たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)

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たったひとつの冴えたやりかたの感想・レビュー(2312)

クリスマスにもらった本。本日読了です。表題作切ない!ドキドキするSFでした
★6 - コメント(0) - 1月30日

世界観の共通する3本の小編を収めた1冊。世界観が作りこまれていて、それぞれ独立した作品ではあるものの3編を通して読むうちに一つの世界が立体的に浮かび上がって来るという仕掛けになっています。1冊のうちに緩急があり、時にじっくり読ませされ、時に次々へとページを進めさせられました。どうせこのまま「いい話」に持っていくんだろうな、などと考えて読んでいたらいい感じで梯子を外され、救いようのないバッドエンドでもなく、救いを必要としないハッピーエンドでもなく、単純には割り切れない結末を迎えるあたりが印象的でした。
★14 - コメント(0) - 1月22日

心揺さぶられる短編集。どんな時も、人々が、あるいは異種族が、様々な環境で生き抜いている。利他的な愛に涙。
- コメント(0) - 1月6日

どの短篇(中篇?)もとてもよかった。 それぞれの主人公の決断は決してハッピーエンドにつながるわけではないけれど、信じた道へ進んでいく姿はとても素敵。 個人的にはやっぱり表題作が一番よかったかな
- コメント(0) - 1月6日

某漫画でタイトルだけは知っていたが、ようやく読むことができた。宇宙を舞台にした連作短編集で、「たったひとつの冴えたやりかた」「グッドナイト、スイーツハート」「衝突」の三編を収録。古き良きSFという感じの作品が多く、登場する色々な宇宙人の造型が面白かった。「衝突」は片言のやり取りが味があって好きな部類。作中で言及されていた『輝くもの天より墜ち』も読んでみたい。
★1 - コメント(0) - 2016年12月31日

再読。ティプトリーに飢えていたあの頃、発売とほぼ同時に買ってきて読んだ。読み終えてすぐに、なかったことにして本棚にしまった。これはティプトリーじゃない! 以来、ギラギラしていたころのティプトリー短編集は何度も読み返したが、本書はずっと埃をかぶって本棚の中だった。思うところあって読み返してみたところ、なるほど「ティプトリーじゃない」感は変わらないが、これはもしかしたらティプトリー自身が究極の「脱ティプトリー」を提示することを志向して書いたものではないか。つまり「ティプトリー的」の対極にあるもの。
★8 - コメント(0) - 2016年12月22日

SF作家の想像力は凄まじい、と思わされた。表題作から第三話の「衝突」まで、よくもこれだけの宇宙空間を構築できたなぁと。そして、三話一組の構成も面白い。様々な角度から、作者の想像した宇宙や、そこに住む人々、文明を楽しむことができる。一番のお気に入りは「衝突」。最後までクリムヒーンを説得し続けたアッシュ船長の胸中を思うと寂しさがこみ上げてくるが、同じ分だけ勇気をもらえた気がする。思わぬところで、傾聴、コミュニケーション、忍耐力の大切さを認識させられた。異文化コミュニケーションの教科書としてもおすすめw
★4 - コメント(0) - 2016年12月18日

三篇とも話の筋は分かりやすいけど、物語にすんなり入り込めず、じれったい。表題の第一話は某漫画を思い出した。いいお話しと言えなくもないが、感動するほどでも泣けるわけでもない。そんな私は人間ではないらしい。初めから乗っ取るつもりだったろ?これはグロ展開か?などと、ひねくれた角度から眺め、むしろ期待した私は、やはり異星人なのかもしれない。第二話。自由こそが僕のアモーレ?ラストの選択がよう分からん。第三話。すまん、飽いてきた。
★20 - コメント(0) - 2016年12月18日

古き良き、という趣の作品。昭和のSF漫画みたいだと思っていたがティプトリーは自覚的に書いたのね。生理的嫌悪感を催す人もいるとのことで、自分はさほど感じなかったが解らなくもない。全編面白かったが、合いはしなかった。「たったひとつの~」泣かなかったから人間ではないのかもしれない。性的要素が余計なのでは。「グッドナイト、~」主人公の選択は結果的に良かったと個人的には思う。「衝突」異星人とのファーストコンタクト。うーん。ジラは可愛かった。
★14 - コメント(0) - 2016年12月8日

共通の世界観を持つ連作短編集。表題作は宇宙と歴史の謎解きが伏線的に組み込まれていて冒険の楽しさがあり、さらに最後の人類を救うための決断に涙した。とても面白い作品だった。第三話はファーストコンタクトもの。違うという前提の上で分かり合おうとする。相手を信じて裏切られる、それでも自分が相手を信じていると伝えたいという熱い物語。第二話はちょっと他二つに比べて落ちるかなという感じ。二者択一を迫られて第三の選択肢で逆転するという王道の展開なのかもしれないが、これだけ作り話っぽさがあった。とても満足感のある一冊だった。
★19 - コメント(0) - 2016年11月21日

SFはあまり読んだことがないが、この作品は以前から気になっていたので購入。舞台を同じにした3つの中編は、どれも思っていたより重厚な作品で、なんとなく未来感を味わいたいなと読み始めた自分を恥じた。
- コメント(0) - 2016年11月11日

 大森望さんの書いたものに出てきて知りました。  SFはあまりよまないんですが。
★4 - コメント(0) - 2016年11月1日

SFわからねえ。SFが読めるようになりたい!
★4 - コメント(0) - 2016年10月29日

良かった.原題(The Starry Rift)のままの方が良かった気がする.
- コメント(0) - 2016年10月27日

表題作がとても面白かったです。2人の少女(?)達に引き込まれました。たったひとつの冴えたやりかた、という単語が良いです……。
- コメント(0) - 2016年10月22日

表題作は有名な作品、有名過ぎて、あらすじも大まかな結末すら知っている状態での読書だったので、残念ながら私は人間ではなかったようです。リフト周辺の話なので原題のままの方が良かったかな。二話、三話目が面白かったなあ…。特に三話目。根本的に違うエイリアンとのファーストコンタクトの話。
★1 - コメント(0) - 2016年10月18日

改訳版(表題作のみを独立させたもの)が面白かったので、こちらも手に取った。旧版の本書には表題作と同時代を描いた「グッドナイト、スイートハーツ」と「衝突」が載る。訳は改訳版の方が良い。こちらは主人公コーティの言葉遣いが酷くて、折角の彼女の聡明さが霞む。それでもコーティとシルが良い子たちなのは変わらないが。「衝突」も良かった。彼らは最善をつくして結末に至った。
★7 - コメント(0) - 2016年10月16日

長編だと思っていたら、同じ世界の異なる時代を描いた短編集だった。インターバルに、図書館の司書が異人種がヒューマンを知るための文献として紹介した書物、という形式を取っている。表題作が良かった。コーティーの愛と勇気に涙ぐんだ。何作かのマンガ・アニメの結末がよぎった。個人的な感覚だと、エイリアンが登場するとSFってぐっと難しくなる感じ。その生態とかに関わってくるからかなー。元からのSF音痴もありますが。どの話も明るく楽しいだけではなく、厳しい選択と感動がある。
★14 - コメント(0) - 2016年10月9日

よくわからない言葉がたくさん出てきて、SFに苦手意識を持っているのですが、以前読んだバーナード嬢曰く。の作中キャラの言葉に後押しされ、比較的読みやすいと言われる本作を読んでみました。表題作は本当に読みやすかったです。コーティーとシルがどんどん好きになっていっただけに、ラストは悲しい。録音を聴くしかなかったコーティーのお父さんの姿がまた悲しい。とても心に残る話でした。3作目はコミュニケーションを繰り返すうちにどんどん不穏になっていく過程にハラハラしました。しみじみと反芻してしまうお話でした。
★10 - コメント(0) - 2016年9月29日

2016年73冊目。SF!ひさしぶりの!3編とも素敵だけど、やはり表題作がいちばんです。コーティの、シルへの友情と大きくて切なすぎる決断に、心が震えました。この聡明で勇気ある女の子に、もっと早く出会いたかった。「これがたったひとつの冴えたやりかた」
★3 - コメント(0) - 2016年9月27日

銃を突きつけられながら、最後まで信じるという言葉の意味を伝えようとした船長に敬礼∠(`・ω・´)
- コメント(0) - 2016年9月24日

表題作の決断はなかなかできるもんじゃないよ(小並感)
★2 - コメント(0) - 2016年9月9日

「その物語がきみたちの期待にそうといいんだがね」◆司書が用意した3冊の資料には、銀河の歴史が綴られている。少女とエイリアンが、友情の果てに採った行動。愛の選択を迫られた回収救難官の、思わぬ決断。苛烈な邂逅の最中、信頼を謳い上げた探測者――■呈される短編はいずれも、忘れ難い鮮烈な結末を迎える。読み終えた直後より、時が経つほど強く疼く、遅効性の一撃と感動。世界の、いや、宇宙の誰もが物語を持っている。そんな壮大さを包んだ連作SF。
★27 - コメント(0) - 2016年8月30日

人類は宇宙に一種族として描かれるSF連作中編集。表題作の「たったひとつの冴えたやりかた」の終幕がインパクト大でした。主人公のコーティーと同じ年頃に読んでいたらもっとハマった気がします。
★5 - コメント(0) - 2016年8月29日

果たして本当にこれがたった1つの正しいやり方だったのだろうか?と思う。勇敢で聡明で心優しい星野の探検家はまだ齢16歳。種族繁栄という生物の本来の目的である生殖、繁殖も異生物同士にとっては命をも脅かす脅威でしかない。愛する人と結ばれる、子孫を残す本来の悦びも知らぬまま焦熱の星へ永遠の旅をし功績を残す娘を見つめる父親の一言が切ない。シルもまだ幼く己の生きる意味すら存在意義すら持たず少女と生物の垣根を越えて心通い合うもやがて躰の成長の変化に気付く。いつかこんな未来が訪れるのかな?哀しいのに酷く美しい未来を。
★46 - コメント(4) - 2016年8月29日

自分がひねくれ者なのもあって、意外とベタな筋だったなあと思ってしまうのが残念。ただ、最初は固有名詞だらけでよく分からなかった世界観が、読み進めていくうちに少しずつイメージが形成されてくる感じは結構好きかも。
★3 - コメント(0) - 2016年8月29日

旅先にて。タイトルが有名な作品。たったひとつの冴えたやり方って邦題を付けた人の功績が大きい。内容はシンプルで先が予想しやすいけれど、古典と呼ばれる作品の定めなのかと。良い本でした。
★19 - コメント(0) - 2016年8月27日

正直いって表題作は童話にしてもぬるすぎるけど、キャラクターの生死に対する突き放し方はティプトリーの色を感じるところです。他の所収作も同様。でもなぜ古典の名声を得たのだろうか。童話的であるがゆえになにがしかの普遍性を備えたのか。いずれにせよ読了にかなりの努力と忍耐を要しました。
- コメント(0) - 2016年8月11日

再読。SF小説界に燦然と輝く名タイトル。だけど表題作だけじゃなく後の二編も読まないとやっぱりもったいない。各短編を繋ぐ図書館でのエピソードも気が利いていて楽しい仕掛け。ちなみに自分が購入したのは川原由美子氏が表紙と挿絵を手掛けている旧版で、こちらの方が好み。興味のある方は古書店などで探してみてはいかがでしょう。そして、一か八かの勝負に出る時はこう呟こう。「これがたったひとつの冴えたやりかた」
★3 - コメント(0) - 2016年8月8日

タイトル買いです。ずっと興味持ってました。しかしあの選択がほんとに“たったひとつの冴えたやりかた”だったのだろうか。まだあどけなさが残る2人が切ない。3話目の異文化コミュニケーションのお話も面白かった。ちょっとのすれ違いで戦争まで引き起こしかねない。伝えるって難しいですね。ジラの存在が展開だけでなく、作品の雰囲気的にも救いでした。
★48 - コメント(0) - 2016年8月6日

 表題作は傑作! ほかの2作も面白いのだが、全て読み終わると「たったひとつ~」の印象が深い。
- コメント(0) - 2016年7月30日

表題「たったひとつの冴えたやり方」は、ベタだけどグッとくるお話だった。主人公が幼いのがまた泣ける。2つめは、女性って怖いとなんとなく思った。したたかで、怖い。
- コメント(0) - 2016年7月22日

表題作は、「泣かなければ人間じゃない」と言われているみたいですが、僕は人間ではなかったです。たしかに辛い話ではあった。でも、しかし。。。 作者のプロフィールの方が驚きです。何を始めるにも遅すぎる事はないのですね。
- コメント(0) - 2016年7月17日

再読。「コーティの星」を提案した通信部長に「コーティとシロベーンの星だ」と訂正した“静かな声”は、いま読むと紛れもなくお父さんですね。ていうか想定していたことだけど、完全にお父さん目線での再読になって参った。
★2 - コメント(0) - 2016年7月17日

再読でした
- コメント(0) - 2016年7月3日

オススメされ読む。読了後、タイトルの意味を増す印象深い作品。宇宙、宇宙船、少女、となると川原泉をふと思い出す。三作目も印象的。
★4 - コメント(0) - 2016年7月3日

 ただの喜劇には終わらせないものの、内容がSFにありがちな生命の対立にとどまらないのが幻想的で非常に好みだった。特に、最初の「たったひとつの冴えたやりかた」では、優秀で行動力があって、でも情緒的なコーティー・キャスには魅了されたし、その結末には物寂しい読了感に囚われた。
- コメント(0) - 2016年7月2日

確かに「ハンカチが必要」はうそではないね。若い時に読んだら必要だったと思う。ストロベリー系SFないしは少女マンガ系SFとでもよべばよいか。
★2 - コメント(0) - 2016年6月12日

これめっちゃおもしろいのでマジおすすめ
- コメント(0) - 2016年6月4日

タイトルだけは聞いたことがある、という人が多いのではないだろうか。短編3つで読みやすいし、タイトルだけと言わず中身も読んでもらいたい一作。1編目が表題作なので、それだけでもせめて。ただし内容を知ってしまうと容易に「○○するための冴えたやりかた」とか言えなくなるかも。全体的にファーストコンタクトを交えたSF。ネタバレせずに語れるのはこれくらいだと思うので、この辺にしておきます。
- コメント(0) - 2016年5月29日

たったひとつの冴えたやりかたの 評価:66 感想・レビュー:668
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