国道者

国道者
あらすじ・内容
表情あり、歴史あり、吉凶の運命あり。訪ねて極める、楽しい「道紀行」。

人は道なしには生きていけない。しかしふだん、その存在を意識することはほとんどない。人の道同様、道にも様々な道がある。廃道、酷道、登山道、階段、海に消える国道などなど。国が定めた「国道」でさえ、目を疑うような末路を辿る道もある。マニアを自認する筆者が日本の道の実態を浮き彫りにする「国道ノンフィクション」。

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国道者の感想・レビュー(54)

同じ著者の「ふしぎな国道」(講談社現代新書)を既に読んでいたので内容的に新鮮さはない。
- コメント(0) - 3月21日

鉄道にオタクがいるように、道路にもマニアがいます。国道+者なのでマニア列伝かと思ったが、単純に国道を語っております。しかし、メジャーな国道を語っているわけじゃない。酷道とか、不遇な国道を中心に語っております。なんかおかしい、ここに国道があるのがおかしい。それはね、政治家の大物の鶴の一声で出来た道のようです。へぇぇ、と驚くことがありますが、所詮他所のお話しだ。ところが、知っている国道のお話になると引き付けられます。雑誌新潮45での連載なんだそうです。日本全国、ことごとく国道は網羅したというから、スゴイ。
- コメント(0) - 3月18日

【前置き、本書は小説ではありません】18年間に渡り国道ばかりを、32万キロ走行してきた男性の記録です。目白の自宅から地元新潟まで一直線の国道を敷いた田中角栄のこと、囚人を酷使し整備した国道など、政治家の癒着とその土地にまつわる話を交えて紹介しています。これを国道と呼ぶのか?という“酷道”もあるある。一つ言えるのは日本の地形的弱点を「道路」が克服してきたということ(地方の潤い)。その押しの手が現在も効くとは、一概には言えなくなってきましたが…。★3/5
★44 - コメント(0) - 2月5日

前の著作も読み、国道についての驚きについては言わずもがななのですが。田中角栄氏がどんだけスゴいことをしてきたか、またそれによっての物事の「歪み」の様なものを改めて感じた。にしても名阪国道は時々使うのですが、ほんとに謎です。
- コメント(0) - 2016年12月13日

昔から道というものは政治と密接な関わりがある。物や人の流れを司るだけでなく、万一の時には戦略上のポイントにもなる。その道の最たるものである国道が政治の道具となるのは当然なのだろう。自動車に重点を置いてきた我が国では国道になることが悲願のような土地もあるというし。だからこそ「なんでこれが国道?」な道路も生まれたりする訳で。といっても別にこの本は政治的なものではない。国道マニアが国道について記しているだけだ。なのに政治の話が絡んできてしまうのが国道の持つ性格を浮き彫りにしている。
- コメント(0) - 2016年10月10日

国道の酷道ぶりばかりではなく、歴史もわかって面白い。海を渡る(?)国道が結構あるのにはびっくりした。
★4 - コメント(0) - 2016年8月5日

階段国道として有名になったので、あえてそのまま国道として階段のまま残したり、繋ぐつもりだったのに、交通が他の道路に流れて、中途で工事が中止されたままになったり。当初の計画の意義が、社会情勢で変化してしまうことがあるが、国が整備・管理すべきと計画した道路でも、そういうことが起きる。それがかえってコクドウモノというマニアを呼び寄せるから、面白い。
★2 - コメント(0) - 2016年7月9日

所謂国道本カテゴリの1冊であるが、妙な状態になった背景や道路雑学本では意外と触れられていない政治の関与等ちょっと他とは違う視点。
★1 - コメント(0) - 2016年6月5日

国道ネタが満載。やや物足りない読後感。
- コメント(0) - 2016年5月29日

道って権力者ためのものなのね。公務員住宅のとこが一方通行だったり、自分の存在アピールのため立ち退き拒否だったり、面倒だ、埋め立て開発地お新興住宅しか住みたくないな。平坦な広い道、みんな新参者で反り繰り返るやつは無視で。玄関出るとき、すれ違わないようにするのが集合住宅のマナーなのよ。挨拶すらお互い迷惑ってことな。あれ、本の感想になってない。
- コメント(0) - 2016年4月19日

結構長い事生きているけれど、その辺にある道路について深く考えたことがなかった。ドライブが趣味の人は深く考えたりするんだろうかと思いつつ読む。国道は全部舗装されているものだと思っていたのだけれど、そうとは限らないんだ。面白いなあ道路。
★2 - コメント(0) - 2016年4月1日

図書館にて。国道マニアとまではいかないけど国道が好きなので読んでみたら、なんとおもしろいことか。国道と政治家の関係ってのは非常に興味深かったです。今までそんなこと考えたこともなかったので。あと文章のおもしろさに時々クスッと笑ってしまいました。Goog●eマップと併用してその地に行った気分になりながら楽しく読了!
★1 - コメント(0) - 2016年3月21日

FK
まともな(?)国道についてではなく、「何、これ!」といった類のもの。その中に、私が小学校時分、工事中であった「国道43号」もあった。私の住んでいた一筋北側の家々、あるいはお寺もあったが、それらが立ち退かされ、片側5車線計10車線もの道路が作られたのだ。工事現場付近で遊び、工事の進捗状況を見ていたものだ。それも今は昔。公害問題で車線はとうとう片側3車線に、制限速度は60㎞から40㎞に変更された。あと紹介されている中で車で走ったことのあるもので印象的なのは414号。静岡県・伊豆半島の天城越えの「ループ橋」だ
★2 - コメント(0) - 2016年3月17日

道はすべてに通じている~のに、どこにも行かない?たどり着けない行き止まりの道が国道(笑)。車通行無理!な階段が国道(笑)。県道メインのスーパーつなぎが国道(笑)。よくぞ国道道を極め、レアな道ばかり紹介されて、面白い!
★1 - コメント(0) - 2016年3月15日

国道マニアの生態を記したエッセイ。国道史、交通網の発達は日本の近代化の歴史とも重なるわけで、学術的な研究にも援用できそう。
★1 - コメント(0) - 2016年3月12日

『ふしぎな国道』(講談社現代新書)の後でまだネタは残ってるのだろうか?と手に取ったが、まだまだ余力すら感じさせるネタの充実ぶりだった。国道の「見立て」と「切り取り」がこなれていて、時にあえて妄想も入り混じるのが巧い。それと、「道路族」という政治用語の背景を垣間見ることができるエピソードが多く、改めて「道路って政治なのね」と思った。ただ、写真については「道路を挟むと、日本ってどこも似たような景色になってしまうのだなあ」と思わずにはいられなかった。「酷道」は置いといて。そこの裏を読むのが本作だとはわかりつつ。
★2 - コメント(0) - 2016年3月12日

あとがきの「この道はどこにつながっているだろう」「この道はどういう意図で作られたのだろう」という一節が、自分が日々道路を通っているときに考えていることと同じで、とってもシンパシーを感じた。もっとメジャーにならないかな、いろんな人と話してみたいよ国道趣味。
★3 - コメント(0) - 2016年3月5日

著者の本は、本業じゃなくってこっちばっかり読んでます。面白く読めるんだけど、新書版とあまり変わり映えがないような。田中角栄が善し悪しは別としてここまで影響力を持っていたのか。
★24 - コメント(0) - 2016年3月5日

青森の階段国道339号線は有名ですね。海に消える国道16号線もなかなかです。246号線も、大きな幹線道路なのに、なぜこんなに大きな数字なのか不思議です。日本国内には、国道ならぬ「酷道」もたくさんあるので、そういったものも見ていきたいです。
★24 - コメント(0) - 2016年3月4日

1度は行きたいと思っていた(未踏地)暗峠が、酷道とは……。酷道だから行きたくても躊躇していたということでもあるけど。こういう本、大好きです。面白かった。
★44 - コメント(2) - 2016年2月27日

333:北海道(39:鎖塚)/339:竜飛岬に階段国道/401:尾瀬沼「長蔵小屋」三代/1:日本橋「日本国道路元標」「東京市道路元標」/414:天城越え・ループ橋/23:伊勢神宮で終わる国道/174:神戸税関前の最短国道/32:高知県庁前の起終点標(6刻まれ実は8路線の起終点)/499:鹿児島県阿久根市トマソン国道/
★26 - コメント(4) - 2016年2月19日

にわかマニアになってしまいそうです!
★28 - コメント(1) - 2016年2月17日

国道に関する知識が増えました。 国や地方自治体が国道の策定に関与しているだけあって その背景には時の権力者(政治家)の意向が強く反映されていることがわかります。 日本一短い国道や階段国道、未舗装の国道など話のネタになるエピソードが満載でした。
★11 - コメント(0) - 2016年2月14日

国道の話は好き。
★14 - コメント(0) - 2016年2月3日

国道よもやま話。全国津々浦々の国道が取り上げられているが、やはり身近な場所にある国道の話は興味を引く。暗峠がなぜ国道なのか。第二阪奈道路建設のためのダミー国道だったのか(暫定国道と呼ぶ)。バイパスたる第二阪奈道路が有料道路であるために、暗峠はこれからも国道308号であり続ける。日本の道一〇〇選にも選ばれ続ける。しかし整備される様子はない。なにそれ。
★5 - コメント(0) - 2016年1月24日

著者の国道ネタ本は2冊目。内容が重複せぬよう配慮がされてるようで、良かった。主題ではないが、本書では政治家と道路建設の密接な繫がりが、複数の事例で紹介されている。そのことに不満ではなく納得をする私。青崩峠と三遠南信道(快適な道路です)と周辺道路の件は、未だ道路建設が地域発展のためだからこそとのたまう、役所の旧態依然の典型だな、失礼ながらそこが新道によってどんな発展をするかは、大抵公的宣言がされていない、唯我(々)独尊の世界か。本全般は勿論楽しい本ですよ、おにぎりがいっぱい!
★8 - コメント(0) - 2016年1月20日

同じ国道であっても、その評価は異なる。また、昔は価値があったとしても現在はその役割の殆どが消滅してしまっているところもある。国は大きな存在なので、物事を決めるためには時間がかかる。そのため実際に着手し、そして工事が完了した頃には当時の必要だった理由が殆ど消滅してしまっていることすらある。
★10 - コメント(0) - 2016年1月16日

国道エッセイ。正直道路のことなんてまるきり興味ないけど意外にも面白いじゃないの! 政治家絡みの話が特に。吉田茂が激怒した戸塚の踏切とか、金丸信の「信ちゃん道路」とか、河野一郎と小田原厚木道路とか、あとやはり角栄さん。目白の自宅から3回曲がるだけで新潟の実家に着くとかさー。「謎の永田町バイパス」は意味ありげで1番楽しかった。道路いいかも!
★42 - コメント(0) - 2016年1月14日

山梨県の道路事情にはひっかかってました。
★3 - コメント(0) - 2016年1月2日

面白かった。政治のパワー、恐るべしです。酷道がもう少し多かったら、なお良かったです。
★5 - コメント(0) - 2015年12月25日

2014年刊、ふしぎな国道もおもしろかったが、こちらも歴史、政治、行政に触れながら軽妙でおつな読み物。ふしぎな国道はマニアへの理解がはかられている感じだったが、今回は、国道の歴史的な営みの面白みを伝える感じで十分楽しめた。新潮45への長期連載の編集出版だが、最後まで人の営みを覗いたようで楽しめた。
★8 - コメント(1) - 2015年12月21日

買ってきて一気読み。マニアックになりすぎずに歴史やおもしろポイントを織り交ぜる書き方はいかにも理系の著者っぽい。するっと頭に入ってくるよ。そして頭に入れたらいざ実際にでかけましょう。暗峠は私まだ未訪問。
★4 - コメント(0) - 2015年12月1日

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