ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

ディアスポラはこんな本です

ディアスポラの感想・レビュー(728)

肉体人のような制約もない数多の選択肢があるなかで、それでも先に進むのはなぜなのかって点が、第1章直前を読み返して結構直接的に提示されていたので驚いた。プロローグで提示したものがちゃんとラストで回収されたことへの爽快感。あと、難読箇所への若干の悔しさ。
★2 - コメント(0) - 2月14日

非常に難解でした。何かの理論や説明がされるパートはほとんど理解出来なかったと言ってもいいと思えるレベルで着いていけませんでした。ただストーリーは面白く理論に全くついていけなくても読むことはやめられない程度に魅力的です。肉体を捨て仮想現実で生活しありとあらゆることをシミュレートできるという点とほかの文明を求め宇宙を旅するという点から「楽園追放」を連想させられました。
★1 - コメント(0) - 1月28日

「ド嬢」読んでから読んでよかった。いきなり読んだら、町田さわ子のように「何が書いてあるのかわからない」と言って泣くところであった。
★2 - コメント(1) - 1月13日

a_o
★★★☆☆ すがすがしいほどちんぷんかんぷん。だけどなんか面白かったような気がする。(と、強がりを言ってみる。)疲れた!
★2 - コメント(0) - 2016年12月26日

コードの連なりが意識を得て、他者と出会い、自我に目覚め、経験を重ね、宇宙を駆けて、次元を超える…文字どおり想像を絶するドラマ、そして理解は及ばずともわくわくできる、理論の飛躍で広がる世界、掛け値なしにすてきなSFでした
★1 - コメント(0) - 2016年11月25日

これが情報体が発生するところから語り始められることを知らないと最初はかなり難解だろう。また、途中で超弦理論を使った説明が出てくるが、超弦理論の入門的な知識を知らないとわけがわからないだろう。「大栗先生の超弦理論入門」あたりを読んでおくといい。それさえ押さえれば、わりと普通の最初の接触ものである。ただし、なんか、七階層の宇宙とかいうわけわからないものが出てくるけど。この意味は理解できなかった。最も難解といわれるSF小説をついに読むことに成功した。
★9 - コメント(0) - 2016年10月29日

何年も前に1度読みかけて挫折。子供たちが高校生になり、彼らがなんと読みきったということで再挑戦してボチボチと読み進めて3年ほどか。やっと読了。ラストの余韻が心地よい。
★1 - コメント(0) - 2016年10月10日

最後まで読んだ…読んだよ…(行き倒れる)。なんてスケール。なんて脳みそ。ここまで大きい絵を見てしまうと、普段自分が当然のように手放さないもの、形というもの、ともなう感情、つながり…それらを手放さない意味がわからなくなってくる。流れに乗る以上、不明な用語の定義は字面で想像するしかないのだけど、その説明が実に丁寧なので難解でも読み飛ばせず、読んでいるとある瞬間に目の前に映像がうわーっと展開する。次元の違う体験をしました。特にワームホールのところなんて興奮。面白かったなぁ。ああ、ヤドカリや価値ソフトが回る。
★32 - コメント(4) - 2016年8月11日

初イーガン。 30世紀、人類のほとんどは人格をソフトウェア化して、 仮想現実都市に暮らしていた。 そこには知性化プログラムから生まれた、 AI の 孤児も存在してるんだけど、 果たしてその違いはどれほど物なのかなあ。 やがて彼らは、ワームホームを使い、 次元が違う、驚異の宇宙に進出していきます。 まさに人類と宇宙の運命をテーマにした、SF の本道を行く物語でした。 でも、最新の素粒子論やひも理論などの素養がいる、 ウルトラスーパーハード SFでした。 イーガンって、こんなに難しいの? ちかれた~。
★2 - コメント(0) - 2016年8月8日

かねがね読んでみたいと思っていたが、ついに手を出してしまった。難解と言われてる第一章をなんとかクリアすると、そこからはグイグイ引き込まれてあれよあれよという間に宇宙の果てへ。いやあ、凄かった。とにかくアイデアてんこ盛りで、何度「話は聞かせてもらった。人類は滅亡する」「実は○○は○○だったんだよ!」「な、なんだってェー!?」になったことか。中性子の中の宇宙へ旅立つとかいったい何を食ったらこんなの思いつくんだろ。でも好き。
★3 - コメント(0) - 2016年6月19日

いや~、まったくイメージがわきませんw 読みづらさは抜群で、かなり苦しいのですが、なんかスゴイ物語のにおいがしてて読み進めちゃいました。コズチ理論もまったく理解できなかったのですが、少しずつ真理に近づいていく終盤はワクワクさせられました。
★25 - コメント(0) - 2016年4月30日

3/5。序盤の濃い話が好きだったのですが、SF物のお約束か、一気に超圧縮時空展開に。しかしその分スケール感から来る達成感(感動?)みたいなものはありました。アイデア、理論武装一杯な本作ですが、やはり文量に対して扱うネタと時間が膨大なので、色々?な所や気になる点が多いです。技術レベル(電子化人類)の割に、コミュ方法や思考、感情レベルが現代人っぽすぎる点など。「この設定で人ってこうするのかな?」と、想像すると疑問点が噴出します。理系小説と言われていますが、やはり文系小説だと思います。
★74 - コメント(1) - 2016年4月18日

情報の積み重ねのイメージから「わたし」が生まれて、「わたし」たちの「生きている」の積み重ねから世界が生まれて…。様々なレベルの構造が内へ外へ無限に連なるイメージ。架橋者が少しずかけた人類と宇宙との橋。小さな理解の積み重ねが凄く遠くまで連れてってくれる。時間はかかっても、その気になれば何処までだって進んでいける。数学と似ているのかもしれません。それぞれのキャラクターが辿り着く結末がどれも可愛い。イノシロウ、ヤチマ、オーランドがお気に入りです。面白かった!!
★8 - コメント(0) - 2016年4月6日

第8部のもう戻れない感からのラストが良い。イーガンの知識と想像力に感動。
★1 - コメント(0) - 2016年3月16日

人間の想像力はどこまで飛躍できるのか。グレッグイーガンはこの作品でその想像力をもって数の限界を描き出した。序盤からデジタル化された生命が地球を支配している、という突き抜けた世界観を提示してきたので、もうびっくりするしかなかった。中盤以降は宇宙を舞台に、他の知的生命体を巡る壮大すぎる冒険が繰り広げられるのだが、ビーム飛び交うスペースアクションではなく、あくまでストーリーの核は数学と科学。ロジカルに思考を突き詰めたらファンタジーになっちゃったというSFの醍醐味を感じられた。難解すぎて半分も理解できてないけど。
★10 - コメント(0) - 2016年3月12日

電子の世界で生まれた存在は気まぐれな先輩に引き連れられて数学部屋から連れ出され、地球へ、別の星系へ、はたまた別の宇宙への果てない旅に出かけます。長い長い旅の果てに宇宙の果てにたどり着いた彼はもうこれ以上見るものはないと数学部屋に戻っていきました…。…って、最後数行で台無しだ!(´;ω;`)
- コメント(0) - 2016年2月25日

科学的な描写は理解できたとは言いかねるが、おおむね楽しく読了。スケールがでかい話だが、登場人物たちは全員不死身なのでハラハラ感はなかったです。何千年も好きなことに没頭できるなんて、オタクには羨ましい限りですな。
★3 - コメント(0) - 2016年2月11日

再読。
- コメント(0) - 2016年1月24日

2014年夏に挫折してから1年半経ったので再チャレンジ。孤児誕生でコケたのはもったいなかった。オーランドが出てきたあたりから登場人物の魅力が際立ってきて事象の説明はともかく話の展開はとても読みやすかった。人間最高。イーガン天才。
★1 - コメント(0) - 2016年1月14日

数学や物理の論文かと思うような専門用語が解説なしにガンガン出てくる、ソフトウェア化した人間なのかこれ...といった登場人物、挙句、イメージすらできない6次元の世界に突入と、最も難解なSFです。読んでて読書というよりは、読解が正確だなと思った一作。しかし、これだけ壮大なスケールのため、第7部でのセンスオブワンダーは、これまでの作品の中で一番感じました。現代SF最高峰は納得。
★3 - コメント(0) - 2015年12月23日

ソフトウェア化した未来人たちの宇宙進出計画を描く連作短編的構成のSF。理論的かつ情緒的な空気感への陶酔、提示される膨大な情報量へのぞくりとくる恐怖、それを徐々に噛み砕いてゆく際の知的興奮、具体的映像としては想像不能な描写、しかしそこに何が書いてあるかはわかるという不思議な快感。そんなSFにのみ許される楽しみのすべてが完璧に突き詰められた状態で立ち並ぶ。『究極のハードSF』という、言い過ぎだろうと思えるようなアオリ文句がまさか、ここまで適切な表現だったとは。難点は盛り上がりの遅さと、やはりギミックの難解さ。
★3 - コメント(0) - 2015年12月20日

SFのロマンがつまってる。イーガンの文章で一番技術的に難解であり、しかしなによりも詩的。人間にはとうてい理解できないもの、すべての生物がいまだ到達できない場所への果てしない冒険。
★33 - コメント(0) - 2015年12月19日

LEE
おもしろいハードSFだと思うのだが、盛り上がってくるまでが長すぎる気がする。 5次元空間は想像するのも諦めた。
★2 - コメント(0) - 2015年12月8日

SF長篇。ハードSFによく分類されますがニューウェーブやサイバーパンク、ポストヒューマンSFの要素も多く含む、イーガンの代表作です。人類、機械人類、データ化された人類に分かれた遠未来、とある事象により通常の人類が全て死滅し、データ人類と機械人類がその謎を解くのに宇宙に拡散していく物語。SF解釈部分は大学数学や物理用語を使っているので”そういうもの”としてサクサク読み進めるのがオススメです(数学は数学科2~3年くらいの知識)。無限に近い寿命や時間を与えられた人類~知的生命体の行き着く先は?
★21 - コメント(0) - 2015年12月8日

孤独に始まり孤独に進み続けるところに魅力を感じた。『いかに生き、なにになるべきかを理解した他者を見つける必要がある。宇宙に存在することの意味を知る必要がある。』『自分が生身の存在でないのはわかっている。自分は現実世界へ出ていけると半ば信じている。』ソフトウェアでの存在や多次元宇宙は文系脳にはハード過ぎて終始理解不能。けれど読み終わってみれば驚くほど感じるところが多い。大森望の解説も上手い。『あらゆる文学形式の中でSFだけが与えうる深い感動』理解できなくとも読むのは正にそれを求めているからなんだと納得した。
★2 - コメント(0) - 2015年11月22日

ハード・オブ・ハードSF。論理的次元からの極北。存在の根拠をもたない「孤児」が「私」へと、幾多の鏡像を経て自我が生成される序章は感動的。〈長炉〉(ワームホール)の章はさっぱり理解が付いていかなかったけど(笑)、読み進めるうちに物語の筋が見えてくる仕掛けです。語りの重心がフラットなため(たぶんそれが味なんだろうけど)、「盛り上がりどころ」が見えにくくて途中まで戸惑った。しかしその分、読者に楽しみ方が預けられているので、妙な安定感のなかに包まれながら読みました。論理の情景化に強い説得力。知的興奮の物語。
★1 - コメント(0) - 2015年11月16日

仮想人格を作り出す孤児発生の描写から凄まじい。普通に考えれば、「彼はAIとして生まれた」とか一文で済みそうなところを、量子のランダムなスピンにより不均一な状態を生成して選択性を持たせ、それを人格毎の好みにまで押し上げるための細やかな描写にはもうノックダウンさせられました。これぞイーガン。その後も、イーガンは既知を覆す発想で次々とかつて想像したことのない世界を想像してみせる。濃密な読書体験でした。
★6 - コメント(0) - 2015年10月31日

ヤチマちゃんの宇宙異次元珍道中
- コメント(0) - 2015年10月31日

初めてグレッグ・イーガンの作品を読んだ。想像以上にハードSFだった。脳のシナプスを活性化させ、目から入ってくる文章から画像を生成し、脳みそに汗をかきながら読んだ。涙ぐましい努力(自分的には)の結果、最初の部分はかなり楽しめた。 最初の部分は非常によくできていて、意識の誕生のプロセスを臨場感と共に思い切り楽しめる。 ハードSFは細かいことは気にせずに、分かったふりをして、なんとなく著者の描きたい世界観を楽しめればいい、と個人的には思っている。それで楽しめたからこれで正解だったのだろう。
★1 - コメント(0) - 2015年10月24日

でも、ぼくの夢をだめにしたものを、それが輝かしい啓示かなにかのようにうけいれられるとは思わないでくれ
★1 - コメント(0) - 2015年10月13日

物理系ハードSFの傑作。まさにセンス・オブ・ワンダー!主人公のヤチマが、ドップラー偏移した星々を見渡すオープニングが好きです。物語は太陽系から銀河系へ、更にはワームホールを通って他の宇宙へと移っていきます。γ線のバーストによって地球生命体に危機が迫った時に、ポリス市民がとった行動とは……。そして、ヤチマの終着点は何処なのか?多くの魅力的なガジェット、ファーストコンタクトのシーン、多次元宇宙の表現など、ハードSFファンには堪らない内容になっています。これからぜひ、他のイーガン作品も読んでいきたいと思います。
★55 - コメント(3) - 2015年9月23日

HAL
千年後の未来から話が始まったと思ったら千年単位で話が飛んでいき、恒星間航行を始めたと思ったら次元を超えた別の宇宙に飛んでいき最後には兆の単位でぽんぽん宇宙を超える人類の壮大なお話。 人工知能の研究をしてた私でも難解な描写で知能の誕生が初っ端から描かれ、それを抜けたと思えば今度は位相幾何学とか数学の話が延々続いて少し心が折れそうになる。が、その先はついつい先を読みたくなるような冒険や危機の連続。適度に出てくる難解な物理学の話も楽しい。その発想があったか!というネタがたくさんあって楽しい。
★5 - コメント(0) - 2015年9月20日

Kindleで再読。ソフトウェア上で生まれた意識の一生の物語。意識の発生から古い肉体人、他の知性との遭遇やら。文字通り果てしない旅の終盤なんかもうやけっぱち。拡張されまくってるけど実はコアな部分は人間くさくて普遍的な物語。そこが大好き。イーガンの中でベスト。
★6 - コメント(0) - 2015年8月3日

マクロ球あたりの議論は楽しかった。時折かなり投げやりに描写が進むのが面白い。一般の次元での話を勉強していないので、結構難しかった。多様体も基礎くらいは一読したいところだ。お話としては、結局象牙の塔感があり、もうちょっと突っ込んで頑張ってくれよと思った。SF話のところは楽しかった。
★3 - コメント(0) - 2015年8月1日

3分の1読んだあたりで…挫折。自分が何を読んでるのかすらわからなくなるハードSFの恐怖をしっかり味わった。文体の勢いで強引に読ませる力、キャラクター造形の魅力はあるので、これでも十分「初心者にも楽しめるハードSF」であるとは思う。挫折したけど、面白かった。意味わかんない!!ハードSFこわい!
★3 - コメント(0) - 2015年8月1日

肉体を持たずソフトウェアとして生きる未来の人間の,宇宙を跨いだ壮大な冒険.数学や物理学の難解なトピックは飲み込むのがハードだが,非常にワクワクさせられる物語.
★3 - コメント(0) - 2015年7月18日

267兆(略)もの多元宇宙を旅し、トランスミューターの最期を見届けたふたり。ひとりはすべてをなしとげたと悟ってトランスミューターのあとを追い、もうひとりは自身の内的宇宙の探索へと旅立つ。人類と宇宙の行く末。そこに待っていたのは壮大すぎる希望だったということか。
★5 - コメント(0) - 2015年7月4日

数世紀にわたる目標がなくては、さまざまな関心事や美意識のあいだを、友人たちや愛人たちのあいだを、勝利と失望のあいだをさまようばかりになってしまう。銀河を征服するのは、宇宙船に乗ったバクテリアのやることだ。分別もなければ、ほかに選択の余地もないのだから。
★2 - コメント(0) - 2015年5月24日

物理の講義を聞いているような難解な内容。ネット上に解説をまとめたものがあるのでそれを見ながら読み進めるのをお勧めします。巻末に用語集もあり。
★2 - コメント(0) - 2015年5月16日

ディアスポラの 評価:66 感想・レビュー:211
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