汚名

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汚名はこんな本です

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汚名の感想・レビュー(89)

深く大きく広がっていく話に引き込まれる。ゾルゲ事件、特高警察、だけどメインは謎深き叔母。普段あとがきに興味はないけど、初めて作者のあとがき読みたいと思った本。
★2 - コメント(0) - 2016年12月26日

去年「黒百合」を読んで以来ずっと気になっていた作家だったが、ようやく2冊目を手に取る。文庫化されてないのかと思ったら「離愁」と改題されて角川文庫刊だった。どちらも往年の名画の邦題めくタイトルだ。
- コメント(0) - 2016年11月29日

子どものことは早めに気づいたけどこの父親のことはまさかなー!だった。子どもに無愛想な大人はなんかイイ。
- コメント(0) - 2016年4月25日

戦後石神井で静かに生きていた叔母藍子、その若い頃の話を知ることになった主人公の語り。尾崎秀実に関わる中原と付き合うことになった女学生の藍子、その後事件がおきてくることになるのだけど、その前後の献身的状況が淡々と描写されている。こういうのもありなのかなという思いで読みすすめた、最後にどんでん返しがあるのだけど、そこはあまり引きこまれない(あってもなくてもどちらでもと感じた)。
★1 - コメント(0) - 2014年6月10日

そうだ、こういう歴史も確実に存在したのだ。自分の信念に基づいて行動し、拘束されたり、刑を受けたり。拷問も。おもいびとが途中で変わってしまったような居心地の悪さはあるにしても、歴史の渦が個人が自由に生きることを許さなかった時代はあった。現代にいきる幸せを思う。
★9 - コメント(0) - 2013年7月12日

自分に正直に真剣に生きた人生を、むしろ誇りにしていいと思うのだけれど。やはり子供のことが彼女を世捨て人のようにしてしまったのか・・・。う~ん、かたくなだなぁ。ここまでかたくなになる心情が理解できない。辛かっただろうけど、それでもたくさんの人の同情や友情や愛情を受けて、助けられながら生きてこられたのに、人との関わりを捨てて生きていくことを選ぶなんて、やっぱり理解できない・・・。どんなことが過去にあったのか気になり一気に読み進めたのに・・・。特高だったお父さんの真実の方が心を揺さぶられたよ。
★1 - コメント(0) - 2013年6月16日

いい!とても読みやすく、主人公の”わたし”と一緒になって藍子叔母の過去を知りたくなり、読むのを止めることができない。ジミで派手なところもなく、ドキドキワクワクした感じも薄いのに、なぜこんなに面白いのだろう。ところどころに、何気ない動作の表現に魅力的なものがあった。兼井の手記の中で、兼井の藍子に対する気持ちがうまく書かれており、こちらにも兼井の気持ちがよく伝わってきた。手記の中での藍子はとても可愛かった。静かで落ち着いた印象の、とても味わい深い小説だった。
★2 - コメント(0) - 2013年1月25日

☆5つ 大好きです。また読みたい。多島さんはとても気になる作家ですが、数年前から行方不明なのですね・・・ ショックです・・・ 
★1 - コメント(0) - 2012年12月9日

☆☆☆
- コメント(0) - 2012年10月16日

淡々とした文章なのに濃密で豊富な語彙や旧仮名遣の独特の雰囲気もすごくいい。既に亡き人のひととなりを解き明かしていくなかで見えてくる、若い頃と後半生のギャップが切ない。叔母が辿った道は判明しても、本人の内面描写があるわけではなく、なかなか真のところまでわかった気がしないのはしかし、それこそがリアルな他人理解というものかも。一途で抑制的な叔母がどういう気持ちで、一時あのような行動をとったのかもわからないまま。でも読み返すと冒頭で、無造作に山椒の若芽を持たせたりするところからもう色々と深読みが可能なんだなぁ。
★1 - コメント(0) - 2012年7月9日

質素で簡素な暮らしを送り、何が愉しみで生きているんだろう?とまで、思わせていた叔母が51歳で亡くなった。そんな暮らしをしていながらも、卑屈にならず、凜と生きた叔母の過去を知った僕は…。静かな、文章からは想像もつかない、強さと、熱さをひしひしと感じた。ただただ淡々と書かれているようでもそれを感じさせる、この作者、スゴい。この作者の代表作?!症例A是非、読んでみよう
★1 - コメント(0) - 2011年9月19日

久々に再読してみたが、やはり良い。静かな語り口の中に熱き想いが濃厚なまで凝縮されている。重たく、悲しい物語ではあるが、読後感はもの凄く良い。
★2 - コメント(0) - 2011年9月14日

世間と壁を隔てて生きる叔母の過去を、やがて物書きとなる主人公の目線から探ってゆく話。真相が明らかになってゆくにつれ、ただただ胸が熱くなるのみだった。可哀相だとか不幸だとか、それは単なる無責任な感想に過ぎず、何者にも動かせない堅固な意思をもって生きる人に対して、これ以上失礼なことはないように感じた。穏やかな川の流れに、これはまた動きの鈍い光が静かに散乱しているような、情熱的な静けさを抱える作品。
★2 - コメント(0) - 2011年2月15日

本当に才能のある作家さんだと思います。人生を諦めたようだった伯母にはどんな過去があったのか。感情を抑えた淡々とした記述ながら最後までひきつけられます。
★2 - コメント(0) - 2010年12月22日

sai
いまは亡き叔母の過去を追う私の前に、次々と明かされていく意外な事実。それは…。戦時中の日本を震撼させた大事件。それが、彼女の運命を変えた!
- コメント(0) - 2010年9月2日

不思議な存在であった、叔母さんの過去を遡り、最後には自らも関わるとても重大な過去を知ってしまう話。 スパイ・ゾルゲ事件なども絡み、戦前~戦後の日本の様子がよくわかった。 内容(「BOOK」データベースより) 藍子叔母は、いつも物憂げで無関心で孤独だった。まるで、心の内部に暗くて深い裂け目が横たわっているかのように。ふとしたきっかけで叔母の謎多き過去を調べるようになった私は、叔母の旧友という老婦人から、古ぼけた八ミリフィルムを見せられた。そして、その中に写し撮られていたのは、初々しく、朗らかで、健康的な
★1 - コメント(0) - 2010年8月14日

個人的にすごく好きな小説のジャンル。過去を遡っていくのが好き。時代、そして個人をきっちりと描いていて不足なし!じつは「黒百合」よりも好き。
- コメント(0) - 2010年5月3日

作家の主人公が一人称形式で語る一般文芸形式ですが、あちこちにジャンル小説(ミステリー)の要素が盛り込まれていて楽しめました。 ミステリーとしては面白いんだけど小説としてはどうよ?という作品が多い昨今、この作品はとても新鮮でした。 追記:2月12日現在多島さん行方不明とのことです。一読者としてご無事であることを祈ります。
★2 - コメント(0) - 2010年2月11日

人嫌いの叔母の過去になにがあったのか。 ほそい糸をたぐるように、わずかな記憶の断片から、驚愕の人生が浮かび上がった。 それも、叔母ひとりではなく、何人もの秘密。 叔母の生きざまがひしひしと感じられた。
★2 - コメント(0) - 2010年1月17日

淡々と読んじゃった。驚きもあるんだけど、それも「おぉ!」というよりも「あぁ…」って驚き。
- コメント(0) - 2010年1月5日

静かで熱い、そんな物語。
★2 - コメント(0) - 2009年3月16日

図書館・今はもう亡き人の想いが静かに心に響く良いラストでした。
- コメント(0) - 2008年12月9日

30年前に亡くなった叔母の謎めいた若い頃のことを調べ始めた。戦前のゾルゲ事件など現実に起きた事件と絡めて書いてあり真実性が増した。最後、なぜか涙が出た。よかった。
★1 - コメント(0) - 2008年1月1日

ラスト辺りで、泣けてきて仕方ありませんでした。胸がいっぱいになりました。感動とは違う、辛い涙であり、様々な人生のあり方があまりにも厳しさを持って書かれています。
- コメント(0) - --/--

2004
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