猟犬 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

猟犬はこんな本です

猟犬の感想・レビュー(198)

「職務停止」に追い込まれたヴィスティング警部とその娘リーネ(新聞記者)。この二人が真犯人(真実)を追う。これが実にいい。緊迫感のある捜査と取材、追跡。親娘の信頼関係と愛情が本作品の根幹をなす。細かく計画されたプロット、解く謎は大きくふたつある。北欧ミステリーは暴力等の表現が過激で読むのがつらいときもあるが、これはよかった(ノルウェー)。ミステリーを面白く楽しめる作品でした。○
★18 - コメント(0) - 3月5日

『2013年ガラスの鍵賞』受賞、他2賞受賞作品。北欧ミステリー、とひとくくりにしそうですが、ノルウェーの作品でした。冒頭の地図を見て、登場人物名を何度も繰りながら、それでも面白くて読みふけってしまいました。17年前の事件の疑惑から停職処分となったベテラン刑事と、新聞記者の娘。2人が追う残虐な事件。厳しい気候と自然の多い土地、古い家屋などが残っている様子が目に浮かび、知らない異国の様子も共に楽しめました。骨太なストーリーで最後まで気を抜けず、堅苦しさはあるものの続編が読みたくなる作品、良かったです。
★49 - コメント(0) - 2月14日

ノルウェーの片田舎の警部。17年前の殺人犯が出所後に証拠品は捏造だと訴える。警部は停職となるが。新聞記者の娘と事件の真相を捜査するといったストーリーなんですが。真相にじわじわ近づいていく感じがリアル感があって面白かった!父親と娘の連携がいいですよね。こんな仲のいい父親と娘って羨ましいなぁ。それにしてもノルウェーって雨と雪と風が多くて気候が厳しそう!ミステリーとしては犯人に意外性もあって面白かった。楽しめました。
★9 - コメント(0) - 1月20日

読み易く、良きミステリ!
★4 - コメント(0) - 2016年12月22日

密度の濃いストーリーで、読み終えた時には少々疲れを覚えたほど。主人公のヴィスティング警部とその娘である新聞記者のリーネをはじめとして、作中ほとんどの人は善良で真面目、熱心に事件の真相に迫っていく。読み応えある展開で面白かったけど、もう少し、事件と無関係な、緊張感が抜けるエピソードがあってもよかったかな。食事もパンばっかりで、もっと野菜やタンパク質とろうよ、とか思ったし。
★8 - コメント(0) - 2016年12月2日

ノルウェー発ミステリ。17年前に起きた若い女性の誘拐殺人事件は、いかにもな容疑者とそれを補完する証拠で解決した。。。はずだった。しかしその容疑者が刑期を終え出所し、証拠は警察に捏造されたものだと主張し始め…。似たような事件が再発する中、捏造の疑いをかけられた、当時、捜査の中心だった主人公は、新聞記者の娘の力も借り真実を探る。どっしり地についた風貌の骨太な作品。隣国スウェーデンの「マルティン・ベック」シリーズのように続きを読みたい。
★4 - コメント(0) - 2016年11月27日

読みやすく、北欧ミステリーにしてはストレスの少ない展開でした。伏線がちゃんと張ってあって、それをきちんきちんと回収していく優等生的展開ともいえるかな。個人的にはややあっさりしすぎてる気がして、もう少し余白が多い方が好みかもです。
★22 - コメント(0) - 2016年11月19日

「ガラスの鍵」賞など受賞したノルウェイ産の警察小説。過去の連続誘拐殺人事件の犯人に対して、証拠ねつ造を疑われた当時の捜査責任者のヴィスティング、別な殺人事件を追いかける新聞記者の娘リーネが徐々に交錯しながら、新しい事件解決に奔走する。しっかりしたストーリ構成を持つミステリーであり、数々の受賞歴を持つのも納得の面白さだった。ヴィスティングシリーズが10作目まで本国では出版されているようだが、翻訳も是非とも継続いただきたい。★★★★★
★5 - コメント(0) - 2016年11月6日

北欧物って一杯出てる気がしてたけど、ほとんどスウェーデンなのだな。珍しいノルウェー産。結構緊迫感があって面白いが、話は大体収まるところに収まる。最近、父娘で一緒に捜査する話が多い気がする。ヴァランダー物でもあったし。シリーズ物ということで、最後スサンヌさんがどうなったか書いてないのだが、次作で解明されるのだろうか。というか次作も出るよね?
★1 - コメント(0) - 2016年10月28日

責任を問われ停職中の父親と、新聞記者の娘がそれぞれの方向から犯人を追いつめる。ノルウェー人作家の作品は初読みで、耳慣れない名前ばかりだったけど、息つく暇もないほど一気読みしたから気にならなかった。
★2 - コメント(0) - 2016年9月2日

父も娘も自分の成せる得意分野で攻めていく姿勢がいい。相手の領域を侵すことなく、それぞれの視点、それぞれの分野を駆使し最大限の効果をあげていくところが良かったです。派手さはないけれども着実に真実に近づいていっているのは描写からよく伝わってきて面白かったです。シリーズものということなので他も翻訳して頂けると嬉しいです。
★7 - コメント(0) - 2016年8月30日

★★★★☆よかった。ヘニング・マンケルのヴァランダーシリーズにイメージが近かった。コテージに操作資料を置きっぱなしにしたり、なんか危うい刑事やなあ、でもそこが人間ぽくて、また魅力やなあと。
★1 - コメント(0) - 2016年8月15日

図書館本。作者の名前が見慣れない、覚えられないと感じたらそれは北欧ミステリー。ひとつの何かを隠すために、またひとつ良くないなにかを積み重ねたり塗りこめたり。ひとつの本当を探すために、すれすれの賭けをしてみたり。もつれた糸のほどき方が少し好みではなかったが、ノルウェーの警察とマスコミのお仕事小説と思えばOK!
★14 - コメント(0) - 2016年8月5日

ノルウェーのミステリーは初めて読む。最近まで読んでいたスウェーデンやアイスランドに比べて、まあ、展開が早い!北欧、当たり前だけどひとくくりにはできない。ここでは父と娘が大活躍。いや、どちらも優秀です。
★14 - コメント(0) - 2016年7月28日

tom
それなりにレベルに達しているという感じ。とりあえず、最後まで面白く読むことができた。でも、ノルウェー版松本清張という感じがいっぱい。松本清張のミステリーは、あちらこちらでご都合主義的謎解きがあって、読み終えてから大呆れのパターンの繰り返し。この本は、松本清張ほどのことはないけれど、かなり近い。あえて言うなら、上質なのに安直という不思議ミステリー。
★17 - コメント(0) - 2016年6月29日

じわじわと面白い一冊。最後の一文はこちらまで晴れやかで誇らしい気持ちになった。
★3 - コメント(0) - 2016年6月22日

始まりは新聞記者の娘からの一本の電話。17年前の誘拐殺人事件の証拠は警察が捏造したもの、明日の第一面になってしまうと。 父の記事の代わりのスクープを求めトラブルに巻き込まれる娘。捏造は間違いなく、陣頭指揮を執った主人公は停職処分に。査問委員会からの呼び出し、同時に起こる17年前の事件を彷彿させる少女の行方不明事件。証拠を捏造したのは誰? 真犯人は? 娘が巻き込まれた事件とも関連が? 停職処分中の四日間。娘や退職した鑑識員との捜査、読ませてくれたよ。ラストがまた良いんだ!
★19 - コメント(0) - 2016年6月13日

リーネの活躍あっぱれ!これは刑事ヴィスティングの、というよりリーネの推理劇ですかね。
★18 - コメント(0) - 2016年6月7日

買って積んどいたのに、棚から落っこちて読み忘れてた。ただいま絶賛盛り上がり中の北欧ミステリー勢より、こちらはノルウェーからの1冊。警察官の父親と新聞記者の娘。ノルウェーだと結構自由にいろいろできるんだなーと本筋とは関係無いところで感心しながら読んでいた。人物造形も上手いし、謎解きやストーリーも巧みでさすがは『ガラスの鍵賞』に外れ無し。難点は北欧の皆様の名前が覚えにくいこと、くらい。
★2 - コメント(0) - 2016年5月30日

面白かったです。相変わらず、名前が頭になかなか入らず、苦労しましたが、親子で真実を見つけ出す。良かったです。
★6 - コメント(0) - 2016年3月19日

17年前の殺人事件で有罪の決め手となった証拠が捏造だった。難事件の捜査指揮官から一転責任を問われることとなった警察官。捏造したのは誰か?そして真犯人は?
★1 - コメント(0) - 2016年3月15日

最近の犯罪が生々しく描かれている推理小説と違い、病床にもかかわらず、楽しめました。
★2 - コメント(0) - 2016年3月11日

やけにリアルな警察小説だと思ったら、本当に警察官だったのね作者が。 読み進めるうちに、真犯人は察しがつくのだけれど、この面白さは犯人探しなんかじゃない。停職処分を受けながらも娘の助けもえながら、“猟犬”のごとく静かに真相を追う刑事の姿。 いや〜、面白かったぁ。
★4 - コメント(0) - 2016年3月7日

好みでした。父と娘の関係いいな。デザインかわいい
★3 - コメント(0) - 2016年2月28日

派手さはないが、面白く読ませていただきました。
★3 - コメント(0) - 2016年2月20日

とても面白かった。地道な積み重ねで犯人を特定するという昔ながらの警察小説という感じで、危なっかしげなく読み進める。娘の新聞記者がハラハラさせてくれるが 全体として派手な展開がないことが私には好ましかった。17年前の誘拐事件で証拠のでっち上げがあった責任を取らせられそうになった父親の窮地を娘が助けるという主筋に退職した警官や亡くなった妻やいろんな人のからみがうまくちりばめられていてシリーズなら続けて読みたい気持ちになる。翻訳もとてもいいと思う。
★3 - コメント(0) - 2016年1月28日

読んでてハラハラする場面は何度かありましたが、狙いすぎたどんでん返しがあるわけでもない静かなミステリです。最後は心にぐっとくるものがありました。
★3 - コメント(0) - 2016年1月9日

久々の北欧翻訳本。固有名詞が独特でなんか楽しい!ミステリーに有りがちな、生々しい描写はとても少なく、ゆったりした気分で読めた。結末も爽やかに感じた。
★3 - コメント(0) - 2015年12月19日

いいね。警察ものでじっくり読ませる。娘が追っている事件と、過去に父親が関わった事件が上手い具合に絡んでいく。困っている父親に娘が手助けしていくところがいい感じだな~。3つの賞を受賞しただけのことはあるね。
★14 - コメント(0) - 2015年12月12日

前からシリーズがあるとは知らず、この8作目の他はまだ未訳なんて、次が待ち遠しい。
★17 - コメント(0) - 2015年12月11日

★★★☆☆☆ ノルウェーミステリ。ガラスの鍵賞、マルティン・ベッグ賞、ゴールデン・リボルバー賞の三冠受賞作。ヴェスティングシリーズ(本作以外は未訳)の8作目に当たるらしい。
★3 - コメント(0) - 2015年10月27日

警察捜査がていねいに描かれる。ノルウェーものは初めてだが、ところどころノルウェーの旅情も漂い雰囲気がある。父娘の愛情と距離感のバランスも良く読ませる。シリーズものとのことなので、ちょいちょい出てくる脇役たちがどのように絡んでいるのかそのあたりも知りたい。
★8 - コメント(0) - 2015年10月10日

予想以上に時間がかかった。でも、かかった分だけ、じわじわと真相解明に近づく緊迫感を味わった。捜査官の父と新聞記者の娘。えてしてマスコミと警察は犬猿の仲のように描かれる作品が多いなか、父娘の違いに思いやる姿と、それぞれの仕事に対する真摯な姿勢がきれいに描かれている。
★17 - コメント(0) - 2015年10月1日

父子鷹ならぬ父娘(猟)犬。読むのを中断されるたびに、早く再開したくなった。テンポも良くて、これは…と思ったらシリーズ8作目。(>_<)アチャ、速やかにちゃんと順に出してね〜早川さん。(こんなことばっかり言ってるな…でもマジだから)
★11 - コメント(0) - 2015年9月30日

シリーズ8作目だという本書。「ガラスの鍵」賞を獲った本書のみ日本語訳が出てるとのことですが、全部読みたい! 17年前の女性殺人事件の証拠が捏造されたということが分かり、当時指揮をとった主人公ヴィスティンが停職、査問委員会設置される。犯人とされた男ハーグルンは釈放され、新たな女性行方不明事件が起こる。17年前証拠を捏造したのは誰か、ハーグルンは本当に犯人ではないのか、いなくなった女性はどこに。すっごく面白かったっす。
★7 - コメント(0) - 2015年9月12日

近年、「北欧発」は、小説だけでなく映画やドラマなど映像作品も沢山目にするようになったし、面白いものが多いが、本作はノルウェー発の警察小説。といっても、主人公はラルヴィクという小さな街の警察署勤務の警部ヴィスティングとその娘で大手タブロイド紙の記者リーネ。この親娘が17年前の誘拐殺人事件と新たな殺人事件の謎を追う。冷静沈着な父と考えるよりも先ず行動の娘、この“静と動”のコントラストがいいし、事件に関わった警察官それぞれのプライドが事件を解決に導く展開もいい。シリーズ8作目とのことだが、過去作も是非読みたい!
★27 - コメント(0) - 2015年9月12日

すばらしい! 立場を危うくされながらも、なおも真実を追求していく初老の刑事ヴィスティング、その父のため?また新聞記者という職業ゆえ?その娘のリーネが力を合わせていく様子が、無駄なく、丹念に描かれている。邦訳はこれ1冊だけど、じつはこれはシリーズ8冊目とか。ここに至るまでの作品も読みたい!
★10 - コメント(0) - 2015年9月8日

ノルウェーの作家、他の作品は日本では読めないようですが、面白く読みました。時間があれば、読んでいたいという作品にはなかなか会えません。本作は、本当に良かったです。他の作品もぜひ日本で読めるように。
★7 - コメント(0) - 2015年9月2日

 ノルウェーのミステリ、初めて読む。面白い。雰囲気がある。  父と娘を概ね交互に、短い章立てで描いてテンポが良い。話しの流れが読めないまま残りのページが少なくなり心配したが杞憂であった。  シリーズ物のよう。他の作品もぜひ読みたい!
★6 - コメント(0) - 2015年8月28日

事実を一つ一つ掘り起こし真相に近づいていく、父と娘。静と動。ミスリードもありつつ正統派なミステリーで面白かった。
★6 - コメント(0) - 2015年8月21日

猟犬の 評価:100 感想・レビュー:99
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