しんせかい

しんせかい
あらすじ・内容
19歳の山下スミトは演劇塾で学ぶため、船に乗って北を目指す。辿り着いたその先は【谷】と呼ばれ、俳優や脚本家を目指す若者たちが自給自足の共同生活を営んでいた。苛酷な肉体労働、【先生】との軋轢、そして地元の女性と同期との間で揺れ動く思い。気鋭作家が自らの原点と初めて向き合い、記憶の痛みに貫かれながら綴った渾身作!

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しんせかいの感想・レビュー(338)

文藝春秋にて読了。残念だが、物語も文体も、ゆさぶられるものがなく、おもしろくなかった…。19歳の少年が主人公だが青春小説的でもなく、主人公に共感反感を感じるほど響くエピソードもなく、自分のなかに「しんせかい」ワールド(?)が広がってこなかった。富良野塾ってもう少しドラマとして展開できる素材じゃないか?という期待感がマイナスに働いた面も。受賞該当作なし、って、今時売上貢献的になしなんだろうか…
★13 - コメント(0) - 2月24日

【図書館】「寂しがり屋の王様が、お城の納屋に住んで良いから僕と一緒にいてくれよと若者達に言いました。」こんなストーリーに感じるのは私の読む力が足りないからかな。19歳のスミトが先生の運営する劇団という名のコミューンに暮らす様を描いた作品です。先生の裸の王様っぷり、劇団員達のイエスマンっぷりが醜い。しかし、全てが俯瞰でフワッと描かれていて、登場人物が皆お面をかぶったのっぺらぼうのように感じられ、その醜さを嫌う気持ちのぶつけ先が見当たらない。読んでいて鬱積しました。(つづく→)
★85 - コメント(1) - 2月23日

昔話のようなというか、前時代的な場所での話でいて、主人公はかなりイマな態度。そのズレがいい具合に。
★4 - コメント(0) - 2月23日

芥川賞を機に手に取ったが、読了後もなぜこの小説が受賞したのか不思議。読みやすい作品ではあるが、心に残るものもなかった。著者が19歳の頃に富良野で過ごした体験が綴られるが、【谷】は富良野塾、【先生】は倉本聰氏と分かる。倉本氏の名も知らず、ただ実家を出たくて富良野塾に入った主人公すみと。全体に漂う覇気の無さと塾生達との微妙な距離感は、著者の俳優に対する熱意の無さの現れだろう。最後までふわふわとして掴み所のない作品だった。選考委員の先生でも意見が分かれるなら、私に良さが理解できるはずがないか。題字は倉本聰氏。
★102 - コメント(16) - 2月23日

やっぱり芥川賞なのね。解んない部分多し(苦笑)。「北の国から」見たくなりました。
★20 - コメント(0) - 2月23日

最初は読みにくいなー、芥川賞ってこうゆうとこあるよねー、って思いながら読んでたけど、後半は自分がしんせかいに慣れたのか、声だして笑ってしまった。夢かうつつか、不気味な自分か、その描写もかなり好きなやつだった。面白かった!!
★7 - コメント(0) - 2月23日

芥川賞、しんせかい。始めはスミトが考えなしだから色々覚えてない、覚えている必要がないと思って忘れてしまっているのかと思ったけど、後半は、考えすぎて纏まらず、自分の考えたことと混ざって 本当に起こった事がわからなくなってるのかなと思った。自分に自信がない?自分を信用していない?病気?思い込み?極寒の地で俳優を目指して仲間と過ごす話。「北の国から」?何を言いたいのか何を感じさせたいのかよくわからない内容だったけど、頭の中で考えていることがそのまま文章になってる感じで、私は読みやすかった。短編の話もスミトの話か
★7 - コメント(0) - 2月23日

しんせかい/山下澄人 読みました!! 純文学というのは難しいよ。どうしても物語性だったりテーマ性を意識して読んでしまうから。これといって青春らしさだったり爽快感を得られなかったかなぁ。読みにくい文章は、スミトの意識的な主観だったり記憶だったりとそういう手法だったんですね。最後のでなんとなくわかりました。そういった意味では面白くないわけではない。
★29 - コメント(0) - 2月23日

あー、実に芥川賞らしい作品だなぁ、と思いながら読んだ作品。文壇のプロが好みそうな、一般人には理解するのが難しい系の内容ではなかろうか。私にはさっぱり。文章自体は読みやすいが、時系列がややこしいので、本苦手な人はもっと苦手になりそう。
★5 - コメント(0) - 2月22日

表題作の中編+短編1本(富良野塾の入塾試験の前日を描いて意味不明)。 ■相変わらず芥川賞は分からない。 ■終盤、2年間の塾生活を終えて去っていく1期生。苦楽を共にしてきた仲間と別れる辛さ、寂寥感が伝わってきた。 ■人生の目的を見つけられずに富良野塾に飛び込んだ主人公(=著者)。青春時代の虚無的な雰囲気、他人との距離感、せつなさなどが何となく感じられた。 ■それにしても意味不明…。 ☆☆☆
★19 - コメント(0) - 2月22日

自らの体験をベースにしたであろう作品。細部にリアリティが溢れており、独特の世界観を生み出している。登場人物は多いが、特に読むのに苦になることはなく、個人的にとても面白いと思いました。
★6 - コメント(0) - 2月22日

心にひっかかる言葉もなく、今回はビミョー
★3 - コメント(0) - 2月22日

わからない
★3 - コメント(0) - 2月22日

読み慣れた頃に、読み終わった。私には難しかったのかよく理解はできなかったが、読むのは苦ではなかったです。それが心地よく感じたりもした。感情を読み取れず淡々としている。物語というよりは雰囲気を楽しむ作品のような気がしました。
★13 - コメント(0) - 2月22日

芥川賞。  小説というより拙い作文を読んでいる感じ。  でも主人公スミトを表現するなら、あえてこの幼い文章でピッタリだと思いました。  眼鏡してるのに気付かず眼鏡探してる。  探してる本人が「なんで探してんだっけ?」的な考えだから永遠に眼鏡は見つからない。 というような内容  富良野塾は本当にこんな感じなの?
★22 - コメント(0) - 2月21日

芥川賞って何なんだろう? 富良野塾の裏話と批判に過ぎない。これが本当なら優秀な人材が育つはずないなぁ。
★6 - コメント(0) - 2月21日

【谷】のことを「宗教みたいなもん」と言ったところだけは凄く共感した。【先生】の代表作のあのドラマはではなく、ずっと「想い出づくり」を観ていた私が手を出す本ではなかった。最近の芥川賞受賞作品はよくわからない。同時掲載の短編は未読。
★12 - コメント(0) - 2月21日

2時間くらいで読了。私のイメージする芥川賞はコンビニ人間でも火花でもなくこっちの方。【谷】で起こるどの出来事も脈絡なく放り投げたように描かれているため、ストーリーを追うというよりは思い出話を聞いている感覚に近い。自身の体験がベースになっているのだろうけど、”明らかな創作””明らかに事実”の区別がつかないので、そこを探っていくと楽しめるかもしれない。最後、唐突に終わるのも“語り疲れた。これより後の話に意味はない”ということなのかな。同時収録の短編の方がストーリー性を感じる。それが良いかどうかは別として。
★30 - コメント(0) - 2月21日

著者、山下澄人さんの作品は初めてのため文章が地のものなのか、意図したものかは分からない。独特なリズムではあったが、読みにくさは特に感じられなかった。私小説とされるだけ少なからず筆者の経験が織り込まれているとは思うが、流れる時間感覚が不思議であった。早過ぎる日常を引き伸ばし、時間に鎖をつけ、流れに抵抗したかのように思えた。選評を読んではないが気になる点であった。
★10 - コメント(0) - 2月20日

富良野塾で学ぶ自分と仲間、先生である倉本聡さんが登場する。「、、、、と思われ」という書き方が何度も出てくるが、「北の国から」のじゅんと同じしゃべり方!芥川賞受賞作だということだけれど、私にはよさが分からなかった。
★15 - コメント(0) - 2月20日

文章に慣れるころには読み終わっていた。何かを掴もうとして【谷】を訪れた主人公が、苦しい生活に耐えながらも、何も得られずに出ていく「空振り感」。「教えを乞う側」であるが故の、【先生】に対する屈折した感情。ところどころ、心にひっかかるものはあった。
★11 - コメント(0) - 2月20日

読みにくかったです!!!!!
★4 - コメント(0) - 2月19日

芥川賞受賞作ということで読みました。選考における肯定評価として最小限の糸で過去を縫う作品とありましたが、自分には読みづらく内容も楽しめませんでした。なぜこの作品が芥川賞に選ばれたのかわかりません、そういう意味では考えさせられる作品ではあったのかもしれません。同時収録されてる、率直に言っての方が受験前の学生の心境をうまく表現されていて楽しめました。
★10 - コメント(0) - 2月19日

作者が自分を投影している小説ってあまり好きではないのだけど、これは読めた。精神的な不確かさ、拠り所のなさ、根拠や自信のなさですらなく、迷っている自分自身を客観視しようという気持ちすらわからない、「わからないことをわかってない」ことを書いたのだと思われる。たぶん。
★8 - コメント(0) - 2月19日

富良野塾での出来事を嘘と本当のこもごもで、それも非常に違和感を覚える内容と文体で、それが何とも新鮮で心地よかった。それが芥川賞となったのだろう。今後は、こんなけったいな内容や文体は通じないし、文学界では許されない。精進が不可欠ですね、山下澄人さん!と言いたい。それにしても倉本聰が澄人さんに言った「シナリオの枠は数学なんだ。因数分解と同じなんだ」とは、どういうこと?誰か知ってる人がいたら教えて~!倉本聡の誕生日が元旦となっていたので、疑心暗鬼でWikipediaで調べたら12月31で戸籍上は元旦だそうです。
★11 - コメント(0) - 2月19日

『ものごとは便利になり余裕が生まれるほど切羽詰まれなくなり堕落する』・・俳優・脚本家志望者の共同生活。退屈な作業に意味ないと体験者に愚痴り、手紙で告発されたのが印象的。先生は言う。『地に足のついた役者や脚本家を育てたいと思ってるんだよ。うわっつらだけの、きれいなだけの、そういう今流行りのものじゃなくてね』・・仕事や命令ではないし主体的に自発的に従いたいと皆、スミトは惰性だ、はきているのだ、だから出し物も真剣、眠くても授業を減らさない。中途半端な、情熱のない青年の奇妙な二年間を独特な語りで描写した芥川賞作。
★23 - コメント(2) - 2月19日

物語を読んだというより、雰囲気、世界観に出会ったといった印象でした。
★8 - コメント(0) - 2月19日

今年の芥川賞作品、文芸春秋に掲載されてたので読んでみました。「花火」がお笑い芸人だったのに対し、こちらは、俳優、劇作家志向者を題材としてます。作品としてみれば別にどうという内容のものではない、北海道の田舎で演劇塾の生徒として一般社会とは隔絶された中で集団生活をする、そういう世界での事象を描いていってます。それは、ある種、カルト宗教っぽい世界でもあるんですね。師といわれる人がいて、その師のもとで生活をする、唯一の価値は師に認められること。これに対し否定する気はありません、人が迅速且つ高次元で成長していく→続
★16 - コメント(5) - 2月18日

★★☆☆☆ この読みにくさ。わざとでしょうか。芥川賞の選評では「王道の青春小説」と書かれてるが、主体性と情熱のない主人公。どこが青春小説なんだろうか… 主人公の底抜けに無気力なところは面白かったが、青春小説ではないよね。
★23 - コメント(0) - 2月18日

芥川賞受賞作。題字は倉本聰。高校卒業後、倉庫でバイトしていたスミトが【谷】(富良野塾)二期生の試験に合格して船で北海道に渡り、塾生達と自給自足の共同生活をしながら演技や脚本について【先生】(倉本聰)から学んだ1年間が描かれる。俳優への熱い情熱や倉本聰作品への敬愛があったわけでもないのに合格し、厳しい農作業や馬の世話等を黙々とこなす日々、無自覚な態度を【先生】に叱られる事もあったスミトの無垢な朴訥さは地に足の着いた俳優を育てる富良野塾そのものに思えた。試験前夜を描いた短編「率直に~」が表題作を引き立てる。
★9 - コメント(0) - 2月18日

芥川賞、受賞作。賞とかよくわからないけど、ボキャブラリーの少ない私に、新しい人の本を読むきっかけを与えてくれる。淡々とした文章が読みにくくもあり、心地よくもあり。色んな枠にとらわれない感じ。好みはがわかれる作品では。
★15 - コメント(0) - 2月18日

芥川賞受賞作品!読んでも読んでも進まない。何度も残りページを数えながら読んだ。作者の奥深い心打ちを描いたのだろうが、なかなかその世界には入り込むことが出来なかった。調べてみた芥川賞は芸術性、形式に重きを置いた純文学短編作品から選考されるそうだ。まだまだ純文学を読みこなせる読書力がないということなのだろう。それでも、直近の「コンビニ人間」や「火花」なんかは面白く読み込めたのに…?ちなみに直木賞は大衆文芸作品から選ばれるというが、素直な疑問として自分には何が純文学で何が大衆文学なのか?その線引きもわからない。
★9 - コメント(0) - 2月18日

芥川賞受賞の表題作と短編1話収録。表題作は【谷】で自給自足しながら、【先生】に演技や脚本術を学ぶ青春小説であり、私小説。富良野塾での倉本聰との日々なのだけれど、テーマとして求心力が足りなく感じてしまったのは、今は倉本聰に僕が興味がないせいか。混濁した文体が独特で、不思議に味わい深い作家ではあるので、今後に期待して良いのか、富良野塾の話以外にどんな話を書く作家なのか、想像ができない。併録された短編の混濁ぶりは、文学していたけど。他の作品を読まないと、自分の好みか判断できないかも。なんか微妙な作家。
★43 - コメント(0) - 2月17日

数時間で読めたけど、独特な文章に終始笑わされた。(注)物語自体はつまらないし唐突に終わります。
★11 - コメント(0) - 2月17日

芥川賞。【先生】=倉本聰、【谷】=富良野塾 の 私小説です。文体はまあ面白いけど 感動は無い。これも文学なのかな? ☆3
★10 - コメント(0) - 2月17日

これは二部あるのか
★3 - コメント(0) - 2月17日

 富良野塾2期生の様子を描いており、内部告発的な内容なのかなと下世話な興味を持って読み進めていたらそうではなかった。  主人公が親しい女の子とセックスをしていないことをずっと気にしていて、童貞らしくてよかった。時折、幽体離脱的な表現やスピリチュアルな体験があるのに、それほど驚いた様子も無く日常の一部のように淡々と受け入れているのが面白かった。  演技の教室の様子がもうちょっと読みたかった。極限状態のピンチの時に隣の農場のおじいさんの声が聞き取れないのがとても面白かった。
★7 - コメント(0) - 2月16日

私は倉本聰も北の国からも富良野も好きだから、比較的とっつきやすいタイプの読者だと思うが、それでも面白かったかといわれると??だ。文章が回りくどく、お話が平坦で、最後まで盛り上がりに欠けるように見える。純文学だからしょうがないというかもしれないが、果たしてどうだろうか。人間の内面ったって、何らかの目新しさってないように思う。受賞作だからって面白くない、の典型のような本。純文学って成り立ちにくくなっているんだろうか、といまさらながら心配になってしまった。
★10 - コメント(0) - 2月16日

《芥川賞受賞作》この本には絶対に何かがあるわけで、でもそれがわからないのが芥川賞であるわけで・・ジュンのセリフ調でしか感想が書けないので、書評を読んだ。これは震災小説だった。神戸なのに北海道に居た。死んでいない、生きている。神でもグルでもない只の人間を『先生』と呼び、『谷』と呼ばれる場所で2年暮らす。オウムのことがチラッと受かんだけれど、それは合っていたようです。1995年に起きた二つの大きなことを、2011年の震災も経て、それとはわからぬやり方で応答している・・少し世界が見えてきたような・・
★59 - コメント(3) - 2月16日

ルポルタージュのような書きぶりは好感。少しずつ、主人公と世界が漸進して変わっていく雰囲気がよい。大きな転換や事件はないけど、いや、あるのだろうけど主人公が特に関わりを持たず、でもそのわずかな影響が、地元の彼女との手紙と、共同生活の人々とのやり取りに表れてきているような。『率直に言って~』の方がどちらかというと読みやすい。
★9 - コメント(0) - 2月16日

しんせかいの 評価:100 感想・レビュー:161
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