最後のユニコーン (ハヤカワ文庫 FT 11)

最後のユニコーンはこんな本です

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あひる
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最後のユニコーンの感想・レビュー(129)

とてもとても好きだけどもう一歩踏み込むと嫌いになってしまいそうなすごい塩梅の本
- コメント(0) - 2016年12月30日

「ユニコーンは、たったひとりで、ライラックの森に住んでいた。…彼女はとても年をとっていた…」最後に残されたユニコーン、不死の魔法により彷徨うドジな魔法使い、まがい物の世界に絶望して死を歌い、死神を飼う年老いた魔女、貧しく荒んだ暴君。ビーグルの小説にでてくる人物は皆寂しさの影を背負っている、ただ『秘密めいた場所』のアイオワの鷗のようにそんなどうしようもない不安のなかに一抹の希望や救いを感じとれる。最後にこの物語はつづく次の物語を歌い初める、それは恋や愛の物語だったりするかもしれない、ただそれはまた別の物語
★9 - コメント(0) - 2016年9月7日

 最後の一頭になってしまったユニコーンから、どんな話が紡ぎだせるのか。  孤高を意味するのではないのか。  しかしサーカスやら魔法使いやら、ひとつの社会に組み込まれていく。  神話というのは、概して怖ろしいものから成り立っている。  この作品をカルト的に愛してやまないひとたちもいるらしい。  ファンタジーであるから、リアルの世界を追求しようなどという気になってはいけない。  やはりユニコーンのまわりでひとつの世界、ひとつの関係性が回るということになった。 
★8 - コメント(0) - 2016年3月10日

なんだか感想はうまく言えないけど、図書館で借りたこの本を必ずまた読みたくなりそうなので手元に置いておこうと思う。
★6 - コメント(0) - 2014年12月2日

漫画とかで人間に憧れる妖怪とか生き物とか出るたびに、人間ってそんなに良いものかな…?と思ってました。でも違うんですね。妖怪とかからしてみれば、生きてる長さが違うので、人間の生の儚さ、凝縮された人生に憧れるところがあるのですね。ユニコーンはなんせ死にませんし。/「ハッピイ・エンドは、物語の最中にやってきてはならないのです。」-ちょっと違うかもしれないけど、このセリフでCM「屋上の少女」を思い出しました。
★2 - コメント(0) - 2014年9月15日

非常に危うい。崖の淵を歩き続ける読書体験。ファンタジィの道具を使った形而上学的内容なので物語に没入しきることは無く自分の過去の体験や現状を顧みうぐぐと呻いていた。あまりにも綺麗。美人薄命。滅びの美学。春の夜の夢。この物語単体だけでは発動しないタイプの本。経験が破壊力を増幅させる。読みやすくも読みづらくもないキワドイ訳で、新訳ではマイルドになりすぎて(物語を追う要素が強い)狂気が薄れて残念という意見を読んだが、確かにこれは物語の詳細は二の次で断片断片が大事なんだよなぁ。というわけで新訳は読む気にはなれない。
★17 - コメント(0) - 2014年5月21日

きれいなお話。
★1 - コメント(0) - 2013年12月14日

英雄がいて、道化がいて姫がいて…、そして幻想の象徴の様にユニコーンがいる。美しくて、詩的に素敵なファンタジーでした。60年代ファンタジーのテイストがこれだと言うのならば、自分が追い掛けていた何かの一端はここにあったのかもしれない。
★1 - コメント(0) - 2013年9月9日

永遠と刹那の対比。花は散るからこそ美しいのか?
★3 - コメント(0) - 2013年7月14日

すばらしいメタファンタジー。形而上的なストーリーで様々な捉え方が出来ると思うけれど、思いっきり自分の状態や近しい人々のことを思い浮かべながら読み、色々な示唆を貰った。ファンタジーという物は日常のノイズの中に埋もれてしまっている、この世界にある美しいものを抽出する機能を持っていると思う。これは不条理な世界で生きて傷つき、戦っている人間のために紡がれた物語だ。おそらく、読者の経験が深ければ深いほどこの小説の面白さや美しさは増すのだろう。大魔法使いニコスが弟子のシュメンドリックに言った言葉が胸を深く突いた。
- コメント(0) - 2013年5月30日

見事な見切り発車小説。本作ではいくつか事件が起きる。なぜ事件が起こったのか説明がまるでないため読者の想像補完に頼るほか無い。抽象イメージを文章化して伝える技術を持たないまま書いているので、何を言いたいのかわからないし、とにかく展開が乱雑。書きたいことを書きっぱなしで回収していない。綺麗な言葉を並べ立て小説一本もたせているが、びっくりするほど内容がない。訳者あとがきで作者は売れない映画ライターになったと聞き納得した。
- コメント(0) - 2013年1月26日

登場人物が自分について(真物or御伽噺の登場人物)を悩んだり、英雄や魔法使いが大工と同じ様に職能の一つに過ぎないと自覚していたりと、ファンタジーの根幹に関わる考察が面白く、かつ不思議な読み心地の本だった。モリー・グルーとシュメンドリックとの関係に絞り込んでいつか再読してみたい。
- コメント(0) - 2012年11月29日

再読。 これは何度読んでもいいなぁ。
- コメント(0) - 2012年10月24日

この世でもっとも美しい生き物、ユニコーン。その最後の生き残りを救うため、魔法使いは彼女をひとへと変えるのだ。ひととはちがう次元を生きてきた存在が人間のむすめとなったとき、その瞳にもう森は見えない。 ひとの心を持ってしまったユニコーンは…。 せつなく、限りなくうつくしい物語。 完結編が出たようだけど、読みたいような、読みたくないような…
★1 - コメント(0) - 2012年10月21日

美しくて残酷。完全版も読むべきか
- コメント(0) - 2012年9月19日

アイロニカルでユーモ、すこ少し切ないビーグルワールド
- コメント(0) - 2012年9月7日

月の夜に降る雪は、触れたそばから消えてしまう淡い幻。移ろわぬ時間を生きるユニコーンと、限りある生命しか持たない人間、旅の道連れとして重なり合った時間が、何者にも汚せない魂に色彩を落とす。姿を眩ませた仲間たちを探し、慣れ親しんだ森の外へ。闇の獣を集める老婆、凍てついた心持つ王、血の如く赤い牡牛。生き延びるために姿を変えた魔法が、心までもふたつに分けた。人のかたちをした器に注がれていく、今まで知ることのなかった感情。独りきりの永遠か、共に暮らすいつか終わる道か。溶け落ちてしまいそうな淡雪が、胸の中に降り続く。
★47 - コメント(3) - 2012年6月10日

再読
- コメント(0) - 2012年1月3日

感想を言葉にするのがむずかしい。翻訳者が言うようにまず読んで欲しい。絶対に損はしない!
★2 - コメント(0) - 2011年8月13日

「ファンタジウム」の長見良の父が、ハリポタの代わりに買ってきたのが最後のユニコーンで本当によかった。ユニコーンを愛するなんて、悪い運命であるわけがない。
★2 - コメント(0) - 2011年3月10日

★★★**
- コメント(0) - 2011年2月22日

シュメンドリックは人間くさくて好きだ。王は「赤い牡牛」という武力にとりつかれてしまい、未知の領域のものを掌握しようとした。人間はどれだけ手を伸ばしても人間ではないものには届かないのに。著者は60年代すでに武力をふりかざし他の国を抑えつけるアメリカ像を批判していたのかな。
★2 - コメント(0) - 2010年10月5日

とにかくユニコーンの描写が毅然としていて優雅でした。変わらぬもの、移ろうものが持つ美しさを描いた作品だと思います。
★5 - コメント(0) - 2010年8月8日

途中まではファンタジーだと思って読んでいて、途中から頭がごちゃごちゃとしてきた。難しい比喩、暗喩がそこかしこにあるように思うけれど、私はそこまでの理解には至れない。ただ、シュメンドリックの人物造型が魅力的で、それがこの話の全てと思えるほどだった。「魔法使いとリリス」の解説でこの本が挙げられていた理由が分かった時はおおお、と興奮した。
★2 - コメント(0) - 2010年8月1日

ファンタジーの世界の住人として、人間とは異なる秩序と価値観のユニコーンが真っ向から描かれたファンタジー。自身を英雄譚の登場人物として行動する魔術師など、見ようによってユーモア・ファンタジーかも。
★2 - コメント(0) - 2009年12月12日

真物か偽物か、実在か幻か
★1 - コメント(0) - 2009年11月23日

怜悧で詩的な文章だが、ファンタジーの文法ではない。話の道筋はどこかのお伽話を思わせるが、その視点は、近代的な自我を持った人間のそれに思える。SFとまでは言わないが、年代不詳な感じ。とにかく、凡百の作品でないのは確かです。
★2 - コメント(0) - 2009年11月21日

pom
幻想的な絵が頭の中に広がる。不思議な読み味。日を置いて再読したい。
★1 - コメント(0) - 2009年9月3日

再読
- コメント(0) - 2009年8月18日

ユニコーンが最後のひとりだったとしても、魔法使いはシュメンドリックだけじゃない。世界を完璧に主観的に、あるいは完璧に客観的に観測すること、それ自体を魔法を呼ぶのだ。神よ、魔法と、魔法にまつわる技術と、二つの違いを知る叡知を、どうか私にお授けください。
★1 - コメント(0) - 2009年7月25日

不死の体で自分の魔法を探し続ける、何だか情けない未熟な魔術師にちょっと親近感
★2 - コメント(0) - 2009年1月2日

愛と孤独のワンダーランド。
★2 - コメント(0) - 2008年10月12日

★★★★★(再読)
- コメント(0) - 2008年8月20日

幻想賞受賞も納得の出来。 ★★★★☆
★2 - コメント(0) - 2007年8月19日

Y-20, 19791215-2 「馬よりは小柄であったし、ひづめも割れていた」
- コメント(0) - 2006年10月31日

名著らしいから読んだ。しかし、どうも私には、この手の情緒的/暗喩的な表現を素晴らしいものとして受信する感性がないらしい。合わなかったと言うしかないか。もちろん、低級だと言うつもりはない。
★1 - コメント(0) - --/--

この本でファンタシィに傾倒しました。
- コメント(0) - --/--

結構分量あるはずだけど読んでみると非常にあっさりしてる。ユニコーンが自分の仲間を探しに旅に出てから 事件が解決するまで淡々と進むので読みやすかった。
★1 - コメント(0) - --/--

最後のユニコーンの 評価:74 感想・レビュー:45
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