第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)
350ページ
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第六大陸〈2〉はこんな本です

第六大陸〈2〉の感想・レビュー(780)

★★★★★ 第二巻には人類が宇宙へ挑戦することのリスクも描いている。本文中にあった地球は優しすぎるという言葉が印象的だ。地球内でも砂漠や極地では、限られた生命しか活動できないが、適応した生命は存在する。しかし宇宙に適応した生命は今のところ発見されていない。そんな不毛な地に挑戦する、人間の勇気と知恵の物語だ。第二巻では登場人物たちの人間味が丁寧に描かれ、宇宙開発における葛藤などのドラマがある。昨今の政界情勢にはきな臭さが漂うが、本作の読後には未来への期待の光を感じることができる。
★1 - コメント(0) - 3月23日

2巻になると急に展開が多く多方面にもなり繋がり感を持たすのが難しかった。面白かったがもう少し冒険的なことを期待してたなぁ。あと妙がお金持ちのお嬢さんといういかにもロリコン思想なキャラでこういうの多いな。これが男の理想なのか…☆3
★2 - コメント(0) - 1月22日

やはり、良い!ただ、最後が無難に終わった感じがちょっと残念・・・。
★21 - コメント(0) - 2016年12月23日

結末は少し期待してた方向とは違った、泰信司のエピソードが途中で展開が早く見えてしまった、技術系SFと言われているらしいが二巻はその辺が薄く人間関係に焦点が当たっていた、辺りが残念だったけど、一気に読み終えてしまう面白さは十二分。あと、気がついてなかったけど表紙は幸村誠なのね。
- コメント(0) - 2016年7月21日

HU
1巻の感想で表紙が好きじゃない、とか言ってたらこれ幸村誠氏だったのね。好きな漫画家さんだった(笑)  
- コメント(0) - 2016年7月20日

宇宙開発がもっと進みますように。
- コメント(0) - 2016年7月15日

残念ながら最後までノレなかった。出てくる人が全員善良で、物語にツイストがないのが辛かったなあ。技術面の描写も興味がない人を引き込むほどの迫力を感じなかった。
★1 - コメント(0) - 2016年6月16日

月を開拓する情熱的な人々。計画から着工までも丁寧に現実的に描いてく。一人の少女の孤独感から生み出された話が親子の確執も絡まって惹きつけられる。月面上の建物、現象は絵にすると壮大で見もの、大気圏を上がってくるロケットは美しいだろう
★3 - コメント(0) - 2016年4月16日

常に諦めない前を向く力とモチベーション。様々なアクシデント、立ちはだかる壁、妨害を乗り越える力をつかんでいく妙。そして父との関わり方も。小川さんの知識満載な月での活動、ロケットの進化なんかがもう楽しくて。映像で見たらすごいんだろうなぁ。ラストはこの後人類はどうなっていくのだろう、どんな選択をしていくんだろう・・・!と、わくわくする終わり方でした。楽しかったな~♪
★55 - コメント(0) - 2016年4月10日

巻末でも語られているが、本書の大きな魅力はシミュレーションのリアルさにある。科学的な側面は言うに及ばずで、月という憧れの地で着々と進む計画を楽しませるとともに、事故などの不測の事態を起こすことで、やはり宇宙は過酷な環境なのだと読者に思い出させる。そして、特に優れていると思うのが、人間の動きである。敵対する勢力の確執から個人と個人の問題まで、人間臭さをしっかりと描くことで、クールだけどもあたたかい、そんな物語が「建設」されているのだ。
★4 - コメント(0) - 2016年3月21日

第1巻とうってかわってたくさんの災難が待ち受ける第2巻。一番大きいのは親友であり研究者である彼の件だろう。最後までずっと尾を引いて暗く突き刺さる。宇宙は夢やロマンだけでなく不確定要素がたくさんある危険な場所だと。だからこそあきらめず方法を探り乗り越えていくのだ。資金難も国家間の思惑も。とても面白かった。最後までハラハラドキドキでした。設定はSFかもしれないけど、新しいことを切り開く人たちってこんな形なんだろうなあ、と思いました。執念と知識欲と思いやりと打算と。人が発するパワーはすごい。
★20 - コメント(0) - 2016年2月13日

もっと技術技術したものを読みたかったかな、面白かったけど。
★2 - コメント(0) - 2016年2月11日

男女の愛、父娘の愛、仲間の死、敵との友情、胸の熱くなる要素が盛り沢山で、もう一冊かけてじっくり描いてもらっても良かったのだけど、これはこれで疾走感のある良いテンポ。「第六大陸」完成までの感動を高める秀逸な人間ドラマだった。最後に月で謎の物質発見からの地球外生命体の登場には、ここまで堅実に進めて来たのに急なこのくだりは必要なのか?と疑問符が浮かんだけれど、ラストの「結婚」と絡めた美しい締め方には唸らされた。決して洗練された内容ではないけれど、力強いエネルギーに溢れていて、エンタメとして最高の作品だった。
★6 - コメント(0) - 2016年1月12日

★★★☆☆
★3 - コメント(0) - 2015年12月19日

Aの方法がだめならBを、BがだめならCを、それがだめでも何らかの方法がないか、最後まであきらめずに気力の限りを尽くして考えをめぐらせるのが、「正しい資質」というものだ。
★2 - コメント(0) - 2015年11月24日

民間企業による月世界進出を描く近未来SF後編。万事が順風満帆に進んできた計画には様々なトラブルが発生、政治的な横槍も入って一気に難航。また前編でめだった世界観設定やギミックの解説は少なめに、登場人物たちの心理描写、群像劇に重きが置かれたつくり。読者を裏切る意外な真相、といったものはないが、非常に細やかながらハイスピードな展開で、最後まで飽きずに読み切れたし、現実世界とSF世界とを繋ぐ物語だったのだな、と分からせてくれるいいエンディング。だがそれだけに、現実との連続性に欠けるのがやっぱり惜しいかな。
★2 - コメント(0) - 2015年10月29日

★★★★☆ 過酷な状況下での月開発なのにあまり過酷さが伝わってこない。けどSFに疎い一般読者をおいてけぼりにすることなく話が進んでいくので楽しめた。
★32 - コメント(0) - 2015年9月20日

順風満帆だった1巻と異なりアクシデントにつぐアクシデントで盛り上がった2巻でした。登場人物も時代背景もSF的結末についても満足の内容でした。
★10 - コメント(0) - 2015年8月30日

後半は更にサクサク。まぁロケットなどの構造やら数学的な話は流し読みだけれど(笑)泰は、死亡フラグぽいなーと思ってたらやっぱりだった。結構好きだったんだけどな。でもこの作品、まあまあ苛酷な環境が舞台でもあるのに、案外人が死なない(笑)終盤は、あー、無事完成して、皆幸せでよかったね、って感じ…あまり入り込めなかった。分量的にはほんのちょっとだけど、地球外生命体あたりの話が一番わくわくした(笑)
★3 - コメント(0) - 2015年8月26日

読友さんに感化され大好きになった小川さん。さも現実的に行われんとす月面建設計画にとても惹き込まれました。SFの部類ですが、建設計画や資金手当・技術面での革新などなど、もういっぱしの現代企業小説。さらに登場する人物たちの表情がこの上なく魅力的でした。読み終わってみれば、仕事にやる気が出てくる良書でした。
★7 - コメント(0) - 2015年8月24日

そこに何を見るだろう。数字を積み上げて理論を打ち立てた。生き馬の目を抜く世界の中で人に信を置くことが、隙を見せること同義だと思って。認めてほしくて、誉めてほしくて、捻れたまま重ねた月日が無邪気に手を伸ばすことを戸惑わせる。欲しかったのは、月よりも遠く、ずっと側にあった。ねえ、肩の力を抜いて、世界は君が思うように白黒で分かれているほど単純じゃない。君にとって有用か否かだけでない、優しいものも憧憬もある。世界は君が思うよりもずっと色鮮やかだ。
★3 - コメント(0) - 2015年8月15日

無事建設完了!月でコンクリート,しかもプレストレストコンクリートですよ!!いや〜作者の知識に脱帽です.建設のくだりをもっと詳しく読みたかったですが,全体に満足な読後感です.
★3 - コメント(0) - 2015年7月17日

宇宙版「黒部の太陽」みたい!とワクワクしながら読んで、手に汗も握っただけにちょっと最後の異星人のくだりは残念だったなー。でもおもしろかった。/いつかこんなふうに、月開発する日がくるのかな。/実業の人たちがなにかを成し遂げていく様子って、さわやかでとてもいい。前人未到!てこと、地上だともうなかなか派手なことはない気がするのもあって、胸の躍りぶりもひとしおだった。
★2 - コメント(0) - 2015年5月30日

小川一水さん5冊目。月に建築物がある未来を書くんじゃなく、月に建築物を作る、その過程を描いていくSFっていう着眼点が面白い。そして相変わらず行程がリアル。ドキュメンタリーを読んでるかのようだった。妙ちゃんが倒れた辺りから怒涛の展開だったけど、最後まで楽しんで読めて満足。マルチブルとかイングーのリアルなビジュアルが気になる
★4 - コメント(0) - 2015年5月10日

孤独な天才・桃園寺妙。二巻の主人公は彼女である。一巻では超然と構えた天才少女という印象が強く残った彼女が今度は彼女という天才が世界が向き合う様を描いている。メンバーの事故死、襲い来るデブリ"1インチの悪魔"、決裂する親子、融資を打ち切る銀行、非難の声を上げる市民団体、指弾するバチカン……切りがない障碍と妙の見えない戦い。それらにリアリティがあっただけに、後半にあっさりと解決できてしまったのは拍子抜けもしたがハッピーエンドで良かった。初期からずっと登場していた玲花と八重波の結婚式には、感慨もひとしおである。
★58 - コメント(0) - 2015年4月17日

天竜ギャラクシートランスが開発した新型のロケットエンジンで資材と人材の輸送にめどが立ち、ついに月面での「第六大陸」建設計画が始まった。月の南極で、無人探査機が永久凍土内に水の存在を発見、計画は順調に進むかに見えたが、思わぬ妨害と事故により、計画は窮地に立たされ・・・
★16 - コメント(1) - 2015年3月11日

月関係のSFなら、たぶん第六大陸以降の世界が描かれるのが普通だろうと思う。何もかもすでにそろっている状態からの開始じゃないとSFっぽいかんじがしない気がする。でも、この作品を読んだら分かるけど、十分SF。月面で結婚式というエンディングは賛否あると思うが、それだけでは終わっていない。いい話だった。
★5 - コメント(0) - 2015年1月28日

最初のうちはどんな展開だったか思い出しながらとなってしまったが、なんと1巻を読んだのは1年以上前だった。子どもという印象の妙さんも大人になってく。工期10年以上、みんな年を取るわけだ。今回は、苦難を乗り越えて進んでいく人間ドラマを主軸に、ディテールの積み重ねで結婚式場完成までをスリリングに描いていく。そこまでの緊張感が素晴らしい分、箱物完成以降の話が地味に感じるが、月での暮らしぶりの描写に加え、もうひと波瀾とSFらしい最後の発展的展開、人間たちのほんわかムードで納得の読後感と言えるかな。
★5 - コメント(2) - 2014年12月8日

宇宙にコンクリート性建築物は無い。建設に当たって起こり得るであろう問題点は、作者の想像で多くを賄われているはず。にも関わらず、それを感じさせない緻密な考証に舌を巻く。細部にこだわるということの凄さ。 小川一水の他の作品と比べると、登場人物の書き込みは薄くストーリーも弱い。しかし人の性善を信じて描かれる未来は、読んでいて楽しく、希望が持てる。
★4 - コメント(0) - 2014年12月7日

反対勢力とかリアル感あるけど、モノリスみたいなのを無理矢理詰め込むなよ回収しきれてないじゃん!とツッコミを入れたい…
★2 - コメント(0) - 2014年11月29日

理論武装は判るんだが、アレもこれも欲張りすぎて焦点がボケたような感を抱くんですがね。異星人の持ち込んだ種子ってか!ストーリーが最期にドタバタになって来てもったいない、宇宙兄弟に軍配を上げたい。
★3 - コメント(0) - 2014年11月12日

泰がトラブルを回避するシーンが好き。この技術者の姿勢は尊敬できる
★5 - コメント(0) - 2014年11月7日

☆ 工程が遅れていたものの、「第六大陸」の建築は概ね順調だった。しかし、ついに大きな事故が起こる。それは不可避な事故であったが、周囲からの風当たりが劇的に強まった。月の先駆者であるアメリカとの確執、妙と父の確執、大切な仲間を失った事による罪悪感、安全確保のためのデブリ対策に費やされる莫大な費用。果たして妙は数々の困難を乗り越えて月面初の民間施設「第六大陸」を完成させる事が出来るのか。小川さんの描く物語は前向きな気持ちにさせてくれます。あとがきも素晴らしいものでした。
★21 - コメント(0) - 2014年11月6日

ほぼ順調だった1巻から、物語はトラブル・事故との闘いに。1979年実際に締結された国際条約「月協定」よもや月面基地建設SFで、ハーグ・国際裁判所での裁判シーンを傍聴することになろうとは。伏線となった勝因は、1巻では余分と思えた受信アンテナ。アメリカ・ロシア筆頭に、世界の宇宙機関が周回軌道上に捨てたゴミ「スペースデブリ」 10センチ以上のデブリ(ゴミ)はレーダー探知で回避可能・1センチ以下は宇宙船の防御壁でカバー。その中間・数センチのデブリは「1インチデビル」と呼ばれ防ぐ方法が無い。その1インチデビルに→
★82 - コメント(1) - 2014年10月25日

1と比べて盛り込み過ぎで駆け足過ぎる感じはあるものの、非常に楽しめた。
★3 - コメント(0) - 2014年10月22日

ロマンがある。ここにある。
★2 - コメント(0) - 2014年10月9日

今まで徹底的にリアルな感じでやってきていたので、後半いきなりイングーとかスターロードとか宇宙人が出てきて面食らった。もろもろちょっと綺麗に片付きすぎた感はあるけど、人間関係のゴタゴタは好きじゃないし、これくらいでちょうどいいのかな。
★3 - コメント(0) - 2014年10月2日

……HBOでもFOXでもBBCでもいいけどとにかくどこか、権利を買って、JJがつかない奴に監督させて、セットにはER並みに金入れて作ったら多分これ、ドラマ史上に残る名作になり得ると思うのだけれども……なにはともあれ、この小説が一番偉大なのは「月に行く目的が結婚式なら、利益が出せる」はず、と思わせてくれるところにあると思う……名古屋人でなくても。何より、全編を貫く、無邪気の力。やはり技術も着想もすごいのだけれど、この人の一番すごいところは、悟空みたいな無邪気さを保ち続けている人格の部分にあるんじゃなかろか。
★4 - コメント(0) - 2014年9月19日

再読の続刊。順調すぎた1巻に対して2巻は裁判、反対勢力、敵対勢力、痛ましい事故と人による障害が続き、困難に立ち向かう様が描かれる。最後は駆け足だったので宇宙での作業をもう少し見せてほしかった気もするけどこの目まぐるしさは魅力的なので難しい所。 再読だとオチの伏線が細かく張ってある事に気付かされる辺り作者の手腕を感じさせる。 ビジネス物のようだった1巻はクラシカルなSFに帰結して終わるのも最初はビックリ、二度目はニヤリとさせられて実に良かったです。
★6 - コメント(0) - 2014年9月12日

1巻よりは楽しく読めた。様々な困難を乗り越えて、上手にまとまった感じ。
★6 - コメント(0) - 2014年8月9日

第六大陸〈2〉の 評価:70 感想・レビュー:187
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