そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))

そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))
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そして夜は甦る 501巻はこんな本です

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罪の声
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そして夜は甦る 501巻の感想・レビュー(791)

原尞初読み。私立探偵沢崎初登場の著者のデビュー作。失踪したルポライターの捜索を依頼された沢崎。調査を進めるうちに過去の都知事選候補者狙撃事件に関わっていくというストーリー。ハードボイルド御三家の中ではチャンドラーに雰囲気が似てるなと思ってたらマーロウ論が最後に付いててやっぱり意識してたんだと。沢崎が危険な目に遭う機会が少ない、錦織警部が妙に協力的、狙撃事件の黒幕はやっぱりねと気になる点は多いが本作が上質なハードボイルドであることは間違いない。もっとやれるだろ感が残るのでシリーズ2作目に期待します。
★33 - コメント(0) - 3月22日

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2010/07/post-db28.html
★1 - コメント(0) - 3月20日

忙しくて少しずつしか読めない内によく分からなくなってしまったのが残念。集中して読みたかった。時代の違いが面白かった。携帯電話がなかった時代の警察や探偵は大変だっただろうなぁ。
★8 - コメント(0) - 3月1日

★★★☆☆少し古い作品なので、レトロ感が漂い、平成の初期を思い返す事が出来る。登場人物が少し多いことと、時折、誰の台詞か解りづらい文体に戸惑うため、取っつきにくかったが、最後の謎解きで『え、そうだったの?!』と、なるため、ミステリーが好物の方は、一読してみて欲しい。しかしまあ、タバコ吸いすぎ。今の時代ではそんなにパカパカと吸える場所なんてないよね(笑)
★7 - コメント(0) - 2月28日

探偵マーロウは知らないけれど、ハードボイルド世界の探偵はみんな彼の真似をしているのだろう。どこでもタバコを吸い、留守番電話サービスを利用し、都庁がまだ新宿になかった昭和の世界。芸能人やスポーツ選手の名前に時代を感じさせる。「酒は一人で飲むことにしている」かっこいいなあ。
- コメント(0) - 2月18日

両切りのタバコにオンボロのブルーバード、孤独に飲むウィスキー。ハードボイルドの様式美が揃った探偵・沢崎。ミステリーそのものも楽しめるが、まず彼の生き方にどっぷり魅了されるのがこの本の楽しみ方だろうか。ハードボイルドとはつくづく現代から失われた情景だと思う。知的でセンスのある会話一つとっても。
★3 - コメント(0) - 2月9日

沢崎シリーズの第一長編。ハードボイルドの様式――ワイズクラックを連発する探偵役が行方不明となった人物を捜し出すという物語の類型――を踏襲しつつ、細やかな伏線を張り巡らし、終盤でどんでん返しを成立させている。事件の“その後”を告げる新聞記事やテレビのニュース――東京都知事狙撃事件の黒幕だった向坂兄弟を諏訪が狙撃したことを告げるマスコミの報道――が印象的。向坂晃司の右手の人差し指が諏訪に撃ち落とされたことでマスコミは「幸いにも銃弾がそれた」と報道した。しかしその狙撃の結果は間違いなく諏訪の狙い通りだったのだ。
★36 - コメント(0) - 1月13日

ハードボイルドの格好良さ、面白さがある。 ただ、女性の台詞にやや不自然さを感じたりもする。
★2 - コメント(0) - 2016年12月14日

原りょう作品初読み。「カッコいいとはこういう事さ」…昔の某映画のキャッチフレーズが頭に浮かぶ。タフでニヒルで、それでいて他者の心を汲み取る事のできる真のクールガイ。日本のミステリで、ここまで両切りピースが似合う探偵に会ったのは初めてかもしれない。序盤の謎を皮切りに多くの人物や事象が次々と連鎖する。縺れに縺れ、絡まりあった糸をちらつかせながら、それでも読者を諦めさせることなく着地点へ導く著者の筆力が素晴らしい。今後続くシリーズの発端としても興味深い作品だった。
★69 - コメント(3) - 2016年11月3日

日本語でこんなにもハードボイルドな小説があるだろうか。著者のチャンドラーへのリスペクトが窺える、ややオーバな台詞回しと硬派な文体。ただ自分には苦すぎたようだ。ストーリーの主軸はしっかりしているし、文章もうまいが、固くて渋い。意外とルール遵守の探偵沢崎は十分に魅力的だが、自分には嵌らなかった。
★1 - コメント(0) - 2016年10月26日

日本語でこんなにもハードボイルドな小説があるだろうか。著者のチャンドラーへのリスペクトが窺える、ややオーバな台詞回しと硬派な文体。ただ自分には苦すぎたようだ。ストーリーの主軸はしっかりしているし、文章もうまいが、固くて渋い。意外とルール遵守の探偵沢崎は十分に魅力的だが、自分には嵌らなかった。
- コメント(0) - 2016年10月26日

7 事件は複雑で登場人物も多く、読み進めるのに若干手間取ったがそんなことはどうでもいい。両切りピースをくゆらし、ポンコツのブルーバードをころがす私立探偵沢崎。キザなセリフも沢崎ならかっこイイ。文体から滲み出る、これぞハードボイルド。好きだなぁ。かと思えば、仕事の依頼でかかってきた電話の相手にいきなり「誰だ!」と怒鳴り、その後しおらしく詫びるお茶目なところも。これは沢崎シリーズ追うしかない。
★16 - コメント(0) - 2016年10月23日

いい。これはいい。緻密なプロット。硬質な文体。謎解きが二重三重に展開されていく物語。何より、登場人物が魅力的。各々の人生があり、各々の言い分があり、各々の生き様がある。事件の顛末と共に、それらをみっちりと書き切った正統派ハードボイルド。「愛情や真実や思いやりのほうが、憎しみや嘘や裏切りよりもはるかに深く人を傷つける」この物語に漂う哀愁を説明するのにこれ以上の言葉はないような気がする。幸せを手にできたのに、自らの行為で取り溢してしまった名緒子。なんでかな?彼女の行為は理解できず、何だかちょっと淋しかった。→
★87 - コメント(4) - 2016年10月10日

ちょいちょい引っかかる言い回し、この古い時代、ハードボイルドってこうだよね。メインストーリーは大事になってた。
★4 - コメント(0) - 2016年10月3日

文庫の帯にあったチャンドラーに捧ぐ・・もろ直球です。 "男はタフでなければ生きていけない、やさしくなければ~” 角川映画でさんざんCMしてたもんなあ~ PCも無い、携帯もない・・ だけど格好いい!この本に巡り会えて良かった~(笑)
★1 - コメント(0) - 2016年9月13日

ルポライターの失踪に関わることになった探偵沢崎。殺人事件や過去の都知事狙撃事件も絡み事態は展開していきます。自分の信念に従って行動する沢崎が本当に渋い。忙しい時期の細切れ時間に読んだので、かなり複雑に絡んだ事件…と思っていたのですが読み終わってみたら綺麗なハードボイルドで時間があるときに一気にガーッと読みたかったとちょっと残念です。国鉄や留守番電話サービス、両切り煙草など今の人は知らないであろう時代を感じる部分も、あとがきに代わる一編もとても楽しかったです。デビュー作とのこと、シリーズの先も楽しみです。
★69 - コメント(8) - 2016年9月11日

かっこいいやないか
★4 - コメント(0) - 2016年8月24日

野望が燃えさかり残された灰を辿って事実を浮き彫りにする。映像が脳を駆け回る。
★1 - コメント(0) - 2016年8月23日

急に読みたくなって再読したけど、やっぱり良いわあ。推理小説ってよりは、主人公の追体験って感じだから肩肘張らなくて良いし。 禁煙して長いんだけど、沢崎くん(年齢も超しちゃった)とおんなじ煙草喫ってたからね、煙草が出てくるシーンがまた旨そうだったりすごく自然だったりして、思わずコンビニで煙草見まわしてしまった:-)。まあ、本文どおりでコンビニなどで置いてたりしない銘柄なので喫煙者に逆戻りすることは食い止められたけど。 中身は……面白いから興味が有ったら読みなさい!ってとこで。
★2 - コメント(0) - 2016年8月17日

ミステリー小説という観点でみると、特に目新しさもないし、最後は何となくだけど展開が読めてしまいます。けれどこの作品の肝は謎じゃなくて、会話劇……もっというなら沢崎の渋さじゃないかなあと思います。物語も相まって、沢崎とそれを取り巻く環境に惹かれて読み進めていく。そんな作品でした。うーん、タバコが吸いたくなりますね(笑)
★12 - コメント(0) - 2016年8月9日

★4:行方不明となったルポ・ライターを探す以来を受けた探偵の沢崎だが、失踪事件は次々と新たな人物・事件に繋がっていく。なかなか捻ったプロットになっており「最後にこう繋げるのかぁ」と感心した。これを“凝っている”、“捻り過ぎ”、あるいは“力入り過ぎ”と取るかは個人の好みでしょう。また登場人物達にストーリーがあって良い。悪い奴にもそうで無い奴にも語らせ、どんどん人物に深みが付くこの醍醐味。個人的好みで言うならば、初藤原作品の時ほどにノックアウトはされなかったが、この先、良質のハードボイルドを書いてくれる予感。
★47 - コメント(1) - 2016年7月31日

都知事ネタがタイムリーで、笑えた。「一夜にしてなれる職業は、政治家と売春婦だけだと聞いたことがある」だってさ。笑物語のはじまりは、そのまんまロング・グッドバイ。本家マーロウよりも、しなやかな探偵沢崎。しかし、きっちりハードボイルドしてて、かっこいい。明智君や金田一さんと呼んでしまう所が、大人。昭和の香りが、そこここに感じられます。浅野忠信さんあたりで実写化すればいいのに。
★8 - コメント(0) - 2016年7月13日

【再読】原尞のデビュー作にしてレイモンド・チャンドラーに捧げられた骨太のハードボイルド作品。作品を取り巻く雰囲気はチャンドラーそのもの。探偵・沢崎のキャラクターもフィリップ・マーロウばりの斜に構えた「かっこいいおじさん」だ。描写や会話に過剰な”くささ”や”まどろっこしさ”などを感じる部分もあるが、これはデビュー作故の力みもあるのだろう。核となる事件も緻密なプロットでラストも鮮やか。また人名や企業名が実名で登場することもあり、当時(約30年前)の雰囲気や匂いを活き活きと感じられた。
★39 - コメント(0) - 2016年6月26日

「そして夜は甦る/原尞」読了。初原尞さん。一人の謎の訪問者から幕を開ける物語。恵まれた人であればあるほど強欲。手段を選ばない。その恵まれた者の周りの人間たちは人生を狂わされることもある。最後のシーンは当然の報いであるし、犠牲はあったが、当事者が果たしたかったことが果たされたのは良かった。沢崎の排他的で、周りに左右されず、いかなる時も感情を交えようとしない仕事のスタイル。好感が持てる。男は一匹狼であるくらいが丁度良いって。渋谷とか池袋じゃなく、新宿に事務所があるっていうのも個人的には高得点なんだよなあ(笑)
★28 - コメント(0) - 2016年6月14日

久しぶりのハードボイルド。個人の探偵事務所と都知事という設定はちょっと無理があるかなと思いましたが、それでも沢崎はかっこ良かった!
★16 - コメント(0) - 2016年5月20日

沢崎シリーズ第一作。ハードボイルドの面白さを教えてくれた作品でした。間が空く作家さんなので、何度か読み返していますが、会話のテンポが心地よいので、何度読んでも面白いと感じます。ただ、改めて読んでみて、佐伯夫妻の行動心理が共感できないことに気づいてしまいました。何故中絶の必要があったのか?? どこかその心理のヒントになる所を読み飛ばしたかも、と思うぐらい不可解でもやもやしました。でもテンポが好きなのでまた読むと思います。
★4 - コメント(0) - 2016年5月4日

【88-02】ハードボイルドもの。探偵沢崎シリーズ第一弾。シリーズ全てがランクインされ、その全てが5位以内と「このミス」との相性抜群のシリーズである。あとがきも粋で堪らなく愉しめた。刑事の錦織がお気に入り。このジャンルが不得手という方は一読をお勧めする。次作は直木賞・ファルコン賞も受賞した作品で最高傑作の呼び声も高いが、さて何年後に読むことになるだろうか。
★23 - コメント(1) - 2016年5月1日

面白くて、4時間で一気読み。 受験生失格ですね…(´・ω・`)
★5 - コメント(9) - 2016年4月17日

全然進まないので断念しました。
★4 - コメント(0) - 2016年4月14日

佐賀には偉大なハードボイルド作家が1年違いで生まれていた。このお二方を読まずして佐賀県民だとはおっしゃるまい読み友さん(^^♪。いやぁこの原尞さんの正統探偵小説にハナマルを。それでいて「一夜にしてなれる職業は政治家と売春婦・・」に喝采。この方の本をもう少し読んでみたいが、アナザーフェイスを注文したばかり。そのうちに読破したいものです。能書きはともかく沢崎の裁判官並みのとっつきの悪さと結末の持って行き方が渋い。口の悪い刑事に特権階級の鼻持ちならぬ業・都知事達の品の無さ。面白かった。
★59 - コメント(10) - 2016年3月19日

ハードボイルドの傑作です。 面白かった。
★8 - コメント(0) - 2016年2月1日

再読。これぞ、正真正銘のハードボイルド!♪そんなに好きなジャンルではないんですが、こういうレベルの高い作品を読むと、ハードボイルドもいいもんですな〜!と言いながらも、欠点というか不満な点はあります。文章が読みづらい、登場人物が多すぎとか色々ありますが、1番は、警察官が素人の言うことを聞きすぎ(苦笑)。ただ、こういうマイナスがあったにせよ、ミステリーの基本であるどんでん返しもあったし、なんといってもハードボイルドにありがちな、主人公のキャラクター頼みだけではなく、ミステリーとしてしっかりしていた点がお見事!
★16 - コメント(0) - 2016年1月13日

★★★☆☆
★7 - コメント(0) - 2015年12月23日

和製チャンドラーだ。マーロウの再来だ。こんなの読んだら、またチャンドラー読みたくなる。 内容もチャンドラーのような遠回りを繰り返して真実にたどり着くもので、チャンドラーを彷彿とさせる。
★60 - コメント(0) - 2015年12月6日

痛快o(^_^)oハードボイルド。最後の方まで物語が引っ張られている印象で、ちゃんと物語が畳まれるのか心配になった。上手(^_^)金銭にやたらと几帳面な主人公の探偵、紙を何でも飛行機に折る元相方、他人の事務所でカラオケの練習をするヤクザの幹部、デブと言われて怒らない子分、ネクタイを締めている方が無礼な印象を与える刑事等、探偵寄りの登場人物の造形が小気味良かった。反面、今作品用と思われる事件寄りの登場人物はやや弱い気がした。デビュー作、著者の本は初めて。薦めてくれたおもしろ本棚の先生に感謝。
★22 - コメント(0) - 2015年12月5日

★★☆☆☆
★1 - コメント(0) - 2015年11月22日

むむぅ。。。  ちょっと登場人物が多すぎるのと、話がややこしすぎて、ストーリーを楽しむ余裕がなかった~f(^_^)  ラストのあたりのどんでん返し&どんでん返しは、なかなか大胆な構成なんだろうけど…ちょっと理屈でこねくり回しすぎてる感じがして…  残念ながらイマイチ入り込めなかったな~  佐伯と名緒子の顛末は、切ないなー。そういう人の心の機微は、単純な僕にはちと理解できん。。。(^^;)
★5 - コメント(0) - 2015年11月7日

☆☆☆☆*
★1 - コメント(0) - 2015年11月3日

登場人物が多く話も錯綜しているが、あまり読みづらいとは感じなかった。それどころか、ハードボイルドにありがちな探偵の格好良さやダンディズムだけで引っ張る作品ではなく(偏見?)、謎や物語自体の面白さで物語を展開してくれるので、ぐいぐい引き込まれる。主人公の沢崎も、やや斜に構えたところはあるものの、女性とすぐ寝てしまうようなプレイボーイではない真面目な探偵で、好感が持てた(思えば女性関係が全く見えない探偵ってハードボイルドであまり見ないかも)。二作目も面白そうだし、これからシリーズを追ってみようと思う。
★7 - コメント(0) - 2015年10月14日

BIN
ハードボイルドな探偵、沢崎さん格好いい。登場人物の男も女も関係なくタバコ吸ってるのに時代を感じる。徐々に真相に近づいて行ってるのを感じ、読みやすかった。次のもあるようだし読んでみよう。
★7 - コメント(0) - 2015年9月28日

そして夜は甦る 501巻の 評価:74 感想・レビュー:208
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