人間以前 (ディック短篇傑作選)

人間以前はこんな本です

人間以前の感想・レビュー(252)

相変わらず風刺作品が多く、ちょっと怖い作品が多い気がした短編集。「人間以前」は中絶と人口過多の風刺作品で、中絶が流行っているとか、人口増加率0によるオッパイが無用の長物になるとか、笑える反面、内容は恐ろしい。「父さんもどき」は好きな作品で意外にぞっとするお話。「ヴァリス」が少し難解なのでちょっと寄り道したけど、ディックはこの様な作品が面白い。
★4 - コメント(3) - 2月19日

不覚にもナニーで笑ってしまった。自動車業界揶揄ってるのかと思ったらなぜかご近所バトルしだしてた。自分でもナニー言ってるのかよくわからない。
- コメント(0) - 2月17日

表題作を薦められて読んだ。キリスト教徒の中絶反対派が抗議をする現状を逆転させたような世界だった。
- コメント(0) - 2月6日

短編集なので読みやすい.いかようにも解釈できる感じがいいな.
- コメント(0) - 2016年12月4日

長編小説を描くと、物語が進むに連れて簡単に現実が崩れていく印象があるPKDですが、短編小説だと、なんだかとても素朴は印象を覚えるものが多い気がする。この本収録作品だと「妖精の王」とか「父さんもどき」や「不法侵入者」など。「ナニー」の意外な展開は好き。個人的には、表題は旧訳版の「まだ人間じゃない」の方が好みかな。
- コメント(0) - 2016年11月30日

ディック大好きなんで、あるとき松本駅の書店で普通に衝動買いしたまま、途中で止まってたのを再読。ディックの自身書きもあり、本人により強く興味をもつ。
- コメント(0) - 2016年10月15日

ホウレンソウてさ、ホウとレンて同じ気がするんだけど、ホウレン草さんどう思いますか?(`〜´ホ)あのさ、俺関係なくない?君達ヒューマンが勝手に俺の名前を当て字に使っただけっしょ?…同じだと思うよ ★茶番終了 人間以前のタイトルの意味がすごく怖かった。調べてみたんですけど、フリップkディックさんてこの手の作品では有名な人なんですね。そして、なぜ外国人作家さんの作品が読みずらいか判明しました!日本の作品は1人称が多いのに対して外国(アメリカ)では3人称の作品が多く慣れていないのが原因でした。
★2 - コメント(0) - 2016年10月8日

「父さんもどき」。すごくテンポがいい。「ナニー」。これはひどい。ディックの中でもいちばんひどい話なんじゃないか。子供たちに残るトラウマといったら。「宇宙の死者」。結末はやや物足りないけれど、話の運びはこれまたテンポが快適で、登場人物もキャラが立って魅力がある。主人公は「電気羊」のデッカードさんにちょっと似ている。
★1 - コメント(0) - 2016年10月7日

サイコパスの原案ともなったというSF短編集。選出が個人的にはすこしメルヘン過ぎたかも。他の短編集にも手を出そうかな。「不法侵入者」と「新世代」が個人的には好き。
★1 - コメント(0) - 2016年8月26日

私を「本好き仲間」と認めてくれる高校生男子からの誕プレ。いろいろな題材を用い、ちょっとしたアイロニーもあって ちょいと不思議な世界観。普段翻訳物は読まないのですがこれはこれで面白く読みました。
★14 - コメント(0) - 2016年8月22日

積みから読了。ディックの短編、帯には「アニメサイコパスの生まれるキッカケ」という文字(まあ、ハッキリとキッカケになりそうな点は見つかりませんでしたが…)。うん、とても面白かった。「地図にない街」や「この卑しい地上に」、「父さんもどき」なんかは夢中になってページをめくりました。「新世代」では最後の会話を読んでて鳥肌が。。。読んでて思ったのですが、ディックの作品ってあまり女性を良いキャラとして描かないなーと。
★16 - コメント(0) - 2016年7月24日

☆☆☆☆
- コメント(0) - 2016年7月18日

『新世代』『ナニー』『フォスター、〜』が面白かったです。
- コメント(0) - 2016年7月11日

短編だけに寓話っぽい感じのするお話たち。なるほどディック味だな、という感じがあってP.K.ディックが好きという人には結構たまらないところはあるのじゃないか。逆に何かブレードランナー的なものを表紙から期待して手を伸ばした人は期待を裏切られると思う。
★1 - コメント(0) - 2016年5月28日

映画の「ブレード・ランナー」が好きだったので、いつか(ディックの作品を)読もう読もうと思ってだいぶたってから読んだわけで。これが2冊目だけど。どうも読後感が期待していたものと違って・・・よくない・・・さっぱりしない・・・なんか、憎しみを感じる。人間とか、社会とか、女性とか、妻とかに対して・・・ SFというよりも、マッケンとか、幻想小説に近い感じ。全体の中では「欠陥ビーバー」が面白かった。最後は分裂?してるけど・・・「人間以前」もそうだけど、女(というより妻?)が嫌いなんだなあと・・・
★2 - コメント(0) - 2016年5月27日

①地図にない町②妖精の王③この卑しい地上に④欠陥ビーバー⑤不法侵入者⑥宇宙の死者⑦父さんもどき⑧新世代⑨ナニー⑩フォスター、お前はもう死んでるぞ⑪人間以前⑫シビュラの目。人間以前は、こないだ読んだ殺人出産の村田さんを思い出した。父さんもどきは映像化するとぞわっとしそう。フォスターは、タイトルから想像した意味とは違ってよかった。全体的な感想は、たぶん伏線とかいろいろあるんだろうけど全然拾えてない気がする。
★3 - コメント(0) - 2016年3月19日

面白い短編集だった。『地図にない町』こう来たか。メモ:メイコン・ハイツ『妖精の王』ボケた老人の話かと思った……『この卑しい地上に』なんだこれなんだこれ…『欠陥ビーバー』何故ビーバーでやったのか。謎。よくわからん話だった。『不法侵入者』よくあるやつ。『宇宙の死者』や、面白い世界観だった。ユービックも読むわ。メモ:半生者。『父さんもどき』怖い。なんかパラサイト思い出した。『新世代』これも面白い世界観。ロボットの規則で育った人間。世代の変わり目の話。
★23 - コメント(3) - 2016年3月13日

「人間以前」の後半で、イアンが自分の妻に向かって「一夜にしてブリティッシュ・コロンビア州の魚を一匹残らず噛み殺す女」だと茶化す会話がすごく面白い。そのあと息子から「オッパイって何?」と聞かれて「急速に無用になりつつあるものだよ。せいぜい、眺めて楽しむか、握って楽しむ、飾りでしかない」という会話もシュール。妊娠中絶を批判するような内容の短編ではあるものの、この会話部分はだいぶユーモアに満ちていて、ディックの遊び心が存分に発揮されている。
★1 - コメント(0) - 2016年3月9日

古典SF作品は書かれた年代は古いけれども、人類の未来を上手く展望している作品が多いように思う。この作品はフィリップ・K・ディックの短編集で、1950年から70年代に書かれた作品が所収されているが、いずれも21世紀以降の未来を上手く描写している。中でも表題作の「人間以前」や「新世代」が個人的には秀逸だった。
★1 - コメント(0) - 2016年3月6日

『幻想』『子供』をテーマにしたPKDの短編集。如何にも著者作らしい『地図にない街』『父さんもどき』をはじめ、面白いくらいに批判対象のあからさまな表題作や『フォスター、お前はもう死んでるぞ』、古典的なワンアイディアもの『不法侵入者』など長さも毛色もさまざまに富んでいて、多面的に著者のことを知ることができたと思う。しかし『シビュラの眼』はどうにも。まあ、これを今まで公開してこなかったのは至極もっともな判断だったろう。
★3 - コメント(0) - 2016年2月23日

MAS
P.K.D短編集。どの作品も最後にしっかりオチがあるのだが、オチがなかなか高度に思え解説が欲しいものも。ユービックの世界観で書かれた『宇宙の死者』と、この短編集のテーマの一つである"子供"主体の作品『フォスター、おまえはもう死んでるぞ』がお気に入り。
★1 - コメント(0) - 2016年2月18日

ディック短篇傑作選、今巻のテーマは〝幻想〟と〝子供〟。数多のアイディアを詰め込み結果としてプロットの崩壊を呼ぶ長篇――それもまた良いのですが――とは異なり、一つのアイディア、あるいはテーマを物語に落とし込むディックの短篇は、判りやすさと親しみを持って読むことが出来ます。作者の主張が前面に押し出されるため、時として説教臭く感じられてしまうものの、世界を鋭く切り取るその筆致には感服。一貫してレベルの高い作品集だったと思います。私的ベストは『新世代』、次いで『地図にない町』でしょうか。(各話感想はコメントにて)
★65 - コメント(6) - 2016年2月6日

アニメのサイコパスから。また以前から読んでみたかった映画原作にもなっている作家ですので。普段SFは読まないが、こういうジャンルはつくづく自分の想像力の無さを痛感させられます。文からなかなかイメージがつけられずよく分からない話もありましたが、表題にもなっている「人間以前」、「この卑しい地上に」は面白い。人間以前についていえば、勿論フィクションですが、法の恣意的運用にも似た怖さを感じます。また別の作品も読んでみようかと。
★3 - コメント(0) - 2016年1月30日

『地図にない町』以外のファンタジー(?)系の作品は、個人的にいまいち。この系統はやはり私にはあわない。『フォスター、おまえはもう死んでるぞ』は、恐怖(=リスク)と商業主義(コマーシャリズム)の連関を描いた寓話で、約60年前の作品ながら、D・ガードナーの『リスクにあなたは騙される(2008年)』を思い起こさせる。本選集の掉尾を飾る『シビュラの目』は、客観的にみると電波系に近い妄想話。しかしながら『フォスター、…』と併せて考えると、ディックはシビュラが見えていたのかな?…なぁんて、私も電波系か!?
★4 - コメント(0) - 2016年1月8日

短編「人間以前」では高等数学が出来るようになると魂が肉体に宿ったとして”恣意的に”線が引かれる世界であり一定以下の子供は処分されてしまう。この物語での『人間の魂はいつ宿るか』という著者からの問いに、医療技術が発展していき、人間の生と死の境が曖昧になってきている現在の最先端医療の一番の論点を見出した気がした。出生前診断、脳死判定、臓器移植などの生命倫理的問題を踏まえて考えると、もしかしたら著者はそんな『人間の生の線引きが分からない』未来を見越していたのではないかと思う。ディックの鋭い先見の目に感服した。
★7 - コメント(0) - 2015年12月14日

★★★☆☆
★1 - コメント(0) - 2015年11月4日

オーソドックスだけど、「地図にない町」が好き。「人間以前」はちょっとどぎつかったかな。
★2 - コメント(0) - 2015年10月8日

どれもよかったけど、やっぱり表題作の「人間以前」が一番よかった。「フォスター、お前はもう死んでるぞ」もそうだけど、社会批判めいたテーマを扱っても、それが鼻につかないように書くことができるのは、ディックのすごいところだと思う。「ユービック」の下敷きになった短編を読めたのも収穫。「ユービック」が妙に盛りだくさんな内容だったのは、完成した短編にいろいろ付け足して長編にしたからなのね
★2 - コメント(0) - 2015年9月11日

不思議、ファンタジー、ディストピアもろもろ、色々入って楽しめる本。読後が不思議で暗い感じなんだけど、どれもすごく魅力的だと思う。個人的に「妖精の王」と「新世代」が好み。ディックは初めてだったけど、また読みたいな。
★2 - コメント(0) - 2015年8月27日

ディック特有の話のズレがあるので、読みにくい話もある。しかし、後半のディストピアものは、秀作ぞろいである。前半の話では、「妖精の王」が好き。
★2 - コメント(0) - 2015年8月17日

表題作は色々と思うところのある内容だ……。かなり極端ではあるものの。一番好きなのは『地図にない町』。ラストの余韻がいい。
★2 - コメント(0) - 2015年8月4日

サイコパスの元ネタかあ
★2 - コメント(0) - 2015年7月22日

★★★★☆こないだ読んだばかりなのに再読。この度は父さんもどきとナニーが面白かったが、もちろんお気に入りの欠陥ビーバーも。飽きずにグルグル読めるよ~なんで?家族とか夫婦間のアナログな感じもありつつ、近未来の未体験ゾーンもあり、すごく好きな世界観。でもココから抜け出さないと。
★10 - コメント(0) - 2015年7月12日

★★★★☆たまたま開いたいろんなところから読みました。どれも面白かったけど、表題作はさすが。欠陥ビーバーは何故かツボにはまって5回くらい読んだし、妖精の王は気分良い読後感。やっぱり短編集って細切れの時間で読めるし、集中力無くなってきた自分にはとっても合ってる。何度でも楽しめる本。
★15 - コメント(0) - 2015年6月30日

大好きなのは「地図にない町」。印象的だったのは「新世代」「ナニー」「フォスター、おまえはもう死んでるぞ」「人間以前」。 早期教育とか資本主義とか中絶とか。かなり行きすぎた世界が書かれてるんだけど、荒唐無稽と思えないのは、この物語を通して今の世の中が痛烈に批判されているように見えるから、なのかな。。。ディックさん、鋭すぎます。
★6 - コメント(0) - 2015年6月24日

読むの十時間ほどかかった。12の物語からなる短編小説です。幻想的なものから侵略もの、神秘的なものや、未来ものいろんなSF物語を読むことができます。SF小説をあまり読んだことがない人は、アニメPSYCHO-PASSの元ネタであろう、「シビュラの目」など読んでみてはいかがだろうか。簡潔ながらにして神秘的な物語が綴られています。全体を通して思ったのは、人間の恐ろしさー競争心や恐怖心から生じる衝動ー、科学技術の盲信からの破壊への道などが描かれているように思います。作者からの人間や現代社会への問いかけなのだろうか。
★3 - コメント(0) - 2015年6月20日

多分半分位はすでにどこか別のところで読んだお話だったけど、久々に読んでも楽しめた。
★3 - コメント(0) - 2015年6月16日

MK2
短編集、どの話もすぐ映画になりそう。「父さんもどき」が面白かった。
★3 - コメント(0) - 2015年6月15日

表題作の他、「地図にない街」「妖精の王」「この卑しい地上に」「欠陥ビーバー」「不法侵入者」「宇宙の死者」「父さんもどき」「新世代」「ナニー」「フォスター、おまえはもう死んでるぞ」「シビュラの目」の12作が収録されています。前半にファンタジー色の強いものが固まっているのでSFを読みたい方は後半にキタイしましょう。主題性というか主張の強い話が多いので好き嫌いは読者の好みで激しく分かれるところではないかと感じました。
★4 - コメント(0) - 2015年5月27日

人間以前の 評価:62 感想・レビュー:84
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