てる瓶子貴宣の暮らしは楽ではない。授業のコマ数で決まる月収で生活を回すのは甥っ子の誉。生活面で母親のような活躍をする。ポスドクの悲哀が貴宣のねちっこい気質で跳ね返されるのが気持ちいい。男に振り回される姉と大学教員にしがみつく弟の違いは、自信と夢があるかないかだ。甥っ子がそれをわかってくれたからもう大丈夫。しかしどんなに優秀な博士でも派閥に振り回されるから、大学教員も一般企業の社員と同じかな。

ナイス ★10

コメント(1)2024/07/07

かなこLIED

もしかしてこれ改題されてる？　6年前に文庫本で「ポスドク」読んでるんですが…😳

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07/07 17:24

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最近ハマっている高殿円さんの作品。登場人物が個性的で、読んでいて飽きない。最後の復讐のその後や、主人公と甥っ子のその後、甥っ子が今後どう成長していくのか、気になる。

ナイス ★3

コメント(0)2024/05/03

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つい最近『高学歴難民』という新書を読んだのだが，まさにそんな主人公が出てくるのがこの小説。大学で非常勤講師をしている瓶子（へいし）先生。1週間に9コマしか担当していないので，月収10万ほど。ということは手取りは8万くらい？　そんな貧乏暮らしなのに，住んでいるアパートの部屋に，小学生の甥っ子が転がり込んでくる。大学での地位をなんとか上げて，お給料アップにつなげることができるのか？！　大学の話というと学生が主人公のことが多いと思うが，これは先生の側を主人公にした物語。ポスドクって大変ね…。

ナイス ★88

コメント(0)2024/03/29

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文句なしに面白い。大学非常勤講師がステップアップ目指して画策するお仕事小説であり、そこに不肖の姉の小3の息子が転がり込んできてから小6までの期間叔父と甥の二人暮らしは、住むアパート１Fの大家中華料理店店主家族にとてもできた子供の成長物語と母の姉が絡んで来るのですが、主人公の大学での奮闘ぶりやら失敗事件が絡まってきて、お仕事エンタメ小説ここにありでした。大学講師という知り合いはいたもののその世界を初めて知った世界は強烈な競争社会でした。

ナイス ★5

コメント(0)2024/03/08

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どれだけ高学歴でも一度出世ルートから外れるとズルズルとワーキングプア状態になってしまう。貴宣の大学教員としては3流だったが甥っ子である誉君を育てていくうちに考え方も前向きになり派閥と闘う気力も湧いてきたのは父性が芽生えたからか。

ナイス ★12

コメント(0)2023/10/19

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ネタバレ超優秀なK大を出ていながら、派閥を読み違えて私大の非常勤講師というワーキングプアに成り下がった貴宣が、お金のため、未来のために、力のある教授達(マル合)の下僕なって働く物語。よくできた小学生の甥っ子のおかげで、底辺ながらも貴宣は人間らしい生活を送っている。似たような苦しい境遇の人との違いは、諦めていないことだろう。彼は自分にできることを精一杯やって上昇しようとしている。自分の研究は全くやっていないけれども。それにしても、大学とは恐ろしい闇の深い場所だなぁ。研究の沼に嵌っても、派閥争いに巻き込まれても。

ナイス ★20

コメント(0)2023/09/11

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どうなるか、ハラハラしながら読みました。人間は、自分の弱さや辛さをしっかり認めたら強くなれるんだなぁと改めて感じました。どこの世界も派閥とコネは大切笑

ナイス ★9

コメント(0)2022/11/29

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トッカンでは税務署、上流階級では百貨店の外商、そして本書では大学の非常勤講師と、それぞれの職種の実情（かどうかは知らんけど）がチラ見できいつもながら楽しませてもらった!しかし結末を先に知りたい己を抑えるのに苦労しましたよ。まあ結局抑えきれんかったんですがね

ナイス ★5

コメント(0)2022/02/20

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K大卒ながら学内の派閥を読み違え、私立女子大の非常勤講師として日銭を稼ぐ主人公。高学歴でも低収入の実態がよく伝わるテンポの良い小説でした。しがない学部卒から見たら院卒の方は雲の上の存在ですが、就職や学業を続けることもなかなか厳しい世界。学内のパワハラやセクハラ、研究費の使い込み等、闇の部分も面白おかしく書かれてますが、深刻な話でした。お金になりにくい研究を続けるか、食べる為に妥協するかは難しい問題です。優秀な人材が活かされますように。特に理系の研究者の海外流出は不安しかありません。

ナイス ★27

コメント(0)2021/10/07

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大学の派閥争いに巻き込まれ、女子大の非常勤講師月給10万円に甘んじているK大出身貴宜さん。姉に育児放棄され転がり込んできた誉という小3の子との逞しく賑やかな生活。誉の母親がいつ戻るか分からないからと母子手当すらもらえない状況はなかなか厳しいけど、アパート１Fの中華料理店兼大家一家や大学の教授、講師たちに何よりしっかり者の誉がいて味あって楽しい。後半の誉と母親の対峙は見事だけど、そこが重くならないように最後までコメディでまとめているところが安定の高殿さん。いつも読後が爽やかで好き。（2014年10月初版）

ナイス ★17

コメント(0)2021/08/08

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誉くん、いい子だなぁ。ラストがいまいち理解出来ないのは私だけ？

ナイス ★5

コメント(0)2021/08/05

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大学の非常勤講師のお話。お金の面では大変なんだなた。誉くんは良い子だなあ。応援したくなった。

ナイス ★17

コメント(0)2021/06/11

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面白かったです。友人が大学の講師をしていて、大学内部の派閥争いのことをちらっと聞いていたので、その話と一致していることが多く、リアルな世界だったんだなと。主人公の甥っ子の健気さに何度もうるっときました。主人公も甥っ子も結末で明るい兆しがみえたので、救われました。

ナイス ★16

コメント(0)2021/06/10

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30過ぎの独身男のポスドクの話など盛り上がるのか心配しながら読み始めましたが、そこは高殿さん、面倒を見る甥やらを絡めながらのドタバタは飽きさせませんでした。それにしてもこの主人公、自分が考えているよりよっぽどモテてることを、自覚していないのが良い味です。

ナイス ★17

コメント(0)2021/05/15

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大学内での出世を目指して日々奮闘する非常勤講師のお話。マル合の教授にいかに取り入るか。今後の研究費を調達するため、受け持つ授業数を1コマでも多くするため、安定した収入を得るため、毎日毎日寝る間も惜しんでひたすらがんばる。高殿円さんのお仕事系小説を読むと、こんなにのほほんと過ごしていていいのだろうか？と不安になる。私にもまだこれから、もっと出来ることがあるのではないか？そういう意味ではちょっと疲れるけれど、この本も内容は面白かった。甥の誉くんが本当にいい子で愛しい。★★★☆☆

ナイス ★14

コメント(0)2021/05/10

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図書館

ナイス ★2

コメント(0)2021/05/09

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ネタバレしがない大学講師のお話。大学のセンセーって、自分の得意で好きな事仕事にして、さぞ充実してるのかと思いきや、畑違いの講義も受け持ったり、教授の研究のお手伝いしたり…大変なのですね。加えてこの物語の主人公は育児放棄の姉の子どもを養って(実態は世話をされて？)挙句出ていかれたて傷心したり。高殿さんの本はお仕事小説の部分もあって好きです

ナイス ★6

コメント(0)2021/04/07

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高殿円さんの本面白い。誉くんがとても健気でかわいい。薬膳先生嫌いになれない(笑)

ナイス ★3

コメント(0)2021/03/15

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ちまちまがんばって、健気。生きるって、本人は必死でも端から見たら馬鹿らしいのやろなぁ。面白く読めた。

ナイス ★4

コメント(0)2021/03/06

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ばかばかしくって、面白かった

ナイス ★4

コメント(0)2021/02/18

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高殿先生のお仕事話好きだ

ナイス ★3

コメント(0)2021/01/09

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うんうん。面白かった。テレビドラマを見ているようだ。波乱万丈って程でもないけど色々大変。友人が大学非常勤講師だったので、大学カーストも派閥事情もわかったてたし、友人も非常勤に成り立ての年は「しまった〜！夏休み収入無くなるのわかってなかった〜！」って蒼白になってたので、大学講師が超ビンボーって事も知ってたんだけど、それでも楽しい読み物でした。実は薬膳センセーはタカちゃんを狙っているのでは…って思っている。

ナイス ★10

コメント(0)2020/06/21

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大学の非常勤講師の生き残り作戦。西の最高学府のドクターなのに、派閥の選択を誤って私大で月給10万の生活をする中で、なんとか実力者の教授に取り入ろうとしたり、ライバルとなる講師を退場させようとしたり。分かりにくそうな大学派閥と出世の話が、戯画化されて分かりやすくなっている。

ナイス ★5

コメント(0)2020/06/13

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読み始めると面白い　100人マンション購入計画にはビツクリ

ナイス ★4

コメント(0)2020/05/05

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お仕事小説のオススメから読みましたが舞台は大学院でしたね。この作者らしく登場人物同士の会話は軽妙ですが主人公にあまり共感できず本筋の大学院内部の話はリアリティが低く感じました、あんな内容で論文になるのかも疑問でした。軽くさっと読めたのはよかったですがイマイチでした。

ナイス ★4

コメント(0)2020/03/09

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ネタバレ本物の非常勤講師が書いた小説かと思った。すごいリアリティー。大学に馴染みのない身としては前半は知らない言葉だらけで読みにくい。中盤から面白くなる。誉くんかわいい。「民間に出るのが怖くて大学に残る」「内定をもらうために整形して痩せる」

ナイス ★5

コメント(0)2020/01/29

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ネタバレ女子大の非常勤講師が主人公。彼は博士号の取得とそれに依存した専任教員を目指す。マル合とは博士号を授与できる大学教員の区分。博士号やポストをめぐる学内政治が一つの主題。もう一つは、身勝手で社会性が乏しい姉の小学生である甥の全くの突然な扶養。高学歴と相反する低い収入から自虐的な主人公であるが、甥から、下宿している中国人家主から、大学の同僚からの尊敬で、失敗に絶望するだけではなくそれをバネに前向きに生きること、そしてそれこそが大人が子供に教えるべきだと気がつく。経済や名誉に無関係な利他と教養の重要性を再認識。

ナイス ★273

コメント(0)2019/12/24

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ポスドクのお話。面白かったけど、大学の非常勤講師の待遇がひどすぎて悲しい。派閥争いや教授の何でも屋のような扱い、ただ研究だけしているだけではだめなのはわかるけど、なにかが違う気がしてしまう。それでも楽しめるのはどこか飄々として、節約も楽しんでいるような前向きな主人公だからかな。妹の子供で一緒に暮らす誉も生い立ちのせいかできすぎだけど、一生懸命でかわいい。

ナイス ★7

コメント(0)2019/12/06

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大学内の派閥争いといえば「白い巨塔」だけど、どの大学でもそんな派閥争いはあるのだろうなぁ。と、大学の先生にフォーカスされたお仕事小説は意外と斬新と思って読み進めた。そういや授業で非常勤の先生が「以外と給料安いから」と笑い話していたっけ。なんやかんやで頭脳でピンチを切り抜き、とはいいつつちょっとだけしか前進していない繰り返しがちょっと笑えた。下僕は下僕なりに、その葛藤と矜持があるものだな。とにかく全力で仕事しているのに読んでいて疲れない、むしろ頑張ろうという話は前向きになれるから好き。

ナイス ★9

コメント(0)2019/10/22

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文庫の時は「ポスドク！」に改題し、わかりやすいタイトルです。明るいお仕事小説は楽しいですね。誉君が良い味だしてますな。加藤清史郎君のイメージです。

ナイス ★21

コメント(0)2019/08/13

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ネタバレ面白かった！縁遠い世界だから詳細はわかりにくいところもあったけど気にはならない。テレビドラマにしたらはまりそう。誉がしっかり者過ぎて、中学生くらいのほうがしっくりくるのでは？とおもった。

ナイス ★4

コメント(0)2019/08/09

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現在問題となっている大学での非常勤講師、つまり高学歴ワーキングプアをテーマとした小説だが、ライトな語り口に加え恋愛（？）的要素もあり、さらりと読めて面白かった。「ワーキングプアでも、やりたいことがある、自信を持てる分野がある」というのは幸せなこと。チャップリンは「人生に必要なのは勇気と創造力と少しのお金」と言った。お金があっても知的刺激のない生活は面白みがない。同じ学問に通じる仕事をする人間として首肯する箇所は多かった。まあ、お金は少しではなく、多いに越したことはないのだが。

ナイス ★8

コメント(1)2019/06/24

lily

「最後の卒業式はいつだっただろう。実際、人生は卒業式に終了するものよりもそれ以外の、なんの儀式もなく手放さざるを得ないもののほうがずっと多いのだけれど。」

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06/24 08:30

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半分ぐらいから一気読み！やめられない止まらない。続きあってもいいな〜

ナイス ★5

コメント(0)2019/06/21

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この本を読んで、iPS細胞を研究してる職員の多くは任期付き職員だって、山中教授が話していたなと思い出しました。もう少し若い頃なら、主人公に感情移入したかもしれません。人の悪意って怖いなとか、負けをバネにする知恵が私もほしいなとか。。。でも一児の母となった今、ただただ誉くんに幸せになってほしいという感想しか出てきません。しっかりし過ぎていて、人の気持ちを察し過ぎてしまう誉くん。主人公に出会うまで、どんな生活をしてきたのかと思うと、切なくなります。

ナイス ★14

コメント(0)2019/05/27

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グッドな本です。

ナイス ★13

コメント(0)2019/05/06

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！

ナイス ★5

コメント(0)2019/05/05

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作者の文庫本の宣伝をきっかけに図書館に行ったらなくて。がっかりしてハードカバーの棚をみたら、文庫本と同じイラストレーターさんの帯が！読みたいものが見つかった！っていう時のあの高揚感といったらない。自分も研究者を目指して大学院にも進学したこともあり、世界観は馴染みやすかった。作中の研究テーマとかよく思いつくな〜と感服。あと登場人物たちの人間関係がとてもいい！特に貴宣と誉君！文庫本のタイトルの方がキャッチーでいいなって思ったけど、こっちの方が話の最後の文章とかみ合って私は好き。作中でも一番好きな言葉だ。

ナイス ★6

コメント(0)2019/05/02

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非常勤講師の低給料の話は、奥泉と似てるしあるあるだ、と思うけれど、最後の研究の話がスッキリしていて良い。

ナイス ★3

コメント(0)2019/04/16

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