時の門 (ハヤカワ文庫 SF―ハインライン傑作集 (624))

時の門 624巻はこんな本です

時の門 624巻の感想・レビュー(92)

表題作は話を追いかけるだけで精一杯だったが、これこそがタイムパラドックスものの醍醐味なのだろう。統計学を交えて地球の終末を描いた「大当たりの年」や、「地球の脅威」なんかも面白かった。「金魚鉢」の、とうとう最後まで明かされなかった「金魚の飼い主」の正体も気になった。
★2 - コメント(0) - 2016年7月7日

時代を感じさせられはするが、おもしろかった。 「物質空間における因果律は、一個人の持続の観念によって限定される必要はないし、また事実、限定されはしないのだ」p.114 「口にのぼせる言葉というのは、えてして奇妙な陥穽をはらむのである」p.131
★1 - コメント(0) - 2016年5月28日

このへんがハインラインの神髄なんだろう。タイトル作品「時の門」なんて一場面ごと書き留めないと何がどうひっくり返ってるのかわからない。読者に挑む作品。終始ハードボイルドで救いがない。☆☆☆。
- コメント(0) - 2016年4月24日

511
1.全作通して暗い作品のイメージ。皮肉的で破滅的。2.特に印象に残ったのが「金魚鉢」。作中のように直接的で限定的ではないが、自分が何者かに支配されているという虚しさは誰もが持つものだろう。解説でも書いてあるが、この本にはそれを自ら切り開いていこうとする「決意」と「意志」が感じられないため、閉鎖的で息苦しさを感じさせる(「血清空輸作戦」も巻き込まれるだけの主人公だった)。3.時の門はメビウスの輪。おかしいとわかっていてもそれを論理的に指摘することが難しい。主人公が諦め、運命にとらわれるのもうなずけてしまう。
- コメント(0) - 2015年8月2日

表題作はもちろん、他も面白かった。月っ子の感覚と恋愛話が面白い「地球の脅威」がお気に入り。
- コメント(0) - 2015年7月26日

表題作の『時の門』目当てだったけれど、なかなかの粒揃い。古くても、色褪せない面白さ。『地球の脅威』が一番好き。タイトルから感じる不穏さとはかけ離れた、とても甘酸っぱい、可愛らしいお話。それと『大当りの年』も好き。統計から導かれる実際には有り得ないであろう話なのに、理論的な語り口に、思わず納得させられてしまう。あまりにも面白くて、つい2、3回読み返してしまった。『時の門』は本当に面白い時間SF。あのややこしさにわくわくする。ただ、主人公がある理由から嫌い(笑) 『夢魔計画』も良かった。わくわくした。
★13 - コメント(2) - 2015年2月25日

この本の作品群が古びて見えるのは計算尺といった道具の変遷のせいではなく、良くも悪くもプライドが高く支配欲の強い男達に顕著なアメリカ至上主義的世界観によるものだと思う その鼻っ柱をくじく『金魚鉢』は、だからなかなかおもしろい
★1 - コメント(0) - 2014年7月9日

「時の門」以外は、流石に今読むとヒネリがなく古臭く感じられるものが多いが、「地球の脅威」とかはちょっと面白かったり
★2 - コメント(0) - 2014年3月28日

「時の門」も良かったけど、底本の書名にもなっている「地球の脅威」が翻訳(福島正実)もばっちりきて感動した。「地ネズミ」とか
★2 - コメント(0) - 2014年3月7日

収録作は銀背の『地球の脅威』と一緒。中々良い作品が揃ってるなか、好みだったのは「地球の脅威」「金魚鉢」。前者はこの時代にボクっ娘を登場させるという画期的な翻訳。
★4 - コメント(1) - 2013年12月21日

☆×4.5…短編がメインの作品で、読み終えていいなぁ…としみじみした作品でした。私は表題作はある美少女ゲームのループ作品を思い出して仕方ありませんでした。(だいぶ古い作品)だけれども、私が一番お気に入りな作品は、顔にコンプレックスを持っている月世界の少女のお話の「地球の脅威」です。私も顔にコンプレックス(そのためにわざと男の格好をしている)ので、その気持ち、よく分かります。そして、彼女の心の葛藤も本当によく分かりますし、相手も。それとある作家に似つく題材の「大当たりの年」も面白かったです。
★6 - コメント(0) - 2013年10月17日

この名作を読み返して気がついた!常々、藤子不二雄『ドラえもん』には過去の有名なSF作品が下敷きになったお話がいくつもあるなあと思っていたけれど、まさにこれとそっくりな『ドラえもん』の話があったー。のび太が宿題をしていて、やりきれないので1時間先、2時間先と次々と未来のドラえもんを呼び出す。そして喧嘩が始まる・・・そっくりー。しかも「時の門」の門はドラえもんの「通り抜けフープ」と一緒なのだ。もちろん時の門のが先。藤子不二雄先生は、きっとこれを読んでいたのだと確信。タイムパラドックスの大名作。
★3 - コメント(0) - 2013年8月8日

表題作がやはり面白い。鶏が先か卵が先か…突如現れた「時の門」に翻弄される五人(!?)の男の物語。広瀬正によって物語の綻びが発見されようとも(勿論その根底には広瀬の愛がある)、その魅力は少しも色褪せない。その他では「金魚鉢」がよかった。というか怖かった。如何ともしがたいものへの恐怖。読後身近な動物たちに目がいってしまう…。
★2 - コメント(0) - 2012年12月11日

「ハインライン傑作選」という副題は伊達ではない。収録短篇がどれも高水準で驚いた。とくに表題作は広瀬正の評論で有名だが、やっと読めて感慨も一入!ロジック系の時間SFは理論を考え抜いて構築していると感心する。他の作品では、月の恋愛SF「地球の脅威」が好き。友達と思ってた男の子と、距離が離れた瞬間に自分の恋心に気づく女の子。月世界に住むようになっても少年少女は変わらない。風刺SF「金魚鉢」と破滅SF「大当たりの年」もGOOD!
★21 - コメント(0) - 2012年8月17日

太平洋戦争前に書かれた作品もあるのに科学考証はともかく物語的に古くなっていないことに驚き。ハインラインってすごすぎ。
★4 - コメント(0) - 2012年6月14日

大当りの年、時の門、コロンブスは馬鹿だ、地球の脅威、血清空輸作戦、金魚鉢、夢魔計画。SF短編集全7話。短編集ながらもその筆力に圧倒されました。中でも、時の門によって遥か遠い未来に飛ばされた「時」と、地球からやってきた女性のガイドを引き受ける「地球」、伝染病が発生し急遽冥王星まで血清を届けることになった「血清」の話がスゴイ。「夏への扉」とはまた違った魅力のある1冊でした。「時」は展開がある程度予想できるものの、綺麗にまとまっていく感じが読んでいて気持ちがよかったです。★★★★
★10 - コメント(3) - 2010年9月12日

http://blogs.yahoo.co.jp/biginnerreader/43510925.html
- コメント(0) - 2010年6月24日

精巧な時間パズルの『時の門』は意外なベースのシンプルさが素晴らしい。正統派ラブコメの『地球の脅威』もなかなか。その他はアイデアに魅力を感じず、あまりピンと来なかった。(稲)
★3 - コメント(0) - 2010年5月13日

究極の破滅SF、究極の時間SF、究極の恋愛SF、究極の方程式SF、究極の脱出劇SF、究極の右翼SFが収録されてます。
- コメント(0) - 2004年5月18日

五分後の自分と十五分後の自分が喧嘩をして、因果律が破綻せずに展開する「時の門」は短編SF最高傑作。他にも、「血清空輸作戦」には泣いた。月で人力飛行している「地球の脅威」や、「大当たりの日」も好き。
★2 - コメント(0) - --/--

ib
金魚鉢が好き。
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1987年
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1985/10/6
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★★★
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粒揃い。一つ選ぶならやっぱり表題作かな。
★1 - コメント(0) - --/--

まあまあ
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時の門 624巻の 評価:59 感想・レビュー:27
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