キラキラネームの大研究 (新潮新書)

キラキラネームの大研究 (新潮新書)
あらすじ・内容
苺苺苺(まりなる)ちゃん、紗冬(しゅがあ)ちゃん、愛夜姫(あげは)ちゃん、手真似(さいん)くん。「神様、読めません……」目からウロコの日本語論。

苺苺苺と書いて「まりなる」、愛夜姫で「あげは」、心で「ぴゅあ」。珍奇な難読名、いわゆる「キラキラネーム」の暴走が日本を席巻しつつある。バカ親の所業と一言で片づけてはいけない。ルーツを辿っていくと、見えてきたのは日本語の本質だった。それは漢字を取り入れた瞬間に背負った宿命の落とし穴、本居宣長も頭を悩ませていた問題だったのだ。豊富な実例で思い込みの“常識”を覆す、驚きと発見に満ちた日本語論。

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キラキラネームの大研究 新潮新書巻はこんな本です

キラキラネームの大研究 新潮新書巻の感想・レビュー(272)

途中で飽きて最後まで読まず。今度また気が向いたら。
★6 - コメント(0) - 3月26日

キラキラネームの原因を学術的に紐解く1冊。とにかくタメになった1冊でした。
- コメント(0) - 2月25日

図書館本。 個人的見解では名前というのは社会的に使うのに実用性を兼ね備えていなければならないと思う。 一発で読める、書きやすいなど。 いくら思いがこもっていても読めない、書けないはとても本人が苦労する。 父は一般的な読みではないため大抵まことと間違われるが読みはしん。 そこを目の当たりにしているので、本書は興味を持って図書館で借りた。 思ったより深く歴史も調べて書いてあったので参考になった。 個人的には実用主義で名付けをしたいと感じた。 子供産む予定ないけど。
★4 - コメント(0) - 2月21日

名前は記号ではないのだ。名付けは慎重であるべき。
- コメント(0) - 2月17日

aki
★★★☆☆それは親から子供への最初のプレゼントだが、その名前は、その子に生涯つきまとい、その子の運命をも左右する。それはある意味、名前という「呪」をかけられているといっても過言ではない。(図書館/面白かった。暴走万葉仮名!(呉智英/産経新聞コラム)に爆笑。珍らしき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事...(徒然草)に耳が痛い。人に物に感情に、名前をつければそれはそのものとして縛られ、認知され、動き出す。いやぁ、色々興味深くて面白かった。)
★6 - コメント(0) - 2016年11月24日

キラキラネームの分析から日本語の歴史を遡り、万葉仮名から大戦後の国語審議会による漢字制限まで、日本人と漢字の関わりを深く考察。ちょっと学術的論考の香りのする新書。団塊世代とそのジュニア世代の間で生じた、漢和辞典的字義の引力からの急激な解放。糸の切れた凧のように、日本人は漢字の意味から自由になってしまったのだろうな。海外で見かける変な熟語の書いてあるTシャツのように、漢字をデザインとして見るようになってしまった。子供の名前って親が創作する「作品」みたいな位置づけになってやしないか。
★28 - コメント(0) - 2016年10月14日

光宙という名前はどうやら中世のものだったらしい。昔からの当て字をする伝統てあることの発展形であることは言うまでもないが、まとめてみるとこんな感じという本。来年は授業の一単元「名前」の問題を扱ってみようと思っていたので、それなりに参考になりました。
★3 - コメント(0) - 2016年10月10日

漢字の知識・伝統的な感性が教育上の迷走により断絶した時代に、何が一番重要視されるかというと、よんだときの響き、字面の可愛さ、美しさになるのは自然なことなのだと納得させられる。無理矢理な訓み・当て字も日本では昔からよくあったことで、ときに有識者たちの眉を顰めさせつつも日本語の中に溶け込んでいったというのは面白い。よく練られた珍名なら良いけれど…見た目は格好可愛い漢字でも、意外に字義がいまいち(というか最悪)な場合もけっこうあるので、その辺を調べるのがある意味名づけの楽しみの一つであり悩みの一つかもしれない。
★3 - コメント(0) - 2016年9月25日

明治時代のキラキラネームって今の比ではないはっちゃけぶり。平成の少子化なんかより鎖国解放、文明開化、国際社会、などなどにうかれている感じが伝わってくる。江戸時代の武家家庭のキラキラネームもなかなか…。いつの時代もキラキラネームには困らされていたのは名簿作る人と学校の先生なのね…。戦後、和という字はかづが正解でかずではないのだ、ぷんすこ!ってなっていたのに、今や和=かず、は揺るぎない地位を得ていますし、近い将来、心=こ、と読むのが当たり前の時代が来るかもしれません。個人的に当て字ナンバー1は珍男子=うずひこ
★2 - コメント(0) - 2016年8月2日

第一印象は玩具と化したお名前ですねぇ。或叶であるとくんとか(22頁)。クルマか(笑)。DQNネームのサイトがあるらしい(http://dqname.jp/ 23頁)。著者は、世代によってセーフとアウトと、日本語に対する意識の違いと指摘する(59頁)。GHQの占領政策で使用できる漢字数は制限されたという(86頁)。だからキラキラも揺り戻しかもしれない。変な読み方にして、余計に印象に残るような影響を狙っているのではないか? 第三世代=団塊ジュニア(216頁~)。
★36 - コメント(0) - 2016年6月18日

苺苺苺はさすがに意味がわからない
★85 - コメント(3) - 2016年6月13日

キラキラネームの本と思って読んだら、結構日本語の伝統や漢字、そして命名や名前の考え方を追求している本でした。読めない名前は昔からあったし、キラキラの原因は漢字の伝統が失われつつあるから、というのも分かる気が。そういえば自分の名前も漢字を間違えられるととなぜ、と思うのに、読みが違っても、読める筈ないし、と大して気になりませんね。
★8 - コメント(1) - 2016年6月12日

語感やノリで名付けていく傾向に眉をひそめる私達だが、「無理読み」は実は伝統、というのに驚いた。文豪子弟のドキュンネーム。ゲーテ、カント、バイロンなんて本当にあった名前。「のぶ」だけでも144の漢字があてられる。実は昭和の命名が、大人し過ぎただけだったのかも。日本語が「感字」になってしまわないようにする警鐘、キラキラネームは「炭鉱のカナリア」なのだ、という比喩が深い。
★15 - コメント(0) - 2016年5月27日

キラキラネームへの違和感をスタート地点として、漢字、そして名付けの深い森へ分け入っていく日本語論。個人的にキラキラネームに対しては嫌悪から許容へと傾いているのだけど、違和感だけは隠せない。その違和感の正体と、日本語の本質に迫る論考であり、面白く読んだ。「昔からキラキラネームはあるんだよ」で終わらず、昔の難読名と現在跳梁跋扈するキラキラネームとの相違が明確に論じられているのが良い。森鴎外は息子に「於菟(オト=オットー)」と名付けたが、それと現代キラキラネーム「澄海(スカイ)」との明確な違いには感心した。
★10 - コメント(0) - 2016年5月25日

キラキラネームをとっかかりにした日本語論。その中でもしれっとキラキラネームの先駆けとして挙げられる森鴎外の息子の名についてのくだりで、「恐るべき教養から生まれた名前と、音や字だけを気にしたキラキラネームを一緒にするな」とい鋭く批判している。「無難な名前」というけれども、そもそも難有りな名前をつける親などいないから当たり前のことでは。個性は付けるものではなく、豊かに育んであげるもの。とはいえ、古事記の時代からきらきらだった。真名と忌み名、源氏名など日本語の文化背景を知れるいい一冊だった。
★6 - コメント(0) - 2016年5月16日

「キラキラネーム」と嘲笑される、常識を覆す数々の命名は真実なのか?という当然の疑問からスタートし、ひいては、漢字を無理やり読み砕くのは万葉仮名以来の伝統芸であるが、本格的に壊れたのは戦後の「当用漢字」から、とする。漢字、滅びちゃうんかねえ…
★1 - コメント(0) - 2016年5月13日

タイトルから期待させる軽さを見事に裏切る残念な中身。漢字の使われ方の歴史や経緯がほとんど。「漢字を感字(意味ではなくイメージで捉えることらしい)にしてはならない」といった締め。強いていうなら、黄熊、泡姫、光宙などは実在しないらしい作り話説が支持できそうなこと。光宙と書いて「みつおき」と読む人物がいたらしく、その方の苗字の方がインパクトがあったのだった。
★2 - コメント(0) - 2016年5月12日

キラキラネームから入って、それを批判あるいは擁護する本なのかな?と思っていたら、そこから日本語における漢字の役割や歴史、そして明治初期や戦後の政策にまで言及されていてビックリ。でも結構納得したのでした。結局、日本政府(?)の漢字政策の影響が現れてきただけという事になるのかなぁ...
★18 - コメント(0) - 2016年5月8日

KAN
諱と仮名のくだりで実名をみだりに人に教えないことは言霊信仰のある日本の長い歴史の中で培われて来たことだと知り、「千と千尋の〜」の名前で支配する場面を思い出していたら、本の中にもそのことが書かれていて、読みながら著者とシンクロしている感覚で一気に読み進むことができた本。こういう感覚はときどきあって、読書の楽しみの一つでもある。 言葉と漢字の関係、そして日本語のあり方を深く考えさせられる良書でした。
★4 - コメント(0) - 2016年5月5日

最近目立つようになったキラキラネーム、それは単に親の非常識の産物なのか?そこから始まる漢字の読み方についての深く長い旅。確かに昔の人も読めない名前ついてたよなー!と思うこと必至。そしてやっぱり噂は一次ソースを確認しましょうの原則がここでも。
★2 - コメント(0) - 2016年5月1日

キラキラネームは他人事だと思っていたけど、気づかないうちにキラキラネームをつけているのかも知れない、という話はとても驚いた。そして、キラキラネームが最強始まったのではなく、長い歴史の中でも既にあったものだったというのも衝撃だった。
★3 - コメント(0) - 2016年4月22日

199年代半ば頃からキラキラネームが増えたのはなぜかを解いた本。本居宣長が当時にしては変わった名前があり読み方がわからないと嘆いていたとか、森鴎外の子供に対する名付けは漢文の教養がある人ならピンとくるとか、明治期の戸籍登録で実名ではなく通り名を選んだ人がいたとか、興味深い内容が多かった。元々輸入した漢字に大和言葉を重ねている時点で多様な読み方がありフレキシブルであるが故に、自分の国の言葉なのにルビ無しでは読めない事態になったのが皮肉だなと思った。
★10 - コメント(2) - 2016年4月6日

んー(。-_-。)タイトルに惹かれて借りたけど、私の友達もキラキラネームなのかな?
★3 - コメント(0) - 2016年3月30日

どこからがキラキラネームなんだろう…結局いまいちどこからかの定義がわからない(。-∀-。)確かに子供のクラス名簿などをみても読めない名前の方が多い…
★10 - コメント(0) - 2016年3月7日

今で言う「キラキラネーム」の問題は思ったより根深く、歴史の長いものであることがよくわかる本。日本語の性質や明治以降の国語政策を踏まえ、適度にキラキラネームを批判的に論考している。名付けとの吉田兼好が珍妙な名前を付けようとすることを批判したり、本居宣長が名乗りにおいて「和」を「かず」と読ませることに苦言を呈していたことは興味深い。現在、日本では人名に使える漢字が制限されているが、そのことに初めてある程度の合理性があることに気が付いた。
★3 - コメント(0) - 2016年3月5日

キラキラネームとして紹介されるいくつかは、これ普通でしょ?と思うものもあって、定義が難しいと思った。キラキラネームの分類は面白い。キラキラネームの氾濫の原因として、戦後の漢字政策とそれによる漢字文化の変容が挙げられているのを読んでとても納得した。戦前・戦中世代、当用漢字世代(戦中の子供)、常用漢字世代(戦中の孫)と漢字使用の制限・改変によって、漢字知識が広まったものの、薄くなってしまったことが氾濫の要因とは、文化の変容なんだな、とも。明治期の森鴎外ら文化人の子供のキラキラネームと比較しているのが興味深い。
★4 - コメント(0) - 2016年3月2日

巷で噂のキラキラネーム、その発生が文明開化や第二次大戦の敗戦、明治期からの国語政策に起因しているとは・・・。誰にでも必ずあるのが名前。大変興味深かった。
★4 - コメント(0) - 2016年2月22日

キラキラネームをつける親は、知的レベルが低いのか? そう疑問に思って読んでみた。結果、よく解らず。笑。 前半部分は、キラキラネームの話だが、後半は、言葉や漢字の歴史の話的になって、ちょっとズレすぎな気がした。 ピカチュー君、実在するのかどうか、そっちの方をはっきりさせて欲しかった。
★2 - コメント(0) - 2016年2月21日

後半部分を再読。メディア等ではキラキラネームと暗に異を唱えた、ネット上ではDQNネームとまさに揶揄した表現のされている読めない名付け問題。今まであんな名前を付ける親は何を考えているんだ、馬鹿か、と呆然し憤慨すらしていたが、これを読むことでその意識すら恥ずかしく感じる。と言うのも、これは我々の認識している以上に根の深い問題であるからだ。特にハッとさせられたのは、漢文の素養が丸きり欠如しているせいで、イメージで漢字を捉える現状が出来上がっているということ。これは教育的な面でも見直す必要があると思えた。
★6 - コメント(0) - 2016年2月16日

本のタイトルは読者をひきつけるためのものだろう。キラキラネームを新書で取り上げるなんてどんなつくりをしているのか、と、野次馬根性で読み始めたら案外おもしろく、その後ろに控えている、著者のたどり着いた結論まで一気に読める。自分の手元にあるものは帯が違ってて、あらすじ・内容のコーナーにある文章が載っており、よりミーハー度が高くなっているがそれはそれで愉快。
★3 - コメント(0) - 2016年2月12日

キラキラネームから日本語と漢字について考察している。近代の難読名と最近のキラキラネームの違い、当用漢字実施によって生じた従来の漢字感の断絶、「漢字」が「感字」になっている現状など。
★1 - コメント(0) - 2016年2月9日

1990年代からその頭角を現してきた(笑)キラキラネーム。いろんなキラキラネームがありましたが、完全に当て字で全然読めませんね。中には響きだけはいいけど、漢字の持つ本来の意味からは、それ名前に付けちゃダメでしょ!ってのもあるみたい。キラキラネームが蔓延すると日本語がダメになるのではなく、日本語の体系が崩れかけているからキラキラネームが流行った。というのには頷ける。これから名付けをるする世代の人には読んでもらいたいなぁ。
★61 - コメント(22) - 2016年2月8日

キラキラネームのような読みづらい名前はいまに始まったことではない。江戸時代や明治時代にもたくさんいたし、それを嘆く人もいた。森鴎外の子供たちも一見するとキラキラネームに見えるがそれは漢文に出てくる言葉からとったものであるので、現代のぺらぺらな名付けとは異なるものだ。なぜこんな世の中になってしまったかというと戦後の政策で常用漢字が定められ、漢字が庶民のものとなりカジュアルに使われるようになったからだ。という内容です。とても読みやすくて面白かったです。もし自分に子供ができたらちゃんと考えたいです。
★16 - コメント(2) - 2016年2月2日

キラキラネームの現状分析。大研究という程の内容ではない。
★5 - コメント(0) - 2016年1月29日

いわゆる「キラキラネーム」のブームについて、日本語における人名の歴史をさかのぼりつつ、その背景となる日本語の歴史の流れを探るという意欲的な新書。昔からある「読めない名前」の成立の背景や、日本の歴史上「名前」とはどのようなものだったのかがわかりやすく論じられています。キラキラネーム出現の背景として、「漢籍の教養が失われていったこと」と、「大衆に漢字の文化が広く普及したこと」、「コンピューターの発展により漢字の変換が容易になったこと」が挙げられていますが、結構説得的な気がしますね。
★4 - コメント(0) - 2016年1月29日

キラキラネームというと、昔の偉人もつけてたと、例に出される森鴎外だけど、彼の場合は豊富な漢学の知識に裏打ちされたものだったのだな。今現在のキラキラにはそんな背景なんにもないけど。 「恋」の旧字が「戀」で絡まって動けない様子だったとは。パソコンもあるし、多少難しくても旧字体の方が意味に似合う漢字もある。むしろこっちを使いたいと思った。
★3 - コメント(0) - 2016年1月28日

{2015年} 子の名に使える漢字は、常用漢字表と人名用漢字表に掲げられた漢字とされている。名前は生まれてくる赤ちゃんへの親からの最初のプレゼント。フリガナがないと読めないことに加えて、フリガナがあっても読み方に違和感が残る。キラキラネームをつけるのは、いわゆるバカップルや元ヤンでもなく普通に社会生活を送っている普通の人たち。同音異義語を使いこなしていられるのも漢字が音声を裏打ちしている。「漢字」をイメージやフィーリングだけで捉える「感字」にしてはいけない、と著者は訴える。
★120 - コメント(0) - 2016年1月20日

思っていたよりずっと大研究!な本でした。方程式は興味深い〜。しかし、いつからだろう、年賀状や新聞に載ってる子どもたちの名前が読めなくなったのは。言葉は文化なんて良く聞きますが、名前もまさに文化なんですね。音と漢字の字意の組み合わせって日本ならでは。時代の変遷によって名前も進化〜。実際にキラキラネームをつけた親御さんの意図や背景を実例をもって知りたいなと思いました。
★50 - コメント(4) - 2015年12月26日

DQNネームを集めた一覧表と分類した結果を並べておいて、最終的には親をけなす、っていう展開かと思ったら、ちゃんとした日本語文化の研究本でとても興味深かった。日本語と漢字の関係性、奥深し。
★5 - コメント(1) - 2015年12月25日

最近の軽さに慣れないゆえに、キラキラネームはなんなんだろうと読んだ。しかし、吉田兼好のころから、とっぴな名前があったとか。明治の名前もなかなかすごいが、つけた人々が知識人ばかり。森鴎外の息子の名前が、春秋左氏伝からきたとか、確かに当時の知識人には常識。納得したのが漢学からの断絶のキーワード。そういえば、明治の軍人と太平洋戦争時の軍人の違いにも、同じことを指摘していたことを思い出した。そう考えると日本人は漢学や和歌から離れてから、別物に変わったのかもしれない。
★11 - コメント(0) - 2015年12月17日

キラキラネームの大研究 新潮新書巻の 評価:92 感想・レビュー:136
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