氷の仮面

氷の仮面
あらすじ・内容
僕は、男に生まれたくなかった――少年の胸にどうしようもなく芽生えた同級生の男子への恋心。二つの「性」の間を揺れ動く彼にやがて訪れる家族との別れ、そして決断の時。本当の自分を生きることはできるのか。切なく心に響き、瑞々しく胸を打つ新感覚青春文学!

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氷の仮面はこんな本です

氷の仮面の感想・レビュー(103)

今は、トランスジェンダーって言うんかなぁ ?? 本人は勿論やけど、家族も大変やなぁ !! って、思ったお話 。。
★10 - コメント(0) - 3月15日

主人公の女になりたい気持ちや恋心が丁寧に書かれていてよかったです。男だけど女になりたい気持ちが辛くて悲しくて泣いてしまいました。
★18 - コメント(0) - 1月19日

テレビに出ていて手術も経験なさってるあの人やあの人の顔が浮かび、実は裏ではこんな苦労があったのかと思いを馳せました。しかし多くの人が主人公と同じように受け入れられないこと、隠すことで悩み苦しみ、お金を稼ぐのは水商売の世界が一般的という現実が悲しかった。欧米のように日本もいい方向へ今後も進んでくれたらいいのに。
★1 - コメント(0) - 2016年9月30日

周りの温かさに救われました。受け入れてくれる人がいるだけで孤独でなくなるのを感じる小説。 最後のお父さんの話には驚き。そうにも関わらず、なぜ主人公の選択を素直に受け止められなかったのかは小説の矛盾なのか親だからなのか。
★3 - コメント(0) - 2016年3月21日

真壁くんがすごくかっこいい。主人公が真壁くんを思う気持ちが純粋すぎて、こっちまできゅんきゅんした。あのまま結ばれてほしかったな。
- コメント(0) - 2016年2月25日

100点満点!
- コメント(0) - 2016年1月23日

とても胸に残る作品だった。こういう苦しみが少しでも減るようにと願ってやまない。ただ、最後、父の昔話は違和感がある。なくても良い場面のように感じた。
★2 - コメント(0) - 2015年10月7日

深い話。性同一性障害で苦しんでる人がいるということをじっくり考えた。手術前の描写が半端ない。全体的にとても読みやすい文章。
★3 - コメント(0) - 2015年9月21日

初めての作家さん。性同一性障害の人のことを、こんなに丁寧に書かれた小説は初めてでした。時々テレビでこのテーマを取り上げるけど、他人事としてみていました。どんな人でも偏見を持たずに向き合えるようになりたいけど、実際自分の子供が見ための性と心が違ったら、受け入れるのに時間がかかるかもしれない。蘭の同級生たちが、蘭を受け入れてくれてよかった。真壁君との関係が、穏やかにつながったのが良かった。でも、お父さんとチーコママのことは、なんだかちょっと違和感が残る。
★5 - コメント(0) - 2015年9月21日

完全に蘭の主観で話が進むので、周りの動きや想いについてはそれぞれの告白を聞かないと分からない。それが余計に蘭の孤独な葛藤を浮き彫りにさせ、とても伝わってきました。「何もそこまで…」と思うところが、当事者には決して小さなことではないということがよく分かりました。とにかく真壁くんが、かっこいい。蘭に限らず誰もが惚れてしまいそうないい男。姉の恵が幼い時からの一番の理解者で、もっと色々打ち明けて相談すればいいのに…とも思いましたが、姉弟(姉妹か)だとなかなかそうもいかないのかな。父親の愛情表現も難しいものですね。
★35 - コメント(0) - 2015年9月17日

真壁君が素敵すぎる。普段本を読んで泣くことはあまりないのだけど、父の手紙のくだりと真壁君に想いを伝える場面で涙が溢れてしまった。
★3 - コメント(0) - 2015年9月9日

読了。図書館で借りました。なかなかデリケートな話題をもってきたなぁ~と思いつつも引き込まれていくんだなぁこれが。波瀾万丈な人生でありながらも周りには蘭を助けてくれる人がいる。姉さんはよき理解者だし、チーコママも!でもまさかチーコママとお父さんが繋がっているとは!そのくだりはいる?と思いつつも許せてしまう。面白くというと語弊があるかもしれませんが・・・
★4 - コメント(0) - 2015年6月20日

塩田武士「氷の仮面」(新潮社)読了。京都の本屋さんでサイン本を買った。サインには「それでも生きていく」と力強く書いてある。切ない中にキュンキュンして、最後がとってもいいなーと思った。とってもデリケートな話だけど。
★4 - コメント(0) - 2015年6月13日

普通って何?当たり前って何?同じ人なんて一人として存在しないのに。切なくて悲しくて、でも感動する話でした。出会う人が全て素敵な人ではないけれど少なからず、素敵な人でした。沢山の波に揉まれて、心や体をズタズタにしてまで必死に生きて、そんな蘭に頑張ってるね、って頭なでてあげたいと思った。最後の真壁くんとのやりとりに、父と家族との和解に、涙を溢しました。俺の、初恋の人なんや…期待しちゃうじゃん。ばか。好きだ。蘭には幸せになってほしい。
★6 - コメント(0) - 2015年6月9日

最後に、取材協力や参考文献がいくつか挙げられているが、色々調べて書いたのだろうな、と思える。テレビで明るくしているニューハーフの方々のもこんな風に苦悩があるのかな。
★3 - コメント(0) - 2015年6月8日

たぶん題材のせい。取材、ネットのため。おとうちゃんがなあ……ありがちな落とし方だ……
★1 - コメント(0) - 2015年5月5日

好みが分かれるテーマだけど、心情に寄り添い丁寧に綴っている。キラリとするシーンがあるから、盤上のアルファから見守っている感じ。 3
★6 - コメント(0) - 2015年4月24日

文芸書として素晴らしい出来かと問われると素直に肯けない部分はありますが、何人かの性同一性障害の方と接した経験があるのでいつも以上に主人公に感情移入してしまい読んでいて胸が苦しくなりました。今の日本は何故マジョリティが勝手に偉そうにマイノリティの位置づけ・価値観を決め付けてしまうのでしょうね。登場人物たちが結局はみんないい人で(特に真壁くん!彼の存在は反則だろってくらいかっこいい!!)現実にはこんなふうにはいかないだろうけれどこういう本を通じてマイノリティに対する理解が少しでも進むといいですね。
★17 - コメント(1) - 2015年4月2日

図書館で背表紙を見て、オーケストラをプロデュースの次は演劇なのか、と大誤解をもって読み始めてしまいました… 読んでる途中で、お気に入り様の感想を読んだのを思い出して、あーアレですかーと気づいた次第で。内容はともかく(ごめんなさい、なんだか昔読んだ誰かの自伝とかぶっちゃっててなんだかな~だったので)、出てくる小道具のマンガや映画や曲や、の方にひっかかっちゃったです。
★3 - コメント(0) - 2015年3月28日

女神のタクトを最初に読んでから図書館で見つけると読んでます。今回は、性同一性に関する話。私は男でそれに疑問を感じたこともないのでわからない部分あるのですが、このあたり前のところですれ違うというのは苦しい物なんだろうなというのがわかる話でした。
★5 - コメント(0) - 2015年3月25日

こういった分野に興味を持っていたので、図書館より借りて読了。主人公の自分の性への違和感、自分の本当の望みなどが細やかに描かれている。辛い場面もあるけれど、理解者もいて、現実だとこうはいかないかもしれないけど、安心して読める部分もありました。最後の真壁くんとの場面は美しいなと思います。色々思うことがいっぱいある書籍でしたが、自分の中で言葉がまとまらないのがもどかしいです。
★9 - コメント(0) - 2015年3月20日

図書館で借りた。MOREで多部ちゃんが紹介してた。性同一障害については人それぞれの意見があるからあまり触れたくはないんだけど。もう「障害」じゃないよ。それより性を同一にするための障害の方がよっぽど問題だよ。本当は誰もが男とか女とか気にしない、「人間」でいればいい。と思う。タイトルは冷たい響きだけど実際は味方が多いあったかい話でした。ラストの告白のシーン、素敵だったのに…真壁くん…初恋だったと何故あのタイミングで言うんだ…。あんなの言われたら期待しちゃうわ。妻子ある身なのに。
★3 - コメント(0) - 2015年3月13日

☆4
- コメント(0) - 2015年3月2日

性同一性障害に悩み、父親から感動されても、女になることを求め、女になった後はいかに生きるかを求める主人公の半生を描く。セクシャル・マイナリティが置かれる日本の現状を残酷に描きながらも(色々な差別が解消される日本は、遠い未来なんだろうなあ)、なお主人公の生き方に共感を覚え、時には切なく、時にはうれしさを感じる。24年間持ち続けた思いを伝えた時、まさかの奇跡が起こるラスト・シーンはちょっと感動かも。他の登場人物もみんな個性的で、ドラマ化されても面白そうです。
★8 - コメント(0) - 2015年2月28日

この小説は性同一性障害で悩む人の心そのものなのだろう。 異性になりたくて異性の持つ異性の特徴を羨ましく思う。それが異性への憧れになれば良いのだが、そうではない。心と体が別の性ってたまらないだろうなと思う。 『桜は始まりの花』日本ならではの素敵な感性だと思う。
★5 - コメント(0) - 2015年2月27日

自分の性が合わない感じはとても良くわかる。わたしも小学生の頃は同性が好きで悩んでいた時期があったけど、今はないからなぜだったのかは分からないんですよね。
★8 - コメント(0) - 2015年2月20日

女の子みたいな翔太朗。幼い頃から女の子に憧れ、かわいい格好をできる女の子たちをうらやんでいた。 そして小学生の時、特別な想いを抱いた真壁くん・・・。 中学になり、父のすすめで男子校に入り、だけどずっと真壁くんが好きだった翔太朗。 父の理解を得られず、家を出てその世界に入る。女性の体を求め、ホルモン治療から手術までしていく。 普通の女性に産まれていれば手に入るはずの、初恋の思い出や結婚や出産。 初恋の相手、真壁くんとのエピソードや、姉の協力、そして最後に父母と和解・・・。 切ないけどじんわり。
★6 - コメント(0) - 2015年2月5日

もう少し重い内容かと思ったら、所々挟まれるユーモアやギャグでそんなに暗くならず読み進められる。性同一性障害とひとくちに言ってしまうと身構えるけど、迷ったり周囲となじめないと感じている人は誰しも共感できると思う。それくらいニュートラルな目線がよかった。特に泣いたのは家族のシーン。恵の一言には言葉以上の重みがある。
★4 - コメント(0) - 2015年2月4日

過酷すぎる・・・何で体が男なの?僕女の子なのに。翔太郎の苦しみが切々と感じられて苦しかった。特に学生時代。おかまって言うよなぁ・・子供は。あっさりと。誰も何も悪くないのに何でこんな苦しむの。いじめられてるの読むの怖かった。いやだいやだ。でも折れそうな時に理解者が現れて救われる。こんな上手いこといくやろかって気もするけど。大人になっても女の格好してても満たされへん。人の目って怖い。あんたに迷惑かけてへんやろ。お父さんの昔話って必要?戸惑った。真壁くんがステキすぎる。「ずっと好きでした」泣けた。幸せって難しい
★8 - コメント(0) - 2015年2月2日

いろんな性の形がある世の中で、良き理解者がいてよかった…
★5 - コメント(0) - 2015年2月1日

図書館でゆっくり読書!幅広いジャンルの作品を提供する作者。この作品は1人の男が1人の女として生きていく物語。実際にはもっと悲惨な出来事や苦悩もあるんだろうが、おもったほどそのような感想を抱かなかったのは、主人公の周りの人たちに理解者が多かったからなんだろうな〜。一番難しいのは家族にいかに理解してもらえるかなんだろうが、その辺りも意外とさらっと描いていました。読みやすいという風に感じるか、物足りないと感じるかによって、評価が分かれそうです。
★3 - コメント(0) - 2015年2月1日

心と身体、年を重ねるにつれて積る違和感と自身への嫌悪感。彼への想いの自覚が、日々の輝きと苦しみを連れてきた。受け入れて、できれば愛して。彼が生きた時代背景が息苦しさとどこか薄氷の上を思わせる。時代が彼女の存在を拒んだの、ただ普通になりたくて、だけど自分に正直でもいたくて。想い人との日々が切ないほどにきらきらしていて、胸が痛むほど綺麗で。恋心が彼女を生み出す一つの契機になった。罵声に嘲笑、心無い声に、近しい者からの拒絶、流した涙も噛み殺した嗚咽も、数えるのはやめた。涙を拭えば、そこにはただ愛が在った。
★7 - コメント(0) - 2015年1月30日

翔太郎が望むのは女の子の服、憧れは同級生の真壁君。そんな彼(彼女)の半生。普通ではない世界の描写だが、それ故の説得力も強い。生き方をしっかり考えろと。 小中高の悩み、次第に理解者も出てくるその後、本人が悩みつつも自分と向い合う様をきっちり読ませてくれるし、甘くはないけれど、前を向ける展開とラストに感服。 悩みやいじめの小中での展開、世に出てからの苦労や努力、そして世の流れに助けられる点もあるけれど、自ら選んでいく道がきっちり描かれていた。
★7 - コメント(0) - 2015年1月29日

「もしあなたが朝起きて違う性別の体になっていたとしたら、その性別で生きられますか」以前性同一性障害について書かれた何かに、こうあった。ああ、それは無理だ。すとんと腑に落ちました。翔太郎だった学生時代も、蘭になってからも、彼女の周りにはよい理解者や友達がいた。それはどれほど心強いことか。性別に違和感を持つ人が、それを露悪的に利用せずとも普通の生活ができるようになるためにも、まず理解を深めることが大切だと思う。父の手紙のエピソードはいらないような気がするけどね。
★11 - コメント(0) - 2015年1月29日

性同一性障害の翔太郎(=蘭)が性別適合手術をきちんと受けて、戸籍上の性別を変更するまでの人生が医学的な部分は別として、大変「丁寧」に、そして優しさをもって書かれているなぁと思った本である。 小学4年からずっと恋い焦がれる真壁君との切ない出来事や、父親の無理解やストーカー相手の恐怖心で読んでいてハラハラドキドキ・・・そして、がむしゃらに「女」となる為に生きてきた蘭が、今度は人としての人生を歩もうとする姿に声援を送りたい。
★17 - コメント(0) - 2015年1月26日

崩壊、で好きになった著者さんだけどまったく違った作品でした。 性同一障害の少年の恋愛小説、かな。 学生時代は苦しかっただろうけどカミングアウト後は周りの温かさに救われた感じ・ 読み終えて表紙を見ると感慨深いものがありました。
★8 - コメント(0) - 2015年1月10日

男として男の人を好きなのと、男だけどハートは女で男の人を好き(逆もまた然り)、では意味合いがまるで違ってくる気がする。今まではそれをひとくくりに考えていた。心と身体がバラバラってどうなんだろう?想像もつかない事だけど、それは単に私が知らないから。ここに書かれてることが全てではないだろうけど、少し彼らの気持ちを垣間見ることができた。親の立場から我が子がそうであったら私は親としてどうするのだろうかと考えさせられる話でもあった。
★22 - コメント(0) - 2015年1月9日

本来ないはずのハードルがある。それどころか、スタートラインにすら立てないことも多い。それでも心は女の子だということ。ラストはとても良かった。
★52 - コメント(0) - 2015年1月7日

氷の仮面の 評価:100 感想・レビュー:52
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