平凡

平凡
あらすじ・内容
つい想像してしまう。もしかしたら、私の人生、ぜんぜん違ったんじゃないかって――。
もし、あの人と別れていなければ。結婚していなければ。子どもが出来ていなければ。仕事を辞めていなければ。仕事を辞めていれば……。もしかしたら私の「もう一つの人生」があったのかな。どこに行ったって絶対、選ばなかった方のことを想像してしまう。あなたもきっと思い当たるはず、6人の「もしかしたら」を描く作品集。

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平凡はこんな本です

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平凡の感想・レビュー(2074)

もしもあの時、あっちを選んでいたら。という短編集。大体そんなことを考えるときは、自分がつらい時だからなのだろうか。負の感情が見え隠れしている気がする。ただ、あっちを選んだらこの人生はないんだよ。
★3 - コメント(0) - 3月22日

『あの時こうしていれば』の先にあったかもしれない自分の未来をそこらじゅうに、見る。私の今は、自分が選択した結果。自分ではどうしても変えられない世には生きてこなかった。私の思う『本当にどうしようもなく本当に気の毒』な世は私の身が感じることはなかった、頭では思う、知ってる。 自分が選んだ結果が今、なのに、他人を当事者を、妬んだり恨んだり誇ったり嘲たり。。。あの時認められなかった友人の感情も、この本を読んで私の中に確認できた。読み進むごとに『もし If』の先は読み手次第、、のお話たちでした。
★3 - コメント(0) - 3月22日

どの短編もリアリティがあり、主人公たちの思いに共感できる。「もしかしたら、自分の人生って全然ちがったものになっていたかも。」とはだれにでも起こり得る。後悔とともに・・。ひょうだいの「平凡」も身につまされる。角田氏の作品はいつも、ため息をもって読み終える。
★6 - コメント(0) - 3月11日

もしも、あのとき、こうしていたら。短編集の主人公達は思いをめぐらせ想像する。“もし”の話しは夢物語のようだなぁといつも思う。良くも悪くも今とは違う人生が、現実の生活から少しだけ夢を見せてくるような。一見無駄なように余計なように見えても“もし”の世界は人の心に必要な感情なのだろうなぁと思った。最後のお話良かったなー。
★31 - コメント(0) - 3月9日

★★★★☆
★1 - コメント(0) - 3月9日

選ばなかったもう一つの人生に思いを馳せる人々の物語。もし、あの時違う道を選んでいたら、と振り返って岐路と思えた地点に何度も思いを巡らし、とらわれている人々が登場する。彼ら彼女らの思いに共感しつつも、悔やみながら平凡に生きている今がかけがえのないもの、と感じた。最後の「どこかべつのところで」のお話が好き。
★6 - コメント(0) - 3月8日

【図】選ばなかった人生に思いを馳せる六篇。最後の話が胸にじわっと迫った。年齢が違っても、歩んできた人生が違っても、同じ気持ちを分かち合える関係が良いなと思った。
★8 - コメント(0) - 3月3日

人生の分岐点。たくさんある選択肢の中から一つを選んできた先に(過去のある一点において自由意志とは本当に存在していたのか的な思考はとりあえず忘れて)今の自分がいる。人生にifはないけれどもしもあのときに違う選択をしていたら今自分はどうしているんだろう。そんな誰もが一度は考えたことのあることをテーマにした短編集。迷って悩んで泣いて苦しんで過去を悔やんで、それでもまたみんな今までに創り上げてきた明日を生きていく。この登場人物達のように悔やんで生きている今現在にもわりと幸せが見出せるってことに気づきながら。
★27 - コメント(0) - 2月24日

「あのときこうしていれば」「これをしていなければ」小さな後悔や大きな後悔、人生色々だ。 「もうひとつ」と「月が笑う」では身勝手な友人、元パートナーにイライラ… 「どこかべつのところで」はちょっとした事で人生が変わってしまう恐ろしさにゾッとした。 「こともなし」が一番リアル。 泣きそうになるのが母性…なるほど。今、も、夫、も、娘、も、家、も、生活、もどっしりとここにあって消えない。その通りだ。 どんなに過去を振り返ってみても結局は同じ選択をするのかもしれない。
★5 - コメント(0) - 2月20日

★★★★★今の人生に満足しているしていないに関わらず、自分にあったかもしれない別の人生って、だれでも少しは考えたことがあるんじゃないかと思う。少しずつニュアンスの違う6つの短編。『いつかの一歩』の、「人生って最初からあるのかしら、それとも、できていくのかな」「できていくとしたら、いつのどの一歩がその後を決めていくんだろう」なんて、本当に考えることがあります。面白かった!
★42 - コメント(0) - 2月19日

人生の「もしこうしていれば」を描いた短編集。短編集はあまり読まないですが、この角田さんの作品は1つ1つ重みがあって読み応えがありました^ - ^ 分かれ道に立った時、選ばなかった方を「向こうはどんな道だっただろう」なんて考えても、結局は戻れない。だから選んだ方の道を進むだけ。改めてそんな風に思いました。
★10 - コメント(0) - 2月15日

結婚後に素敵な人に出会ってしまったり、別れた恋人の不幸をちょっとだけ願ってしまったりすることはなくもない。踏み出す勇気がなかったり、踏みとどまれなかったり、幸せな日々を送っていたとしても、あの時違う選択をしていればと思う日はきっとくる。現実から少しだけ離れた世界への憧れや逃げ。でもその選択が、一つ一つ繋がりそのあとの人生に影響を与えていく。つらい選択は時間を止めてしまうことさえある。この本に出てくる人たちは、それでも人との出会いをそれっきりにはせず、前へ進んでいる。たとえ10年間同じことを後悔しながらも。
★213 - コメント(0) - 2月11日

平凡とは。高収入で、人気があって、華やかな状況にあっても「平凡」でいてほしい、とか、恨むのと同義語としての「平凡」とか。平凡が一番いいと言うけれど、平凡って、つまり心の状態というか、人間らしく、悩んだりつまずいたり状態のことなんだなーと思って、それは私にとって発見でした。
★5 - コメント(0) - 2月8日

短編小説集。日頃ふと感じる気持ちを的確に表現してくれる角田さんは本当に凄い。夫婦の物語で人生の物語。みんな迷って生きている。子なし夫婦の登場か多くてほっとする。子なしの今をまだ受け入れられないけど、夫婦円満なだけでも有り難いなと、この小説を読んで改めて考えさせられた。とても良かった。
★8 - コメント(0) - 2月4日

短編なので、色々な気分になりました。 自分の常識から外れた行動をする人が出てくると、基本は嫌なのに続きが気になってしまいます。そして共感してしまう場面では自分の中を覗かれているようでニヤリ。
★6 - コメント(0) - 2月3日

誰もが過去のある時点に戻ってやり直したいと思うことはあると思うけど、そんなことを考えている人たちが主人公の短編集。考えるのはやめられないけど、まだまだ先に楽しいかわからないけど、想像じゃ得られない生活が待っているかもしれないと、なんだか慰められた。
★6 - コメント(0) - 2月3日

私にもある。もし、あのとき、こうしていたら、しなかったら。さらには、自分ではどうすることもできなかったことまで。自分がつらくて苦しかった時によく考えたりしていたけど、でも、そういういろんなことがあったからこそ、こうして今は幸せだと思えるから、こうしたことも、しなかったことも、それでよし、とする。
★6 - コメント(0) - 2月2日

母性は泣きたいような気分、に共感。全編とおして、読んでいてモヤモヤする。本を読んでいるのに、自分にも当てはまる話ばかりで、考えてしまって、現実逃避できないから。結婚してからはじめて結婚生活をリアルに感じる本を読んだからか、自分自身と照らし合わせて、かるく重い気持ちになる。もう少し、笑おう。優しくしよう。ゆっくりしよう。家事より時間を優先する時も、つくろう。
★5 - コメント(0) - 2月1日

ごみ箱に捨てられた体温計によく似た棒か。私も泰春と同じ陰性も陽性もわからずでした。できちゃったで結婚を決め、今があります。もし別の人を選んでいたらどうなっていたのだろうと考えたことも度々あります。それから、私の弟も塾の帰りに車にあてられ怪我をしましたが、泰春とこれまた同じく相手を許しました。子供の心が許さないと口にすることの責任や恐さより、許すと言ってしまうことで楽になりたかったのだと今わかりました。あの時許さなかったらその人の人生はどうなったのか。「月が笑う」が好きかな。角田さん、とてもうまいです。
★129 - コメント(1) - 1月23日

- コメント(0) - 1月20日

☆☆☆☆ 『もし、あの時別の道を選んでいたら』という、誰もが思う事をいろんな登場人物の視点からみた短編小説。サクッと読めて、それでいてなんとなく、全てのストーリーの登場人物に共感出来て、でも結局最後は今もそんなに悪くないと思える前向きな結末の作品で心が温まりました。
★9 - コメント(0) - 1月1日

女性主人公4話、男性主人公2話の短編集。もしあのとき、こうしていれば・・その人を選んでいれば・・あの朝、こうしていれば・・ともう一つの自分の人生を想像してみる6話。そのもしもの話が一つでなく、別の話、別の人の話がそれと絡んで来て、複雑化し想像も簡単でなくなる。誰しも考えてしまいそうな、もしも話で、想像し考察し楽しめました。
★89 - コメント(0) - 2016年12月30日

角田さんの短編集。もしもあの時こうしていればと人生のあるときをふと振り返る短編集。二度生きることができないけれど、きっとそんな風に思うことは誰にでもあるかもしれない。
★7 - コメント(0) - 2016年12月25日

あの時、こうしていれば…していなかったら…。誰にでもある人生の岐路、思い返す一点があるはず。自分にもあった分かれ道、もう1つの人生を想像しながら読む。最後『どこかべつのところで』であたたかい気持ちに。
★4 - コメント(0) - 2016年12月22日

選ばなかった、選べなかったもう一つの人生、でもやはり今の人生を選ぶしかなかったかな。考えました。
★4 - コメント(0) - 2016年12月16日

「もうひとつ」が「✖」な他は、男でも楽しく読むことができた短編集だった。
★3 - コメント(0) - 2016年12月15日

むちゃくちゃ良かったです!今の人生。もう一つの人生。人生を変えるささいなできごと。ひとつひとつ、つながっていく人生。岐路。「私、こういう小説が好きな者です」と名刺代わりに配りたい一冊。
★17 - コメント(0) - 2016年12月15日

もしも、あの時、こうしていれば…というあらすじに惹かれたのですが、男女しばりなお話ばかりで少々残念です。なので、表題作も良いけれど、最後のお話だけ異質で好きだった。もう一人の依田さん、リアル(笑)
★34 - コメント(0) - 2016年12月13日

「あのときこうしてれば…」がキーワードな短編集。どれもこれもすーっと身にしみていくのがわかって、心地の良い作品でした。人生いろんな道があって、自分たちは選び続けなければならないけれど、でもその選択はどこかでつながっているのかもしれないし、選ばれなかった自分はどこかで生きているのかもしれないなあと考えさせられました。とくに、「月が笑う」、「こともなし」が好き。
★9 - コメント(0) - 2016年12月11日

個人的には「月が笑う」が好きでした。あの時に戻れたら、違う選択肢を選んでいたらと考えることもありますが、きっとまた同じ方を選ぶのかなと思います。平凡で、地味な毎日ですが私にはかけがえのない人生です。
★5 - コメント(0) - 2016年12月2日

「後悔先に立たず」という言葉はあるけど、後悔はしたくなくてもしてしまうもの。後悔すればするほど「ああすれば良かった」「こうしてれば良かった」と口からこぼれ、枕詞のように「そしたら今よりいい人生だったかも」と今よりも良かった世界を想像してしまう。でもどんなに後悔しても仮定の世界を想像しても現在は変わらないし、だからこそ「後悔したら先に活かす」って考えで生きていきたいものです
★6 - コメント(0) - 2016年11月28日

あの時あっちを選んでいれば、違う人生だったかも…って考えるだけ無駄。今の人生しかないんだから。 きっと違う道を選んでいても違う悩みを抱えて生きていたんだろう。
★13 - コメント(0) - 2016年11月25日

タラレバに関する、短編集。今に不安がある人も、漠然とした不満もある人も世の中五万といる。分かっちゃいるけど、過去を振り替えってあったかもしれない今を夢想してしまう。意味はないかもしれないが、それが人間でしょ?どこにでもありそうな設定で、しっかり読ませる技術が流石。
★41 - コメント(0) - 2016年11月23日

表題の「平凡」を読んでなんか覚えがあるな読んだっけと思ったらドラマ化されたのを見たんだった、もしあの時という分岐点を思う6編、不倫をしながら人の迷惑考えず好き勝手言う友人たち、自分が浮気をし妊娠してその事を黙って離婚を迫る妻、あまり好きになれない人たちが登場する、実は思うような人生を送れていない事をあの時の選択にするような、都合のいいもしを考えるのはあまり好きではないし自分もそこまで大きな岐路に立たされた事もない、最後の猫がいなくなった話の後悔はよく分かる、その後みつかったのか心配です。
★102 - コメント(7) - 2016年11月18日

もしあの時ああすればというのは,あるかもしれないけど,こういう意味の人生の選択肢はなかったので,おもしろかった。振り返れば,何もかも必然であったような~。
★6 - コメント(0) - 2016年11月16日

角田光代さんは普通の人を描くのがなんて上手なんだろう。と毎回思う。
★6 - コメント(0) - 2016年11月14日

さらっと読める短編集でした。
★9 - コメント(0) - 2016年11月9日

「あのときああしていれば」「していなければ」と思うことは誰にでもあるけど、最終話の依田さんみたいにものすごくリアルな想像は私はしたことないなwwそれでもいろいろ想像して楽しんだり落ち込んだりは人生の彩りなんでしょうね。
★6 - コメント(0) - 2016年11月5日

自分の選択しなかった「もしかしたらの人生」を想像する主人公たち。考えても仕方無いのに・・。でも、想像してしまうのも解るなぁ。
★9 - コメント(0) - 2016年11月4日

あの時ああしていたら・・・「もしかしたら」を描く6つの作品集。どの作品もリアリティを感じた。ふとしたきっかけであっちを選んでいたら、あっちに行っていたら・・考えても結論は出ないし、今とは違う幸せだったり問題だったりが起こって、どっちもどっちだろうと現実に戻る。昔を懐かしんで、いろいろな思い出に浸ることができた良い作品でした。
★7 - コメント(0) - 2016年10月31日

平凡の 評価:82 感想・レビュー:839
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