読書メーター KADOKAWA Group

動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか (中公新書ラクレ 415)

感想・レビュー
178

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ちくわん
新着
ネタバレ2012年4月の本。この本も長らく積んでいた。ソーシャルメディアが革命、情報発信、震災、未来をどのように変えたかを、対談を通して伝える。古いが勉強になった、特に第1章。あとがきにある、デジタル技術が起こしたイノベーションに立ち会った第一世代(1955年生まれ)、第二世代(1973年生まれ)、うぉっ、見事に飛ばされた。立ち会えなかったことは仕方がないので、彼らのおこぼれに預かろう。
0255文字
無駄飯
新着
震災後1年である。本書は人々がまだSNSに希望を持っていた2012年4月に発刊された。ソーシャルメディアは世界を変える革命的な道具であると、10年後のいま振り返ると非常に希望的、楽観的な議論が展開されている。感情に働きかけ、反射的な動員を誘うSNSが、熟議を必要とする民主主義をどこまでも形骸化させていく。そんな今だからこそ、本書に登場するようなネットワーク論を牽引してきた者たちはオルタナティヴを構想する役割を放棄しないでほしいと思う。 〜メモ〜:マイクロペイメントのなにに可能性があったのか掘り下げる。
0255文字
たろいも
新着
SNSをどう活かすかを書いた本。英語をカタカナで書いてあってさらに比喩だか慣用句などを使って説明してるもんだから凡人にはわかりにくい書物だった。二度と読まないかな。
0255文字
doji
新着
やっぱり時間は経ってしまってるのですこし前の話ではある感じはするけれど、ソーシャルメディアがひとびとの行動を促し、どうやって動員につながったのか、というのが読みながらとても整理できた。マネタイズの話もきちんと同じボリュームで語っていて、とにかく地に足がついている。そしていまあるMeTooであったりポストトゥルースに繋がる気配がすでにあるなあともおもった。
0255文字
たけだ
新着
家入一真「成功するクラウドファンディングは、オーナーが自分の言葉で熱意を持ってSNSで応援を呼びかけている企画 仮設住宅会長「情報発信しないところは注目されない。何もリターンがないと思っている。情報発信をすればリターンがある」
0255文字
shibacho
新着
うーん…書かれた時代が「アラブの春以後、IS登場以前」なので、今から見るとSNSのいい部分だけを語りすぎている気がする。3.11以後の日本で被災地が情報発信するのにツィッターが一定の役割を演じたことは確かだけど、SNSのデマについて、数日後にもう一回同じトピックで検索をかけるべき、というのはあらゆる人に実行させるのは現実的じゃない気がする。個人的に、この本が「ウェブ進化論」と違って好きになれない理由が「好むと好まざるとに関わらず」って視点がなく「SNSは世界をこう良くする」ってトーン一辺倒な所でしょうか。
0255文字
湘南☆浪漫【Rain Maker】
新着
凄い題名だな、と思ったけど、確かに革命に繋がるよな、と。 使い方次第で良くも悪くも…って言う感じだけどね。
0255文字
カツェ
新着
中公新書ラクレのパッケージでだいぶ損している。モーリー・ロバートソン、宇川直宏、家入一真との対談まで入ってるのに。
0255文字
サカモトマコト(きょろちゃん)
新着
SNSをうまく使いこなすための説明書のような本。 SNSの情報はマスメディアの情報よりも早く広く伝達できるところやイベントやプロジェクトの支援などの呼びかけに広く活用できる一方デマが拡散されるような問題や古い情報がいつまでも残ってしまうために古い情報が広まって混乱が起きる可能性もあるという。SNSのメリット、デメリット両方を知ることができました。 SNSを今後も利用していくうえで自分は正しい情報と誤った情報を判別できるようにしていかなくてはならないと思いました。
0255文字
ヒメちゃん
新着
フェイスブックやツイッターをうまく使いこなせていないので、SNSについて知りたくて読みました。 情報が多く、早く拡散する中で、正しいものを選び、誤解のない様に発信するのは難しいなと思いました。 「ソーシャルメディア上ではあらゆる言論がわら人形論法にさらされるという特性を知ったうえで、いつ五寸釘を打たれてもいい覚悟を持ってわら人形になれる奴が強い。」がおもしろかったです。意見を発信するのは、なかなか大変なことですね。
0255文字
かみのけモツレク
新着
ひとりヌーディスト村
0255文字
8centre
新着
この本が出たときに話題になったのは知ってたんですけど、今更の初読でした。SNSも今の形では続かないと言われている昨今ですが、ネットの歴史も踏まえて知らないことが多かったので、読んでおいてよかったです。
0255文字
ぐっち
新着
ソーシャルメディアの可能性について知ることができた。クラウドファンディングに興味を持ったのでもう少し調べてみようと思う。
0255文字
たんたん麺
新着
「社会運動はどう起こすのか」というテーマの講演でした。この講演で彼は一本の動画を見せました。群衆のなかで一人が勝手に裸踊りをする。しばらくは何も起こらないのですが、だんだんと一緒に踊る人が出できます。さらに参加者が友達に声をかけ始めて、裸踊りが広がっていきます。最終的には、その場所にいる全ての人が踊りだして動画は終わります。「(この動画の)最大の教訓はリーダーシップが過大評価されているということです。たしかにあの裸の男が最初でした。でも一人のバカをリーダーに変えたのは最初のフォロアーだったのです」
0255文字
nom
新着
ネタバレソーシャルメディアでの言論と実際の行動の動員というものを絡めてネットというものを考察した一冊。「今後の情報は、速報はソーシャルメディアで、一次検証をプロが担当しマスメディアで報道を行う。そこから先はソーシャルメディアが再びいろいろな視点を与え、埋もれるニュースを拾い上げ、重要度に応じてニュースを伝播させていく。」P.130が印象的。クラウドファンディングなどのお金の流れをも生みうるというのは興味深い。
0255文字
my_you
新着
本当は「踊らされる馬鹿になろう」と書くほうがインパクトがあるのだが、「躍らせるリーダーになろう」と書いてしまうあたりに限界を感じる。
0255文字
yozora
新着
「資本主義は自己自身を分裂症化させていく本性を有する」とはドゥルーズが言ったことだが、正にインターネットやそれと対応したSNSが発達していくのもそれに当て嵌ると思われる。現在では抵抗もあるだろうが、クラウドファンディングも浸透していくことだろう。しかしそこで主体となるのはそれなりの目的意識をそなえた人物のみだ、自己意識の根拠をそこに置いてしまう皮肉な自己目的化は避けねばならない。またあらゆることが繋がっていく社会において切断や愛国の問題があるが、巻末で述べられた身体や祭りには解決の糸口があるかもしれない。
0255文字
Yoh Terasaki
新着
津田氏の態度がわかりやすく書かれている。たくさんのキーワードが含まれている中、一番グッときたのは…キーワードとは違うが「ひとつの目標の為には手を取り合う」といったような話。
0255文字
オブ犬
新着
タイトルの通り、ソーシャルメディアによって動員の革命が起こされた、とする一冊。テーマごとに対談も挟まれるのがバリエーションに富んでいて面白い。東日本大震災が記憶に新しい時期の本なので、様々なデモとソーシャルメディアの関わりが具体的に示されている。本のボリュームの割に濃い一冊だった。
0255文字
左手爆弾
新着
SNSの有用性は今更疑わないし、今更いちいち危険性を説く気もない。だから本書がSNSに希望をかけるのを批判することはしない。けれど、ツールはツールなのだから、可能性だけでなく限界も同時に語るべきではないかと感じた。実際、アラブの春では革命が起きたが、一方で本書の出版後の2012年夏以降、デモは急速にしょぼくなり、結局自民党政権復活の後押しをした。どちらもSNSを利用したのだとすれば、一体何が違うのか。やはり抗議の焼身自殺、警官の暴力、長期間の独裁など下地がなければ本質的な革命など起こらないのでは。
左手爆弾

もちろん、クラウドファウンディングなどSNSの登場によってハードルが下がったことはたくさんあるだろう。その効果は低く見るべきではないし、より効果的になるように、あらゆる面からの支援や改良が必要である。だが、やっぱりSNSでは決してできないことも存在するのであって、そこを指定することによって可能性と限界の両方を提示すべきでは。さもなくば、それこそ自分の活動のステマになってしまう。

04/05 14:19
0255文字
onaka
新着
ソーシャルメディアによって動員の仕方に革命的な変化が起きている、というお話。いつもの調子で、ソーシャルメディア万歳的な成功事例を語りつつ、明るい未来を描いてくれているのは、気持ちがいい。けど、記述がやや表層的かな。変化の本質やその行く末に触れるような議論があると、もっと良かった。
0255文字
レコバ
新着
良く言えば色々書かれているので、様々な解釈が許される本。私はソーシャルメディアの限界を語ると共に、全共闘の敗北により萎縮した”動員”が徐々に雪解けに向かっているという解釈した。
0255文字
あさみや
新着
ソーシャルメディアのしたことは、行動の背中を押す事、人々を動員した。デモ、ムーブメント。ソーシャルメディアの賢い使い方。震災とSNS。いずれ来るSNS口座時代。津田さん説明上手で文章も軽快だから、わかりやすいし納得できる、丸め込まれてるのかもしれない。
0255文字
anken99
新着
インターネットが世の中を変えたことは、今さらあえて口にすることでもないが、東日本大震災というありえない状況において、ソーシャルメディア(ツイッターやフェイスブック)が、いかに有効に活用されたかがよく分かった。筆者の津田大介さんは、実際、東日本大震災のさなかも、ソーシャルメディア内で、いわば交通整理と情報の取捨選択を自ら買って出ていたわけで、私もそのころからしっかりフォローし、実に有効に活用させてもらった。ソーシャルメディアが変えたもの───未来への希望かもしれない、というあとがきが心に残った。
0255文字
Masataka  Shindo
新着
ソーシャルメディアの登場によって、一般人にも人々を動かす力が手に入って、「動員の革命」が起きた。革命時の国や情報統制された国にてソーシャルメディアの口コミがいかに活躍したのかを事例とし、ソーシャルメディアの絶大な力を浮き彫りにした本。
0255文字
s_n
新着
震災以降のネットとリアルの分析、評価など。新鮮味はなかったが、モーリーとの対談が面白かった。
0255文字
hisa
新着
手っ取り早くソーシャルメディアのインパクトについて知りたい人にとっては役立つ本。具体的な現象が多く挙げられていてすっと頭に入りやすい。
0255文字
おらひらお
新着
2012年初版。現代におけるソーシャルメディアの情報発信力と破壊力の大きさを指摘した本です。内容的には対談や鼎談が多く、読みやすいものでしたが、基本的な用語がわからないところもありました(枠外に説明があったのですが)。あと、チュニジアは国主導でネットのインフラ整備を進めたのですが、その結果、民衆の動員が容易になり、国家が転覆させられてしまったことは、皮肉としか言いようがないですね。今、年単位で進化していく分野なので、目が離せないですね。
0255文字
tmk sd
新着
SNS類を毛嫌いしている人に読んでほしい。携帯電話は出た当初、縛られたくないといった人が多かった。そんな人たちもいまはもっていることだろう。SNS類は暇人がしているものだと言っている人たちも、いずれ利用しなくてはいけなくなるであろうと思う。
0255文字
kazukan
新着
最初のところしか、読むところがなく、インタビュー記事ばかりでした。 津田さん、ブログで済みましたよね。と。 動員という話は面白いです。
0255文字
村上吉文
新着
なかなか面白かった。
0255文字
YOSI
新着
刺激的。中東の話は知識不足でよくわからなかった。
0255文字
トトス
新着
読むのに五時間かかった。ソーシャルネットワークによって起きた事物に対して書かれている。著者の取材力が見えてくる本です。出版から何年か立ってしまったので事例も、こんなことがあったなあと思い起こさせました。出版時に読んでいれば、もっと興奮して読めたと思います。対談も掲載されています。今話題の家入りさんとの対談も載っています。フクイチ観光化計画でお金を集めたクラウドファンディングのサイトは家入さんがは始めたサイトみたいです。新たな発見が見つかる本だと思います。内容としてまだ古くないので、ぜひ読んでみて下さい。
0255文字
ニョンブーチョッパー
新着
0255文字
Tsuyoshi Yamada
新着
インターネットはどこまで変化のスピードを加速させるんだろう??
0255文字
元吉
新着
★☆☆☆☆ SNSはジャスミン革命をお膳立てした。東日本大震災でも大活躍した。リアルタイムに情報を発信する便利なツールであることは否定しない。 しかしアラブの春を手にした国民は幸せになったか?より悪くなったというニュースも聞く。理念のない革命ごっこを誘発しているだけではないかと危惧する。 マイクロペイメント、クラウドファンディングも否定的。投資は事業計画と同時に相手の目をみて判断すべき。「いいね」感覚でやるべき行為か疑問。 僕のような人種が新しいものに拒否反応を示す人がいるで括られるんだろうな
0255文字
モクソンM.Y(木村マヤ)
新着
ワクワクが止まらなくなる本 SNSから見える未来、そして実際行われてるSNSによる新しい方法を描いた本 ソーシャルメディアの可能性が幅広く描かれておりこれからの選択肢が広がるよう… ソーシャルメディアの視点からデモ、有吉、震災などを対談方式や評論方式で語られておりとても読みやすく面白かった。 その中でもキャンプファイアーなどのマイクロファンディングの話が一番お気に入り 読むなら早めに 時代が進むに連れてここに書いていることが当たり前になってしまうので
0255文字
だーはら
新着
この本の趣旨と全然関係ないけど、宇川直宏のDJもMCもスキルアーカイブスが重要ってのはなるほどなとDJやっている身として思った。 それとマイクロペイメントの話ででていたSNSのアカウント自体が銀行口座と同じ扱いになるかもしれないというのはとてもいい話だなと思う。 曲とかじゃなくてアーティスト自体に投資するっていう感覚ができればもっと音楽で飯をくっていける人も増えるんじゃないかなと。 ライブをするアーティストだけじゃなく作曲とかしてる人間も音楽を本業にしないまでも、それなりの対価がもらえるようになると思う。
0255文字
旅猫
新着
ジュリアン・アサンジの言葉を引いたソーシャルメディアと既存のメディアの違いを論じた点は納得ができる。その違いを理解しているのなら、上手い使い分けができるのではないかと。あとは対談の中にあった「デモをやったら発電ができる装置を発明してほしいんだよね」(p255)は私も常々思っていたので共感。
0255文字
nikksurf
新着
☆☆
0255文字
全178件中 1-40 件を表示
動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか (中公新書ラクレ 415)評価63感想・レビュー178