失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究はこんな本です

失敗の本質―日本軍の組織論的研究の感想・レビュー(2042)

面白かった。
★7 - コメント(0) - 3月24日

★★★★☆ 精読、6時間かけて読了。面白い。興味を持っていたところ、知人に薦めて頂き読む。 日本軍が敗れた6つの戦を取り上げ「なぜ負けたか」を分析し、共通項を見出している。 レイテ海戦や沖縄戦など終戦ムードの中の戦いよりも、ミッドウェー海戦やガダルカナル地上戦のように、後にターニングポイントとなる戦いから学ぶことの方が多い。 全般的に後付感があるので、あまり素直に読み過ぎない方が良い。その当時の軍人の気持ちになって批判的に読んだ方が楽しめる。
★16 - コメント(0) - 3月23日

一章は前提となる知識がなさすぎて正直つらいものがありました。初めからアナリシスだけ重点的に読めばよかったです。二章からは、戦略と組織という切り口で失敗の要因を各事例に対して統合的に分析します。正直なところ自分の会社に当てはめてみるとあまりこの特徴はないように思えます。過去の敗戦から学習して進化している企業だと思います。ただし、自分の部署や自分がリードするチームに当てはめると、精神論を持ち出したり、現場の課題が組織の戦略にフィードバックされなかったりと、要素でみると当てはまる点が多々あります。再読必須です。
★4 - コメント(0) - 3月19日

論文を読むことに慣れていないせいか、読み解くのが難解だった。後半は、失敗の原因や現代日本の組織に関わる内容でとても興味深かった。資源のない日本が勝てっこないよ、と思っていたが、以心伝心、指示があいまい、根拠のない楽観主義、内容や論理性よりも波風を立てない妙な気遣い。70年経っても 日本人気質が大きく変わることはないことを改めて、感じた。ダイバーシティーという言葉が変革のキーワードのように強く感じる。また、再読したい。
★10 - コメント(0) - 3月17日

昭和60年ころ書かれて、文庫でて、その後四半世紀たっても変わらないこの事実。周りにあるある。自己変革組織、理想だけど…。
★4 - コメント(0) - 3月16日

kaz
日本軍の戦略性の欠如や自己革新能力の無さは現代の政治組織や官公庁だけではなく、民間企業にも立派に受け継がれているのではないか。目まぐるしい価値観の移り変わりに付いて行くには組織内の新陳代謝が欠かせない。高齢化社会となったが、いつまでも同じ顔触れが幅を利かせる組織に先はないだろう。帯に箇条書きしてある「破綻する組織の特徴」が心当たり有りすぎて寒気がする。
★7 - コメント(0) - 3月16日

☆3 組織論的研究と副題のとおり、日露戦争の成功体験から、抜け出せなかった、つまり、自己革新組織でなかった日本軍の研究。 複数の執筆者の合同著作のためか、少し遅れます統一感のない文章であり、一度ではなかなか読みこなせなかった。時間のあるときにまた、読んでみよう。
★5 - コメント(0) - 3月15日

「同質の人間で構成されている」という考え方が「失敗の本質」の本質ではないかと感じた。言わなくてもわかるからそもそもグランドデザインを考え、説得するためのロジックを構築する必要がなく、場を荒立てないことが最も重要となり、ストーリーありきで現実を見ない考え方を皆(ただし仲間内のみ)で共有する。他者を理解しようとするコストを払う必要がない。鎖国により戦わずに来て、少ない経験でわかったような気になってもそれを批判出来る人がいない。そうならば多様化にタフになることが強さになるが。井上成美の名前が出てきて嬉しかった。
★11 - コメント(0) - 3月6日

軍事関係の本は読んだことがなかったので、軍隊の作戦行動に関する入門書として読めた。 組織論の入門としても読みやすいと思うが、日本の敗因に関しては、今となってはありきたりでよく知られた話に終始しており、新鮮な驚きは少ない。学術的な良書に奇抜な結論は似つかわしくないのはもちろんだが、読書には新鮮で奇抜な刺激を求めたい。
★4 - コメント(0) - 3月6日

著名な経営者が推薦する本の筆頭ともいえる、この「失敗の本質」。この本がどれほど優れているのか、今の自分にはわかります。経営学者ってすごい。
★2 - コメント(0) - 3月5日

中身の濃い本だった。太平洋戦争における日本軍の失敗に着目し、その原因を組織論の観点から考察する。要は敗戦から教訓を得ていくという内容。太平洋戦争という歴史的事実を基にしているので歴史の勉強になったし、日本軍という組織の特徴が抽出されていく過程が目に見えて説得力があった。グランドデザインが欠如、客観的事実よりも上に立つ者の主観を重視、能力よりも「人情」に基づいた人事、失敗してもおとがめなしで自浄作用がない……などなど現代の日本でも日本軍的な特徴を有する組織は多いはず。敗戦から学ぶべきことは多い。
★19 - コメント(0) - 3月4日

KJ
実に面白い本。大東亜戦争の日本の敗戦の理由を、戦況ごとにアメリカとの比較論から論理展開。現在の経営学にも参考になる。また読み返したい。
★4 - コメント(0) - 3月4日

戦略の失敗は、戦術でカバーできない。戦術の失敗は、戦闘でカバーできない。 帰納法ではなく、演繹法で解決
★7 - コメント(0) - 3月3日

日本軍の戦時における意思決定や行動が紹介され、それに対する考察が続くが、文章が難しめで軽い感じでは読めない。 ただ、今の日本企業が抱えるような本質的な問題と結びつけ論じているため具体的にイメージしながら読み進められた。
★6 - コメント(0) - 3月3日

読んでいて、日本的組織の愚かさに暗澹とした気持ちになる。そして、残念なことにその特性は70年経った今も大きくは変わっていないだろう。日露戦争の勝利体験に固執する姿勢は、ものづくりに固執する態度に通じると思う。敵の軽視は、現在では中国や北朝鮮を軽視することに通じているのではないか。右の人も左の人も、中国や北朝鮮と戦争になって負けると考えている人はいないように思う。空気を読む文化が、大きな組織になると弱みになる。末端が優秀であることと上層部が無能であることは、実は同じ事態の異なった表れ方であろう。
★10 - コメント(3) - 3月3日

改めて読み直ししたい。
★11 - コメント(0) - 3月1日

会社で開催されている読書会の題材。戦史については全然知識がなかったが、現社会で起きてる問題と何ら変わりない。ほんの100年前、このように人が戦死していたとは信じられない事実である。
★7 - コメント(0) - 2月28日

日本軍の失敗の本質とは、組織としての日本軍が環境の変化に合わせて自らの戦略や組織を主体的に変革できなかったということに他ならない。戦略的合理性以上に組織内の融和と調和を重視し、その維持に多大なエネルギーと時間を投入せざるを得なかった。このため組織としての自己革新能力を持つことができなかった。
★5 - コメント(0) - 2月27日

30年も前の本なのに新鮮。ということは、失敗の教訓が未だ生かされていないとゆうことだろうか?革新的な組織に変化するとき、組織内の人はどのように組織を変えていくのだろう。その場の空気が支配することは、身近な会議でも起こっているのではないか。楽観論と精神論と月月火水木金金で乗り越えようとしているのではないか。目的、目標、手段がバラバラではないだろうか。少なくとも、今、自分は失敗の事例と同じ失敗をする自信がある。読後の不安感が半端ない!
★10 - コメント(0) - 2月27日

目的の曖昧性、中央と現地とのコミュニケーション不足、過度に属人的要素を重視した情緒主義、個人の突出を許容するシステム(評価制度の非客観性)、変化する環境に適応して最適な自己変革を遂げるという自己変革能力の欠如。題名を隠されると現代の組織が直面する課題そのものといった様相。日本的特徴は悪い面ばかりではなく、功を奏した面もあると認識しながらも、教訓を活かして自分が属する組織に役立てよう。
★6 - コメント(0) - 2月25日

大東亜戦争、太平洋戦争のいくつかの作戦に注目し、それぞれの作戦が失敗し敗戦につながった理由を、とくに組織に着目して分析したもの。同じ時期の米軍の学習及び成長、自己革新性も紐解きながらの分析。司馬遼太郎の 「坂の上の雲」「翔ぶが如く」を読んでいたためか、既視感のある内容も。確かに現在の企業などにこれらの体質が受け継がれているように思える。さきの戦争で失敗に終わった各作戦で命を落とした多くの人たちは浮かばれない。
★22 - コメント(0) - 2月24日

気を抜くと、理解不能になる。 じっくり読むべき本。 余裕のあるとき、じっくり再読するとしよう。
★7 - コメント(0) - 2月23日

最後の「日本軍は、独創的でかつ普遍的な組織原理を自ら開発をしたことはなかった」という一文がえぐい。それは今日まで変わらないのかもしれない。働き方改革も、どこか欧米のマネ感ただよう。不確実性の時代に課題の先進国の日本が、失敗を繰り返さないために、自らの行動で少しでも貢献したい。
★8 - コメント(0) - 2月19日

戦争など始めた事が失敗の本質でしょう。
★11 - コメント(0) - 2月19日

敗戦した理由を組織論から論じる。 しかし、日本的な特徴 (短期決戦スタイル、空気を読むことでの錬度の高さ) で成果が出ていた場面も多く、アメリカに負けるまでは問題なかったのも事実。 そもそも、アメリカに負けたのは人・物を含む物量の問題が大きく、組織論だけで語って意味があるかは謎。 同じ資源と仮定して、日本型組織とアメリカ型組織が戦ったら、日本が勝つんじゃないかとも思います。 現に、アメリカに負けるまでは常勝で、戦後の日本型企業 (国家より規模が小さい集団)は世界的に見ても成功している。
★78 - コメント(8) - 2月19日

3
★4 - コメント(0) - 2月18日

日本軍が太平洋戦争前後の戦闘でいかに負けていったかを分析し、組織としての失敗の本質に迫っていくロングセラー。本書が曖昧な戦略目的や短期決戦志向を日本軍の欠陥として指摘しているのは有名な話。根源には日露戦争での成功に「過剰適応」してしまい、自己革新する力を失ってしまったことがあった。一朶の白い雲を見つめて坂を登った体験が、その後の日本軍を束縛してしまったのだ。過去の栄光に凝り固まると、現実を客観的に評価できず、環境の変化に適応できなくなる。本書の主張は全く古くなっていない。
★9 - コメント(0) - 2月17日

自分の学が無さ過ぎてもっと勉強してから再読したい本。1.2章は難しかったです。学のない自分でも三章の失敗の教訓は勉強になりました。
★12 - コメント(0) - 2月17日

日本が第二次世界大戦に敗北した原因を、分野の違う6人の専門家が組織論的アプローチで分析する。陸軍と海軍が常に対立し、上下の風通しが悪いというイメージはあったが、戦略や組織構造の面でも色々な問題が指摘されていた。単に戦力や物量の差で負けたのでないことが見えてくる。グランドデザインがあいまいな戦略立案や、過去の成功にしがみついて反省のない組織のあり方は、現代日本においても克服されたとは言い難い。ただし、失敗から分析するのは日本人の大好きな帰納的なやり方なので、本書を入口に理論は自分で学んでいくべきだと思った。
★10 - コメント(0) - 2月16日

「しかし、本来学習とはその段階にとどまるものではない。必要に応じて、目標設定や問題の基本構造そのものを再定義し変革するという、よりダイナミックなプロセスが存在する。」
★4 - コメント(0) - 2月12日

日本が敗北を喫した、ノモンハン事件・ミッドウェー作戦・ガダルカナル作戦・インパール作戦・レイテ海戦・沖縄戦の分析から、その失敗の本質と教訓を述べた一冊。今の企業を見ると、何も変わってないなと落胆。「環境の変化に合わせて自らの戦略や組織を主体的に変革することができ」ず、「戦略的合理性以上に、組織内の融和と調和を重視し、その維持に多大のエネルギーを投入」し、「組織としての自己革新能力を持つことができなかった」(pp.409-410)。「その原因の一つは、過去の成功への「過剰適応」があげられる」(p.410)。
★10 - コメント(0) - 2月6日

日本の、特に大企業のサラリーマンは読んだほうが良い。戦争ということに限らず、日本の組織の悪い点がたくさん詰まっている。だれも責任をとらない、科学ではなく、人と人との関係性で決めるところなどは今も多くの組織で残っている。経済的に”敗戦”する前に、過去の反省をもとに組織の考え方を変えていく必要があると思う。
★12 - コメント(0) - 2月5日

《只今読了。インフルエンザ寝室隔離継続中であり、読書進みます。 日本人も進化していかないと、自国を守り抜けないぞと思った。 あと、失敗に真摯に学ぶ姿勢こそ大事なのに、負けて責任をとって自決しちゃうと、教訓が伝承されない、潔さを求める日本文化の弱点だと思った。その他多数感銘ポイントあるのだが、その中から特に重要だと思うものを以下に抜粋。》 p348 一つの組織が、環境に継続的に適応していくためには、組織は環境の変化に合わせて自らの戦略や組織を主体的に変革することができなければならない。こうした能力
★11 - コメント(0) - 2月4日

6時間59分。銀行に勤めていた時、この本を組織論のテキストとして用いたレクチャーを受けたことがあるが、あまり感銘を受けることはなかった。日本の企業に雇われたことがないからかもしれない。軍隊というのは、最もその組織が効率化されたものだから、ドラッカーが救世軍(プロテスタントの一派で軍隊を模倣する組織体系を有する)を高く評価していたりするのもわかるが、それならば、W.G. パゴニス、「山・動く―湾岸戦争に学ぶ経営戦略」などを先に読むべきではないだろうか。反面教師本だけでは、基本が身につかないだろう。
★9 - コメント(1) - 2月3日

作戦失敗の事例研究は、私の知識不足のため難しくて読むのに時間がかかりました。でも、日本軍の組織的特質が日本的企業に引き継がれているとの分析は興味深かったです。戦前も戦後も続きもの。歴史と現在は続きもの。大東亜戦争で日本軍が固執した戦略は日露戦争にあり、その日本海海戦も日本古来の戦法から着想が得られていて、古来から現在の組織まで、連綿と続くものがあるのだなぁと感じました。そんな歴史の大きな流れの中で、今自分が属している組織の問題点を思うと、なかなか感慨深いものがあります。同じ失敗の本質を抱えているなぁと。
★18 - コメント(0) - 2月3日

失敗から学べる事は多いなとあらためて感じた。
★8 - コメント(0) - 2月2日

読了。本書は戦記物と言うよりも、日本陸海軍の組織を大東亜戦争の戦い方を通じて読み解こうとするもの。改めて読むと、同じ失敗を繰り返さないよう反省して改善する必要があるのに、思考停止してしまっているなと感じた。
★9 - コメント(0) - 2月2日

日本軍の合理的判断の欠如戦況が不利な際の間違った決断は個の集まりが国家であることの認識のなさなのかもしれない。
★7 - コメント(0) - 2月1日

日本軍の失敗の原因は「自己革新組織」に失敗したからである。自己革新能力のある組織とは、①環境を利用して、絶えず組織の中に多様性を作っている。②組織を構成する単位の主体的かつ自律的な適応を許す必要がある。③絶えず自己否定を行い、進化を創造する。④異質な人、情報、偶然を取り込む。⑤常に新しい情報を学習する。⑥統合的なビジョンを持ち、全員に理解させる。 日本軍は白兵銃剣主義と艦隊決戦主義の戦略の原型がパラダイムとなり、組織の変革に失敗した。
★7 - コメント(0) - 1月29日

15時間5分。カセットテープ。千葉点字図書館と音訳者さんに感謝。再読。はじめのうちは分析するんだけど、後半になってくると分析するまでもなく・・・って、分析対象が対象だけにしようがないよね(苦笑)。「統帥綱領」と合わせて読むと、さらに楽しい。というか、「大日本帝国」なんていう大風呂敷、よくやってたなあ。
★9 - コメント(0) - 1月28日

失敗の本質―日本軍の組織論的研究の 評価:92 感想・レビュー:710
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