八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉 (中公文庫)
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八日目の蝉の感想・レビュー(14679)

希和子の薫に対する想いに涙。少しでも長く薫といられるようにと願ってしまう。誘拐された赤ん坊だった恵里菜の成長していく過程の苦しみは相当なんだと思うけど、希和子にあれだけ愛されて育ったことは覚えていてほしいと思ってしまった。
★11 - コメント(0) - 3月22日

母親とはということを考えさせられる本です。離ればなれになる場面で最後に発した言葉には感動しました。
★12 - コメント(0) - 3月22日

★★★★★ 映画で号泣し、本書で号泣しました。母親とは、家族とは何なんだろう?と考えさせられます。美しい景色に救われながらも、幸せってどいうことなんだろう…と思わずにはいられません。
★14 - コメント(0) - 3月20日

生みの母と育ての母。散らかった部屋と整えられた部屋。食事は惣菜か手作りか…。自然の中でたくさんの人情に触れ、愛情いっぱいに育てられることがいかに幸せなことか。たとえ愛情を注いでくれる人が犯罪者だったとしても。薫と引き離される最後の瞬間に叫んだ希和子の言葉が、あまりに母すぎて胸をえぐられた。泣いた。
★15 - コメント(0) - 3月19日

完璧に生きる事が出来る人は少ない。どうして自分がこんな目に合わないといけないの、どうして自分はこう出来ないの、と思うことはあるだろう。でも、そうやって立ち止まった時、一度周りを見渡して見るといい。八日目の世界もそんなに捨てたものじゃない。
★12 - コメント(1) - 3月18日

★★★☆☆
★5 - コメント(0) - 3月12日

希和子が薫に注ぐ愛情の深さが心を打つ。犯罪者に同情したくないのに、このまま島での生活が続けはいいのにと思わせてしまう。後半の千草が恵里菜を訪ねてきてからは心理描写が丁寧で読みごたえがあった
★17 - コメント(0) - 3月12日

★★★★☆:不倫相手の子供を誘拐した女・希和子。誘拐された赤ん坊である「薫」。行くあてのない"親子"の逃亡生活を描いた胸に迫る物語。心が休まることのないギリギリの逃亡劇を祈るような気持ちで読みました。思い返せば行く先々で匿ってくれた女達も様々な形の母子であり、親子とは、血の繋がりとはという事をいろいろと考えさせられる作品だと思います。犯罪を犯したことで人の人生をめちゃくちゃにした希和子ですが、彼女もまた間違いなく一人の母親であったのですね。かつて「薫」であった恵理菜には幸せになって欲しいと思います。
★30 - コメント(0) - 3月9日

「誘拐」という、本来は憎々しく感じるべき犯罪。しかしそんな犯罪者である希和子の逃亡を応援したくなるのは薫と居たいという一心だから。第1章と第2章で、展開が大きく変わったが、個人的には第2章の方が感情移入しやすい。
★31 - コメント(0) - 3月8日

希和子が捕まる前に叫んだ一言。本当の母親そのものでした。
★19 - コメント(0) - 3月8日

誘拐って犯罪だよね?あれ?私希和子を応援してしまってた。いつまでも薫暮らしてほしかった。なにも知らず希和子とそのまま暮らしてほしかったな
★19 - コメント(0) - 3月5日

数奇な運命に弄ばれた子供達が描かれています。言葉が出ないほど胸に迫るものがありました。とにかく子供は尊い、純真無垢であるが故に、本当に大切にしなくてはいけない。なんというか、心からそのように思うことのできる物語でした。
★30 - コメント(0) - 3月3日

サスペンスとしてもこれ以上ないくらいに面白い本作だが、真の凄さは力強い人間賛歌にあると思う。もちろん作中で希和子がした行為は誘拐という犯罪であり、許されるものではない。しかし彼女がその逃亡生活のなかでしていたのは、「子育て」で。緊張感に満ちた生活のなかでの薫のまさに天使のような様子。そしてこどもを育てるということの快楽と偉大さと力強さをみて、僕たちはいつのまにか彼女に捕まってほしくないと思い始めていることに気づく。母が子供を育てるという行為が根元的に持つ尊さをこの小説は書き出してしまっているのではないか。
★27 - コメント(0) - 3月2日

何かとんでもないことが起こってもそれで終わるわけではなく続きはある。生活はいかようにでも続いていくしかない。好むと好まざるとに関わらず。なら、どう考えて生きるかってことだなーと。
★17 - コメント(0) - 3月1日

気がつくと何処かで蝉が泣いている…登場する男連中があまりにも情けない。逃亡する彼女達や、連れ戻された女の子を助けたのは、いつも女性で。蝉は成虫になると7日で 死ぬ。みんな死んで行くのに…自分だけ生き残った…死ねなかった気持ちってどう…それが主人公の女性ふたりの想い。不倫で中絶した女性が、それが原因で二度と妊娠できない身体になった。それを根に持ち相手夫婦の産まれたばかりの嬰児を誘拐し“母子と偽り”ながらの逃亡劇…彼女は最初はフェードアウトしようと思っていたが「がらんどうの空蝉」と言われ耐えられなかった
★22 - コメント(0) - 2月27日

ハラハラしたり、ほっこりしたり、苦しくなったり、物語に引き込まれ、あっという間に読み終わりました。逃亡場面が私には大変な恐怖で手汗しきりだったので映画は怖くて見られないかも。著者の他の本も読んでみたい。
★21 - コメント(0) - 2月27日

★★★
- コメント(0) - 2月27日

犯罪なのは百も承知。でも希和子と薫の幸せな日々をもっと見ていたかった。ずっと幸せで居て欲しかった。希和子が薫に注いだ無償の愛は間違いなく母親のそれであったと思います。希和子が最後に叫んだ言葉。そのたった一言を目にした瞬間、それまでの光景が一気に過って涙を止められませんでした。
★84 - コメント(4) - 2月26日

タイトルをなんとなく聞いた事あるなーというレベルで完読。登場人物全員が悪いんだけど悪くないような悲しいんだけど悲しくないような。激情表現がないので第三者視点で淡々とノンフィクションを読んでいるような感じでした。
★16 - コメント(0) - 2月21日

偶然ですが、私にも緑の季節に 生まれてくる子供がいます。 なかなか子供に恵まれなかった 私に少なからず 共感できるような部分もありました。 また、自分が親になる事への不安、 これからどんな生活に変化していくのか 色々な事を思いながら 一気に読んでしまいました。 初めて角田さんの作品を読みましたが 違う作品も読んでみたくなりました。
★19 - コメント(0) - 2月19日

偶然目にした海外のニュース記事。子供のできない女が赤ちゃんを誘拐し育て18年後に逮捕というものでした。母子の仲はとても良くまるで親友の様だったとか。その記事のコメントにまるで八日目の蝉だというものがあり、それがきっかけで読みました。海外のニュースも、この小説も、犯罪ではあるけれどそのままの方が幸せだったのではと思える内容でした。
★26 - コメント(0) - 2月19日

犯罪は駄目な事だと分かっていながら、犯罪者である希和子に、どうかずっと薫と小豆島の綺麗なものたちの中で幸せに暮らして欲しいと思ってしまう。読み終わってから、続けて映画も見てしまった。
★22 - コメント(1) - 2月18日

映画で観て衝撃を受けた作品でした。小説でも同じように衝撃を受けました。恵理菜が千草とともにこれまでの人生を振り返る旅に出ます。感じたことが多すぎてまとまりませんが、複雑に揺れ動く恵理菜の心情、そして自分を含めてすべてを許そうとするところがとても印象的でした。希和子のしたことは確かに許されることではありません。しかしラストで、どこまでも薫(恵理菜)のことを案じる姿に、思わず涙があふれてしまいました。
★30 - コメント(0) - 2月17日

誘拐が犯罪である事は重々承知していますが、誘拐犯である「希和子」を何故か責められない自分です。希和子と薫には小豆島で穏やかに過ごして欲しかったです。
★29 - コメント(0) - 2月11日

誘拐は犯罪ですが……コノ逃避行を憎めず、出来ればアノ島で永遠に夢の様な日々を暮らして欲しかった。登場人物のダメ人間の多さに人間らしさや不恰好な愛の形など感じながら……終盤のページをめくるのが悲しくて切なくてどうしようもなくて……でも前に進むしかないから誰しもそうだから。タイトルにもなった八日目の蝉のくだりにグッときた。映画の方も見たいです。
★36 - コメント(0) - 2月11日

家族、親子、とは何かを考えさせる問題作・・・。 読者の多くは、今まで以上に家族・親・子、身内を大切にしたいと思ったのではないだろうか。 それだけで、意義のある作品かもしれない。 ぐいぐい読者を引っ張ってくれるところは凄いなぁ。 直木賞の作品もそうだけれど、さすが女性らしい作家だと(私は男なので実はよく分からないのですが)、良い意味で思った。 嫁さんにこの話をしたら、「あぁ、映画やテレビでやってるよ~」という返事だけでした・・・。 うぅ、嫁さんを大切にしなければ(笑)。 ★★★★ 
★42 - コメント(0) - 2月10日

最後の数ページが説明できない感情でとにかく涙が出てくる。何で子どもにこんな思いさせるのか。どいつもこいつもしっかりしろよって言いたくなる。読み物としてとても引き込まれた。誘拐犯の心情が切なく、つい応援してしまいたくなる。
★20 - コメント(2) - 2月8日

よくわからなかった。登場人物の全てが少しの想像力もなく、それが二世代にわたって続くので、感情を置く足場が見つからなかった。世にこのような無軌道を常として生きている家庭は、タブーゆえにのぼってこないだけで、実は多いのだろうか。自分の想像力の内では作り物としての要素ばかりに思えて入り込めず。
★15 - コメント(0) - 2月7日

文章の構成が面白いと言うか変わっています。毎日の事が書いてあると思ったら、いきなり3ヶ月後になり3年後になり20年後になり、主人公が突然変わり誰の話?と何度も考えさせられました。誘拐犯と薫ちゃんで幸せになって欲しかった。DVDを借りて映画バージョンも見ました。作者が伝えたかったのは何だろうか?映画が伝えたかったのは何だろうか?小説には無い言葉『私はもうこの子が好きだ』って映画のセリフには泣かされてしまいました。
★14 - コメント(0) - 2月6日

母親として考えさせられる内容でした。 
★9 - コメント(0) - 2月4日

「八日目の蝉」って、なるほど、そういう意味なのね。うんうん。誘拐はれっきとした犯罪で、もちろん希和子は犯罪者だけれども、彼女をどうしても憎めず、希和子と薫という母子を微笑ましく見てしまうのは何故だろう。確信できるのは、犯罪者であることを除けば、希和子は多くと同じ愛情深い普通の母親だということ。本当の母親だと読者でも錯覚を起こすくらい、そして悲しいくらい、母親だ。人間の葛藤、愛情、狂気、憎悪、恐怖、といった感情が全力で伝わってくる。すごく力強い物語。読んでよかった。次は映画を見よう。
★25 - コメント(0) - 2月3日

話の内容としてはあまり好きというわけではないのだか、何故か引き込まれて読んでしまった。特に二章からはスピードも加速。希和子のした事は間違いなくいい事ではないし、そのおかげで恵里菜も空虚とも呼べる日を過ごすこととなる。最後の希和子と恵里菜のすれ違いは本当に心に残る終わり方でした。しかし、この本に登場する男性はロクな奴いないし、元ネタになったと言われている事件の夫もそれ以上に酷い奴ですな
★13 - コメント(0) - 1月31日

ドラマ化や映画化のしやすそうな、現実的だけど話がうますぎるな〜と角田作品ではあまり読むスピードが上がらなかった。
★8 - コメント(0) - 1月30日

実の母や家族との暮らしか、それとも連れ去った人との暮らしか、どちらが幸せだったのか…。しかし、自身が母になり、過去に向き合ったときに全てを受け入れられた。 自身もそうだが、皆が強くなく、皆が不完全なのだ。でも、そんな人達が集まって暮らしていく。 それにしても、この物語の男達は…同じ男としては許せないが、少しは分かってしまう所も情けない。
★12 - コメント(0) - 1月29日

山田宗樹の『嫌われ松子の一生』や重松清の『疾走』など、転落・逃走劇には傑作が多いが、これもその系譜に連なる作品といえそう。瀬戸内海好きとしては、舞台が小豆島というのもポイント高い。希和子が薫と引き離される際の最後の台詞が母親そのものという感じで印象的。読み終えた後にYOUTUBEで映画版の予告編とラストシーンを観たが、これは映画版の方がストレートに感動できるかも。あと、男の登場人物が軒並みダメな奴ばかりで、希和子や薫に手を貸すのも女性キャラばかり、男の自分でも十分楽しめたが、女性の方がより楽しめるかも。
★36 - コメント(0) - 1月29日

前に映画を放送しているのを見たことはあった。希和子がやったことは、誘拐で、やってはいけないことなんだけど、登場する大人たちの中でもっとも「親」をしているのが印象的だった。やってはいけないことなんだけど、そうなんだけど、って誘拐犯である希和子をかばってしまいたくなる。それぞれの家族が幸せになれればいいのだけど。
★17 - コメント(0) - 1月27日

今まで読んでいた本に比べるとちょっと分厚いと思ったけれど、内容は疾走感に溢れていて案外すぐに読み終わった。薄暗い設定や情景だったけれど、最後の方は読んでいて晴れ晴れとしました。面白かった。
★14 - コメント(0) - 1月27日

何度も何度も読んだ。希和子の薫への愛情。恵津子の“普通の家庭”への執着と過剰な愛情表現。希和子から愛された記憶と希和子への恨み?との間で葛藤する恵理菜。自分ならって置き換えるには掛け離れすぎてて、でも起こりえない話じゃない。ニュースで見るだけなら、ただひどいって思える出来事でも、一人一人の想いがこうやって描かれると、愛のかたちについて考えさせられます。幾度となく読んで、映画もドラマも何度も見ましたが、その答えはこの先も出ないだろうな…。初めて読んだのは小学生から中学生へ上がる頃。引き込まれて読みふけりまし
★18 - コメント(0) - 1月25日

置かれている状況によって人を愛することが、同時にその人を傷つけてしまうんだなということに気が付ける物語だった。この状況に晒された時、殊に女性側のデメリットは男性に比べて多く、男性側は気楽すぎる。だから調子いい言葉を吐いてしまうんだろうな。
★2 - コメント(0) - 1月23日

★★★★☆ 引き込まれて読んだ。
★17 - コメント(0) - 1月21日

八日目の蝉の 評価:52 感想・レビュー:3894
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