散華抄 (中公文庫)

散華抄の感想・レビュー(15)

「主婦が考へる献立は直に家族の者に影響し、家族の者の働きはまた社会に影響するのである。」
★5 - コメント(0) - 2015年5月10日

ここ最近私が吸収してきたものが本の形で結実して、私の前に現れてくれた。そんな気がする随筆集です。花がすべて散ったとき、そこに生まれるのは“まごころ”。それはずっと昔から息づいている仏神の教えにとてもよく似ています。日々の生活を生活たらしめているのは、知らず知らず自身の身に宿している変わらないものの存在なのかもしれません。仏教研究家でもある作者ですが、その視点はむしろ宗教的なものを捨てている。ただそこにある美しさや、ただそこにある魂。彼女はそういうものに向かって、何も願わない手を合わせているのです、きっと。
★16 - コメント(0) - 2015年3月18日

訳のわからない部分も多く含む、狂気の仏教エッセイ。かの子の拘りは深く、深い分だけ苦しんだのも見えてきます。仏教も爆発だったのかもなァ。
- コメント(0) - 2014年10月4日

2014年2月23日:Yasufumi Machikawa
2014年2月2日:半殻肝
作家として活躍するより以前、仏教研究家としての著作。信仰という強力な支えを得たことによって、迸る感性は研ぎ澄まされ、より鋭く、より繊細に、より豊潤なものと化す。物事の表裏、相反する両の面、そのどちらをも認め、優劣なく愛おしむ心が好ましい。いきいきと満たされた心より発せられる言葉は、信仰が与える幸福と喜びに照らされ、のびやかに舞い、眩い輝きを放つ。読む者を魅了する、作者特有の艶。ねっとりと光り、甘やかに香るそれは、本作においても、確かに感じ取ることが出来る。
★5 - コメント(0) - 2014年1月28日

2013年11月9日:桜パンダ
2013年6月2日:こんにゃくるな
2012年12月7日:naof
「じみな柄」同意。鮎についても同意。かの子の文章は歯切れが良くて読みやすいけど、宗教ものは手に取りにくい人も多いと思う。これは宗教ものは論文だけなので比較的読みやすいと思う。論文も、誰にでもわかりやすい表現を使っているので躊躇してる人はとりあえず冒頭だけ読んでみて頂きたい。目が滑るようなことはありませんよ。
★1 - コメント(0) - 2012年7月25日

2011年12月23日:半殻肝
2011年8月30日:シン
2011年7月25日:ジョー
--/--:林藤守

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散華抄の 評価:80 感想・レビュー:6
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