アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 229巻はこんな本です

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アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 229巻の感想・レビュー(7124)

〈最終世界大戦〉の後、死の灰が降りしきる地球。動物がほぼ死滅した世界に残された人々は、生きた動物を飼うことを夢見ている。バウンティ・ハンターのリック・デッカードは、動物を飼う夢を実現するため、火星で殺人を犯し地球に逃亡してきたアンドロイドにかかった賞金を狙う。アンドロイドを見分けるため、相手に感情移入する能力があるかを検査する。手強いアンドロイドに殺されそうになりながらも倒していく。アンドロイドと人間の違いは何か、生きているということとは何か?独特の世界観で1960年代に書かれた近未来SF。面白く読めた。
★3 - コメント(0) - 3月25日

非常に面白かった。F・K・ディックのいう、人とアンドロイドの違いは感情移入ができるかどうかということ。(相手や対象物の立場で感じれるかどうか?)殺す対象のアンドロイドであるレイチェルを愛した主人公のリック切なさと残酷さがおり混じった物語で、一気に読み終えました。
★8 - コメント(0) - 3月25日

★★★☆☆ 今となっては多少古臭く感じる種々の設定も作者らが編み出したものなんだろうなと思うと感動。 映画には無かったイジドアとアンディー達の交流という部分が、切なく印象的だった。
★7 - コメント(0) - 3月24日

初めて読みました。ディックは三冊目くらい。友人曰く『高い城の男』と本作がディックの中ではいちばんまとまっているとのことなので、いちばんまとまっていてこのまとまりぐあいなんですねと… 逆にこの原作からよくあの映画をつくったな。途中、主人公がアンドロイドの嫌疑をかけられるあたりからはぐっと読みやすくなったが、特段に盛り上がるでもなく、だらだらと終わった(ように思われた)。これら登場人物へのシンパシイのなさからいったら私は完全にアンドロイド。ただまあディックが意外に道徳家と知ることができてよかったかも。
★23 - コメント(0) - 3月22日

アンドロイドが人間と変わらない姿になったとき、両者を分けるものは何か。最近のAIブームで、近い将来、ロボットが人間に取って代わってしまうのではないかという予測もある中、考えさせられた。仮に、本書で描かれる社会が現実になると、果たしてアンドロイドと人間とを区別することに意味があるのか?・・僕には分からない。最初から最後まで、休憩もなしに一気に読んでしまったのは久々だ。それだけ引き込まれてしまうほど、面白かった。映画化もされているようなので、観てみようと思う。オススメの一冊!
★13 - コメント(0) - 3月18日

「バーナード嬢」読書3冊目。ご存知「ブレードランナー」の原作として有名な一冊。正直、最初は世界観についていけず、かなりキツかった。何の説明もなく、未来世界の道具や言葉が使われ、理解が追いつかなかった。しかし、中盤やっと理解し始めてからは、俄然面白くなってくる。追う者と追われる者、人間とアンドロイド双方の様子が淡々と、しかし深い洞察で描かれ、単なるSF以上の世界を展開している。「どちらが正しいのか」という勧善懲悪を排し、「人間であること」の問いを突きつけられた気分だ。
★18 - コメント(0) - 3月18日

説明不足で置いてきぼりだとか共感能力だけで人間とアンドロイドを分けようとすると現実には問題があるとかなんとかいろいろツッコミどころはあるんだけど、素直に面白かった。 最後、ヒキガエルの腹を開けてしまった奥さんが主人公を気遣うくだりで泣けてしまった。いい読書体験ができた。
- コメント(0) - 3月15日

近未来の退廃的な世界観を通して人間の本質を問う名作。期待して読み始めたがその期待を大きく越える面白さだった。共感性や感情移入、憐れみ慈しみといった自分よりも他の何かを優先するような時には合理性に欠いた行動をするその心の有無。情報や機械が急速に発達し便利な社会を迎えた現代、人同士の心の繋がりが少しずつ希薄になり人間とアンドロイドの境界は次第に曖昧になってきているように思う。哲学的な思索面を除いても放射能に汚染された戦後の近未来における動物への価値観をはじめ、取り巻くすべての世界観がとても好きな作品だった。
★37 - コメント(0) - 3月14日

相容れない存在に対して抱いた愛情及びその感情に対する葛藤の描写が印象的。独特な世界観が特徴で、荒廃した世界で懸命に生き延びようとするハンターの主人公に、その獲物であるアンドロイドの姿が重なり、登場人物たちが抱く曖昧化した自己に対する不安との対比が非常に面白い。
★10 - コメント(0) - 3月13日

アンドロイドにも魂はあるのか?作中でのリックの問い。これはそのままこの小説のタイトルと同じ意味合いにとれる。本物の羊を欲しいと思うリックや蜘蛛を守ろうとしたシオドアに対して、山羊を殺すレイチェルや蜘蛛の足を切り落とすプリスとの差のなかに、作者の答えがあるような気がする。それにしてもなぜ人間は自分に似せてアンドロイドを作ろうとするのだろうか。最近読んだSFのなかでは断トツで面白かった。
★20 - コメント(0) - 3月13日

映画化されていたんですね!昔に書かれた作品なのだか、時代を感じさせないいい作品ですっ!
★10 - コメント(0) - 3月12日

放射能汚染後の地球でアンドロイド狩りをする男の物語。アンドロイドは〝他者と共感できない〟という定義で人間と区別されるが、ならば私達人間は共感出来ているのか?という疑問がふつふつと湧き上がる読書だった。電気動物や共感ボックスなど、近未来を予感させるアイテムの数々が斬新で、50年も前に書かれた作品であることに驚くばかり。近代の情報の濃度に反比例して、人間の情緒や感情は乏しくなっているのかもしれない。主人公が「自分はアンドロイドではないか」と疑う場面が世界の行く末を暗示しているようだった。【#G1000】
★108 - コメント(7) - 3月12日

人間らしさ、そして人間そのものとは何かを描いた作品。アンドロイドと人間の境目はとても不透明でぼやけているものだと感じた。アンドロイドのレイチェルがリックの山羊を殺した場面はレイチェルの「やられたからやりかえす」という感情が見えてとても人間らしく感じた。それとは逆にイジドアは人間なんだけど機械仕掛けのようなたどたどしさを感じた。結局のところ人間・アンドロイドの境目は本人が決めることなのかなと感じた。
★10 - コメント(0) - 3月11日

お互い大切にしてる物が違うだけ。人間は本物の動物を欲しがり、動物愛護や他人に対する共感能力が大事。アンドロイドは動物を大切に思ったりしないが、アンドロイドに対しては仲間意識がある。火星で奴隷のようにこき使われるアンドロイド達が雇い主を殺して地球に逃げてきたのが物語の始まり。レイチェルが仲間を殺させないようにハンター達を陥落させたり、リックに仲間を殺された事の仕返しとして山羊を殺す所が人間らしい。アンドロイドも死にたくないし普通に生きていたいんだよなぁ。リックは最初、電気羊の事を嫌っていたけど、砂漠から
★11 - コメント(1) - 3月10日

10代の頃に背伸びして読んだP・K・ディック。読んだ奴はオシャレ認定され、僕らは我先にそれらを読むことでサブカルへの道を競った。読解力不足で難解ではあったが、ディック作品にみられる「すくい」がたまらなく好きだった。そして久しぶりに再読。あの頃と同様に時にアンドロイド、時に人間へとすぐに感情移入することができ、変わらぬ壮大な世界観に圧倒される。そしてその先にある「すくい」は今なお色褪せない。
★13 - コメント(0) - 3月7日

タイトルが有名だったので 訳本特有の文章だが読みにくさは感じなかった。 主人公のアンドロイドに対する葛藤がテンポよく描かれている
★8 - コメント(0) - 3月5日

人間とは共感力・優しさ
★5 - コメント(0) - 3月4日

とても面白かった。タイトルでなんとなく買ったんだけど有名だったみたい
★9 - コメント(0) - 3月4日

人間は共感能力の証明に生きた動物を手に入れたがる。それならアンドロイドはどうなの、そんなストーリー(多分)アンドロイドの性能が飛躍的に向上していく中で、人間との違いはどんどんなくなっていく。人間は自らの証明方法として共感能力を重視するけど、作中のセリフから近い未来その差すらなくなる事が予見出来る。共感出来るアンドロイドがあれば共感能力のない人間もいる。人間を人間たらしめる物はなんなのか、そもそも内面の区別が必要なのか、そんな疑問を感じた。
★8 - コメント(1) - 3月2日

人間とアンドロイド、双方を区別するものはなにか? 物語は両者の区別を推し進めるというりむしろその二項対立を脱構築する方向へ向けて動き出す。ときに「人間」のように思える存在が「アンドロイド」であり、「アンドロイド」のように思える存在が「人間」として描かれ、「人間とはなにか?」が追及される。
★14 - コメント(0) - 3月1日

結局のところ「人間とは何か」に対する明確な答えは出せない。何かができるから(できないから)人間なのか、何かを感じるから(感じないから)人間なのか。なら何かをできるよう、感じるよう実装されたアンドロイドは人間になり得るか。
★9 - コメント(0) - 2月28日

面白かったのだ。が、なにを言いたかったのか?実存について問うているのか?
★6 - コメント(0) - 2月24日

タイトルがなんとなく気になっており購入していたが積読状態だったのを漸く読了。読み始めると割とすらすら。アンドロイドを判別する方法があるにもかかわらず、人間と思いたいのがアンドロイドだったり逆があったり、でも根本のところで人間の持つ感覚がアンドロイドには欠如していたり(人のことを「それ」と呼んだり)。中盤あたりで一度、誰が本当に人間で誰が本当にアンドロイドなのかだんだんわからなくなってきたり。再読するとまだ発見がありそうでまた読んでみたい。
★11 - コメント(0) - 2月24日

全員情緒不安定。あんな環境にいりゃまともな方が難しいけど。著者の小説は初めて読んだけど、他の小説もこんな感じなんだろうか。感情を調節する機械はちょっと欲しい。
★6 - コメント(0) - 2月23日

はじめのうちは難しく感じたけど、段々世界が理解できてくるとすらすら読めた。一見して人間と区別がつかないアンドロイドは人と違うのか?生命とは?本筋のテーマとは別に、マーサー教、共感ボックスほか近未来チックな要素も多数で、まさにSF。面白かったかと訊かれたら……悪くはなかったかな。
★8 - コメント(0) - 2月21日

傑作。なんで今まで読んだことがなかったんだろう。きっと映画版が大好きだから、当たり外れのあるPKDにはなかなか手がでなかったのだと思う。この不思議なタイトルがまさかこれほどストレートであるとは思ってもみなかった。人間は何をもってして人間たるのか、生命の価値はどこにあるのか。ところで、あなたは人間ですか、アンドロイドですか。今すぐにでも映画がみたい気分だ。
★16 - コメント(0) - 2月19日

読みやすく一気に読んだ。映画とは全然違う話で面白かった。近い未来に起こりうるかもしれない恐ろしさがあったが、ハッピーエンディングのように思った。自立の話だと思った。
★6 - コメント(0) - 2月19日

映画ブレードランナーとは違う印象を受けた。アンドロイドと人間の対決を通して、人間性や道徳観を問う。感情移入のできない人間も世間にいると思うが…。いろいろと考えさせられるストーリーだったがラストは意外な程あっけない。
★29 - コメント(0) - 2月18日

若しアンドロイドとのセックスに虚しさを感じるのだとすればセックスの目的が子作りであるということになってしまうし、集団的無意識や社会意識が私たちの意識の半分をいただいているなかでのどれだけの気持ちよさもそれはそれでほんものとはいえないのだからアンドロイドの方が生命体としてはプログラム通りに動けて、ましかもしれない。
★8 - コメント(0) - 2月13日

ユニークなタイトルゆえ読んでみたいなと思い手に取った本。「人間は羊の夢を見る。じゃあ模造人間のアンドロイドは模造動物の電気羊の夢を見るのか」という疑問から「人間とは何か?」という哲学的な問いに小説を通じてディック自身の一つの考えを提示している。「親密性、共感性」を「人間性」の最重要に位置付けるのは独特な視点で面白い。
★7 - コメント(0) - 2月12日

久々にSFを読む。古い作品だが前から読みたかった。面白かった。意外と叙情的で余韻もあり文学らしいのは、昔のSFの特徴なのかな。シュールで寂しいお話でした。
★7 - コメント(0) - 2月8日

映画ブレードランナー続編の公開はまだ先だけど再読。前半はかなりユーモラスな面もあるよね、これ。人の気分を操作する家電や、バスター・フレンドリーの騒がしいテレビ、電気羊、マーサー教といった要素が映画では取り除かれて硬派な面が際立ってるけど、原作はレトロな未来世界観でけっこう笑える部分もある。イジドアが預かった猫の件は普通に笑えるし。主人公デッカードが自分の存在や人間とアンドロイドの違いに疑問を抱いていく展開は、ハードボイルドな映画版よりも楽しめると思う。
★1 - コメント(0) - 2月5日

人間とは何か?アンドロイドと人間の明確な違いは何なのか?主人公のリックとともに、価値観を揺さぶられる読書体験だった。正直、理解が追いついていないのでまた読み返したい。
★26 - コメント(0) - 2月5日

思ったより読みやすかったが、読むのに体力を使った。正直疲れた。1度では理解しきれなかった。人間とは何か?生きているということの定義とは?悩む元気がある時にまた読もうと思う。
★7 - コメント(0) - 2月5日

これ面白かった。あんまりSFに馴染みがないからすごい新鮮だった(╹◡╹)
★5 - コメント(0) - 2月1日

退廃した地球。選択は火星への移住か、緩やかな死か。地球へ逃げ込んだアンドロイドを狩ることで生計を立てる賞金稼ぎのリックは、移住へ二の足を踏み、電気仕掛けの羊の世話をしながら妻ともに鬱屈した日々を送る。ある日、ベテランの賞金稼ぎが重傷を負った。地球に逃げ込んだ新型のアンドロイドにやられたらしい。その数6体。リックはアンドロイドの始末を請け負うことになるが・・・。いやはや面白かった。虚虚実実で、誰が人間で誰がアンドロイドなのかといった面白さや、人間とは人生とはといったような哲学的な面白さもある。深い。
★10 - コメント(0) - 1月31日

‪『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』‬ ‪人間とアンドロイド。何をもってしてこれらを区別する(できる)のか。人間を人間たらしめるものとは何か。アンドロイドを殺す賞金かせぎの男の葛藤から、きっとその答えが見えてくる。この本から学び取ったものを、決して忘れてはいけない。間違いない傑作。‬
★13 - コメント(0) - 1月29日

おおすごい登録数!ずっと敷居が高そうで敬遠していたけれど、この世界の構図が何となく見えてくれば、そんなとっつきにくいことはなく、むしろ何だかまったりと読んでしまった。バウンティ・ハンターのリックは冷酷なようにも人間らしいようにも、たまに滑稽にも映り。ほんものの生き物を飼うことに並々ならぬ憧れがあるのが、おかしくもあり切なかった。この世界で、人間は、アンドロイドは…どうなっていくんだろう。束の間の休息のようなラストも、あんまりハッピーエンドには感じられなくて。
★35 - コメント(0) - 1月29日

リックが抹殺対象たるアンドロイドへ憐憫めいた感情を抱いてしまい、職務について悩み苦しんでいく様子がリアルに描かれていた。「共感や感情移入こそが”人間”らしい心の在り方だ」というテーマが大きい。それを意識しながら登場人物の思考の流れを探るのも楽しいかもしれない。 PSYCHO-PASSではディックで最初に読むべき作品だと本書を紹介していた。僕はそうしたし、それに大いに賛同する。
★7 - コメント(0) - 1月27日

苦手な海外モノだが、我慢して読んでみた。言わんとしていることはわからないでもないけど、残念ながら何も心に響かず。古臭さと翻訳の悪いところばかりが気になった。不朽の名作を理解できない自分の低脳ぶりに辟易。
★8 - コメント(4) - 1月27日

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 229巻の 評価:70 感想・レビュー:1897
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