菊とポケモン―グローバル化する日本の文化力

菊とポケモン―グローバル化する日本の文化力
あらすじ・内容
クール・ジャパンはディズニーを超えた!

今や「日本的」であることが「かっこいい」。米国ではアメリカ人が日本風アニメやマンガを作って売るご時勢だ。そんな超現象のさきがけとなったゴジラ、鉄腕アトム、パワーレンジャー、セーラームーン、たまごっちにポケットモンスター。気鋭の文化人類学者がその波瀾の航跡をたどる。『菊と刀』を凌駕する、新世紀日本論。

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菊とポケモン―グローバル化する日本の文化力はこんな本です

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陸王
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菊とポケモン―グローバル化する日本の文化力の感想・レビュー(88)

世界女王がセーラームーンのコスプレし アニメにはまり「おにぎり」抱える時代が来るとこの筆者は想像しただろうか。米国で2006年に発行され、日本のポップカルチャーが米国に与えた影響と原因を大真面目に分析している。多様性と進化するテクノなんちゃらのファンタジーが日本独自らしい。例としてポケモン セーラームーン遊戯王が取り上げられている。パワーレンジャーは米ローカライズ。ポケモンは米国名の主人公と米国仕様に変更するが今は日本仕様のままのほうがウケルらしい。読み応えあり。今につながるクールジャパン分析です。
★3 - コメント(2) - 2016年12月10日

アメリカの社会論あるいは文化論です。「菊と刀」からこの題名を日本で売れると思いつけたのでしょうが、原題は「Millennial MOnsters」ということでなぜポケモンやたまごっちなど日本発のB級玩具がもてはやされているのかを解明した本です。日本語の題名が少し、という感じはありますが内容的には結構面白い観点での分析だと思いました。
★146 - コメント(1) - 2016年10月2日

日本のポップカルチャーはなぜ、他の文化の境界を越え得たのか?それを、アトムやゴジラなどの作品から日本文化に根付くテクノ-アニミズムを証明した上で、『パワーレンジャー』、『セーラームーン』、『たまごっち』、『ポケモン』など子供向けのプロパティをメインに扱って分析していく。ポストモダン時代が抱える「不安感」を『ポケモン』をはじめとした人間を超越した愛着の対象は埋めているために、それら日本のポップカルチャーは日米ともに爆発的人気に至ったということから、日本文化におけるテクノ-アニミズムの重要さを痛感した。
★16 - コメント(1) - 2016年5月17日

よくよく考えてみれば、この本の言う通り、日本の戦隊モノは集団主義である。集団主義の文化の中にいるが故に、今までそのことに気付けなかった。
★1 - コメント(0) - 2015年11月5日

「菊と刀」へのオマージュかと思いきや、米国の文化人類学者の著者は日本語の題名にショックを受けたそうだ。菊と刀は敗戦国日本を効率よく統治するための研究だった。半世紀以上経って出版されたこの本では、政治経済・軍事において支配し続けてきた米国がなぜ「日本のかわいい」に魅了されたのかを探る。西欧の子供たちが日本の想像の産物を「異質でクール」だから受け入れているのではない。ポストモダン時代に彼らが感じるストレスを解消し願望をかなえてくれ、時代にどう対応したらいいかを教えてくれるから飛びつくのだというのが著者の結論。
★1 - コメント(0) - 2015年8月29日

米国内で日本のカルチャーがどう受け止められてきたか、流れがきちんと分かるような構成になっており、その点に関しては大変読みやすかった。ポケモンと資本主義の関連性については興味深かったが、大きく得られるものがあったかというと…。
★1 - コメント(0) - 2014年6月26日

ポップカルチャーに見る日本文化(というよりエンタメ)の進展を追いながら米国のエンターテインメントにおける覇権の揺らぎを浮き彫りにしている本。日本の流行にこんなのもあったなあと思い出させてくれる部分も。「菊とポケモン」は「菊と刀」のもじり。本項P258を読む限り、筆者はポケモンのゲームの歴史を若干赤緑青(黄)時代とそれ以降(金銀~)を若干混同しているように思える。あと、これは訳者のミスであると思いますが、星のカービィは「星のカーヴィ」ではない。
★2 - コメント(0) - 2013年10月15日

アメリカは日本のコンテンツを本国で扱うときには、利益のことしか考えていないということが強調されてるように書かれていたが、いざ日本のコンテンツが人気がでると日本文化が認められたわけではなく、コンテンツそのものの普遍性や自分たちのマーケティングで人気がでたと思いたがっているように感じた。日本のコンテンツのせいでアメリカの持つ価値観や文化など変わることを本気で恐れている人たちがいるのはインディアンを虐殺して文化侵略をしたことにたいしての負い目が無意識的にあるからなのか。
★5 - コメント(0) - 2013年6月24日

★☆☆☆☆・ポケモン=バーチャルペット ・外国人が日本のヲタク文化を、分析した内容(私は、あまり共感できなかったが)
★1 - コメント(0) - 2012年9月26日

どけ!ピカチュウ!おれがやる!!
★1 - コメント(0) - 2012年6月2日

"変化し、分断化し、移動する世界を作り直す遊びであるだけでなく、子供たちにさまざまなものを分解してパーツにし、組み立て直すことを模倣学習させる。" (頁60より)
★1 - コメント(0) - 2012年5月27日

★★★☆。米の文化人類学者による日本のポップカルチャーを題材に採った比較文化論。90年代後半から米国を席巻した日本カルチャー「パワーレンジャー」「セーラームーン」「たまごっち」そして社会現象ともなった「ポケモン」など、レヴィ=ストロース、フーコー等を引用しつつ、ゴジラ、手塚治虫を起源として日本独自に進化したアニメ、ゲーム、特撮周辺について考察する。日本を語ることで自国米国文化への批評、提言となっているところが興味深い。
★3 - コメント(0) - 2011年11月23日

(図書館)
- コメント(0) - 2011年10月2日

アメリカ人の著者が書いた本だが、半分くらいは日本語文献が引用されているように思う。プロフィールを見るとホステス経験もありで、日本人でホステス経験のある大学教授っているのかなと思った。僕はいいと思いますけどね。内容としては日米の文化的なものを比較されていて、そこからそれぞれの国の特色を浮き彫りにしている。小学館や電通、博報堂、メディアファクトリー、タカラトミー、テレビ東京の重要人物にも取材されていて、いいなと思いました。日本の子ども文化は機械化、着脱可能なテクノ・アニミズムであるという指摘も面白かった。
★2 - コメント(0) - 2011年8月30日

アメリカでブームを起こした日本のキャラクターコンテンツ(戦隊もの・セーラームーン・たまごっち・ポケモン等)について、アメリカの文化人類学者が論じた本。「クール・ジャパン」ブームの最初期を扱っていると言えるかもしれない。日本語版のタイトルを著者本人も拒絶した『菊とポケモン』に変更した点は理解しがたいけど(原題は『Millennial Monsters』)、装丁(カバーの中身)がピカチュウと同じ黄色なところは粋だなぁ。
★2 - コメント(0) - 2011年8月6日

ポケモン以外にもセーラームーンやたまごっちなどが取り上げられていて、経済的・社会的にどんな影響を与えてきたのか(または逆にどんな背景から生まれたのか)が詳細に論じられている。難しい箇所もあったが、それを上回る興味深さであっという間に読み終えた。
★1 - コメント(0) - 2011年8月3日

日本風味どころか世界の神話すら出さないからこそどこの国・地域でもファンタジーとして受け入れられたのが「ポケモン」の成功の理由、というのは納得。安直な神話モチーフがないのはポケモンのいいとこ。
★1 - コメント(0) - 2011年6月6日

浅すぎる。
- コメント(0) - 2011年4月22日

何故、ポケモンが米国で流行ったのかという考察をしている本らしいということで読み始め。孤独に寄り添う存在としてたまごっちやポケモンが機能している点とか、なるほどと納得しました。経済用語は明るくないので分からない部分もあるのですが、読んでいて面白かったです。 やっと読み終わった。
★1 - コメント(0) - 2011年2月21日

アニミズムの辺りの話が面白かった。
★1 - コメント(0) - 2011年1月12日

日本で成功したスーパー戦隊、セーラームーン、たまごっち、そしてポケモンが、世界のポップカルチャーを牽引するアメリカにおいて「クール・ジャパン」の名の下に流行した背景についての論考。分解と再構築、多様な変身・変形、現実と仮想世界の往来など、いろいろポストモダーンな感じの考察がされている。個人的には、米国でそれらが売れた理由は、単に子供相手の商品開発に対する姿勢の問題のような気がする。米国人は、子供を人間に成る以前の未熟な生き物としか見ておらず、彼らの興味や関心に真面目に向き合っていないだけじゃないかと思う。
★4 - コメント(0) - 2010年12月7日

題名にあるようにポケモンだけでなく日本製アニメ・ゲームなど日本発のコンテンツが世界においてどう広まったかを描いてあります。色々な所でこの手の内容は語られていますが、一人の著者が丁寧にまとめていたので興味深く読めました。ただ一部の用語が少し難しかった。
★1 - コメント(0) - 2010年11月26日

作品-日本臭さ=世界でウケる理由。「ポケモン」「戦隊モノ」「セーラームーン」いずれも当初は海外を視野に入れていたわけではない。
★3 - コメント(0) - 2010年11月15日

14-14 赤14文化人類学者? 硬派・軟派? 対宗教不勉強…?神道・仏教はアミニズム? ジル・ドゥルーズ曰く、東京の日常生活はノマディシズム?・東京発、バブルの象徴はブランド狂乱…ヴィトン・グッチ・プラダ・ 次にQCサークル バブル後はアトミズム そしてロールプレイン中毒から若者のオタク化。絶望世代へ。東京通、ホステス経験アリのアンから見た・パワーレンジャ、セーラームーン、たまごっち、ポケモン様…、クールジャパンの先駆けとなったゴジラ等作品群から見える新世紀日本
★2 - コメント(1) - 2010年11月8日

著者が書いているように、「菊とポケモン」はルースベネディクトの「菊と刀」をもじったものです。「菊と刀」は太平洋戦争当時の日米間の文化的差異(日本の不可解さ)を現わしましたが、本書はクールジャパンを礼賛しています。しかし単純な日本礼賛ではなく、グローバリズムの中で、日本が文化的優位に立つ点を「テクノアニミズム」「ノマド」「ディアスポラ」「インタラクティブ」等ポストモダン用語で分析していきます。最近、日本のポストモダンに関係する本を立て続けに読んで理解が深まってきました。以前別のペンネームで書いたものを移設。
★2 - コメント(0) - 2010年11月3日

著者が書いているように、「菊とポケモン」はルースベネディクトの「菊と刀」をもじったものです。「菊と刀」は太平洋戦争当時の日米間の文化的差異(日本の不可解さ)を現わしましたが、本書はクールジャパンを礼賛しています。しかし単純な日本礼賛ではなく、グローバリズムの中で、日本が文化的優位に立つ点を「テクノアニミズム」「ノマド」「ディアスポラ」「インタラクティブ」等ポストモダン用語で分析していきます。最近、日本のポストモダンに関係する本を立て続けに読んで理解が深まってきました。
★2 - コメント(0) - 2010年11月3日

社会学の卒論のような本だ。ポケモンのディスクールとか贈与論とか。内容自体は真新しいわけではないが、丁寧に説明されている。
★2 - コメント(0) - 2010年9月29日

ポケモンをはじめとする日本の玩具がなぜ成功したのかについて。その理由の1つとしてテクノロジーと生命活動を同様にあつかう「テクノーアニミズム」が物への欲望をかき立てる資本主義的マーケティングとうまく合致したファンタジーを作り出したことによるという。なるほど、子供向けアニメなどの関連商品を買わせることを前提としたメディア展開という商売は日本では常識だが、海外ではそうとも限らないのか。
★2 - コメント(0) - 2010年9月3日

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