鬼龍院花子の生涯 (中公文庫)

鬼龍院花子の生涯 (中公文庫)
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鬼龍院花子の生涯の感想・レビュー(88)

強い女ここにもいた。宮尾さんの作品は艶やかで鮮やか。いい意味にも悪い意味にも。読後はしばらく世界から抜け出せない。
★9 - コメント(0) - 2016年9月18日

大正から戦前に土佐に一家を興し没落した、侠客・鬼龍院政五郎と、彼に絡め取られた女たちの因果。鬼龍院花子は政五郎によって半ば拉致された少女が生んだ、一家の跡目を継ぐべき女だったが… 物語は政五郎の養女、松恵の目を通して描かれる。徒手空拳から土佐の親分として、いくらでも横車を押せる政五郎の絶倫さがに陰りを見せるのは、花子が生まれた頃からか。一家や自身にふりかかる不幸に、運命に逆らう気も無い、むしろチキンレースのごとく付き合う松恵に、諸行無常などと受け入れている様で一切を拒絶する「女の目」。なめたらいかんぜよ。
★21 - コメント(1) - 2016年2月11日

後半練り込み不足、バタバタ人が死んで終了で読後感残念。昔の女はよく我慢していたものです。
- コメント(0) - 2015年2月2日

映画未鑑賞です。主人公は松恵でした。ひたすら耐え忍ぶ人生の中に結婚、妊娠、出産と人並みの幸せはあったものの、長くは続かずだったので、東京に上京してからの幸せを願わずにはいられなかった。子は親の鏡を痛感。鬼龍院一家が一代でおわってしまったのは、親の勤めを果たさなかった政五郎のためであろう。政五郎は、有能な人を遠ざけ過ぎたのが原因ではないのだろうかと思いました。
★5 - コメント(0) - 2015年1月28日

五社英雄監督が映像化した作品の原作。映画の方の解釈が養子となった松恵が任侠の世界に翻弄されながらも、人としての芯の強さを描き出したのに対し、原作は渡世の世界に身を置いた養女が流されるまま、その視点を通して1人の任侠のの時代の盛衰を描き出した作品である。エンディングの墓標に込められた思いが切ない。
★21 - コメント(2) - 2014年12月2日

最初読みづらかったので映画鑑賞後に読了。映画は養女松恵(夏目雅子)が主人公。小説はヤクザの親分、鬼政と娘花子の一生が描かれています。[女の目は泣くためにあり、口は噤むためにある](p114)宮尾作品にしては異色なのかな?
★5 - コメント(0) - 2014年11月9日

鬼龍院花子とタイトルにありますが、主人公は、松恵ですね。彼女の波乱万丈な人生を見ると、本当に辛かったです。任侠の世界の光と影を垣間見ました。鬼政に松恵が手篭めにされそうなシーンは本当に見ていて辛かった。最後は幸せな結婚ができたと思いきや、残念なことに。彼女の一生は一体なんだったんだろう。
★29 - コメント(0) - 2014年10月22日

五社監督が好きで、映画は昔から何度も観てまして。今回初めて原作を読みました。映画の方がエンターテイメント性や派手さがありますが、原作はそれはそれで実に面白かったけれど、何だか哀しさ倍増でした。こんな理不尽あるものか!?とちょっとたじろぎはしたものの、現実も案外理不尽まみれだよなぁって終盤頃はシミジミしちゃいました。宮尾登美子は静かに耐え忍ぶ哀しい女性を結構冷徹に上手に表現する方なんだなぁと感心しました。心がチョッピリ冷え込みます(笑)
★6 - コメント(0) - 2013年11月17日

タイトルと内容がちょっと違う?鬼政も、愛人のつるも、娘の花子もどうしようもなく、人に迷惑掛けっぱなしで生きていて、松恵もいいことはほとんどない人生だった。フィクションといえど、こういう人生もあるのかと衝撃だった。
★4 - コメント(0) - 2013年6月15日

侠客の世界の男と女の話。なかなか興味深い。鬼政、目の当たりにしたら恐ろしいだけの存在なんだろうけど、小説として読んでみると仁義を重んじたり、花子の可愛がり方など魅力ある面も。タイトルになっている花子は何とも残念な女でこれといってなにができるわけでもなく、一家を背負っていこうという気概もなく、?な女。むしろ正妻の歌のほうが魅力あるかな?
★5 - コメント(0) - 2013年4月20日

★★ 「鬼龍院花子」というよりは養女の「松恵」の生涯といった話。世の中には、いろいろな人生があるのだということを改めて認識させてくれる話。宮尾さんにしては、、、という感じだったので、★2つ。
★4 - コメント(0) - 2012年4月21日

おどろおどろしいタイトルに手が出なかったけれど、読んでびっくりの面白さがありました。仁侠というあまりにもかけ離れた世界を養女・松恵目線で描いた物語には、男の強さと弱さ、女の苦しみと不憫が満ちていました。栄華、隆盛は短く過ぎて、やがて坂道を転がるように没落するさまが、美しくも悲しい「砂上の楼閣」、刹那の夢のように感じられました。
★7 - コメント(0) - 2011年7月6日

これほど宮尾登美子が面白いとは思わなかった。引き込まれる文章にのめり込みました。もっと他の作品も読んで見たい!
★6 - コメント(0) - 2011年2月4日

映画は見ていないんだけど、宮尾登美子つながりで読む。松恵視点で話を読み進めて行くが、鬼政の「宮尾節」ならでの一本筋の通った生き方の一方で押さえつけられるしか知らない女たちの生きざま。
★5 - コメント(0) - 2011年1月17日

大正四年、土佐にいたやくざ・鬼龍院政五郎とそれを取り巻く女たち。一人娘の花子が産まれるまでと、産まれてから、そして花子が成長して、その生涯を閉じるまでを描く。我侭放題に育てられた娘は、親の庇護から外れたのちにどのように生きていけばいいのか。甘やかすだけではその子を駄目にしてしまうことが恐ろしいほどに良く分かる。
★5 - コメント(0) - 2010年12月9日

因習の世界。 生まれた場所や境遇にしばられて生きるしかない女性たち。 そしてそれはそんなに昔のことではない。 「女の人生」って何なのだろう、なんて、時代がかったフレーズが頭の中でぐるぐるしてしまった。
★5 - コメント(0) - 2010年9月21日

映画と話が違うのですね。花子のダメさ加減にあきれましたが、教育の大切さを感じました。
★4 - コメント(0) - 2010年7月23日

★★
- コメント(0) - 2010年5月7日

凄いタイトルですけど、こういう意味だったんですね。読んでみて、ようやく理解しました。過酷な運命に翻弄されながらも凛として生きる女性のお話です。ただ、20年以上前の小説なので、今の時代には流行らないかと…
★2 - コメント(0) - 2010年1月24日

夏目雅子の「なめたらいかんぜよ!」とはまったく違う鬼龍院花子。これはこれでとてもおもしろかったです。
★3 - コメント(0) - --/--

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