ふたつの海のあいだで (新潮クレスト・ブックス)

ふたつの海のあいだでの感想・レビュー(10)

『風の丘』よりよかった。この地で同じ空気をすって花と海を見てみたいと願った。こんなことは珍しい。夏がこいしい。
★3 - コメント(0) - 3月25日

3月22日:nanami sakai
回顧録かと疑うほどの細やかな情景に独伊の風情を堪能しました。初めて触れる家族のスタイルに感心し土地を愛する人達の信念に触れ未知の異文化を追体験しました。いつかいちじくの館を探しにカラブリアを訪れようと思います。
★3 - コメント(0) - 3月22日

失われた宿を再興する男の物語。代々の想いや歴史を読みながら自分自身のルーツにも思いを馳せる。自分の生は一人だけの物ではない。物語の舞台イタリアの事情は知らない。生まれ育った土地に目を背けても何も見つからない。楽園もない。土地に住む覚悟をして、そこで何に情熱を注ぐのかが人生の意味に繋ったと思ったところでの「情熱は周りを見えなくする」という一文。ジョルジョの強引。クラウスの無理解。周囲の理解あってのもの。バランス。理解者達の姿も優しい。ジョルジョやフロリアンの情熱、人生の彩りの眩しさが心地よかった。
★9 - コメント(2) - 3月22日

イオニア海とティレニア海に挟まれた南イタリアが舞台だ。土地の呪縛に捕われたような祖父の人生と語り手の少年の成長。遠い過去、近い過去そして今、ドイツからフランスから南の端カラブリアまで旅をする人々。この土地ではいちじくの甘さも人の血もきっと濃いに違いない。
★5 - コメント(0) - 3月22日

3月20日:ゴエムーン
3月19日:のしか
3月16日:Otenkimidori
3月15日:徘徊爺
二つの国をまたいだ一つの家族の物語。地理的に隔てられながらも強く結び付けられた絆、暴力に屈せず夢を実現しようとする強靭な意志、それを支える温かな家族の力。ありきたりなものをありきたりな物語で表現しているのに、何故か魅了されてしまう。読んでいて「語り」に魔術を感じる小説に遭遇することがあるが、この作品も間違いなくそんな不思議な魔力を宿した小説のひとつだ。「国境とは、人と人との接触の場であり、分裂の場ではない」という作者の言葉に非常に心打たれた。
★35 - コメント(0) - 2月27日

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ふたつの海のあいだでの 評価:100 感想・レビュー:5
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