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隠居の日向ぼっこ

感想・レビュー
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アノニマス
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ヘチマタワシがヘチマの形のタワシなんじゃなくて本物なのか…。「はいちょう」「ひごのかみ」「ちろり」等聞いたことはあるが何なのかよく分からないものについてさらっと知ることが出来る。「犬や猫はゆたんぽ代わりに重宝された」というのがとても良い。「まめ」で引用されている「百物語」の回はぞっとして印象に残っているので未読の方は是非読んで頂きたい。
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hitokoto
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 杉浦日向子さん(1958~2005.7.22、享年46)「隠居の日向ぼっこ」、エッセイ集、2005.9発行。①「踏み台」は元々、新築家屋への大工さんの置土産 ②「手拭」は万能の布 ③「肥後守」は折りたたみ小刀で鉛筆の友 ④江戸では「耳掻き」はひとつの生業 ⑤「まめに暮らせ」:無理せず自分なりにやれ(ほんのり温かい好意が込められている)⑥行灯の明るさは豆電球よりも弱い。昔との決定的違いは電気の有無 ⑦四季に寄り添い、太陽と月に従う、江戸の時。
hitokoto

こかげさん、同じ思いですね(^-^)

04/20 03:24
hitokoto

コメントとナイス、有難うございます!

04/20 03:30
6件のコメントを全て見る
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たぬき
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10年くらい積んでいたけど、久々に杉浦さんの本が読みたくなって開いた。新聞連載記事とあって、一つずつが短く読みやすい。貧乏徳利の話のように、要るものを必要なだけ買うというスタイルが今の時代は必要だよなあと思った。包むだけの容れものは不要、という考えに賛成。しかし、現実的にスーパーで買い物をしようとしたら、もれなくプラゴミがついてくる。プラスチックが無いと生きて行けない…。江戸時代のエコ精神が素晴らしい。
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三億横領しても会いに行く
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杉浦日向子さんの漫画の解像度が上がった。もっとこういうの読みたい。お金で買えない踏み台がほしいよ〜メルカリにもないよ〜
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 本の紙魚
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春の気配はのどけさと一緒に花粉と気圧の変化も連れてきて、だるだるぐずぐずの毎日に寝っ転がりながらこの本を読んだ。傍らには「百日紅」も。杉浦さんの描く江戸の絵に浸かりながらなので、あの時代の小道具については違和感なく、そして自分も知ってる赤チンや蝿帳が出てくると、ようやく杉浦さんが生きていたのはついこの間だったことを思い出す。コタツに入って出たくないという感覚はみんなわかるだろうなあ。湯たんぽは最近は電子レンジで温めるものもあり、江戸と昭和と現在は繋がっているんだよなと当たり前のことに気がついて本を置いた。
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森の猫
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江戸時代の日常風景…と思いしや、意外に 自分が過ごした子供時代にも「はいちょう」「火鉢」「蚊帳」など いろいろ体験しているものだなぁ…と懐かしく思い出しました。 今の生活様式にも 手ぬぐいなどは活躍していて 江戸からずっと令和へ受け継がれている、連なっているなぁ。 ずっと積読本にしてあった本 ようやく読了。
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はたけ
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日本にある素敵な文化、忘れそうな文化が沢山詰まっていました。少し前までよく見た物も今では全く見なくなっていたり、時代の流れを感じますが、忘れ去られていく道具の中にある人の営みの温かさを感じました。
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Nyah
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江戸から昭和の道具。思い出を交えながら、物を語る。
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Melody_Nelson
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テレビでは見たことあった杉浦日向子さん。著書を読むのは初めてなのだけど、ほのぼのしていて、且つ、軽やかで品が良い文章なのが気に入った。ノスタルジックな道具についての知識や思い出が楽しめる。こうしてみると、現代の生活って実用性には優れているのだろうけれど、無機質なモノが多い。筆者の日向子さんは、とても熱心に時代考証について学んだという。また他の本も読みたいな。
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桜草
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江戸時代から昭和にかけての身近にあった道具に纏わるエッセイ。中には現在でも有る物もありますが殆ど失われてしまった道具たち。蚊帳や火鉢、赤チンなど何処か懐かしさと温もりを感じさせてくれます。所々に挿し絵が描かれていて分かりやすく目の前に浮かんでくるようです。「隠居の日向ぼっこ」と言う題も好きです。面白いだけでなく忘れていた大事な事を教えて貰ったように思います。
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みゃ~
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ふさようじとか箱枕とかお歯黒とか全く知らない物から、かやりやはたき、赤チンなどいつの間にか目にしなくなった懐かしい物達(グッズとか言ったら怒られそう)までいろいろ。木の台形の踏み台は新築祝いに大工さんから贈られる物だから売ってないとか知らなかった…。湯たんぽの話の湯湯婆が面白かった。各エッセイにつけられた杉浦さんのマンガも面白そうでちゃんと読んでみたい。
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栄吉
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★★★☆☆ [図書館]既に文庫版で読んでいた…が、やはり面白い!粋な生活を送りたいと思う。
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猫田(無職透明)にゃん吉
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四季折々のことどもを語る穏やかなエッセイ。「こどものころ、東京の冬は、ひどく寒かった」で始まる赤チン(さすがにこれは江戸時代にはなかったが)の話など、この人は同い年なのにまるで江戸時代の人のよに口を開く。もっともっとこの人の語り口を楽しみたかった。
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まき
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<付箋紙>  日々使い込んで、しっくり手になじんだ、しゃもじの柄で、日常の価値を判断するなら、ひとりひとりの暮らしは、よそったご飯のように、ふっくら、あたたかく、やさしくなれる気がする。ちょっと口惜しい。使い慣れた「しゃもじ定規」で、測ってみたい。(「杓子」)
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深青
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ネタバレ一話一話は短いけれど、こうまあるい柔らかい感じのするエッセイでした。江戸の文化にも自然に触れてあって勉強にもなりました。いいなぁ…杉浦さん。もっと色々と読んでみよう。
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nako
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杉浦日向子みたいな人になりたかったな。
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ann
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日常、何気なく使ったり目にしてるモノたちのうんちくが杉浦流で語られている。実家にあった古い古い踏み台はそういう代物だったのね。これからの私の生活に必要と感じた「はいちょう」。欲しいな。知己の骨董品屋さんで見かけたので交渉しちゃうかも。
junkyjunk

キッチン用品コーナーにあったよ~♪

01/17 22:20
maiQoo

(ˀ̢⋅⃘‧̮⋅⃘ˁ̡ી˂ᵒ͜͡ᵏᵎ⁾

01/17 22:26
29件のコメントを全て見る
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おはぎとぼたもち
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「ちうくらいのほどよいしあわせ」道具と江戸っ子暮らし、思えば「今」が見えてくる。小さくお洒落に生きる、絶対今の方が便利だし物も豊かだけれど人一人豊かに生きる為に必要なものはそんなに大きくない。共有または必要な分だけを、でも道具にはセンスを光らす。雀の根付・犬湯たんぽ可愛い。耳かきリフレ(おっさん)なんて商売を考え付く&成り立つのが凄い。
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貧家ピー
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江戸時代から昭和に使われた道具を春夏秋冬に章立てしたエッセイ。 「団扇では憎らしいほど叩かれず」 「夕涼みよくぞ男に生まれけり」
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fukura
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おすすめの本。ほっこり。
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ハイランド
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懐かしいもの、今はもう使われなくなったものを描く随筆集。世の中効率を求めてどんどん便利になっていく。そして無駄が排除されていく、同時に無駄の中にある味わいやゆとりもなくなっていく。エアコンの冷風に、風鈴を鳴らす盛夏の微風の情緒はあるまい。この本に書き下ろされた絵はなく、おそらくは筆者は病に苦しんでいたのだろう。だからこそその日ぐらし、宵越しの金は持たないのではなく持てない、刹那的な享楽、日々の貧しい暮らしの中に楽しみを見出していた哀しい江戸人の情緒を、誰よりも理解できたのだろう。筆者没後十年、合掌。
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Shimaneko
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毎晩就寝前に数章ずつ、ちびちびと読了。みをつくしシリーズの名場面など連想しつつ。
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ぶんぶん
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【図書館】杉浦日向子が懐かしいそして江戸の匂いを残す品々を紹介する一冊。 品物だけでなく当時の雰囲気も伝え、ほっこり出来る。 筆者がその状況に愛着があるのが、ひしひしと伝わる本です。 踏み台、肥後之守、はいちょう、おひつ、ねんねこ、湯湯婆など、もう見かけない懐かしい品々が並ぶ。 お婆ちゃんちの縁側にいる、暖かい雰囲気に浸れます。
今夜は眠れない

素敵な人ほど早逝です。

02/06 20:31
ぶんぶん

ほんとですね、本が残るのが唯一の救いです。

02/06 22:33
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tomi
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手拭や団扇、蚊帳など江戸から昭和の昔に親しまれた道具にまつわるエッセイ集、全篇に他の漫画作品などから録られた挿絵入り。踏み台は元々新築の際の大工さんの置き土産で、踏み台作りは弟子への腕試しの仕事だった。畳が一般に普及したのは明治をよほど過ぎてから等々、ちょっとしたモノの歴史も学べる。お歯黒は確かに時代劇でリアルに再現したら情緒も美観も台無し…
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onasu
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浮世絵でしか見られないモノから、昭和の時代ならまだ見られたモノまで。日向子さんの道具への愛を綴った絵と文章。できるなら、ずっと読んでいたかったな。  「隠居の日向ぼっこ」、日向子さん×2なネーミングは、肩肘張らずに、て趣向。実際の執筆では…、てとこはさておき、そのニュアンスは十二分に伝わってくる。絵も全て他の著作からの引用なんだけど、シュールなものからコミカルなものまで、全く支障なくはまっている。  あくまで日向子さんの江戸イメージなんだけど、その中で一時遊ばせてもらえる。それが、いいんだな。
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tokkun1002
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2005年。「朝日新聞」2000〜2001年掲載。イラスト入りで江戸のあれこれを紹介。釣忍って素敵。杓子、かわや、おやつなど言葉の成り立ちに納得。湯湯婆と湯湯爺笑えるね。
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えすにん
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お馴染みの物から、名前だけは知っているようなものまで、主に道具にまつわるエッセイ集。最初から最後まで楽しく読了。
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北の親父
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江戸の昔から使われてきた道具や物。手ぬぐいがその代表かな。読んでいて自分も使っているものもたくさんあり、その歴史をひもといてもらって感激しました。若い方にも楽しく読んでもらえる一冊だと思います。
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あかつき号
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だれだれの夏の暑い日に、昼からちょっと一杯ひっかけて自分に甘くなる時に読む本。あられもない恰好で、蝉の声をうるさがりながら、宵闇を待つひとときにぼんやり読みたい。そんな時、自分のDNAに刻まれた「本性」にこの本がひそかにもぐりこんで、アイデンティティーが豊かになる気がする。早世が惜しまれる方。
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綴
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挿絵もあって読みやすい。折り畳みの蠅帳なんかは、田舎にいたころよく使ってたなあ……と懐かしい記憶が思い出される。おもしろかった。
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がちゃこ
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杉浦日向子さん、大好き。
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kikizo
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江戸の"粋"がよく分かります。読みやすい文体、絵も楽しい。
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salty orange
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暮らしの道具エッセイ。一つの道具につき2~3ページほどやから、寝る前にひとつ。みたいな、お楽しみで読むのもよし(*^m^*) ムフッ 日向子女子なので、基本江戸。短い文の中、江戸への愛が感じられるよ。
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琵音
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私もですが、古い時代の道具他に郷愁を感じる人にはいいと思います。挿画も風情があります。江戸時代の風俗に興味があると一層楽しめるのではないでしょうか。
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圓子
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私も隠居したい。あこがれの人、杉浦日向子。
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pie
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本物のマニアの幸福感に便乗できる。季節と生活を楽しむお江戸のご先祖と日向子先生にあやかりたい。ああ、炬燵、好きだよ炬燵、欲しいよ炬燵・・・
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katabami
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蚊帳はわたしの小さい時は現役だったよ。今もどこかにあるんだろう
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