あなたが世界のためにできる たったひとつのこと―<効果的な利他主義>のすすめ

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あなたが世界のためにできる たったひとつのこと―<効果的な利他主義>のすすめの感想・レビュー(84)

うーん・・・、ちょっと良くわからなかった。訳者後書き等で、P・シンガーが「あえて」極端なポジションをとっている、等フォローがあるけれど、「効果的な利他主義」とはいっても結局、「どう効率的に金・物品を『与える』か」という話で、今の援助開発(政策でも実務で…自分がその業界にいるからか)の潮流とはずいぶんかけ離れている。本書の読み方を間違っているのかもしれないけれど、「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」というなかで問題を受益者自身が解決する=援助側に参加する、という議論がないので違和感が非常に強かった。
★7 - コメント(0) - 1月28日

ミレニアル世代を中心に起きている新しいムーブメント「効果的な利他主義」。賢明に寄付する先を選択するチャリティーによって、最大の「いいこと」をするということらしい。その事例として手法やそれぞれの考えに触れていく。その行為自体は素晴らしいと思うものの、それが「いいこと」とされ、「効果的な利他主義」とされることには、本書での説教を読んでも違和感が残る。もっとも自分が世界のために何ができているのかと考えると、そんな議論に参加する資格があるのかも怪しい。なかなか興味深く考えさせられた。もっとも思ってたのと違った。
★20 - コメント(0) - 1月1日

功利主義の観点から「効果的な利他主義」の実例を紹介し解説、勧める本。比較的少額の寄付をする人は、数字で費用対効果を示されると寄付額が減る傾向があるという。一方、顔の見える関係、共感できる相手に寄付をしたいという気持ちより、自分にできることのなかで最大限に効果を上げることを第一に、自己犠牲などという感覚なしで寄付額を増やすように生活を変える人もいる。冷徹なまでに効率を追求するので、比較が難しい例も次々に出てくるが、著者の主張は明快だ。支援に携わる人は一読をお勧めする。「共感できない」人も多いとは思うが。
★2 - コメント(0) - 2016年12月11日

効率を上げて利他主義をつらぬこう、そう呼びかける本書。本当に善意で活動を行っている人を横目で見ながら、偽善活動を行っている人がたくさんいることに驚かされます。善意の名のもとに我々の税金をばらまき、それで美味しい目にあっている人がメディアに出て正論を吐く、そんな光景を目にします。我々はまず自分たちの足元をきちんと固めることが大事、そんなことより、他に支援することはたくさんあるでしょう!そう思わず叫ばずにはいられません。
★1 - コメント(0) - 2016年10月31日

(借) 賛否両論多そうな効率的な利他主義を説く本。募金をしても本当に役に立ったのかずっと疑問に感じていたため、寄付したお金の費用対効果を考えるのはもっともな事ではなかろうか。一部臓器移植や動物については少し過激かなと思ったりピンとこなかったが、それを差し引いても興味深い内容だった。
★1 - コメント(0) - 2016年9月13日

「効率的な利他主義」。たくさん稼ぎ、自らは質素な生活を送り、寄付が最大限役に立つところを選んで、できるだけ多く寄付をする。この辺りまでは共感を持ち、自らを省みながら読んだのだが、腎臓を一つ他人にあげるくだりから違和感しか感じなくなり、最終的には私の考えとは合わないなという感想で終わった。
★1 - コメント(0) - 2016年9月4日

功利主義の観点から、寄付の効率を最大化する方法を説いた一冊。 寄付の効率を上げるには、自分の能力と時間とお金の許す範囲で「いちばんたくさんのいいこと」を行うこと。そのためには、緊急度や重要度ではなく、自分が一番貢献できるところに寄付をすることが重要。書かれていることはシンプルで、力強い一つの真理。感情に流されるのではなく、より多くの善を為すための方法論。考えてみれば当たり前だが、なかなか気づかない真理を気づかせてくれる一冊。おすすめ
★3 - コメント(0) - 2016年8月8日

いちばんたくさんいいことをしなければならない。この本はこの答を出そうと必死に書かれている。何処に寄付するか?盲導犬の育成に?盲目にならないように治療するため?何が正義なのか?正直に言えば著者の考えと私は違う。バックデータを自分で検証出来たとしても菜食主義にはならないと思う。どうしても家畜虐待という考えが偽善に読めてしまう。考えさせられる本であるのは間違いないが、何かが違うとも思う。再読はしないと思う。
★10 - コメント(0) - 2016年8月6日

いかに効率的に人の命を救うかという事を徹底的に考え実施している人々のことが書かれている。一度は考えたことのある「この子の心臓移植の寄付金で、いったい何人の貧しい国の命が救えるんだろう」といったタブーにされがちな問題をあらゆる角度で考えさせてくれる。情にうったえるのか、理性的/効率的にお金の使い方を考えるべきか、親に泣きつかれその子を目の前にすると心臓移植の子に寄付しちゃいそうだけど、ビジネスの場で口酸っぱくいわれている費用対効果の考えに基づくのであればワクチンに寄付するのが正解であると決めることもできる。
★6 - コメント(0) - 2016年6月16日

「チャリティを情緒でなく数字で考える」誰にでも出来ることがあって、明確なものを探し続けていくと。あと日本はこの分野については遅れてるという話についても、世界エイズ・結核・マラリア対策基金で、1320万人の結核患者を治療し、マラリア予防のため五億張を超える蚊帳の配布し、1700万人の命が救われたと。市民レベルでも途上国の子供に向け1600億円を超える金額がワクチン債として購入されている。これまでに2.8億万人を超える子供にワクチンが接種され、500万人以上の命が救われていることも知りました。
★1 - コメント(0) - 2016年5月31日

自分にできる最大の貢献を行わなければいけない、という考え方のもと、社会貢献のために活動する人たちが増えている。収入の半分以上も寄付を行い、自分が理想とする世界の実現のために行動する人たちを紹介。それは特定の人たちを救うという慈善の考え方ではなく、自分が助けることができる最大の人数のことを考えて行動するという特徴が。アメリカの事例だけど日本ではまだまだ……といった感じ。
★4 - コメント(0) - 2016年4月27日

効果的な利他主義者の志は立派なものだ。胡散臭い連中とも思わないし、彼らが全ての生命を同じだと見なすことにも異議はない。しかし、自分が効果的な利他主義を実行に移したいとは全く思わない。
★1 - コメント(0) - 2016年4月11日

4:《一番いいことをする生き方。》この本にビビッとくる程度には利他に関心があるのだが、「効果的な利他主義」の考え方には納得できる部分もできない部分もある。「私たちは自分のすることと、あえてしないことの両方に責任がある」という言葉、倫理的な判断における「オートフォーカス」と「マニュアル」の話、最も差し迫った問題<一番自分がいいことをできる分野のくだりが、とりわけ考えさせられた。訳者が書くように、パリのテロ犠牲者とシリアの犠牲者へ等しく思いを寄せにくい私たちに、本書の主張はじわじわ刺激的。良い読書だった。
★4 - コメント(0) - 2016年4月9日

自分がどうやって生きることが1番効果的に人を救うことになるんだろう・・・てゆうか誰のために生きれば良いんだろう。いろいろ考える今の私にぴったりの本でしたわい。おすすめ!
★1 - コメント(0) - 2016年4月2日

高名な功利主義哲学者ピーター・シンガーの本ということで手に取った。哲学的議論はかなり控えめに、「効果的な利他主義」の紹介、といった内容。やはり、筆者の価値観や感覚は、動物と人工知能を除いて自分とかなり近い。そーだよな、効率の悪い寄付は対費用効果で100倍とか余裕で差が出る以上、日本の子供を支援する活動なんて自己満足だよな(悪い訳ではないが、例えば100倍効率が悪いなら、1円寄付に回される100円のアイスを自分のため買うのと変わらない。これじゃ寄付じゃなくてアイスの購入だろう)。
★1 - コメント(1) - 2016年3月21日

数人を救うために難しい医療に莫大な金を使うなら、その金で大多数を助けるのが効果的ではないか?が問いかけの一部。理解しやすいよう救える命を薬の金額に換算するのだがそれはそれで命の選択をしているようでいやなものを感じてしまう。
★8 - コメント(0) - 2016年3月20日

私にはない価値観に圧倒された。こんな人たちもいるんだー。ただ少し読みにくかったかな。翻訳ものだから仕方ないのかもだが
★1 - コメント(0) - 2016年3月17日

もやもや〜としてしまった。言いたい事は解る気もしないでもないが、あんまり共感もしない。寄付する事に効率だけを求めてもと思うし、顔の見える事にしても間違いではない。だからと言って某テレビ局主催のチャリティーには寄付しませんし、基本的に街頭募金にもしません。東日本震災以後は赤十字も選択外、ユニセフくらいかなあ。勿論「日本ユニセフ」ではなく無印の「ユニセフ」です。とにかく寄付は強制的なものではなく、それこそ自分の為にでもいいじゃないかと思う。
★2 - コメント(0) - 2016年3月6日

世界をより良い方向に一歩進めようとする「効果的な利他主義」。さまざまな効果的な利他主義者の生き方と、彼らが作り出し、世界に影響を与えている新しいムーブメントについて語る。
★6 - コメント(1) - 2016年2月14日

チャリティーのためによりよい収入を得ることができる仕事につく、自分の腎臓を提供する・・・「なんとなく」でなく、最大限の効果がでるチャリティの方法を考え、実践する人たちの話。私もそうありたいと思うけれど、だからといってこれまでの、不憫なアメリカの女の子に集まる多額のチャリティに寄与したような人、もそれはそれでいいと思う。仮にそれが効果的ではなくても、それをしなかったからといってより効果的なお金に振り分けられていたとは限らないし。
★1 - コメント(0) - 2016年2月6日

『動物の解放』の著者による、効果的な利他主義=慈善行為の勧めである。この私でも、Global Rich Listというサイトによると世界の上位2%に位置する収入を得ているそうだ。自分の生活も楽しみつつ年収の幾ばくかを寄付することは可能だ。OK。ではどの団体へどれだけ寄付すればよいのか? 国内外で救える命の数や寿命、苦しみの量を比較し、論理的に判断する基準、合理性、費用対効果などの思考方法が提示され、得難い収穫だった。最終的には広義での好み。自らが信じる分野に貢献し行動に納得することで、利他行為は完結する。
★9 - コメント(1) - 2016年2月6日

寄付(慈善活動)を功利主義的に(どのような寄付が最も効率的か)考察(盲導犬育成への寄付とトラコーマ感染予防への寄付、美術館建設への寄付とマラリア予防への寄付等)。ミレニアル世代を中心に「効果的な利他主義」の実践者が増えていることの報告。共感・直感・情緒ではなく、理性・数字で判断することが特徴。チャリティーの場にはアービトラージの機会がたくさんある、即ち無駄な寄付が多いと指摘。
★5 - コメント(1) - 2016年2月3日

偽善、自己満足、幸福感、責任感。何のため、誰のためのチャリティーか。考えれば考えるほど正解がわからなくなってきます。
★1 - コメント(0) - 2016年1月25日

ジョシュア・グリーンの「倫理判断の二重過程理論」、オートフォーカスのたとえが面白い。このページだけでもこの本を読んだかいがある。
★6 - コメント(0) - 2016年1月18日

哲学ですね。タイトルから想像したものとはだいぶ中身が違ったけど、目の前で苦しんでいる人を救う100ドルの寄付が、遠く離れたアフリカの子供を3人救えるとしたら?どちらに寄付すべきか。というような話。日本語タイトルがだいぶ意訳されてますが、効果的な利他主義が正しいのか正しくないのか。ちょっと一読しただけでは答えが出せません。
★4 - コメント(0) - 2016年1月11日

「効果的」であると同時にとても「合理的」な利他主義でもあると思う。この考え方は命を救うこと以外の様々な局面にも活かせる考え方だと思う。その場の空気感に流されず、感情ではなく理性をもって判断することが必要な場面は日常に多い。「身内」は大事だが「その他」は別。頭では皆どちらも大事と思っているが行動が矛盾していることに自覚がない人は少なくないはず。身内の命も、会ったことのない外国の貧困に喘ぐ人の命も、共に同じ価値があると思えなければ、根本的な部分で「身内」と「他人」への態度の温度差は大きいままだろう。
★1 - コメント(0) - 2015年12月30日

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