形式:文庫
出版社:早川書房
あとロボット全部仕舞われていた理由って結局なんだったの?
えかさん。慰めありがとうございます。ソラリスの知性は哺乳綱のそれとはずっと遠く、植物のやり方に感じました。当然植物とも違うのでしょうけど。
Johnnycafeさん。可成りごり押しした感は否めませんが、永年の懸案が一つ片付いて、先ずはって所です。
ycさんこんにちは、お元気ですか。この本は読んでいませんが、ムービーで見ました。面白かったです。でも、ムービーより本の方が良いですよね。ムービーだとダイジェストのようです。本のほうがイメージ―が膨らむし深みがありますよね。
この本は小説と映画でだいぶ雰囲気が違うという話は聞きますね。いずれにせよ独特すぎてどっちの媒体でもだいぶ浮いた存在に思えます。
ソラリスの生み出す偶像は、外見は同じでも、中身は全くの別物。それでも、主人公は愛する人の幻影に惹かれ、葛藤しますよね。 「本物」と「コピー」の境界線が曖昧な中で、人間はどのように愛し、どのように生きていくべきなのか。この深いテーマが、考えさせます。
ソラリスの海が意識を持つ生命体という設定は、本当にSFならではですよね。ケルビムが次第に現実と幻想の境目がわからなくなる様子は、読んでいる私もゾクゾクしました。
山川欣伸(やまかわよしのぶ)さん 「意識を持つ生命体としての海」に遭遇して「自分とは何か」「人間とは何か」「知性とは何か」という根源論に行き当たるわけですよね。これでこそSFの存在意義が諒解されるわけで、この書の価値が納得されると思いました。落ち着いたら改めてゆっくりと味読したいと思います。
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