ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)

ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)
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ハチ公の最後の恋人はこんな本です

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ハチ公の最後の恋人の感想・レビュー(1388)

初めて吉本ばななさんの本を読みました。いつもこんな感じなのかは分かりませんが、ひとことで言うと「美しい話」でした。何もなくただ好きっていう気持ち、離れ離れになっても、別々の生活やもしかしたらマオの方には新しい恋人ができてもあのときの今は忘れない。あのときの輝きは色あせない。でも、悲しいけど忘れるそれが今の魔力。終わりかたに引き込まれちゃいました。
★5 - コメント(0) - 3月19日

もう、何度目のハチ公だろうか。私もハチに会いたいなぁ。マオちゃんはかっこいいな。吉本さんの本はしんとするってずっと思ってるんだけど、主人公たちが騒がしくないからなんだろうなぁ。何が起こっても、なんだか冷静でこの状況を分析してる。感情が激しくない。だからなんだと思う。
★1 - コメント(0) - 2月23日

物凄く勢いがあって、のびのびしてて、あっけらかんとしていて、がむしゃらにありのまま。あからさまな自由。暴力的なまでにむきだし。自分を感じて、きちんと見つめている。余計な気持ちに縛られたり誤魔化したりしない。自分の感情にためらいがない。自分が、自分らしくということを、強く求めている。期限がある方が自由なんて知らなかった。
★1 - コメント(0) - 2月10日

“なんでこんなにすばらしいことをみんな、毎日してるのに、みんな、特別には幸せそうじゃないの?”宗教とかでてきて思わず鼻白んだけど、そんなことは置いておいて改めて吉本ばななさんの感受性好きだなと思う。永遠じゃない。だからこそ今なんだ、今その時なんだ。でもやっぱり、一緒にいたかった、当たり前の中にハチと埋もれたかった。けど、ハチの最後の恋人でも私の最後の恋人ではないから、いつか思い出になるのだろう。ラストの切なさにぐーんて引き込まれる。
★12 - コメント(0) - 1月22日

久しぶりにこういう感じの小説を読んだ。とても美しく素晴らしかった。こういう本を若いうちから読んでいくと感性が磨かれていくのだろうと思った。
★1 - コメント(0) - 1月20日

マオとハチの、何気ない、けど、小さなことを噛み締めるように幸せな日々が読んでいてとても心地よかった。 私もそんな人に出会いたいと思った。 1番近くで大切な人が笑っていることが、何よりも幸せなことなのだろう。 切ないけど何故か心温まる本だった。
★2 - コメント(0) - 1月12日

続編を読み終えて改めて再読。 出会いにも別れにも意味はある、と頭でわかってはいても苦しい。その苦しさを少し和らげる感じがして好き
- コメント(0) - 2016年12月12日

詩的で油絵みたいに、どんどん色や形を重ねていくみたいな、すごく感覚的な作品。独特の表現は、言葉というより模様みたいで、とても個人的なのに自分自身を遠くから眺めているような視点が、気持ちよく突き放してくれる。溺れすぎず、飲み込まれすぎず、とんでもなくドラマティックで不思議な生い立ちや出来事たちなんだけれど、それが「この人の普通」なんだなぁ、と静かに納得させられながら、細かな心の動きに、ほんのりとした共鳴に似た感触を味わえました。
★3 - コメント(0) - 2016年11月26日

吉本ばななさんの作品を読むのはこれが初めてです。ふわふわ空中に漂いながら、太陽の光を色分けしているような不明確な文章。読後もモヤモヤは晴れず、ああ自分には合わなかったんだなと自覚しました。新興宗教の教祖後継争いという問題は、恋愛ものとしては珍しい要素で面白かったです。
★2 - コメント(0) - 2016年10月15日

申し訳ない。昔から「吉本ばなな」さんの作品は受け付けなかった。「よしもと」さんになってからやっと読めるようになった。要するに「吉本さん」の書かれる、女性になる前の女の子が痛々しい。中学ぐらいで家を飛び出さねばならない?男性と住むのはいいが・・肉体関係までなんてことを平気で言葉にするかなと。キラキラした青春の1頁かもしれない。最後まで読了したが・・やっぱり志高の恋と云うには年齢が未熟だ。・・・私の頭が古く・カビが生えてるのだろう
★65 - コメント(7) - 2016年10月3日

再読。マオとハチと似たような経験をしたから共感しながら読めた。お互いが好きで大切に想う気持ち、それが通じ合っている感覚、一緒にいる時の時間の流れ、どんなに想い合っていても離れなければならない関係の哀しみと痛み。マオが感じたそのすべてが寄り添ってくれた。同じような経験をして初めて設定は特殊でも感情はリアルだと知った。これで設定までリアルだったら重苦しくなってしまう。そして最後がやっぱりとてもとてもすばらしい。曇り空が急に晴れ渡るような、涙と希望が溢れてくる最後が好き。
★3 - コメント(1) - 2016年10月3日

ハチと過ごすキラキラした毎日は素敵だった。 けどキッチンほど文章に惹かれなかった。小倉写真館の後っていうのもあるかもしれない マオの言ってた「嫌いな人がいたら好きになるところまで離れる」考え方を私もやってみようと思う。
★3 - コメント(0) - 2016年10月2日

先に「サウスポイント」を読んでしまったので、あのマオさんはこうやって誕生したのかー、と思いながら読みました。瑞々しい文体で表現される日常のなんてことはないことが光を放っているよう。思わず書き写した一節。 ーどこまでも、どこまでも説明をしたら私の血管を流れる血のことさえわかってもらえるかもしれないという甘えは、歳よりも老けた私が淋しい私の肉体から全宇宙に発信していた唯一の子供の心だった。
★34 - コメント(0) - 2016年9月28日

Y
とにかく題名がいいなあと思って手に取った。言いたい事があまりよくわからなかったし、マオの考えてることにもいまいちピンとこなかったけれど、ハチを想う時のまぶしい気持ちやできっこないのに自分の思うままにしてみたいと思う歯がゆさ、そういったものを眺めているのはなかなかいい気持ちがした。ところどころ時代を感じさせるようなところもあった。笑うべきところじゃないけど、出会って5秒で挿入に笑った。
★36 - コメント(0) - 2016年9月17日

別れに向かっていく2人を見ているのが悲しい。このまま世界が凍結してしまえばいいのに、とさえ思う。だけど終わりが分かっているからこそ生まれる美しさがあるのだろう。この本は今まで読んできた吉本ばななさんの本の中でもよりスピリチュアル要素が濃い本だと感じた。
★14 - コメント(1) - 2016年9月13日

嬉しいときだけに見える世界のキラキラしたところがまさしくという風に言葉にされている。訪れるべきだったハチとの未来を怒涛の勢いで書かれると、だよね、だよね、って共感しかできなくなる。最後のとこ、気に入ったから抜粋。死んだら幽霊になってあなたに会いに行く。もっといいことが沢山私を待っている、目の前にいない人のことなんか、知らない。はっとする瞬間が訪れて、吹っ切れるのだ。悲しかったことが嬉しくなる瞬間だ。そんな時間が増えていって、忘れないけど忘れる。悲しいが、素晴らしいことだね、たしかに。
★10 - コメント(0) - 2016年9月11日

☆☆☆ せつない気分を表す設定だけで書かれた小説のような気がして、どうしても入り込めなかったのが残念。新興宗教、「おかあさん」と呼ぶハチの恋人の若くしての突然の死、亡きおばあさんとの交流、ハチのインドへの回帰、芸術を理解するイタリア人ジェレビーニの存在。など非常に魅力的な人物や背景なのに、肝心の文章に力がない。何作も吉本ばななを読んできたが、このみずみずしい文体は、あまり色々な設定を詰め込まない方が良いのではないかと思った。その意味で、初期の作品の方が、小説からあふれてくる力があったように感じる。
★32 - コメント(0) - 2016年9月6日

やっぱりよしもとばななさんの表現力は可愛らしくてとても好き。報われない恋愛ものだけどなんだか報われた素敵な終わり方。内容がエロさ含むのだけれどとにかくかわいい。切ない部分もあるのだけれどやっぱりとにかくかわいい。
★5 - コメント(0) - 2016年9月4日

最近こういったものに近い経験があったので、すごく共感して読めました。 登場人物はすごく遠い存在のようで特殊なようで、実は等身大な人たちだったなって思いました。 恋人への言葉にできない愛情とか、その思いもほんからじわじわ伝わってきて切なくなりました。
★4 - コメント(0) - 2016年9月1日

設定は非現実的ですが、淡々と日常が過ぎていく感じがリアルでした。ばななさんの話は小さな幸せに目を向けて、最後は前向きになれるような、不思議な世界観がありますよね。 タイトルもお洒落で魅力的な1冊だと思います。
★5 - コメント(0) - 2016年8月22日

凄く良かった...日常の「その感情について考えるほどでもないけどちょっと気になって、でも日々の忙しさからその感情を抱いたことすら忘れてしまう」っていう瞬間を丁寧に掬い上げて優しく磨いてくれるような文章にうっとりした。マオとハチの生活が南の島みたいでため息が零れそうになったけど、それは二人が有限の関係だからなわけで、これが普通の市井の恋人達のような関係だったら隣に好きな人がいる喜びも悲しみも人並みだったんだろうな、と思ったり。あとは「山は日本のおばあちゃん」のところにほろりと泣いた。サウスポイントも読もう。
★6 - コメント(0) - 2016年8月11日

終わりが分かってる事で輝く時間がある、恋も人生も。 一瞬を100年に引き伸ばす切ないお話。 詳しくはブログ http://blog.livedoor.jp/byoubyoubyou/archives/52379786.html にて。
★6 - コメント(0) - 2016年8月3日

定期的に栄養ドリンクを服用するかのように手に取るばななさんの作品です。もうタイトルからすでにばななさんカラー丸出しでニヤリとしてしまいます。他の作品のレビューにも書いていますが、とにかくいつもどおりなんてことない至ってフツーな日常の風景をこんなにも絵本のように抒情的に変化させてしまうのはある意味、圧巻です。エロさがものすごくピュアな純愛にみえてしまうのもばななさんならではの手法です。繰り返しますが書いてあることは本当になんでもない平凡なコトなんです。でも、やっぱりばななさんはそれを物語にしてしまうんです。
★116 - コメント(0) - 2016年7月29日

鼻の奥がすんと鳴るみたいなそんな話。終わりはあるけど、運命は途切れを知らない。
★4 - コメント(0) - 2016年7月28日

⭐️⭐️⭐️⭐️よしもとさんが漢字だった頃の20年程前の本著。ばななさん通算10冊目。たまにはピチピチの若いばななさんもイイですね。恋愛ものですが、薄い本なのでサラッと読めます。若者の精神的な内面の変化を多彩な比喩で無理なく上手に書きあらわすチカラには脱帽です。ばななさんの著書はストレス無く安心して読めるので、毎回かなり癒されます。
★147 - コメント(0) - 2016年7月6日

【再読】いつまでたっても題名の最初の「の」を省いて読んじゃう。マオちゃんみたいに真夜中のファストフード店で一人、読み返そうと思っていたら、そのファストフード店夜中閉まってるし(世界規模のチェーン店なのに)しかもファストフード店でなくてミスドだったってオチ。でもいいの。大切な人が異国へ行ってしまったのが今の私と同じ。でもハチは帰ってこない、本当に最後だからもっとずっと日常が濃かっただろうな。次は続編『サウスポイント』を再読する。
★13 - コメント(0) - 2016年6月18日

図書館本。『れもん、よむもん!』で檸檬さんが「小学生の時読んだら、のっけから全然わからなくてショックだった」と記していた作品。わたしも初読。いやぁ、序章の内容とかローティーン女子ならわからなくて当然かもなぁ、人死にや幽霊も唐突だしなぁ、なんて思って読み進めたら、「でもみんな100年後にはここにいない」「ものごとの潮時をキャッチすることがどんなにか生命をきらめかせるものかが」などの言葉に出会えた。若い二人のお別れはファンタジーのようであり、無常の語りのようであり。ラストで心が清められた感じ。良かった。
★10 - コメント(0) - 2016年6月8日

10代で読んだものを再読。あの頃これを読んでヘラヘラ生きてた私を突き飛ばしたいような、抱きしめたいような感覚に陥った。『最後の恋人』って演歌みたいだなとか考えてたような気がする。授業で発表したはずなのにどの部分か忘れた。
★6 - コメント(0) - 2016年5月20日

「れもん、よむもん!」に出てきて気になってた本。期限つきの恋愛をし、好きなのに別れる2人。「お母さん」や「インド」や「超能力」や、設定は全然身近でも現実味もないのに、2人が感じる気持ちにはとても共感や、慰さめられるものがあって、不思議な感覚。失恋後に読むのにオススメしたい本。
★7 - コメント(0) - 2016年4月28日

★★★★★ 久しぶりにいい本を読んだ
★2 - コメント(0) - 2016年4月27日

「サウスポイント」を再読するにあたり、そういやこっちが先に読むべき作品じゃなかったけ?と思いあたって。以前読んだ時に、「サウスポイント」の方が断然好きだと感じたが、今回も印象は変わらず。なんだかたくさん語りたいことはあるけどごったまぜにして四方に飛び散ってしまった感じがする。しかしこのタイトルは素晴らしいよね。そしてハチの体がどこもあたたかい、っていう描写になぜか私も昔の恋の話を思い出して胸にじわりときた。さて「サウスポイント」を読むか。
★16 - コメント(0) - 2016年4月17日

10年前ぐらいに読んで、久しぶりに読みたくなって読み返した。当時、なぜかわからないけど惹かれて、すごく好きだった。吉本ばななさんのこの独特さは、時々ものすごく恋しくなります。
★5 - コメント(0) - 2016年3月12日

「その時から私は言葉で説明をしないことにした。どこまでも、どこまでも説明をしたら私の血管を流れる血のことさえわかってもらえるかもしれないという甘えは、年よりも老けた私が寂しい私の肉体から全宇宙に発信していた唯一の子供の心だった。その時私は初めて大人として立ち、私の魂と恋に落ちたのだ」
★4 - コメント(0) - 2016年2月22日

「一瞬でも自分と濃密な恋の時間を持てば、生きることへの嫌悪は消えてゆく。ありがとうハチ、大切なことを教えてもらったことを一生忘れない。たとえ仲たがいして口もきかなくなっても、憎しみ合うようになっても、このことへの感謝は消さないようにする。十五の私は固い決心をした」
★7 - コメント(0) - 2016年2月22日

どうしても、吉本ばななさんが読みたいタイミングでした。普段私自身はこうしたスピリチュアル?なものだとかを信じない傾向にはあると思いますが、ばななさんの世界観には好んで入り込みたくなります。私にもハチのような存在のひとがいます。彼のようなひとはいてもいいんでしょうか、ずっと忘れずにいられるんでしょうか。それから、祖母のこと。まだ整理はできていないけれど、忘れないが、忘れる、そんなようになっていくのかな。
★11 - コメント(0) - 2016年2月11日

家が宗教をやっていて居場所がなくて大変の状態だけど、前向きに生きていて希望を持っているところが好き。よしもとばななさんの本はどれも前向きにとらえているから好きです。
★6 - コメント(0) - 2016年1月11日

胸がツーンとした、一冊。お気に入りさんにおススメいただいた、運命に導かれたかのように出会ったハチとマオの恋物語。最初は若い二人にあまり感情移入できなかったけれど、成長していったマオちゃんの口からあふれ出す、せつない言葉がどんどん自分の中に吸い込まれていって、胸が鼻がツーンとした。出会いもあれば別れもある。でもそんな別れを前向きに受け入れられる魔法のような言葉の数々が最高だった。遠く離れても、この瞬間に相手も同じように時を刻んでる、いつか見に行ってやるって、うん、そう思ったら…悪くないよね。
★52 - コメント(14) - 2016年1月7日

『サウスポイント』読まねば。マオは若いね。掴み所がなく、ずっとふわふわ浮いている。なかなか登場人物に感情移入が出来なくて、上辺をなぞるように読み終わってしまった。初読の時もこんなだったかなぁ??こんな風に誰かを想ってみたいとは思うのだけれどもね。
★8 - コメント(0) - 2015年12月10日

NZ
最初は、なんだかふわふわして掴みどころがない小説だなーと思って読み進めたけど、最後はほろりと泣きそうになった。ハチのことは忘れないけど忘れる、悲しいけどすばらしいことって深いですねぇ。
★9 - コメント(0) - 2015年11月29日

そのあとの、サウスポイントを知っているから安心できる。マオちゃんのようになれたらいいな。
★4 - コメント(0) - 2015年11月22日

ハチ公の最後の恋人の 評価:74 感想・レビュー:251
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