怒り(下) (中公文庫)

怒り(下) (中公文庫)
あらすじ・内容
★☆★☆読メ×ダ・ヴィンチ
       スペシャルコラボ企画★☆★☆

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  「レビュアー大賞」課題図書作品
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***この作品のあらすじ***

田代が偽名を使っていると知った愛子、知らない女とカフェにいる直人を見た優馬、田中が残したものを発見した泉。三つの愛の運命は? 衝撃のラスト。

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279ページ
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怒り(下)の感想・レビュー(4156)

★★★★★★☆☆ 雨にも濡れ、呼吸も聞こえ、傷みも感じ、その肩に手が触れられそうなくらい初めての〝ゾーン〟に入った( ͡°ʖ ͡°)途中、自分の仮説を立てて読んでて、あ〜そう行くかぁ〜と……尻すぼみ…とまでは言えないけど、そうなるなら…と、ちょっと動機の物足りなさと、謎が残る言動を感じてしまう部分はあった。でもおかげでちょっと良さげな仮説を思い付いたから、それは自分で書く時の為にあっためとこう(´ー`)(笑)
★22 - コメント(0) - 2月26日

☆4.5
- コメント(0) - 2月25日

真夏の八王子で殺人事件が起こった。犯人は山神一也、尾木夫妻を殺害後、廊下に「怒」の血文字を残していった。この事件をテレビで公開捜査をする事により、4つの物語が進んでいく。浜崎の愛子、洋平、田代。沖縄の泉、辰哉、田中。神奈川の優馬、直人。八王子署の北見、南條。それぞれの物語がある中、山神の存在により掻き乱されていく。人を信じることの大切さ、純粋に信じて裏切られた時の絶望感、すごくリアルに描かれていて惹きつけられる作品。
★14 - コメント(0) - 2月23日

rrr
久しぶりに一気読みしました。視点の移り変わりは頻繁ですが、情景が目の前に浮かぶように読めるので混乱することは全くありません。3人のうち誰が山神なのか、山神以外の2人は何者なのか。所詮は他人のこと、信じることの難しさ、読後感はずーんときますが嫌な感じではありません。
★15 - コメント(0) - 2月23日

さすが吉田修一、「悪人」「さよなら渓谷」本書、3部作?堪能しました。映画見逃したのでDVD借りて観ようっと
★11 - コメント(0) - 2月22日

一気読み。優馬が切なすぎる。
★12 - コメント(0) - 2月20日

山神の動機などは不明で若干すっきりしませんが、自分の身近な愛する人を信じられるか、というのがテーマ。北見の猫の世話をする女の人の素性もわからずじまい。相手を好きになれば、知りたくなるのって当然の欲求だと思うし、知らないからこそ信じきれなかったのかも。優馬、可哀想すぎて、これからが心配。愛子と田代、洋平には幸せになってほしい。泉の心の傷はただでさえ深いのに、洞窟内の田中辰吾の泉をせせら笑う文章に本当に【怒】しかこみあげなかった。辰哉にも幸せになってほしい。文章まとまりませんでしたが読んで良かったと思う作品!
★25 - コメント(0) - 2月20日

素性を知らず、指名手配犯と関わりを持った人々はもちろん、それと酷似した者と関わった人々が人を信じる、ひいては自分を信じる心と葛藤しながら悩み抜く姿が、読者に『信じる』とは何かを訴えかけてくる物語でした。特に、洋平と愛子の切ない親子愛が堪らなく心にこたえ、沖縄と東京の絶望的なクライマックスとの相乗でやりきれなくなったのですが、洋平と愛子の希望あるラストが私のやりきれない気持ちを救ってくれたのが一番よかったです。あれがなければ救いようのない悲しさだけが溢れて、読後感がぜんぜん違ったものになっていたと思います。
★22 - コメント(0) - 2月20日

人を信じれない悲しさといい、とことん、悲しくさせられました。あの優馬の話辛い……この話は登場人物がお互い信じれなくなるだけでなく、読者が登場人物を信じられなくなる、そんな力を持ってました。
★16 - コメント(0) - 2月20日

本当に面白かった。殺人犯に疑われる何組かの人間模様。信じることができなかった人々の別れ。洋平と愛子と田代君は切なかった。そして犯人と中学生男女はとんでもない結末に。沖縄の青い海と空がそこにあるような表現は流石です。
★24 - コメント(0) - 2月19日

☆☆☆☆☆ 途中から犯人はわかってしまっていたけど、こんな結末になるなんて…。哀しい。でもみんなそれぞれが誰かを思いやっていて。哀しい中にも愛があるでもやっぱり切ない作品だなと感じた。
★17 - コメント(0) - 2月19日

途中から犯人がわかって、 何かことが起こる前に捕まって!と思ってたけどまさかこんな結末とは。。みんなが悲しい結果の中、愛子と田代と洋平は少し明るい未来が見えたかな?映画も気になるけど、映像で見る勇気がない。数日落ち込みそう。。
★24 - コメント(0) - 2月19日

一言『人の奥底にある怒りと愛情の絡み合い』殺人事件の犯人らしき身元不明の三人。それぞれが暗い過去を背負い、それぞれが廻りから愛情を受けている。徐々に真相が見え始めるが思わぬ結末に…。/三人のうち、誰が犯人なのかを推測するのも面白いが、それぞれが知られてはならない過去を背負っている。そんな彼等を愛する廻りの人達の気持ちがあまりにも切なく、胸が苦しくなる。「悪人」同様、こんなの書かせたら吉田修一さんの右に出る者はいないと確信した。ただ、犯人の思いがこもった「怒り」文字の意味が分からず、スッキリしなかった。
★31 - コメント(0) - 2月18日

1つの殺人事件を引き金に、容疑者に似た3人の生きざまと彼らを取り巻く人間模様。でも実際の犯人はひとり。最初は誰が犯人でもおかしくないが、周りの人々の温かさや愛情を彼ら三様に受けながら、徐々にそれを仇で返すひとりが浮かびあがる。そして本当の犯人だけが、実際どんな人物なのかわからなかった…“怒”とは誰に対してなのかもわからず。ただ人は、見ず知らずでも困っている人がいるとつい助けてしまう…人間味と切なさをすごく感じた作品であった。
★17 - コメント(0) - 2月17日

最初は犯人は誰?殺した動機、怒りとは、何かと読み進めていた。しかし、最後には正体不明の3ストーリーの中で信じる、信じたい、疑惑、裏切りなど切ない思いが残るストーリーに引き込まれていた。特に優馬の話が好きでした。
★15 - コメント(0) - 2月17日

凶悪な殺人事件の情景から下巻は、逃走劇を予想していました。 素性がわからない男たちの過去がわかるにつれ、「こいつ殺人犯?」と係わる人々の心境の変化が伝わってきました。結局、犯人はあっけなく殺されてしまいましたが、どこにでもいそうな人格なだけに、恐怖ですね。吉田作品をそんなに読んでませんが、映像化されるの、わかるような気がします。
★78 - コメント(0) - 2月16日

八王子の殺人事件の犯人と、房総の父子、東京の母子、沖縄の母子が、どうつながるのか、あるいはつながらないのかが徐々にわかっていく下巻は、一気に読みました。予想外の結末には、ちょっとモヤモヤ。それと、登場人物それぞれが持つ過去や秘密が重すぎて、しんどかったです。映画まだ観てなくて興味あったんだけど、うーん、こういう話なら観るのやめよう。
★14 - コメント(0) - 2月16日

映画は見てないけど、もうその役者でしか話を読むことができず、直人と優馬が本当に哀しい。でもいい作品だった。
★16 - コメント(0) - 2月15日

映画が気になっていたんですが、その前に小説を読もうと。上巻を読んだら続きが気になり、一気に読んでしまった。一つの事件を軸に、千葉、東京、沖縄で三つの物語が進む。最後までどうなるかわからず、なかなか面白かった。いくつかのテーマを含んでるのか、読みながらいろいろ考えてしまった。さて、次は映画を観よう。映画もなかなか評価高いので楽しみ。
★15 - コメント(0) - 2月14日

I believe myself 信じることで 全てが始まる気がするの♪ センセーショナルな幕開け。前歴不詳の三人の男。それぞれが大切な存在になる一方、『自分の一番近くにいるこの男は殺人犯では・・』と、不信と愛情のはざまで葛藤する。ひとつひとつ薄皮をはぐように真実が明らかになり、犯人が絞り込まれる。パズルが揃った。なんという結末か。。怒りの矛先をどこに向けたらいいのか・・。切なさいっぱいも光が見えたラストに救われました。 あたたかい光は まちがっちゃいない 歩いていこう I believe・・
★288 - コメント(5) - 2月14日

全く関係のない三つの話が一つの事件を中心に繋がっていく。人の感情、信用、疑心、期待、裏切り全てを感じた。正直読むことが苦しかった。誰も幸せになれないのではないか?ほんとに幸せになれたのか?人の幸せとは?わからないです。突然自分の世界が、価値観が、変わるかもしれない。でも一人ではないはずだから、誰かが周りにいるはずだから、不安定な時は支え合いながらいきるしかないと思います。でも、だれに支えてもらえばいいのか。支え合えるような信頼できる人を探すのが人生なのかも。
★18 - コメント(0) - 2月14日

止まることなく読みました。 ほろほろ泣ける部分も沢山ありました。 結果的にハッピーエンドという訳ではないけれど、人間の温かさが色んな部分からすごく伝わって来て、いい小説だったなぁと思いました。
★14 - コメント(0) - 2月12日

相手を信じることができるか?もしその相手の過去が、全く闇に包まれていたら。それでも相手を受け入れ、本当に信じることができるか?全編にわたり、強く問いかけられた作品だった。悪人に続き、吉田作品を読んだが、本当に彼の作品の完成度の高さにはため息が出てしまう。
★84 - コメント(0) - 2月12日

★★★★★
- コメント(0) - 2月12日

★★★★☆ 結局、最後は山神の動機や「怒」の謎ははっきりと解明されないままだった。ただ、そこはあまり重要でないようで信じること、親子関係、LGBT問題などいろいろ考えさせられる本でした。悲しい最後だったが、少しでも前に歩き出して欲しい。あー、テンポも良いし面白かった。時間出来たら、もう一度、読み返したい。
★33 - コメント(0) - 2月11日

意外な結末でした。いろいろ哀しい話でした。勇馬と直人の話が一番哀しい。
★11 - コメント(0) - 2月11日

登場人物は皆、マイノリティ、アウトサイダー特有の無力感を抱えて生きている。過酷な状況であればあるほど、愛する人は強い輝きをもって迫る。その眩しさのあまり、本当のことが信じられなくなる。それでも、ひたむきに、愛に生きる彼らを、強い、美しいと思った。
★15 - コメント(0) - 2月11日

人を信じるということはこんなにも難しいとは。信じようとすればするほど裏切ってしまうかもしれないと思うもう一人の自分との葛藤。今の世相を問うているかのように、LGBT、沖縄米兵、借金地獄を取り入れて世の中に対し怒りを突きつけているのではと思った。悲しい話でした。。
★57 - コメント(0) - 2月11日

惨殺事件の犯人は誰なのか、房総の港町で暮らす親子、東京で働くゲイの男、沖縄の離島へ引越した高校生の前に、それぞれ前歴不詳の男が現れる。 信じたいけど、疑念が払えぬ葛藤、口をついて出てしまった後悔、信頼していた人からの裏切り、とにかく切ない。 世の中、愛だけでは生きられない生々しさに、どっぷり浸かった。『悪人』と共に、大好きな作品。
★15 - コメント(0) - 2月11日

信じたかった人を信じ切れず、信じた人に裏切られ、、、悲しいことです。犯人に疑われた3人の周囲を取りまいた人々が立ち直り幸せになってもらいたい。よし、映画を見よう!
★24 - コメント(0) - 2月11日

人を信じることの大切さ、難しさを追求していく。殺人事件自体は一部の要素。人を愛する意味、信じる意味を考えさせてくれる。ひとつひとつの文章に迫力がある。「死にたいと思ったことはないけど、死んでもいいかなと思ったことはある」チンピラの何気ない言葉の中に唸らせるものがある。映画とは違うラストの展開もまたいい。本は立ち止まって考えさせてくれる。吉田修一、次の作品も読んでみたい。
★21 - コメント(0) - 2月11日

後半は、3つの出来事の回収で、ぐんぐん読み進めた。一番美しい場所に一番辛い事実をおくのが何とも苦い。一番若い二人の汚れない美しい気持ちが傷つけられていることに対する『怒り』。
★17 - コメント(0) - 2月11日

maa
犯人が残した怒りの意味は結局最後まで分からずじまいだったけれど、3つの物語の登場人物たちそれぞれが怒りにも似た強い感情で相手を愛している様に心を打たれた。涙、涙。
★14 - コメント(0) - 2月11日

えーこんな終わり方なんだって思ってしまうのは、読み込みがたりないのでしょうか。。。とりあえず美佳さんの素性が気になりました。でも疑いの目を持つとちょっとしたことでも、全て疑惑の対象になるっていうのは、実際にあるなーと思って人を信じることって難しいなーと改めて思いました。
★19 - コメント(0) - 2月10日

壁に書かれた文字を見たシーンの衝撃と、そこから後日談までbreathを許さずに読み切らせる攻撃…ロープに逃れる事も出来なかった(o゚▽゚)o ・疑心暗鬼・自問自答…信じるって難しくて苦しくてやるせなくて切なくて…あぁ~(´□`。)°゜ 今まで読んだ吉田作品とは異なりちょっと優等生っぽいと感じた…あっでも最後は薄日がさすような締め方…やっぱ吉田作品だぁ
★31 - コメント(3) - 2月9日

dai
えー、、、死ぬの、、、怒り、信じる、愛する、、、難しいね
★13 - コメント(0) - 2月9日

東京、千葉、沖縄で身元不明の男達が織りなすお話。その中で誰が犯人なんだろうと、わくわくして読んでました。が、意外にも、犯人以外の話しが印象に残りました。疑いをかけた愛子と洋平の葛藤とか、考えるものがあったな。
★17 - コメント(0) - 2月8日

うーん、個人的にはいまいちだった。特に何も起こらずに、気がついたら読み終わっていた感じ。こういった本にはどんでん返しを期待してしまうのだが、それがいけないのだろうか…
★13 - コメント(0) - 2月8日

下巻も読了。結末を知っていたがために犯人探しのハラハラはあまりなかったですが、途中からあまり誰が犯人でしょう?という色は薄れたかも?愛とはなにか、信じるとは何か。それぞれが悩む様子や、煩悶する様子がすごく真に迫っていて、世界に引き込まれました。怒りというテーマも、自分の無力さに対する怒り、単純に他者に対する怒り、世界の不条理に対する怒り...そして表裏一体の悲しみが哀しいお話でした。面白かったです。
★29 - コメント(1) - 2月7日

重く苦しかった。人を信じるということは、簡単だけれど難しい。人間の弱さもある。映画の映像が先行してしまったが、それでも結末まで十分に入り込めた。
- コメント(0) - 2月6日

怒り(下)の 評価:80 感想・レビュー:1676
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