告白的読書論 (中公文庫)

告白的読書論 (中公文庫)
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告白的読書論の感想・レビュー(63)

他人の読書遍歴というものに興味があるんだな私は、と気づかされた。そういえば読書メーターでも色んな人の読んだ本を覗いたりしている。アレもコレも読んでる人を見つけてゾッとしたり、それが難しそうでめんどくさくて読まずに置いてあった本だと負けじと読み始めたり。この本もかなりいい刺激になった。
- コメント(0) - 2016年4月26日

今、こんな子はいない。勉強はできるだろうけれど、本(それも小難しいのばかり)読んで、それを話題に学校で話すって、やっぱり戦前のできる子はでき方が違う。
- コメント(0) - 2015年12月27日

本が好きな人が書いた、読書歴。といっても、中学から高校までの記録。ものすごい。びっくりしますよ、石井先生の読書歴。書物を天体になぞらえて、星座を作っていく表現とかも秀逸。
- コメント(0) - 2015年11月7日

人はなぜ読書をするのか。そこに本があるからだという。活字中毒者には当たり前の答えだ。効率は悪いかもしれないが接木をするように手間暇かけて本と向き合った時間は決して無駄にはならない。小さな苗木が成長し、やがて綺麗な花を咲かせ、美味しい果実を実らせるように、読書の体験はかけた手間の何倍にもなって還ってくる。再読をすれば過去が年輪に刻まれている。花咲爺のように枯木にだって花が咲く。時には天地をひっくり返すような毒書も必要だという。教養という栄養で肥え太り、弛んだ身体を引き締め強靭な肉体に生まれ変わるのだ。
★62 - コメント(6) - 2015年10月25日

2015.09.25(2015.08.25)(つづき)石井洋二郎著。  09/20  (P012)  ◎見えない書き込み。  「間違った本」も「役に立たない本」も読むからこそ人は世界に対して立体的な見方ができるようになる。  中学生の頃の古本屋巡りは自分にとって、スポーツよりも、音楽よりもずっと性に合ってた。  ささやかな「蔵書」の主。  手当たり次第に読んでおこうと決めた。  芥川竜之介『地獄編』。  クライマックスで燃え盛る炎に包まれてもだえ苦しむ自分の娘、それを見つめる絵師の姿。 
★50 - コメント(1) - 2015年9月25日

2015.07.12(2015.07.25)(つづき)石井洋二郎著。  06/27  (P008)  ホモ・レゲンス。  読書に共通する要素-他の人間が何を考え、何を感じ、何を想像しているのか、それを知りたい。  それにより、いまある自分をそれよりも少しでも豊かにしたい。  しかし、その方法なら読書の他なんでもあるではないか?  なぜことさら読書を選ぶのか?  本来読書とは、時間的余裕のある人間のする贅沢な行為。  ホモ・サピエンスとは、つまり、ホモ・レゲンス(読む人)のことなのだ。 
★55 - コメント(1) - 2015年7月12日

2015.07.11(2015.06.25)(初読、初著者)石井洋二郎著。  06/25  (カバー)  人はなぜ本を読むのか?  赤裸々な読書体験論。  書物への感謝に満ちた・・・。  (石井洋二郎)  1951、東京都生まれ、1994、東大教授。  (あとがき)  肉体は悲しい。  ああ、そして、私は、全ての書物を読んだ、とは。  ステファン・マラルメ。  そういう人はいる。  この本、軽く読んで欲しい。  自由に語った本。 
★57 - コメント(1) - 2015年7月11日

再読。この本は著者が学生時代に読んだ書物について回想する本であると同時に、かけがえのない"思春期"という時間に浸る喜びを格調高い美文で綴った一つの「小説」である、と言ったら言い過ぎであろうか。ああ、自分の思春期ももうすぐ終わってしまうだろう。最近まであまり本を読まなかったことへの悔恨と寂しさに目頭が熱くなった。
★3 - コメント(0) - 2015年5月1日

今度大学で石井先生の授業履修します(笑)
★1 - コメント(0) - 2014年10月16日

まさに恐るべき早熟な人間の読書歴である
★3 - コメント(0) - 2014年8月3日

いままで自分がなぜ戯曲が苦手なのか分からなかったけどこれを読んで理解した…。大学の先生が自分が青春時代に読んだ本を紹介しているという内容です。さすが先生が読んだ本だけあって自分には馴染みがないものばかりでしたが、こんな本があるのかと興味をそそられました。特に「イリュミナシオン」はぜひ読んでみたいです。
★1 - コメント(0) - 2013年12月31日

フランス文学者が自分の中高学生時代の読書遍歴を中心に読書についてを語る。語り口が適度に軽く題名の物々しさとは逆に読みやすい。ある程度の読書家であれば当然とうなずけることが多く、感じてはいたが言葉にできずにいた部分をきちんと言葉にしていて唸らせられる。「自分を崩す読書」などの読書の様々な効用には非常に共感できた。小説や思想哲学の本だけではなく、戯曲や詩を取り上げている。詩についての部分が、短いが良質な鑑賞入門になっている。個人的に気になっていた詩人ばかりでてくる変な偶然に驚いた。ぜひ読書家に一読を願う良書。
★11 - コメント(0) - 2013年5月22日

こんだけ読書に心酔できる人になりたい。
★13 - コメント(0) - 2013年5月19日

最近、読書論が盛んだ。『もうすぐ絶滅する~』は別格だったとしても、この手のものは「電子書籍時代の読書」と「物質としての本への愛着」を論じたものばかりで、いよいよ飽きてしまった。本書はどうか。立場は明快だ。「『そこに本がある』かぎり、人は本を読む」。まるで登山家のような潔さだ。著者は自身の読書体験を赤裸に告白しながら、小説、哲学書、詩集、妖しい危険な書物(!)など、具体的な作品を次々と挙げていく。小難しい話は抜きに、ただ「読書の楽しさ」の一点に焦点をしぼり、心躍る読書論を展開する。さて、今日も本を開こうか。
★11 - コメント(0) - 2013年5月17日

題名程、堅苦しい内容では無く非常に読みやすかった為、あっという間に読み切ってしまった。自分自身、著者と違い思春期にあまり読書をしなかった為、今思うと『勿体無い』少年期だったと思うが、今はその時の反動か、正にこの著書の序章に表現されていた『ホモ・レゲンス(読む人)』だと自負している。そして終章に出てくる「同じ本を手にしていても二度と『同じ本』を読むことはない。」と言う文章に読書の尊さを感じさせられた。
★3 - コメント(0) - 2013年5月15日

「読書ってなんて面白いんだろう」。読んだ後、素直にそう感じることができる。それは、本に対するあふれんばかりの愛情が、この本にギュッと詰まっているから。前著『毒書案内』では、チラリと触れるだけで終わっていた著者の読書遍歴。今回は本との出会い、蜜月が赤裸々に書かれてあり、「うんうん、夢中になって読んでいたら夜が明けた経験あるある!」なんて思わず自分と重ね合わせたり。それにしても早熟だよな〜。中学生でトルストイ!? 頭が下がります。ついつい忘れがちになる心躍る読書体験。それを呼び戻してくれるありがたい一冊です。
★11 - コメント(0) - 2013年2月23日

著者の主に学生時代の読書歴が書かれている。たくさんの本を読みながらひけらかすことなく、素直な感想が描かれている。世間の意見に惑うことのない、青春期の著者自身の体験がすごく良かった。私は「そこに本があるから本を読む」という、言葉が良かった。ややこしい理由などいらないんだと思った。
★6 - コメント(0) - 2013年2月22日

『告白的読書論』この不思議なタイトルに惹かれて行き付けの書店でふと手に取った。あっという間に引き込まれた。自分自身と重なり合う部分の何と多いことか。共感できることの喜び、楽しさ。きのおけない旧友とばったり再会したような感激があった。そうそう、そうだよなと本に語り掛けるようにひとり頷く自分がいた。読書って本当に素晴らしい。
★16 - コメント(1) - 2013年2月20日

自らの人生を書くという方法によって人は一冊は本を書けるのだ、とはよく聞く話である。読書とはすなわち個々人の独自の体験に他ならない。ならば、読書論だって誰でも書けるのだろう。本書では著者の少年時代の回想を追うことにより、読書論が織りなされる。さて、読書体験の披瀝は本来こっぱずかしいものであると思う。このサイトのように匿名の文章でなくて、開けっぴろげに書けるのは、東大教授という地位によるものなんだろうなぁ。少しも感想になっていませんが、大長編は時間がある若い年代の内に読むべきという主張には全く同意です。
★3 - コメント(0) - 2013年2月2日

「人はなぜ本を読むのだろうか?」という一文から始まり、「わたしは今日もまた本を開くだろう。」で終わる。その二つの文の間に、読書の歓びを知った著者が自身の体験を振り返りながら、「読書」にまつわるさまざまな事柄を語る。頷けることばかり。読書三昧していた頃が蘇る。もっと若い頃、学生時代に出会いたかった一冊だ。いま読んでも充分に楽しめるが、十代、二十代の、時間のある時代に。文学作品を読むことの大切さをその頃に知りたかった。「私は今日もまた本を開くだろう」で終わる一冊を読み終えた私は、そして、今日もまた本を開く…
★11 - コメント(6) - 2013年2月1日

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