写楽の深層 (NHKブックス)

写楽の深層の感想・レビュー(18)

えらそーにいろいろいっていても、世界三大肖像画家の評価はクルトの「写楽」に書いてあるといっている時点で説得力なし。どうしてこの著者は、他の文献の場合と同じように該当の文章をそのまま引用したり、何ページの何行目なのかという注釈をつけることができなかったのか。邦訳の出版そのものが伏せられているし。出版社もテレビ局も調べればすぐにペテンだと分かることくらいはやめてもらいたいもの。要はあることないこと、読者が喜びそうなことを検討もしないで並べ立てているだけのエセ教養本。精神分析にかけた方がいいのは著者自身かも。
★4 - コメント(0) - 2016年12月15日

色々解釈したくなる気持ちは分かる。ひとつの可能性の話。
★2 - コメント(0) - 2016年10月22日

「自己絵画療法」という仮定に立って試みた写楽精神分析論であります。 一点モノの肉筆ならまだしも、版元の意向に沿って版下絵を描き、彫り師や摺り師の手を経て店頭で売り出すような量産モノの版画で本書のような仮説が成り立つのか?という疑問はあるのですが、何しろ科学的な検証ではなく物語なのだと著者自身がきっぱり断ってしまっています。おまけに浮世絵の素人だとも。そんなことを述べるのでしたら御自身も他人の見解についても批判を差し控えるべきではないでしょうか。論そのものよりも著者のそうした姿勢になじめず。星2つ。
★3 - コメント(0) - 2016年8月10日

正体不明の浮世絵師・写楽をめぐる、精神学的考察あれこれ。最もミステリアスなのは、彼の正体よりも≪たった10か月しか実質活動していない≫にもかかわらず、後世に多大な影響を与えた人物であるということ。インパクトある「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」の”手の歪み”を間近で見てみたい。
★37 - コメント(0) - 2016年3月31日

写楽に関しては高橋克彦「写楽殺人事件」と明石散人「東洲斎写楽はもういない」だけを読めば他の本は読まなくていい。むしろ邪魔になりかねない。あとは画集を眺めれば事足りると思っていたが、写楽の正体探しをしないこの切り口は今までなかった。些か思い込みの強さが感じられるが、悪くないと思う。
★3 - コメント(0) - 2016年1月18日

心理学の大学教官である著者が、写楽の絵の変化から写楽の精神的変容を解説しようとしたが、力不足から説明しきれなかった、という残念な本。ただ、他者の「写楽○○説」の著作や小説、美術解説書などが本書中で大量に引用されているので、それらをざっと知る上においては有用。
★4 - コメント(0) - 2015年3月8日

写楽が誰だったかではなく、ユング派心理学の立場から深層心理学的に写楽の絵を読み解いたもの。 そこからみれば写楽が短期間しか活動しなかったこと、大首絵から全身像へ移って行った経過、未熟といわれている手の描き方などすべてに説明がつくという。 不完全さの美の話、今まであまり取り上げられていない幾つかの扇面図についてなどわかりやすく面白く読めた。
★7 - コメント(0) - 2015年1月31日

深層心理学から写楽の謎にアプローチ。奴江戸兵衛がなぜ傑作なのか、指先がアンバランスなのは技術的に下手なのではない。
★3 - コメント(0) - 2014年7月27日

ky
三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛、は世界的な傑作だという。大首絵の迫力ある顔の表情に比して、突き出した両手は小さくバランスが取れていない。それこそ本作を傑作たらしめている、と著者は言う。ユング派精神科医として写楽の絵を分析、それはおよそ直観的な作業だそうで、素人には何が何だか分からない。もっと言うと、後付で何とでも言えそう…と思えた。ミロのビーナスは腕が無いことによって傑作たりうるような話。
★10 - コメント(0) - 2014年4月12日

ジャポニスム!1856年フランスの画家ブラックモンが日本から送られてきた陶器の包み紙に使われていた『北斎漫画』の紙片を発見し、マネ、ドガら友人達に見せて回ったという、印象派誕生の発端になった有名なエピソードがある。写楽とは正体は阿波の能役者・斎藤十郎兵衛なのか?江戸時代中期の寛政年間、遽然として姿を現し、数々の浮世絵の名作を描き上げ、10ヶ月で忽然と姿を消した写楽。ユング派の分析家が写楽の絵画制作を自己絵画療法の試みとして読み直し、その深層に大胆に迫る。
★5 - コメント(1) - 2014年3月11日

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写楽の深層の 評価:100 感想・レビュー:10
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