予告された殺人の記録・十二の遍歴の物語 (Obras de Garc〓a M〓rquez (1976-1992))

予告された殺人の記録・十二の遍歴の物語 (Obras de Garc〓a M〓rquez (1976-1992))
あらすじ・内容
そうさ、殺されたんだよ。でも、なぜ殺されたんだ? このおれは――。

町中の誰もが充分に知っていた。しかも、当の犯人たちを含めた誰もが阻もうとしていたのだ。その朝、彼が滅多切りにされることを。たった一人、彼だけを除く誰もが……。運命という現実。その量り知れぬ糸模様の全貌に挑む、熟成の中篇。さらには、人生という日々の奇蹟。その閃光をまざまざと映し出す、鮮烈な十二の短篇。

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予告された殺人の記録・十二の遍歴の物語 (Obras de Garc〓a M〓rquezの感想・レビュー(184)

西洋が舞台の短編や西洋的サスペンスに物語を仕立てても、故人の独白にさえ複数の声がざわめき、祝祭の雰囲気には抗えない。村全体を一変させるその力は神の力でもなく、群集の力以上であり、権力者もそれに抗えない。読者はそれを「運命」と呼びたくなる。が、作者はそう名指せないから書くのだろう。「予告された殺人の記録」は、実際の世界でモデル問題を起こすほど、無理にでもそれを名指そうとしたのか? ノーベル賞受賞スピーチで作者を口ごもらせたそれは、遍歴の物語がなぜ書かれるのかという問いに答えを与えぬまま、ざわめき、犇めく。
- コメント(0) - 2月10日

http://booklog.jp/users/beta-carotene/archives/1/4105090135
★3 - コメント(0) - 1月28日

≪辛口注意≫感想に、何を書こうか困っています。読み終えて頭に浮かんだことは「お、おぅ…」とう、何とも言えないうなり声だけだったからです。で、オチは?とか、あらそうそれで?とか、私の脳内で関西人や貴婦人が高飛車な態度をとっているけれど、きっとそういうことじゃないはず。すごい物語だというのは感じられるものの私には合わなかったようです…。
★3 - コメント(0) - 2016年9月3日

”予告された…“(表題作)は事実を元に描かれたが本当に記録と云う感じで余り面白くなかった^^; ”十二の遍歴…“は「世にも奇怪な…」(ポー)(タモリじゃないよ)や「ヒッチコック劇場」的な異様な恐怖を味わえます❢(笑)と云う感じで愉しめた(^^)v
★75 - コメント(1) - 2016年3月30日

☆☆☆☆
- コメント(0) - 2016年3月13日

わたしは「光は水のよう」が好きだ。自分はこういう話が好きなのだ、とはっきりと言える掌編である。あたたかくて残酷。「ラテンアメリカの孤独」を読んで、自分は全く背景を知る読み方をしてないなと思い知る。もう少し年を取ったら深くまで読む読み方ができるようになりたい。
★1 - コメント(0) - 2015年11月20日

実話が基になっているという『予告された殺人の記録』。ジャーナリスティックな語り口でありながら、ガルシア=マルケスらしい特徴的な話の入り方、幻想的な光景は今作でも伺える。短編集は、珍しいことにヨーロッパや地中海が舞台となっている。ページ数はまちまちだが、多くが登場人物の死によって終幕を迎える。一番気に入ったのは、美しくも儚い『雪の上に落ちたお前の血の跡』。
★9 - コメント(0) - 2015年10月7日

「やるせなさの文学」世界じゅうの屑どもによって、一瞬の愛を覚えることもなく作られた大陸。かどわかしによって生まれた子供達、強姦、忌まわしい契り、いんちきから生まれ子供達、敵と敵の間に生まれ子供達の大陸。 ガルシア マルケス混血ということばは、涙を、流された血と混ぜるという意味なんだ。そんな混ぜ合わせからいったい何を期待できるというのか?ガルシア マルケス
★3 - コメント(0) - 2015年4月11日

『十二の遍歴の物語』は既読の為『予告された殺人の記録』のみ。殺人というのでどんな凄惨な事件かと思えば、とんだガボマジックにやられたっ!殺されてしまうまでの男の回り人びとの姿を追った、喜劇的とも言うべきな群像劇になっている。書き終えて、してやったり顔のガボさんが目に浮かぶ。「どうだい?面白かっただろう?」「うん!面白かったよ~♪」殺人がこんな物語の中だけの作り話しだったら、どんなにいいか。この物語も実話が元になっているそうだ。現実では殺人は常に悲劇でしかない。
★55 - コメント(1) - 2015年2月6日

評価C
★1 - コメント(0) - 2014年11月21日

こんな全集が。網羅しよう。
★1 - コメント(0) - 2014年11月6日

なぜサンティアゴ・ナサールでなければならなかったのか。「殺されたからには理由があるはずだ、きっと何か落ち度があったに違いない」と思い、色々な理由をこじつけてみるが、そもそもサンティアゴ・ナサールが殺されるに至るプロセスとは全く関係ないことに気付く。この犠牲に意味を見出すとすれば、アンヘラ・ビカリオが生まれ変わることができたということだが、当事者にとってはたまったものじゃないな。「十二の遍歴の物語」では生きることは孤独なことなのだということをこれでもかとたっぷり味わった。運命に抗う方法はないのだろうか。
★3 - コメント(1) - 2014年10月18日

ノンフィクション?に、マコンド・スピンオフとはまた違ったテイストの短編集。「電話をかけにきただけなの」がめちゃくちゃ怖い。
★2 - コメント(0) - 2014年10月1日

『予告された殺人の記録』は再読、中編小説の最高峰。濃密さよりも、ストイックな文体と構成で読ませる合本は、ガルシア・マルケスの入門書といったところか。「光は水のよう」(タイトルがまたいい)、「聖女」「眠れる美女の飛行」「雪の上に落ちたお前の血の跡」が好き。特に最後のは泣けて仕方ない。
★16 - コメント(0) - 2014年9月7日

<マルケス&リョサ祭イベント参加>「十二の遍歴の物語」のみ読んだ。十二人のラテンアメリカンが異国の地で醸す十二の短編。ゆらゆらと虚の泡沫が浮かび流れる中に巻き込まれる強さが皮肉な笑いを呼ぶ。虚しくても歩く、歩き続けることが人生だから。楽天的であり深穴のように暗黒。全編を通して私が感じたイメージ。もっと具体的で的確な感想を書きたいが、自らのラテンアメリカに対する無知がもどかしい。翻訳もこなれていて難解な作品ではないのに。
★36 - コメント(3) - 2014年8月11日

「十二の遍歴の物語」は、純粋に読書の楽しみに満ちていた。 ガルシア・マルケスの描くヨーロッパの風景の中に滑り込み、不可解な人生を生きる人たちを見る。明確な物語の終わりは用意されてない。あくまで不可解だ。 「百年の孤独」などの大作に比べれば肩の力のぬけた、書くことを楽しむガルシア・マルケスが見えるようだ。 人の秘密を打明けられたような幸福な気分になった。
★1 - コメント(0) - 2014年8月3日

幻想とリアルが絶妙に絡み合ったストーリー(解説曰く、魔術的リアリズム)と硬質な印象を受ける文章。鉄などの金属的な硬質ではなく、硬水を口に含んだときに感じるような硬質。たぶんそれはマルケスの文章を読むことによって、私が文明や文化の違いを肌で感じているのではないかと思う。「予告された殺人の記録」では、人の無意識の悪意をひしひしと感じ、それは宗教観念の稀薄な日本でもありえることでぞっとした。「十二の遍歴の物語」はどれももやもやするけれどユーモアも感じる短編。解説の「やるせなさの文学」に頷く。
★9 - コメント(0) - 2014年7月27日

緻密な構成、豊かな語彙と表現は、読み手を飽きさせることを知らない。普段、日本文学ばかり読んでいるため、新鮮だった。「予告された殺人の記録」は、人物相関図を書き、読み返しつつ、整理しながら読むことに努めた。私のなかで、完全に映像化され、一つの映画を見た気分だ。「十二の遍歴の物語」は、短篇でこそ発揮される作家の力量を見た。死にまつわる話だが、決して重苦しくない。背筋が凍る話や、ボリス・ヴィアンを彷彿とさせる話。この独特の読後感、これがノーベル文学賞作家か。
★13 - コメント(0) - 2014年7月21日

公民館
- コメント(0) - 2014年7月6日

『予告された殺人の記録』は読後に解説で実際の事件をモチーフとして書かれたことを知り驚いた。共同体による意識の連鎖が殺人事件を呼び起こす、知りながらにして歯止めをかけれなかった、いや敢えてかけなかったのは、無意識ではなく確信犯的。宗教的戒律とマチズモ社会が根ざす集団的狂気がいかにも泰然と罷り通る群像劇にぞっとしながら、可笑しみある人物描写やサイドストーリーで物語としてのエンタメ性を膨らませるのは流石のマルケス。『十二の遍歴の物語』は幻想と悲哀の混合が驚くほど美しくて、どれもこれも一話ごとに深い余韻に浸った。
★36 - コメント(0) - 2014年6月25日

「予告された殺人の記録」の他に文字通り12の短編と“緒言 なぜ十二なのか なぜ短編なのか なぜ遍歴なのか”からなる「十二の遍歴の物語」に、ノーベル賞受賞時のスピーチ「ラテンアメリカの孤独」を収録。 滑稽と言えば滑稽で、もどかしいと言えばもどかしく、ある意味怒りに満ちていて、時々愛も語られる、なぜだかとても切なくて、文体にも内容にも難しいことはなさそうなのに、あれこれと考えさせられる不思議。堪能しました。 ノーベル賞受賞スピーチも素晴らしい!
★10 - コメント(1) - 2014年5月19日

長いまどろみの中で切れ切れに見た夢のような短編集。一つのお話に謎や幻想や喜劇や悲劇が混じり合う、やるせない文学(by解説)でありました。特に最後のお話が私には一番やるせなく、こんな気持ちでこの本から放り出すなんてヒドイわ~と思いました。附録の講演録と長ーい解説でなんとか気分転換できて助かりました。
★2 - コメント(0) - 2014年4月30日

マルケス初読み。一つの事件を様々な人の視点で語る手法が面白いとのことで読んでみた。確かになぜ町中の誰もが知っていた殺人が防げなかったのか、なぜ殺人は起きたのか、なぜ彼は殺されなければならなかったのかが、事件が起こったあとのインタビューで明かされ、それでも結局彼が死ぬ所でその章が終わるという構成がすごい。同時に事件の原因となった恋愛についても展開があるのがいい。実際にあった話が元になだけあって、物語のようにすっきりと辻褄が合わない所がいい味かな。ただちょっとストーリーとしての盛り上がりには欠けるかな・・・?
★1 - コメント(0) - 2014年3月26日

aif
十二の遍歴の物語、十?年ぶりの再読のはずなのにほぼ全く記憶になく(-_-;)新鮮に読めた。こんなに面白いのになぜ覚えていないのか。どれも別離、死、脅威、絶望的なすれ違いを描いているのに何だかとてもいいもの読んだという余韻。
★1 - コメント(0) - 2014年3月26日

⚫︎
★1 - コメント(0) - 2014年2月28日

読了
★1 - コメント(0) - 2013年8月1日

★★★★ 時の流れを前後しながら、周りの人々の動きが語られ、事件が浮き彫りになっていくのが見事。いつもながら、土地特有の空気(気だるそうな暑さ、湿気、ちょっと不思議なワールド、男性は名誉を重んじるべきとか)がベースにあり、そのため読みにくくもあるのだが、その雰囲気が魅力的でもある。十二の遍歴は、その土地を離れ、ヨーロッパを舞台にしていることに驚いたが、しっかりと特有の世界、人物が描かれており、すごいと思った。
★2 - コメント(0) - 2013年7月24日

マルケスを説明するのにマジックリアリズムがよく強調されるが、むしろその作品の最大の特徴は豊かな物語性ではないか。それは、一見ルポルタージュ風の『予告された殺人の記録』でも十二分に感じられる。
★3 - コメント(0) - 2013年6月29日

『予告された殺人の記録』は新潮文庫で読んだことがある作品ですがやはり面白かった。どんどん読んでいける作品で楽しめた。『十二の遍歴の物語』はどの作品もそれぞれに違った感じで良かった。全体的に雰囲気がいい感じで心地よい感じ読書ができた(笑)
★21 - コメント(0) - 2013年2月24日

「予告された~」は十分面白かった。事件の原因、背景を知りたかったので「ガルシアマルケスに葬られた女」も読んでしまった。
★2 - コメント(0) - 2012年11月10日

初マルケス、非常に面白かった。結末が最初に明かされていてそこに向かって進んでいく話の流れが勢いがあって巻き込まれるようにして読んだ。でも途中いれこのようになっている、原因を作った彼女のその後の話が意外だし、なんだか笑ってしまうんだけど引き込まれた。「十二の遍歴の物語」は凄く好き。どれもやるせない安堵感に満たされる。
★9 - コメント(0) - 2012年8月17日

よくわかんなかった・・・・・。あまりにも、ラテンの人々との心象風景が違い過ぎて。あっちの人にとって「名誉」とはそれほどまでに大事なものなんだな~って。スペイン系であってアラブ系。複雑なルーツだなぁ、と。この切れ目のない文体はなんとなく、「ムーア人の最後のためいき」っぽいような・・・・。十二の遍歴の物語は「大統領」の話がしんみりとして面白かったし、料理がおいしそうだった。川端康成の「眠れる美女」に言及した短編もあり、あ~、こんなラテンの国でも、日本人作家の小説を読む人もいるんだってなんか不思議な気が。
★9 - コメント(8) - 2012年8月2日

ヨーロッパ各地を舞台にした「十二の遍歴の物語」はどれもよかったです。「予告された殺人の記録」の衝撃のラストシーンの後だと、短編の軽快さが際立っている気がします。12の短編の中でも「光は水のよう」が特にステキだなと思いました。子供たちが主人公のわずか5ページの短いお話ですが、私の中の「子供」の夢の1つがかなえられたような気がして、なんだかうれしかったのだと思います。
★16 - コメント(4) - 2012年1月15日

ラストシーンには度肝をぬかれました。
★1 - コメント(0) - 2011年12月8日

サスペンス仕立てで読みやすいが、短編のがすきだなぁ。百年の孤独とは比べものにならない。ガルシアマルケスが好きなのか百年の孤独が好きなのかわからないからもっと他のも読もうと思う。
★1 - コメント(0) - 2011年12月1日

ミステリー仕立てなので、著者の作品の他の作品と比べて読みやすかった。でも独特の世界観は変わらず。やっぱり好き。
★2 - コメント(0) - 2011年10月7日

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