夢も定かに

夢も定かに
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夢も定かにはこんな本です

夢も定かにの感想・レビュー(115)

長屋王と藤原兄弟の登場は日本史を思い出した。歴史小説かと思いきや、女性官吏三者三様の生き方が対照的。ジェンダーな小説ですとの前情報に意美名の意地悪が前座の様に思え恐ろしくなり少々積んでしまったがドロドロの騒動主眼な訳ではなく面白かった。女性には選択肢があるけど、男性には昔から選択肢がないよなーと常日頃思うことながら思った。若子が春世、笠女の対照的な二人を見本に理想を見つける話のようにも思った。笠女の師となった高丘の男女分業観は時代を感じつつも、俯瞰的な職業観、官吏観は理想的で尊敬できる。
★2 - コメント(0) - 1月21日

時代小説としても、采女のお仕事小説としても、働く女性をテーマにしたジェンダーものとしても読めると思います。あまり触れたことのない時代を扱っているので新鮮でおもしろかったけれど、男社会で生きる・将来に不安を感じながら働く若子たちに共感できすぎて読んでいてちょっと辛い…。現代人の感覚に寄せているし語り口も軽いので、さらりと読めました。イミナにはツンデレの素質があると思うので今後に期待。
★1 - コメント(0) - 1月21日

どんな境遇にあっても、誰もが様々悩み、考えながら生きている。公私に渡って。最初に頭で思うことと、行動、結果として現れることの間にもギャップがある。女性目線で進んだ話だったが、出てきた男性の方ではどんな思いがあったのでしょうか。
★3 - コメント(0) - 1月1日

現代に置き換えてもいいような、女性のお勤め物語。しかし、赤子はどうなるのか…
★2 - コメント(0) - 2016年12月23日

奈良時代のOLさんたちの物語。 不倫している美女、キャリア志向のできるオンナ、そして人生に迷う(?)主人公がルームシェアしながら暮らす、っていうカンジでしょうか。 なかなか楽しく読めました。
★2 - コメント(0) - 2016年12月20日

図書館本。奈良時代のお話を読んだのは初めてかも。平安時代よりも血なまぐさい?女の生き方はそれぞれだけど、ほろ苦いわ…と読了。読みやすいけど(大人なコバルト文庫みたいな感じ?)漢字と意味がわからなくなるんだよなぁ~。若子はほんと逞しくなったなぁ。
★9 - コメント(0) - 2016年12月15日

この人そんな人だったっけ?なんて思って気がついたのは。この時代の人物についての私のイメージは、ほとんど里中満智子さんによるものだということ。かなり影響を受けたんだわ。采女が主人公というのは新鮮だったし、最初の方はまるで学園ものみたいなノリで物語に入って行けた。 女の生き難さが描けていてそれも良かった。読んだ後彼女たちの今後をいろいろ想像した。
★2 - コメント(0) - 2016年12月8日

この人そんな人だったっけ?なんて思って気がついたのは。この時代の人物についての私のイメージは、ほとんど里中満智子さんによるものだということ。かなり影響を受けたんだわ。采女が主人公というのは新鮮だったし、最初の方はまるで学園ものみたいなノリで物語に入って行けた。 女の生き難さが描けていてそれも良かった。読んだ後彼女たちの今後をいろいろ想像した。
★1 - コメント(0) - 2016年12月8日

平城京の後宮にお勤めする女官の話。同室で暮らす3人の采女、寿退職をもくろむ若子、キャリア志向の笠目、有力貴族の愛人の春世が試練を乗り越えて成長していくお仕事小説。舞台は奈良時代だけど現代に置き換えても全く違和感がないくらい働く女性の悩みは1000年以上経っても変わりがないんだな、と。
★1 - コメント(0) - 2016年12月3日

図書館本。 奈良時代の采女が主人公の物語。登場人物の心情や行動が唐突過ぎたり展開が急過ぎたりするところはあったけど、奈良時代以前の小説は少ないような気がしていたので読めてよかった。
★2 - コメント(0) - 2016年12月3日

采女もがんばって生きてた。私もがんばる。
★1 - コメント(0) - 2016年11月24日

ask
図書館本。珍しい、聖武天皇期の采女視点で宮廷を描いた作品。最初はとても田舎の少女らしかった主人公の若子が、同室の采女仲間や、朋輩との交流等々を経て、段々と宮廷で「自分のために」生き抜く女に変わって行ったのが印象的。続きが気になるような、このままでいいような…
★3 - コメント(0) - 2016年10月29日

澤田瞳子氏の作品は2冊目。「与楽の飯」同様に現場で働く人の話で、それに絡む有名人 聖武天皇 藤原房前などもでてきて面白かった。
- コメント(0) - 2016年9月26日

房前さまがちょっと気の毒に思った(笑)結構本気で若子に惚れてるんじゃないかと思ったので……。
★2 - コメント(0) - 2016年7月31日

後宮での勢力争いの話かと思いきや後宮で奮闘する女官の成長話でした。特にこれと言ってドキドキ・ワクワクすることも無くしかも中途半端な終わり方。最後の話はごく数人だけの話だけど騒ぎになったんだから、どうなったのかぐらいは書いて欲しかった。正直期待外れで残念。
- コメント(0) - 2016年7月29日

図書館本。★★★☆☆ 720年代の後宮で働く女官達の物語。中にも派閥があって、畿内豪族の娘がー「氏女」vs畿外諸国の郡司の子女はー「采女」。そして藤原氏一族vs反藤原氏。
★54 - コメント(0) - 2016年7月22日

奈良時代の天平あたりのお話。宮城で働く釆女から見た国の中枢。井上皇女と海上女王が好い人ー!
★1 - コメント(0) - 2016年5月23日

長屋王の時代。後宮の女官のくらし。生き生きとした感じが伝わる。、
★1 - コメント(0) - 2016年4月8日

図書館 なんとも新鮮な感じでしたね。この時代前後の本は結構読んでるんですが、3人それぞれが本当にいきいきとしてて、もう本当に面白かったです。若子はもちろん笠女も春世も、それなりにちゃんとしたたかでね、女らしい強さが溢れてて良かったです。
★9 - コメント(0) - 2015年12月3日

奈良時代の宮城に仕える女官のお話。このお話のように、きっと当時も女同士のさや当て、男性優位の中で能力をもてあます悔しさってあったんだろうな、と思わせる。当時の社会制度、生活なども生き生き描かれていて、楽しいです。
★3 - コメント(0) - 2015年11月22日

奈良時代の宮中に勤める3人の女性が主人公で、実は顔がよくて取り柄がない(と思っている)どじっ子、勝気な才女、男を手玉に取る女性と教科書どおりの設定。同室とはいえ、何故この性格が全く異なる3人が仲良しなのか説明が欲しかった。強かな女性の生き様を学園モノ風の軽いタッチで描いた良作。描写はさらりとしていたが、時代考証は相当しかっりしていそう。
★2 - コメント(0) - 2015年11月14日

新規開拓作家さんの二冊目。奈良時代、聖武天皇の御代に宮中に仕えていた地方高官の娘たる采女の若子・笠女・春世の三人組。妹の代理で宮中にやってきて生き方を模索する若子、男勝りの文筆家な笠女、藤原一族の子を生みながら正妻に息子を託している春世。キャラづけやガールズバトルのあたりは歴史色濃い目の90年代コバルト文庫を読んでる気分になったんだけど、歴史的に見ても波乱の時期が舞台なので内容濃くて面白かった。これはいい作家さんだな……!
★4 - コメント(0) - 2015年10月28日

奈良時代の後宮や采女、氏女の仕組みがよくわかる、ある意味社会派ドラマ的物語⭐3人の女性がそれぞれに悩み助け合いつつ、自分の道を歩もうとする…現代の女性よりもっと窮屈な立場にありながら「あっぱれ」と言いたくなる場面も♪これからの3人をまた見てみたい
★16 - コメント(0) - 2015年10月28日

うわぁ。そうくる? と思うこと多々。春世が、某漫画に出てくる椿さんにダブる(イメージが)のですが、子どもを持つ身から彼女の生き方に寂しさとどうしようもない孤独を感じてしまって、終盤の春世に降りかかったことは涙が浮かびます。身分や時代性もあるのですが、当時の男女の考え方の一面がありありとうかがえてとてもぐっときました。きらびやかなところだけじゃなく泥臭いところがあるのが良いです。好きなとこは、怪談のとこです。
★6 - コメント(0) - 2015年10月5日

古代史を基にした小説の中では群を抜いて読みやすい少女小説のような感じ。何よりラストがある意味衝撃的すぎる(笑)これからどうなるのでしょうか??
★4 - コメント(0) - 2015年8月20日

奈良時代、宮中に仕える若子・笠女・春世の采女達の物語。三人共性格違うけど共通しているのはこうと決めたら真っ直ぐその道に進む意志の強さ!三人三様に後宮の中を生き抜こうとしていきます。女の世界の争い、その女の世界を蹴散らすのが男の権力争い。それで春世が退場したのは驚いた。海上女王も志斐弖も良いキャラです(唐菓子美味しそう!)。でも志斐弖がまさかなぁ…。藤原房前が思ったよりも物事しっかり考える人だった。この後の話を読んでみたい。もっと大きな歴史のうねりがくるから。
★17 - コメント(0) - 2015年8月17日

聖武天皇の時代に宮中につかえた采女三人組がヒロイン。日本古代史好き、女の子の友情もの大好きな私にはとても美味しい物語でした。出身地も性格も特技も全然違う若子と笠女と春世の同室三人が足並みが全くそろっているわけでもないけど協力し合い後宮で生きている様が良い。麻呂の愛人でもある春世の姿を見てきた若子がああいう選択をするとは意外でした。(でも房前氏は確かに格好良かった。)ラストで窮地に立たされた友を守るため必死に戦う若子たちは良かった。読了後ネットで調べたら若子たちらしき歴史上人物のささやかなエピソードが。
★12 - コメント(2) - 2015年8月3日

首天皇の時代を生きた、3人の活きのいい采女の物語。タッチが軽く、『泣くな道真』の系譜に連なる作品と言えよう。しかし個性的な三人の女性が元気よく活躍するあたりが朝井まかて『ぬけまいる』を思い出させる。
★27 - コメント(0) - 2015年7月9日

おもしろかった!最初頼りなかった若子が強くなっていく姿がとても良かったです。
★3 - コメント(0) - 2015年3月26日

若子ってwikにある阿波采女? 途中から面白くなって、他にもあるが続編とか短編を期待する
★1 - コメント(0) - 2015年3月18日

かるーいタッチで描かれているので途中でイヤになってしまうかも、と心配しながら読み進めましたが、そこは澤田瞳子さんなので軽さの中にもしっかりとした表現力と時代考証があり無事読了に至りました。続編があってもよさそうな感じですね。長屋王の変などに主人公たちがどう絡んでいくのか。
★3 - コメント(0) - 2015年2月17日

聖武天皇の御代、後宮に入った采女(地方豪族の娘)達の物語。畿内豪族の娘である氏女たちよりも立場の低い采女たちがそれぞれの長所を生かし、男に頼るふりをして実は男を操る様を、いくつかの事件を通して描いている。登場するのは、藤原麻呂の愛人で浜足(のち浜成)の母や、聖武天皇の子を身ごもった采女など。会話が現代語である点には違和感を抱くが、当時の女性の生き方が、必ずしも現代と比べて「古い」のではなく、若い女性達の普遍的な思想・感情を表現するためと思えば、これはこれで一つのやり方であろう。女子高生に読んでもらいたい。
★68 - コメント(0) - 2015年1月18日

日本古代史が好きなので読んでみました。采女たちが宮中の烈しい政争、女たちの誹りあいに敢然と立ち向かい己が身を守り立てていく様を描いてます。女性たちの心情描写がとてもリアルで、現代を生きる女性たちも共感できるような思いが多々あると思いました。
★3 - コメント(0) - 2015年1月1日

初・澤田さんの本。すごくテンポがよかった。奈良時代の采女だけど、現代のOLとか会社に通じるものがあるなあ…
★3 - コメント(0) - 2014年4月13日

奈良時代の後宮小説。作者が今までに書いたものと違って、かなり軽い読み心地。ジャパネスクみたい。もうちょっと読みたいので、続編書いてほしい。
★3 - コメント(0) - 2014年3月30日

サクサクと読みやすい。藤原さん家の四兄弟と長屋王の時代の後宮もの。でも堅苦しくなくどこかおおらかな後宮で一生懸命に自分の立つ場所を探している少女の物語。
★7 - コメント(0) - 2014年2月15日

全体的に浅いように思った。采女が藤原四家の人間と互角に口を利くなんて描写は初めて読んだ。メインの三人の采女が浅はかに思えて共感出来なかった。
★1 - コメント(0) - 2014年1月17日

女って。弱くて儚くてしたたか。勇ましくて、逞しい。郷里を離れ、天皇に仕える采女として上京した若子。同室の、しっかり者で遥か高みを目指す笠女と、数々の男性と浮き名を流し女としての幸せを得んとする春世。三人の友情と若子の成長を軸に、藤原一族の権謀渦巻く後宮で生きる女官の姿を描く、古代版ワーキングガール物語。時代は違えど、今も昔も女の悩みは変わらない。女の生きる道は険しく、男社会の影。それぞれが後宮で生きる道を模索し選びゆく。でも、女を生きるって大変だけど楽しい。頑張れ、若子!進め、若子! 夜明けはもうすぐ。
★28 - コメント(16) - 2014年1月13日

舞台は聖武天皇の時代、後宮に仕える女性たちの物語。身分や財力に守られた男たちとは異なり、自分たち女は夢も定かにみることが出来ない。信じ頼れるものはこのわが身しかない。新人の若子が采女として働きながら、強く逞しく成長していく姿がよかった。最後、若子が房前に対して取った行動に大丈夫、きっとこれから強く生き抜いていけると思った。
★12 - コメント(4) - 2013年12月15日

歴史小説かと思って読んでみたら、意外と乙女チックな話だった。
★2 - コメント(0) - 2013年11月28日

夢も定かにの 評価:96 感想・レビュー:53
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