天才と分裂病の進化論

天才と分裂病の進化論
あらすじ・内容
天才を創り出す脳の神秘を解き明かす待望のサイエンス・ノンフィクション。

創造性を持つ人間と、持たないチンパンジー。その違いは、今では忌み嫌われる脂肪にあった……。脂肪は、人類が知性を獲得したメカニズムに関係があるのか? 進化の過程で分裂病が果たした意外な役割とは? 天才を創り出す脳の神秘を、英国分裂病協会顧問の著者が大胆な仮説で解き明かすサイエンス・ノンフィクション。

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天才と分裂病の進化論はこんな本です

天才と分裂病の進化論の感想・レビュー(57)

分裂病(現在で言う統合失調)は、脳の仕組みの問題に思われがちだが、生理学的な反応とかなり関連するらしい。栄養素の与え方だけでも症状が改善することもある。オメガ6、オメガ3脂肪酸が関連する話など面白い。
★59 - コメント(0) - 3月18日

人類になる前に水際で生活していたことをアラギニン酸とドコサヘキサエン酸を食べていたことから導きだした。体毛がなくなったり、頭と陰部だけ毛がのこった。アクア説も補強される。脳の進化と分裂病まで進展していて脳のメカニズムと進化の関係について説明してくれている。分裂病が痛みを感じないことなどをしった。
★6 - コメント(0) - 2月22日

脳内の脂質代謝の変異が統合失調症を生むとともに優れた知性を持つ現生人類を生んだとかなんとか、現生人類の起源を考察する本。おもしろい。
★2 - コメント(0) - 2016年8月2日

分裂病の分布には人種差がなくあらゆる人種において1%程の割合で出現する。このことは人類が多人種に分岐する前からあった病気であり、起源を遡ると15~8万年前になる。この間に人類は宗教、芸術を生み技術も育んだ。また暗い面では他人に対する猜疑心、欲求、暴力的、非暴力的な無慈悲さを持ち、指導者たちは無慈悲な行いで権力を獲得し、組織的にライバルを滅ぼすことによってそれを維持した。明らかに先行人類とは異なる動き。地球にとって最悪の種族の発生である。これが現在まで引き継がれていることで一連の殺人、テロ事件の根深さを思う
★3 - コメント(0) - 2016年7月31日

miz
仮説としてはおもしろいけど、これだけで読むとふわふわした代物。発見した当時の情景とかいらんので詳しい統計はよ
★1 - コメント(0) - 2014年12月14日

面白かった!人間を人間らしくさせた遺伝子は実は分裂病を引き起こすものでもあったとか、偉大な功績を残した人物の近い親戚には分裂病患者がいるなど病気や障害に関することが違った視点で書かれていて、興味深い。脳梅毒を、マラリアにかからせ発熱させることで治癒させたとか、分裂病患者も、インフルエンザ等の感染症になり発熱すると精神症状が治まる、等々、びっくりすることがたくさん。また、実は分裂病がオメガ脂肪酸(要はDHAとかですよね~)を取ることで改善した人がいることにも驚き。とりあえず、読み終わってDHAを飲んだ私!
★7 - コメント(0) - 2014年6月3日

天才と統合失調症(旧分裂病)の関わりについて述べられている。天才自身の精神疾患の例もあるが、むしろ、その子孫、親族に精神疾患が多いとのこと。ただ現段階の研究では、その原因遺伝子というのは多型であるため同定されていない。淘汰されていないところを見ると、生存には不利にならない遺伝子とも考えられるようだ。
★2 - コメント(0) - 2014年3月30日

ひじょーに面白い。脂肪が現生人類を作ったのである。構成に多少難があるが(繰り返しが多い)些細なこと。こういうスケールのでかい研究に出会えると幸せです。
★11 - コメント(0) - 2014年3月7日

 DHAが健康食品っぽく流行ったのが1990年代以降でしたっけ。 この本が日本で出版されたのは2002年。説得力があるかもしれま せん。繰り返しが多くて疲れましたが、人類の祖先の遺伝子に分 裂病が現れて、それが社会に影響を与えた描写は非常に面白かっ た。『眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎』を読んで おいて良かった
★2 - コメント(0) - 2014年2月24日

分裂病の出現は、未だ不明だがY染色体、常染色体の遺伝子にあることは堅く、DNAの変化率を知ることで合意に近いものが成立しつつある。類人猿が進化していく過程で水辺に棲み、脳に必要な必須脂肪酸と複数のタンパク質を取り入れ、突然変異が起きた。脳の発達によって、道具を作り文化、芸術、宗教を生み出し、人間的になってきた。そして必須脂肪酸や微量栄養素の摂取バランスが崩れた結果、正気を失ったような、劇的で破壊的な社会ご生まれ、多くの人々が精神障害へと陥ったとしている。人類も地球の環境もバランスが重要。
★1 - コメント(0) - 2013年9月29日

面白くて一気に読みました。天才と進化論が分裂病(統合失調症)でつながるという、びっくりな仮説。天才と狂気は紙一重というし、こういうことがあるのかなぁと思った。2002年発刊、研究はもっと進んでいるよね?!統合失調症の治療法がさらに進んでいくことを願ってやみません。脂質代謝という一点に絞って説明しているので、エレガントな物理法則を読んでいるような錯覚を起こさせてくれる、理論本。
★4 - コメント(0) - 2013年8月9日

統合失調症が人類の進化において有利に働いた素因の名残である、という著者の仮説はなかなか面白いが、「人類の進化に統合失調症の素因は不可欠だったか?」という疑問が残る。科学者や芸術家の家系に統合失調症の遺伝が多いというのは事実としても、そのような素因を持たない有能な人間も多いわけであり、同様に統合失調症の家系であっても必ずしも生存に有利な資質を持って生まれてくるわけではない。抗精神病薬の効果を著者が否定的にしか評価していないのも問題であろう。
★3 - コメント(0) - 2012年10月10日

人類の進化を、統合失調症の遺伝子とリン脂質代謝をキーワードに解説。統合失調症傾向の人々は科学・宗教・芸術など創造的分野で業績を残しています。EPAが新たな治療となる可能性も。
★1 - コメント(0) - 2012年4月3日

tk
後半になって分裂病についての考察が面白かった。
- コメント(0) - 2012年3月5日

aya
ヒトとチンパンジーを隔てる重要な要素が脂質だったとは!人類の進化を探求するロマンと脳の神秘、栄養、特に脂質の重要性を感じさせられた。分裂病に対する、尊敬の念と深い思いやりが全体を包んでいて、それがこの本の魅力を一層増しているように思う。面白かった。
★3 - コメント(0) - 2011年11月8日

☆☆☆
- コメント(0) - 2011年6月28日

基礎知識がなかったので、生化学的な説明の部分は理解できたとは言いがたいが、とても面白かった。天才のみならず人類文明の発祥そのものが、分裂病(統合失調症)に関係する遺伝子変異によって説明されていくのはワクワクした。あと、これからは魚介類を積極的に食べようと思う。
★4 - コメント(0) - 2011年1月2日

すごく面白かった。専門用語も多いけれど、全くの素人にもわかるように噛み砕いた説明がされており読みやすい。何より全篇に研究への熱烈な思いが溢れており心打たれる。人間は脂肪あってこそ人間であるということや、分裂病遺伝子が引き起こした変化がたまたま適合し人間が人間になったこと、刹那の時間に脳の中で行われる気の遠くなるような量の処理、読んでいると生きているだけで奇跡のように思えてくる。実験のために自分に注射しちゃったり、過度の脂肪は醜いとか、思わず笑ってしまう記述も多く、読んでいて楽しい。
★2 - コメント(0) - 2010年11月21日

- コメント(0) - 2009年9月20日

メモ;食性の変化 田舎と都会 発熱 発症分布
- コメント(0) - 2009年9月10日

天才と分裂病をもたらしたのは同じ遺伝因子だった!?大胆な仮説を人類起源から追う意欲作。特に新しい分裂病の治療法に関するあたりは圧巻である。
- コメント(0) - 2009年4月20日

患者の方には希望と勇気が沸いてくる内容かもしれません。
- コメント(0) - 2005年3月15日

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