国家の品格 (新潮新書)

国家の品格 (新潮新書)
あらすじ・内容
すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論!

日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。

あらすじ・内容をもっと見る
191ページ
3890登録

国家の品格 新潮新書巻はこんな本です

国家の品格 新潮新書巻の感想・レビュー(3127)

名著だと思う。昨今やたら国際人になるために留学留学というムードであるが、日本語もしっかりと話せない、日本の歴史もわからない人間が海外に行ってなにを学ぶというのだろうか。英語の前に国語というのはまっとうな意見である。このようなことを言っていると古くさいと断罪されるのが今の日本の悲しいところであるが、本書のようなまともな主張を目にするとまだまだ捨てたもんじゃないと思う。「己を知り、敵を知れば百戦危うからず」とはよく言ったもので、これから世界の大舞台に飛び出していく日本人にはまず己をよく知ってほしいと思う。
★3 - コメント(0) - 3月24日

『国家の品格』読了。自分の学習歴では不遜と承知のうえで。私は西洋哲学を何年か学んでいて、立場が違うゆえか主張がピンと来ないなと。日本らしさが必要だということには同意。私も、それが本質だと思う。それをうまく表現するのが現状では論理であって、方法論はなんでもいいと思うんだけどなあ。
★2 - コメント(0) - 3月24日

omi
日本の情緒や文化、日本人として共感する(したい)ところも多々あったが、特別視し過ぎて文化の押し売りになってはいけないと自戒。初等教育の低下は憂うべき問題だと思った。英語よりも国語を身につけるところは激しく共感。多文化共生のあり方について改めて考えさせられました。
★4 - コメント(0) - 3月11日

伝えたいメッセージはとてもわかるし、日本人として大事なことだとは思う。ただ、考え方が極端なところがあるさし、中には柔軟にと両立しており、少し読みにくく感じてしまった。
★2 - コメント(0) - 3月10日

日本という国についてこれまであまり深く考えてきませんでしたが、いいきっかけになりました。 惻隠(そくいん)という言葉を生まれて初めて学びました。大切にしたい心ですね。
★3 - コメント(0) - 3月9日

学習指導要領が改訂になる新聞記事を読みました。藤原氏がこの本の中で危惧していた小学校から英語、パソコンの授業が始まり、同時に藤原氏が推奨している日本語や日本文化を身につけることにも力を入れるようです。「役に立たない幅広い教養を身につけて、国家のために命を捨てる覚悟のあるエリート」を養成するには義務教育では難しく、どちらかというと、家庭の範疇なのかもしれません。この本は共感出来る部分も多いのですが、やや極端なので同じ著者の「祖国とは国語」の方が分かりやすいです。
★5 - コメント(0) - 2月27日

5
★1 - コメント(0) - 2月23日

名文引用:「国際貢献などと言って、イラクに戦えない軍隊を送っています。とても賛成する気にはなれません。なぜなら、そんなことをしても誰も日本を尊敬してはくれないからです。アメリカの属国だからアメリカの言いなりになっているだけと思われるのがせいぜいでしょう。そもそも今のアメリカに、手前勝手なナショナリズムはあっても品格はありません。9.11のテロでかき消されてしまいましたが、京都議定書の批准も拒否、国際人道裁判所の設置にも反対、そして自分の言いなりにならない国連に対しては分担金を滞納さえするのです。日本は、ア
★5 - コメント(2) - 2月22日

論理的に正しいことが真とは限らない。少なくとも自分や子供たちが惻隠の精神を持ち続けることができりように頑張りたいものだ。
★5 - コメント(0) - 2月21日

論理も大切だが、それ以上に情緒と形が大切。確かに外国人にとって日本人に日本について聞きたいのに自国のことも知らないのは期待はずれになると思った。
★4 - コメント(0) - 2月20日

論理のみでは世界は崩壊する。このフレーズにかなり心を打たれた。藤原さんのいうことは、確かに的を射ていると思った。これに対して自分はどう考えを構築し、意見を持つかを考えなくてはならないと思う。
★1 - コメント(0) - 2月18日

不合理に見える封建的な倫理や習慣にも(誰かにとっての)合理的な理由があったと思うんすよね。形で思考停止せずに論理的に説明しなければならないくらいには、この国でも人々が多様化してしまっているんじゃないかな。
★2 - コメント(0) - 1月31日

論理一辺倒で物事を考えたり、進めたりすることへの警笛と著者の考える日本論が書かれている本。 論理に関する話はとても興味深かったです。日本について書かれているところは同意出来るところと出来ないところがありました。
★4 - コメント(0) - 1月18日

まずは、数学者が論理とは不完全なものであると主張しているところが興味深い。  筆者の主張するとおり、近代的合理精神が限界に近付いているという主張は同意できる。「神の見えざる手」や新自由主義といった考え方に重きを置きすぎるべきではないと思う。  比較して、主張する武士道精神、惻隠の情や什の掟などは同意できる部分も多く、私自身にも日本人としての精神性があることが確認できてよかった。  他方で、経済を低く見ることは、現状では難しく、この域に至るためにはもう少し時間が必要なのかも知れない。
★1 - コメント(0) - 1月17日

★★★★★この本に対する批判はかなりあるが、僕はこの本は名著だと思っている。数学者という論理のエキスパートが論理の力を過信していないところが面白い。しかし、それはむしろ、数学者であるからこそ論理を重視しつつしかし、筆者の言う情緒の方に重きを置いているのだと思った。とくに資本主義の暴走(新自由主義)、自由、民主主義に対する痛烈な批判は読んでいて賞賛せずにはいられない。さらにいじめが増えてきた原因は日本人が武士道精神を失いかけているからだという意見には大賛成だ。
★61 - コメント(2) - 1月16日

最初はこれも流行りの安易な日本万歳本かと思い、警戒しながら読んでみたのですが案外共感できる所も多く面白かったです。論理性はベクトルであり、その起点としての情緒が必要との論はなるほど納得!新渡戸稲造の武士道は私も好きなので共感きました。美、侘び寂び、もののあわれを感じる心が大事。大衆の決断がいつも正しい訳ではない。真のエリートとは矜持を高く持ち巷を低く見る事が大事。平家物語の熊谷直実の下りは思い出すだけで泣けるもんなあ分かる!この本がベストセラーとなったのも納得。また武士道を読み返したくなりました。
★3 - コメント(0) - 1月13日

論理こそ全て。そう言う人がいます。特に数学が得意な生徒に多い印象です。こういう人を論理バカと呼んでいるのですが、まさかそれの極にある数学者が、情緒を最も大切にしているなんて思いもよりませんでした。勉強しかせずに、教養を無視し、意味が無いことは価値がないと言っている人を張り倒して読ませてあげたいです。
★6 - コメント(0) - 2016年12月26日

旧年中に読了。何故か家にあり”読まず嫌い”するのも、という程度に手に取った。やや日本文化を美化し過ぎているし、また日常生活とビジネスや外交技術は同列におけないこともあると思いつつ、自分の国について語れるようになる事の必要性が大きいという点には大賛成。ただ、日本語・文化を深く理解するまで他国の言語を教育する必要はない、という考え方には同意できない。比較することで見える点もあり、また言語の習得には幼い頃から触れさせることも大切だと思っているので。とはいえ概ね良い印象。
★1 - コメント(0) - 2016年12月16日

講演会の記録を加筆修正したとのことで、荒い主張の印象が強い。弁証法を使っていないため、独善的で言いっ放しのところがある。論理だけでは駄目な理由を4つ挙げている場面は、やや深く考察されていたので理解しやすかった。ただ論理には出発点が必要のところで、筆者が最も訴えたいと思われる情緒の力がどう出発点と絡んでいくのかがいまいち不明だ。随所に歴史事実の解釈を論証として挙げているが、その事実の解釈も本当に正しいかどうかは不明だ。
★17 - コメント(2) - 2016年11月22日

☆☆☆☆
★2 - コメント(0) - 2016年11月15日

日本語では愛国心という言葉で片付けられてしまうナショナリズムとパトリオティズム。しかしこれらは全く異なる性質のものであるという説明に、とてもしっくり来た。また、教職の授業で「格差がー」とか言いつつ「能力主義にすらべきー」とか言っていて、能力主義の結果が格差なのではないかとモヤモヤしていたところなので、それについて解決の糸口になるようなことが読めて良かった。
★11 - コメント(0) - 2016年11月9日

今の家庭だったり、社会だったり、教育だったり、「ならぬものはならぬ」理屈でなはく「ダメなものはダメ」の共通理解、感覚、空気は無いような気がする。日本の美意識的なもの、それを「情緒」や「形」というものを大切にというのはわかる。とても共感。日本で育った日本人のアイデンティティを持った自分、というのはただ日本で生きていればなれるというものではないから、本を読んだり、見たり聴いたりして吸収していくもの。本は読まないとダメだなぁ…しみじみ思う。
★7 - コメント(0) - 2016年10月21日

★★★ 論理的出発点を適切に決定するための”情緒力”。 今の子供たち(そして親世代)に圧倒的に欠けていて、 自分にもまったく足りていない。 一見役に立たない、美しいもの、精神性に、 もっともっと時間とお金をかけないと。 もっと早く読むべきでした。ベストセラー厭忌は卒業しないとな。
★4 - コメント(0) - 2016年9月15日

昔流行っていたなあ、と思い手に取ってみた。筆者の言わんとすることはわかるが…。patriot(祖国心)とnationalist(愛国心)の部分は興味深く読めた。
★3 - コメント(0) - 2016年9月15日

すべての先進国で社会の荒廃が進行している。その原因は近代的合理精神が限界にぶつかったことにある。つまり、論理を徹底すれば問題が解決できると言う考え方は誤りである。そのような中では、民主主義の前提条件としてあるべき「成熟した国民」は永遠に存在しない。論理偏重の欧米型文明に代わり得る情緒や形を重んじた日本型文明(自然への感受性、もののあわれ、懐かしさ、惻隠の情など)に可能性がある。論理以前に大切なもの、それは日本であれば武士道精神。情緒と形の文明は、世界に通用する普遍性がある。世界を救えるのは日本人である。
★29 - コメント(0) - 2016年9月14日

日本が明治維新で植民地されなかったり、戦後のめざましい復活があったのは、まさに日本に昔からある伝統、文化、作者の言葉でいう「情緒と形」が根付いていたからなんだなと納得。国際的にならねばと英会話に打ち込む前に、日本人として恥ずかしくない素養を身につけているだろうかと自問してしまう。
★7 - コメント(0) - 2016年8月31日

大学入学の際に作文を書くために購入したが、結局他の本で書いたため今まで眠っていた。読み返してみると驚くことがあった。今、教育現場は、小学校段階から英語教育、プログラム教育(論理的思考の育成)が叫ばれている。しかし、この本の中で藤原さんはこれらのことは大切だが、小学生段階ですべきことではないと言っている。確かに国際人を作るために英語教育を強化しようというのは安直すぎる。少し前、タトゥーを入れている人の入場を断る文書を出したプールがあった。これこそ、本文中の自由と平等の衝突ではないか、、、
★5 - コメント(0) - 2016年8月29日

何で今まで読んでなかったのか。
★1 - コメント(0) - 2016年8月28日

日本人の教科書とも言える本。何でもかんでもアメリカナイズされる昨今、日本人は、日本人としての軸を忘れてきている。代わりに、目の前の金銭的な問題におどらされているのが実情だ。しかし、この先国際化が進んでいく中で私たちが持つべきものは、金よりも「日本人らしさ」だと本書は教えてくれた。
★2 - コメント(0) - 2016年8月27日

日本人なら読むべき。この本のお陰で歴史観が変わった。軽快な語り口にも関わらず、内容は的を得ていて非常にわかりやすい。うろ覚えであるが心に残ったシーンは、数学者である筆者が留学中あるアメリカ人のお宅に招かれた際、鈴虫が鳴き出した時にnoisyと言っているのを聞いて、『どうしてこんな奴らに戦争で負けたのか』と感じた、と書いてあった部分。素直に共感できた。
★13 - コメント(0) - 2016年8月15日

論理と情緒を対立構造で捉え日本人の精神性の高さを美意識感覚の鋭敏さという道徳心から解説している。それは欧米の征服思想に対する日本の調和思想を事実分析することで証明に足り、ひいては作者の民族愛、祖国愛に対する強い思いに帰趨する。
★3 - コメント(0) - 2016年8月13日

論理的に書かれていて読みやすかったです(^^)一つの主張のためにいくつも具体例を挙げていてくどかったですが…
★2 - コメント(0) - 2016年8月12日

論理は座標軸がないとどこにいるかわからない。人間にとって座標軸は道徳である。日本人が有する最大の普遍的価値は美しい情緒と誇るべき伝統、文化であるという言葉が印象に残った。
★7 - コメント(0) - 2016年8月10日

論理の出発点を正しく選ぶ。きっと得意です。
★4 - コメント(0) - 2016年8月5日

A.G
日本人よ、「論理と合理性」より「情緒と形」を。これをバリバリ理系の著者が説いているところが面白いですね。文系の僕も負けてられないです。僕も「小学生からの英語」には反対です。言語はあくまでツールでしかなく、伝える内容がなければいくら学んでも意味がないと思います。その中身を磨くには、豊富な語彙が必要です。つまり読書です。「自分の国」について話せない奴は世界では相手にされない。日本について何時間でも語れる「日本人」になりたいと思いましたね。
★5 - コメント(0) - 2016年8月2日

読みやすく、自信をなくした 日本人にとってみれば、「やっぱり日本ってすごいんだ」 と思うかも知れません。
★5 - コメント(0) - 2016年7月23日

変わった国、日本の戦後の驚異的な経済成長。はたまた、最近の日本の馬鹿さ加減が「品格」という言葉で納得できる気がする。私自身も論理主義的な考えがあって、世の中YESかNOで割りきれると思っていたから衝撃。品格は世界共通の価値観かもね~
★2 - コメント(0) - 2016年7月23日

佐藤優さんの本「読書の技法」で紹介されていたので、読んでみた。 論理的思考が正しいとは限らない事を数学家が語っていることに説得力を感じた。お金よりも品格は頭でわかっても難しい。
★4 - コメント(0) - 2016年7月22日

少し内容が偏っているかもしれませんが、確かにと思う所もあり、勉強になりました。
★3 - コメント(0) - 2016年7月20日

論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神とな。これも一種のロジカルシンキングと思うのは私だけ⁇
★3 - コメント(0) - 2016年7月17日

国家の品格 新潮新書巻の 評価:80 感想・レビュー:717
ログイン新規登録(無料)