文化人類学入門 (中公新書 (560))

文化人類学入門 (中公新書 (560))
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文化人類学入門 560巻はこんな本です

文化人類学入門 560巻の感想・レビュー(326)

大学を選ぶとき、文化人類学などという分野があることを知らなかった。本当はこういうことを学びたかったなと気付くタイミングは少し遅かったけれど、学ぶことはいくつになっても出来る。専門的な内容なのに語り口が優しく、学ぶ者への配慮が愛情のようにも感じられ、教室で講義を受けている気分になった。
★2 - コメント(0) - 3月5日

文化人類学の基礎部分を体系的に学べる本。成り立ちから研究対象、方法の子細まで書かれている。古い本のため、最新の研究については記されていないが、この本の後に接続することも可能と思われる。著者が終章で述べているよう、今日では国際間の相互理解が大変重要であり、そのための一助となるだろう。もちろん、我々一般人に必要とされる相互理解は、高度な文明間のものである。しかし、そのような状況に於いても我々の考え、価値観が根源的な部分でさえ普遍ではないことの理解が必要であると考える。
★3 - コメント(0) - 2月28日

分かりやすく面白い!古い本だがこまめに改定、加筆されている。タイトル通り初心者にはオススメの一冊。
★1 - コメント(0) - 2月22日

平易で読みやすい。文化人類学についてのトピックを横断的に解説している。とても親切的な書。
★2 - コメント(0) - 2月13日

佐藤優が推薦していたので読んでみたが、期待以上の出来。文化人類学の定義からその成り立ち、そしてその概要と手際よくコンパクトにまとめてある。本書を繙くことによって多くの読者は、これまで自明だと思っていた自分たちの文化や常識が、決してそうではないということを目の当たりにして、戸惑いを覚えるに違いない。そして、我々がいかに様々な偏見にとらわれやすいか、また逆に言えば偏見に囚われない公平な見方の難しさ…というよりむしろその不可能性を認識するに違いない。それから、本書の記述も暫定的なものであることも認識すべき。
★3 - コメント(0) - 1月20日

なんとなく気になっていた本をやっと読了。 同じ日本人であっても土地によって文化が違う、例えば村ごとの風習の違いなどは興味をそそる。その違いを表層的でなく深く捉えたく読んだ本。 結果として村に関しての記述は少なかったが文化人類学的に見る社会構造の視点はためになった
- コメント(0) - 2016年12月19日

文化人類学について初めて学ぶ一般読者を対象に書き下ろした本。筆者は末尾でこの学問の目的として、比較をとおした人間とその文化の本質の理解をあげている。
- コメント(0) - 2016年8月5日

司馬遼太郎氏の歴史随想や上橋菜穂子氏の物語を読んで、何となく自分の興味がある分野ではないかと思っていた文化人類学の入門書。入門ということで文化人類学で何を扱うかということが体系的に書かれている。やや古い本ではあるが、初心者が学びやすいように配慮されていて、内容は専門的ではあるがわかりやすくとても良かった。やはりこの分野は興味深く、特に興味を持ったのは言語の分析や異文化が接触した時の文化の変容といったところ。今後、好きな歴史の本を読む時の知識の糧にするとともに、この分野の本をもう少し掘り下げて読んでみたい。
★30 - コメント(1) - 2016年5月17日

異文化、そして自身が属する文化など、客観的に理解する上で、どのような観点があるのか知りたくて、この文化人類学の入門書を手にした。"そんな風に分類することに何の意味があるのか"と思うようなことが時折ありつつも、"なるほど"と、体系的に分類することで、偏見を打破し、客観的に捉える観点を学べた。1990年時点の改定を最後に、著者は亡くなり、現在の最新研究は進んでいるのだろうけど、基本的な観点を学べた。新書のコンパクトサイズもありがたい。
★2 - コメント(0) - 2016年4月27日

文化人類学の中でカテゴリ分けしてさらっと紹介してる本。なんか文化人類学好きだな~というフワッとした印象しか持ってなかったけど、自分の興味ある部分はどういう分野なのか知れた。呪術とか、類人猿と人間の違い、とかが好きなのでこれから掘り下げていきたい。逆に、婚姻とか家族関係とか、社会制度はちょっと苦手…。
★9 - コメント(0) - 2016年3月29日

 文化人類学って字面的にもう面白くなさそうな印象なんだけど、それは実際にどういうものを扱うのかを知らないからだと思い知らされた。世界には本当にいろいろな民族がいて、宗教があって、考え方があって、歴史があって…一見雑然としているようにしか見えないこの世界には、実は隠れた法則や普遍性・共通点がある。それを比較し検討し明らかにしようと試みてきたのが「文化人類学」であり、本書はその第一歩を踏み出すための後押し役として最も優れた書籍なのではないだろうか。やさしい語り口、されどボリューム十分。さあ、知識欲を満たそう。
★2 - コメント(0) - 2016年3月2日

「守り人シリーズ」や「獣の奏者」の作者上橋菜穂子さんが専門としている文化人類学に興味が湧き、読んでみた。文化人類学とは世界の様々な民族の持つ文化や社会について比較する学問で、相関分析の視点は言語、自然環境、衣食住、婚姻関係、宗教など多岐にわたる。本書は一般の人にも分かるように解説してあり、全く無知の学問の一部を垣間見ることができた。上橋さんは、こういう視点を持って物語を構築したのですね。文化人類学をもとにした本をもう少し読んでみたいと思った。
★3 - コメント(0) - 2016年2月1日

④ 『現代思想 2016年3月増刊号「人類学のゆくえ」』に向けての入門書。もう少し時代の下った入門書も読みたい。
- コメント(0) - 2016年1月24日

わかりやすい!
- コメント(0) - 2016年1月3日

膨大な参考文献や大学案内を備えた入門書で予備知識なしで読める良書。しかし「文化人類学」に学問体系や思想を期待すると(私がそうだったが)肩透かしをくらう。無文字社会の文化研究を出発点としているが拡散しすぎて、いまや人類を対象にしたフィールドワーク手法による研究という程度が共通しているだけで、民俗学/言語学/社会進化論/家族論/都市論/民族論の寄せ集めの観。そういう学問は、作法を心得るという意味の「入門」など必要がないと思う。そんなことを教えてくれる不思議な「入門書」。
★43 - コメント(2) - 2015年11月19日

タイトル通り文化人類学の入門書。非常にわかりやすいが古い本なので情報が1980年代後半で止まっている。もっと文化人類学を知ろうとすると他の本を読むべきである。そのためのブックガイドは巻末に載ってある。だがそれもまた古いのである。
- コメント(0) - 2015年10月31日

初版が1970年代に出版されているので、現時点での学説と異なっている部分もあるだろうが、文化人類学にいつの時代も当てはまるであろう概念や事例が詳細に解説され、大変興味深い内容であった。
- コメント(0) - 2015年9月26日

非常に平易で読みやすい文体で書かれた文化人類学の入門書。当時最新の学説をも織り込みつつ、文化人類学の学説史やその学際性が分かりやすくまとめられていて、読んでいてとても面白い。こういう本が他の「何をやるのか判然としない」学際的な学問(宗教学とか地域研究とか)にもあると良いのにな。
★1 - コメント(0) - 2015年7月31日

ちょっと古い内容だけど入門にも教養としてもピッタリ
- コメント(0) - 2015年7月14日

文化人類学の研究の対象は多岐にわたっており、他の学問分野とも錯綜している。これから文化人類学を学びたいと思っている人を想定して書かれたものとしては、わかりやすく平易な文章で解いてくれていてとってもとっつき易かった。方法論としてはとても地味で根気がいるけれど、そんななかで過去の成果を再評価するなど、どんどん上書きされているのが興味深かった。
★2 - コメント(0) - 2015年7月9日

「文化人類学」という一口に説明しにくい学問の入門書。著者の祖父江さんが「教科書的」でない内容を目指したと言うように、読み物として面白い。これからも時代とともに変化していく研究を、自分も楽しみにしています。
★4 - コメント(0) - 2015年5月29日

入門、というのにふさわしい内容だろう。「世界は広い」と言うとき、それは地理的な広さよりも文化や価値観の多様さを指している場合が多い。いったい、文化とはなんなのか。何が違うのか。その相違は、人間にどんな影響を及ぼすのか。国際化や異文化理解といった言葉ばかりが先行し、知らず知らずのうちに「相手への理解」のなかに「異質性への蔑視」が入り込みがちな現代である。違いのある人を前に、どういう姿勢を取るべきか。自分自身も反省することが少なからずある。「違い」を素直に面白がれる人になりたい。
★60 - コメント(0) - 2015年5月17日

そうとうなロングセラーの、すなわち古い本です。「文化」人類学という用語に、もはや時代性を感じさせるやもしれません。入門書らしくわかりやすく読める構成になっていますが、どれぐらい現役の人類学者に訂正されるのでしょう?
★1 - コメント(0) - 2015年5月7日

「裸体に対する羞恥心は決して衣服の発生要因ではなく、むしろ衣服の存在によって生み出されたものである」p82 なるほどね。
★5 - コメント(0) - 2015年5月4日

文化人類学の基礎的な話が網羅されていて面白かった。
★1 - コメント(0) - 2015年5月4日

学術的な説明にも関わらず具体例が多く挙げられており読みやすかった。
★1 - コメント(0) - 2015年3月14日

人を人類に置き換えた時空を跨る壮大なミステリー。でも、結末は「善悪の判断についての世界共通の基準や規則についてのはっきりした答はない」、「文化現象とは単なる習慣の産物」と紹介しながら、さらに「人間である調査者が人間である対象を研究するという文化人類学における宿命的な問題がある」と結ぶ。
★3 - コメント(0) - 2015年2月25日

父から、勉強してないなら読んでみたら、と渡された本。初めの方はよくわからなくて読むのに時間がかかってしまいました(・_・;途中からとても面白くなってきました!わかりやすかった!文化人類学っておもしろい*\(^o^)/*私は特に言葉が好きだなー。世界には色々な民族があって、私には想像もできないような法則や慣習に基づいて生活しているんだなぁと思いました。色んな国に行ってみてみたい。
★9 - コメント(0) - 2015年2月10日

一般の人が文化人類学について一人で学んでみようという目的にかなう本として書かれた。佐藤優が選ぶ中公新書にも選ばれている。初学者でもわかるよう丁寧に説明されており、大変良かった。「世界中のどんな人種の間にも、先天的な知能や精神的能力の差は存在しない」と最初と最後に書かれており、文化人類学を学ぶうえで一番気をつけるべきことなのだろう。言語が記憶の作用に不可欠であること、婚姻後の生活場所と労働量の関係に納得。フィールド・ワークによるため、この学問は調査した者の価値観に影響され易いと。客観性の担保が難しい学問だ。
★4 - コメント(0) - 2014年12月18日

わかりやすい!人間についてもっと知りたくなります!
★1 - コメント(0) - 2014年12月6日

如何せん発行されたのが30年も昔のため、当然ながら最新の研究については言及されておらず、記載されている情報も古い部分が多い。それでも「文化人類学」の始まりや大まかな研究対象が平易な言葉で解説されており、入門書としてはうってつけであろう。
★1 - コメント(0) - 2014年12月3日

 文化人類学とはどんな学問か?という点について日本にとどまらず、世界的な研究の流れが説明されている。おおまかには文化、生活様式、言語、婚姻・親族宗教、民族性などによって章立てされている。研究史が整理されており、人類学はどういう研究をしてきたのかわかる。文化人類学は未開社会(無文字文化)の解明を目的として始まったが、いまや人間の文化を広く取り扱うようになってきている。(たとえば、医療人類学や映像人類学など)入門にしては細かい気もするが、包括的に書かれており特に「学説史」の勉強にもなると思った。
★1 - コメント(0) - 2014年10月22日

文化人類学全体像の解説本。文化人類学を学んでみたいとおもい購入。自分が学んでみたい人類学の分類が分かりました。なかにのっている情報は古いらしいがなかなか良い本だと思う。
★2 - コメント(0) - 2014年4月24日

人間という種に特異な事項が叙述対象の場合は、面白い指摘も多い。特に、宗教や文化面。が、無文字文化の変遷を合理的証拠・根拠で解明することの困難さから、だろうが、余りに推測範囲が広すぎ、どうにも首を捻ってしまう箇所が見受けられる。また、文化面とは異質な領域、つまり①石器・火の使用・狩猟採集経済といったホモ・サピエンス特有と言い難い領域、②進化過程から見て、類人猿や古人類(特にホモ・ハビリスなど)との連続性を考慮せざるを得ない領域、例えば、家族関係、子育て、性交渉(男女関係)では正直、疑問符しかつかなかった。
★11 - コメント(2) - 2014年4月5日

版数が多かったため、長い間読まれてる本なのかなー、と思って購入。これは良書だと思います。
★1 - コメント(0) - 2014年1月26日

文化人類学について基本的なことを紹介する新書。平易な語り口でわかりやすく、読書案内等の付録が充実しています。書かれたのがけっこう昔なので、最近の事情を知るには別のテキストが必要です。言語についての記述が思ったより少なかったのが(個人的には)残念でした。
★2 - コメント(0) - 2013年12月21日

文化人類学入門 560巻の 評価:52 感想・レビュー:79
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