日本政治とメディア - テレビの登場からネット時代まで (中公新書 2283)

日本政治とメディア - テレビの登場からネット時代まで (中公新書 2283)
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日本政治とメディア - テレビの登場からネット時代まではこんな本です

日本政治とメディア - テレビの登場からネット時代までの感想・レビュー(82)

55年体制下辺りからメディアと政治がどう関係していたかきちんと追っていくと、実はテレビこそ新聞の対立軸として鳩山・石橋時代から利用されていたのだと気が付く。ネットと政権の関係も同様であるように感じ、どのメディア側もポピュリズムについて常に思考すべきであると思った。
- コメント(0) - 2016年12月7日

自民党のメディア活用や統制の試みは昔からのもので、先輩のやってきたことを踏襲しているだけなのに今いろいろ批判されているのは安倍首相は納得いかないだろうなと思ったw 悪名高きJ-NSCも、そうした伝統的メディア戦略の一環であるということが本書を通読してみれば理解できます。しかし、大衆はチョロいけど怖いね。扇動されないように気をつけないと…。
- コメント(0) - 2016年8月18日

2014年9月25日発行 謝意:佐々木毅、蒲島郁夫、谷口将紀、高橋進、吉田慎一、星浩、村松泰雄、金忠植、北岡伸一、上野千鶴子、志賀信夫、西田睦美、村井哲也、小宮京、田中正敏 妻・智子、義父・内藤鋤男、義母・てる子、父・收、母・節子
- コメント(0) - 2016年8月17日

・朝日、中日、毎日、日経 書評掲載 『日本の政治ジャーナリズムが政策よりも政局を報じがちなことは古くから指摘されていたことであるが、二一世紀の政治ジャーナリズムは日本の最高指導者たる首相に瞬間芸(リアクション)を求めはじめていた。「日々のぶら下がり会見というのは反射神経ですよ。閣僚や与党幹部の不規則発言から芸能スポーツまで何でもあり。あげく、ある一言がパッとテレビに持って行かれる。昨日と今日でニュアンスが違えば『迷走』、閣僚や与党幹部と発言のトーンが違うと混乱、指導力不足といわれる」』
- コメント(0) - 2016年8月13日

メディアとの関わりを重視した戦後日本の中央政界の通史。インターネットに関する考察はおまけ程度であくまでテレビが軸になっている。自社さ連立におけるメディアの役割と98年参院選の自民党敗北の節が興味深かった。
- コメント(0) - 2016年8月10日

時の政権がメディア対策を重要視したのは60年安保からだと言う。主流メディアが新聞からテレビに移り変わる転換点で、テレビにより岸政権は退陣に追い込まれた。昨今の状況としては、政策論争よりも、政治家個人のキャラクターが重要視されている。小泉の様に上手くキャラを演じられなければ、森、安倍(第一次)、福田、麻生の様に、退陣に追い込まれる。それを踏まえたのか、キャラの演じられない安倍(第二次)は、食事会と称してメディア上層部を懐柔し、一方ではNHK会長を身内で固め、批判する局には電波停止をちらつかせて統制を図る。
★20 - コメント(2) - 2016年7月6日

ACE
テレビやマスコミの報道がどれほど影響が強いか、何が原因で政治報道の質が低下したのかがよく分かった。戦後の各政権についても言及されていて政治史の勉強にもなった
- コメント(0) - 2015年11月24日

石橋湛山を皮切りに放送メディアを政治家が活用していく例が増えていく歴史。派閥抗争真っ盛りの時期にもテレビメディアを時の首相が強く意識していたのは意外だった。その後のテレビがあらゆるものを消費しつくし、いまやテレビ自体が消費の対象となってしまっているのは皮肉。
- コメント(0) - 2015年7月22日

戦後政治史をたどりながら、日本における政治とメディアのかかわりを丁寧に解説する一冊。時系列で書かれており、メディア・マスコミについての基本的背景も付されているため、私のような初学者にとっては良書。特に、新聞、テレビ、ネットそれそれの特徴を要領よく描き出す。一方で「政党を強化する」という提案はこれからの考察が必要である。
- コメント(0) - 2015年4月19日

メディアとあるが、主として政治とテレビのかかわり。政治がテレビを統制しようとした時代、政治がテレビを利用しようとした時代、テレビが討論番組に政治家を引っ張り出す時代、テレビが政治をエンターテイメント的に扱うことによって政治家を翻弄する時代。いままた、政治がテレビを統制しようとする時代が来たのだろうか。本論とは違うが、無党派層が増えたのは自社連立以来だということが示されている。これまで激しく対立してきた両党が連立することで国民を失望させたということらしい。
- コメント(0) - 2015年4月8日

戦後日本政治を、メディアという切り口から描いたもの。新書にしては分厚く、350ページもあり読み応え十分過ぎ。 「へえ」と思ったのは、①無党派層が増えたのは、自社連立以来。これまで激しく対立してきた両党が連立を組むこととなり、国民は失望した、とのこと。②文字数の問題で詳しく書かないけど、鈴木善幸さんのシーレーン発言のくだり。③しかし、全体としてみると、内閣の浮沈にメディアが深く深く関わってきたことがよく分かった。
- コメント(0) - 2015年2月28日

日本政治史をメディアとコミュニケーションの観点から俯瞰した一冊。大衆とどう向き合うか悩みながら、メディアをいなす政治家たちの苦労が浮き彫りになっていて非常に面白かった。民衆に媚びすぎる政治は近視眼的になり、理解されない政治は動きがとれない。無党派層が増えてきてから、それを取り込むためのコミュニケーションの重要性が飛躍的に高まっていたのが印象的だった。インターネットについてもきちんと整理して記述していたのは良かったと思う。大学の課題が片付き、ようやく読書に専念できる。うれしい。後で書評を書きます。
★44 - コメント(1) - 2015年1月24日

単純に戦後の日本政治を追っている本。メディアとの関わりに対する洞察はそれほど深いものではない。
- コメント(0) - 2015年1月16日

「政党政治とメディア」という題名のほうが合っている気が。内容的には政治とメディアの関係性というよりは通史的な印象が強かった。通史なので、これまでの政治とメディアの関係の変遷を辿るにはもってこいだと思う。けれど逆に、本書は史的事実のような記述が大半だし、メディアは日々進歩しているし、これからの政治とメディアの関係は本書で書かれた歴史を足がかりに読者が積極的に精査する必要があるとも感じた。特に、主要報道各社の重鎮たちと度々会食をする第二次安倍政権は、一次政権時の反省をよく踏まえているなと思います(皮肉)。
★3 - コメント(0) - 2015年1月9日

速読で。どんなことがどんな風に書かれているかが分かればよかったので。政治家たちがメディア(特にテレビ)をいかに活用してきたか。メディアがどのように政治を動かしてきたか。論評などは挟まず、政治報道の歴史(流されてきたこと)をたどっている。
★27 - コメント(0) - 2014年12月31日

政治とメディアの力関係が徐々に変容していく様がよくわかります。そして現代の政治家とテレビ・新聞メディアとネットの三つ巴状態へとつながるわけですが顔の見えないネットの影響力がこのまま高まり続けることへの危険性を感じます。
★7 - コメント(0) - 2014年12月13日

CTC
著者は広告企画会社勤務を経て、東大で学び直す異色の経歴を持つ。故に本書は、為政者とマスメディアの関係が国民感情にどう影響したか、という点に限って通史で語るという新味のある内容だ。三角大福中がどうとか、ニッカだサントリーだののくだらない内輪話はなくテンポがいい。本書内容は番記者の機嫌を損ねたら大変な事になった(例えば森喜朗)、というような話がゴマンと出てくるし、ネット黎明期にHPを立ち上げて国民の声を聞いたら、故に時機を誤ったり(加藤の乱)、といった恐ろしい事例が満載。尤も軽薄な政治家の如何に多い事か。。
★5 - コメント(2) - 2014年12月1日

戦後の日本の政治の流れとメディアの誕生から流れをうまく繋げて書いていて非常に分かりやすかった!
★3 - コメント(0) - 2014年11月23日

戦後日本政治とメディアとの関わりを通史としてまとめている。小泉首相以降は政治とメディア(特にテレビ)の関係に関する論考は多いけど、吉田茂や石橋湛山まで遡っているところが興味深く読み応えがあった。さて、足元の政治情勢では、衆院が解散されていよいよ選挙戦に突入する。第二次安倍政権はメディアを陰に陽にうまくコントロールしてきている印象があるが、今回の選挙戦でも巧みなメディア戦略が奏功するか。ネット選挙解禁後初めての衆院選ということも忘れちゃいけない視点。
★3 - コメント(0) - 2014年11月23日

政治とメディアはどのように付き合っていくべきか、そのような観点から著者の考えが記されていると思いきや、これまでの記録が羅列されているだけで残念。
★1 - コメント(0) - 2014年11月22日

戦後日本の政治にメディアがどのように関わってきたかについて書かれている。テレビやネットの登場で政治家はそれを利用し、またメディア側も政治報道に力を入れることで視聴率を上げるなど、互いに影響を及ぼし合って発展してきたことが分かった。特に選挙活動にはメディアの影響力が大いに活用される。近年ではネットの普及により、多くの情報を知ることができるようになったのはいいことだが、決して正しい情報だけが公開されているわけではないので、一つの情報源だけでなく様々なメディアを駆使して、メディアリテラシーを養っていきたい。
★19 - コメント(0) - 2014年11月22日

なかなか面白く、読みやすい本でした。戦後から現・安倍総理までの日本政治とメディア、特にテレビとの関わりについて詳細に解説されている内容で、これまでの日本政治の歩みを概観できる良書だと思います。様々な問題やスキャンダルを経て、自社連合による「村山首相」誕生により、急激に都市部を中心として無党派層が拡大し、そのため政治家がマスとの直接的なコミュニケーションを取るようになってきた、、、あたりの分析は、とても分かりやすく、「政治素人」の私ですら至極納得することが出来ました。「新書」という制約もあり、やや駆け足過ぎ
★5 - コメント(1) - 2014年11月13日

非常に興味深い論考。テレビの果たしてきた役割、これからの展望が概観できる。ただキャラ化する政治家のテレビへの露出にはもう少し突っ込んで欲しかった。功罪も含めて今少し詳細な考察が必要かと。SNSが伸長してきた今日、テレビの果たす役割が同変容していくのか見守っていきたい。
★6 - コメント(0) - 2014年11月9日

メディアを通じた日本戦後政治史の通史という形になっており、戦後日本政治とメディアの関係は総合的にどうであったか、の視点は薄目ではある。とはいえ、吉田・鳩山の時代から第二次安倍内閣までをメディアを絡めて全部扱った本はほとんどなく貴重な内容になっている。
★4 - コメント(0) - 2014年11月7日

通史部分のボリュームが大きくなってしまって、著者がもともと意図してた(と思われる)「コミュニケーション」の観点からの政治史という視点が薄まってしまったのはちょい残念。もっと大胆にそれぞれの時代の象徴的事件を扱ってもよかったような。
★2 - コメント(0) - 2014年10月25日

日本政治とテレビなどのマスメディアとの関わりを、歴史的に追っていく。興味深いのはテレビが登場してからの「報道の娯楽化」についての説明。先駆け的な存在の某キャスターの成功が、その後のマスメディアによる政治報道を一定程度路線づけてしまったと言えるだろうか?現代で民放報道といえばワイドショーのイメージしかできないが、それ以前はどのような報道だったのだろうという純粋な興味も湧いた。それがNHK的な報道であったなら少なくともこんなに毎日の報道(形式)にイライラしないで済んだのだろうなぁ。やや感情的な感想でした(続く
★2 - コメント(0) - 2014年10月23日

我国において広報媒体が政治の主客体に及ぼした影響に関する考察。テレビ放送の開始からソーシャルメディアの拡大まで射程に入れてマスコミュニケーションを軸にした与野党の攻防を詳述するという構成。国民における情報源が新聞や雑誌に代表される印刷文字からパソコンやスマートフォンを介在させる画面映像に推移して論理よりムードが支配的となる過程で政権が政策の訴求と其の反発に対する統制とに四苦八苦する模様を安保や派閥を巡る闘争など象徴的な出来事を実例として克明に描写。戦後の政治史を文字通り劇場的に振返られる意味で入門に最適。
★1 - コメント(0) - 2014年10月18日

権力者がテレビをどう利用してきたか、テレビにどう利用されるようになったか。権力者→メディアだけではなく、メディア→権力者、といった双方向性、時代によるコミュニケーションの変化を意識していて良い。通史と言うには粗末なところはあるが、ここでされているような議論(政治パフォーマンス、広報の時代史)が精緻化されていくともっと面白くなる気がする。社会背景をもっと分析してもよかった。
★3 - コメント(0) - 2014年10月13日

テレビというメディアに放送免許が交付された1952年から現在に至るまで、政治がいかにメディアと関わってきたか(それは同時に、メディアがいかに政治と関わってきた、でもある)を考察する『日本政治とメディア』。驚かされたのは、テレビが登場してすぐに、政治家側が積極的にその新しいメディアを利用していたことだ。政治家の予見は当たり、テレビが新聞やラジオを凌駕し、大きな影響力をもつメディアに成長するにつれ、政治家はさらにテレビを利用しようとする。(つづく)
★20 - コメント(1) - 2014年10月11日

1950年代から振り返っていて、最近の話題だけに終わらせず、政界・メディア界両方の半世紀以上の蓄積感じました。個人的には332ページが印象深かったです。
★2 - コメント(0) - 2014年10月4日

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