漢字百話 (中公新書 (500))

漢字百話 (中公新書 (500))
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漢字百話 500巻の感想・レビュー(65)

全く触れたことのない分野に突入しようと思い読む。存外面白い。著者の問題意識はG・オーウェルの『1984年』にあるニュースピークにリンクする。漢字に魅了され、大家となられた白川先生からすれば、勢い簡体字に対して批判的になる事も納得出来る。簡体繁体問題は漢字版ニュースピークといったところか。書くときに大変だから画数を減らしたものが簡体字と聞いたが、PCで入力する事が専らとなった現代においては繁体字を再興すべきではと思う。ともあれ台湾で繁体字を学んだ1年間はその後の自分にとって非常に有用だったとつくづく思う。
★6 - コメント(0) - 2月15日

「呪的儀礼を文字として形象化したものが漢字である。漢字の背景には、そのような呪的な世界があった」『万葉集』と『詩経』の比較研究という時代と国を跨いだ壮大な研鑽の果てに、漢字へと辿り着いた白川静。私にとって学者というより、今なお生き続けている古代の呪術の探求者、呪者として認知されている。「わたしは数々の系譜上の層を遡ってゆく…幾多の叙事詩、民族の侵寇を横断…あらゆる創造が可能である『神話』に到達せんがために(泥棒日記)」漢字文化圏に生きる者にとって日常言語の足下には、太古の世界の呪符が脈々と受け継がれている
★23 - コメント(0) - 2016年10月28日

なにしろ漢字は神秘的です。本当は怖い漢字のはなしと帯がついていますが、 呪詛や神との交信に漢字は形となって今も存在する、3000年を経てもこれだけのツールはあるか、と私は思うわけですが。難しいので私はフィーリングで読んでいます。
- コメント(0) - 2016年5月19日

漢検準1級の全く使いこなせずに私の頭から消えていく漢字たち、、こんな文章をすらすらと書きたいなあ。漢字って凄いです。視覚的に記憶力や理解力を高めてくれる。漢検1級目指します!
★2 - コメント(0) - 2015年3月27日

難しくて一度読んだ程度では理解しきることは到底不可能だが、全編通して現代社会の漢字の扱いに対する怒りをひしひしと感じた。意味を成すのに不可欠な部分を切り取り、言葉からただの記号へと漢字を貶めた政策に対する怒りである。その字の象徴する意味を理解すれば漢字を覚えることは難しいことではないという。形の簡略化、省略を繰り返した結果は寧ろ人々の漢字離れを招く結果に終わったようである。
★1 - コメント(0) - 2014年3月6日

1978年初版。漢字の字源等についての話をまとめたもので、内容はかなり濃いです。もちろん一読での理解は難しいので、再読の予定です。
★6 - コメント(0) - 2014年2月23日

レポート書くために必要とした本。結構難しかったけれど、考えながらゆっくり読みました。漢字が生まれた理由と漢字の意味について書かれていてとてもおもしろかったです。漢字が好きな人は読むといいと思います。日常的に使う言葉は一体どういう意味をもって作られたのか?漢字への考え方が変わるかもしれません。
- コメント(0) - 2013年7月20日

私には難しかった。しかし、楽しい。最も感心したのは演繹の繹の字。意味をイメージしにくい字を使うものだと思っていたけれど、自分の想像力が足りないだけだった。不気味で刺激的な漢字の世界を、もっと知りたい。
- コメント(0) - 2013年4月14日

読みづらかったが、いろんな漢字の元の意味を知ることができて良かった。現代に至るまで様々な改変を経ることにより、元の字義が形態からは読み説くことが難しくなっているとは。漢字を見る目が変わるような本だった
- コメント(0) - 2013年4月11日

「漢字」よりコンパクトに纏まっていて読みやすい。中国だけでなく、日本の近代から現代の話題までカバーしていて、範囲も広い。日本語と漢字の関係を再認識しました。
★1 - コメント(0) - 2012年10月30日

ちょっと難しかったかな。でも十分に楽しめました。
- コメント(0) - 2012年4月20日

真の字の由来にびっくりした。 同じように見える字の部分でも来歴が異なり、含む意味がかなり違うことがある。 だいたいが呪いや死に関連する気がする。文字には呪術的な力がある。
★1 - コメント(0) - 2011年8月3日

甲骨・金文から漢字成立の背景や由来が分かるだけでなく、中国ファンタジー系の呪術的な設定が理解しやすくなる良本。ただし、読み解くのには時間がかかる。久々に少ない知性を総動員した・・・。饕餮(とうてつ)文も出てきます。
- コメント(0) - 2010年8月11日

漢字の起源が呪術を表すものであるという説は新鮮で、納得もできた。著者は甲骨文字まで理解する博識であるが、この本だけからはこの説が正しいのかどうかは判断できなかった。また、漢字の原義はおどろおどろしいものが多いようだが、成立後の2千年以上でたくさんのポジティブな意味を獲得しているのであるから、今の漢字が持つ意味も大事にしたい。
- コメント(0) - 2010年1月18日

甲骨文・金文を治め、説文解字を超える世界観へ。
- コメント(0) - 2008年11月11日

僕には難解すぎる部分もかなりあったが、文字は単に口語の記号化ではないという主張に目から鱗。格調高い文体も素晴らしい。
- コメント(1) - 2007年9月13日

ところどころ、素人目には牽強付会すぎる所もあるけど、呪術的世界観で再構成された内容がとても面白い
- コメント(0) - 2007年1月18日

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