耽美なわしら〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

耽美なわしら〈1〉の感想・レビュー(405)

たいへんおもしろかった。バイ、ゲイ、レズ、Aセクと色々なタイプのセクシュアルマイノリティの人たちが大騒ぎをしながら爆走する恋愛コメディ。彩子さんの他の追随を許さぬ奔放ぶりはもはや天晴れの領域で、あまりに強くて笑ってしまう。他の登場人物の性格のキツさと比べると、俊彦は一見弱気に映るけれど、自分の中の譲れないラインをきちんと守り通すことができるのは強さだと思うし、それが彼の美点だよなあと思う。次巻が楽しみ。
★16 - コメント(0) - 3月17日

再読。今読んでも全然古く感じないのは、時代がやっと彼女に追いついたからなのかな。 寧ろ今読んだ方がいいのかもしれない。あっさり読みやすいし、連載されてた雑誌のおかげかエロもない。あっても下ネタくらいでほぼ健全な森奈津子の本である。 というかハヤカワの「西城秀樹のおかげです」から森奈津子を読み始めたのでエロがなくてびっくりしたんだよね、初読時。
- コメント(0) - 2016年10月14日

借り本。知らなかった世界を強引に掴まされた気分。基本的に登場人物はゲイ、レズ、バイ、ノンセクシュアルのどれかで、そんな彼らがギャアギャアやってる…そんな話です。この作品の恋愛観が人は美しければ中身は何でもいい!みたいな所があるので「お前の好きなやつあんなだけどいいのか?」とツッコミたくなったりもします。それに本当に事件も何も起らず、ただの日常話なので好き嫌い分かれそう。私は中盤まで駄目だったけど、最終ページをめくる頃にはもう少し付き合ってもいいかな?という感じでした。下巻も読みます。あとがきが面白かった。
★2 - コメント(0) - 2016年8月3日

川原泉作品の中にこのタイトルが出てきた覚えがあるなぁと。ゲイ、バイ、レズ、ノンセクシュアル(作中引用)の作家や漫画家が織り成すコメディ。確かに作中の愛原ちさと作品の舞台は聖ミカエルっぽい(笑)氷室冴子の「アグネス・クララ白書」、今野緒雪の「マリア様がみてる」も女子校のエスものといえるかも。池田理代子の「おにいさまへ…」もアニメ化されたときに流行ったな~。耽美、本人が耽美的容姿でなくてもヒトに迷惑かけなければ愛でる心は自由。
- コメント(0) - 2016年3月18日

私が繊細過ぎるのが問題だと思うけど千里さんの出生のエピソードは笑いどころが分からない上に感動するトシにも寄り添えなかった。冒頭から語り部のトシが好きな人には夢見すぎなでテンションに付いて行けなかったので、このエピソード以降飛ばし読み……。 誰も彼もすねに傷を持っていて、それゆえに逞しく生きてます。多分。 言いたい放題だけど、素直に自分の非を認められる彩子さんが好き。強さが格好いい。 作者様の後書きを見るとセクシャルな作品は禁忌な時代に好きなものを書かせて貰いました!な印象に感じました。勢いがすごい。
- コメント(0) - 2016年2月9日

性的に耽美主義的なお話なんだけど、全然やらしくない。むしろ、ギャグっぽい。侃々諤々とにぎやかな日常(←いいのか?)を送りながら、互いの過去を知り、友情やら恋慕などを募らせてゆく。/千里の過去がヒドいな。そりゃノンセクシャルにもなろうってもの。あれ?でも、そういう意味では彩子の人口抑制(妄想)策とも相容れそう?/叩けば誇りが舞い上がりそうな志木と彩子の過去、特に彩子の過去が今巻では書かれていなかったので、気になるところ。
★1 - コメント(0) - 2015年12月3日

久々に再読。どの話もギャグの破壊力がやばい。キャラクターがみんな面白すぎる。今なら愛原ちさと先生も売れっ子かもしれないね…。あと文庫版のイラストがめちゃめちゃ好き。これも電子書籍化してくれないかなー
★2 - コメント(0) - 2015年10月13日

久しぶりの再読。所々で吹き出しそうになる。「自由奔放」ってのは彩子を指す為の言葉じゃないかってくらいの奔放振りが最高に良い。我が道を突っ走ってる。俊彦の、平和主義で少し気が弱いけど、ここぞという時はちゃんと誰かを守る所が彼の最大の魅力だと思う。読む度に印象に残る場面は違って何度でも再読したくなる。
- コメント(0) - 2015年9月19日

どうしようみんな好きだ。一見シリアスになりそうな設定だけれど、とんでもなく明るい。そして、みんな良い人。だから、誰が誰を好きになっても「分かるーーー!」ってなりました。ついでに、私は9年間私立の女子校に通っているけれど、「お姉さま!」みたいなのは残念ながら存在しなかったことを報告しておきます。でも、みんな可愛い女の子は大好きです。
★3 - コメント(0) - 2015年9月4日

マイノリティ・セクシャルの恋愛コメディ。森奈津子さんの笑いのセンス、大好きです。マイノリティを題材にしてこんなに明るい作品は、ちょっとないのではなかろうか。
★25 - コメント(0) - 2015年3月7日

耽美という言葉は一言で表すと、「美しい」という意味になると思います。しかし、この本はいい意味で美しくない! ゲイ、レズ、バイ、それぞれ好む相手は異なっている登場人物たち。その中でもレズ100%で出来上がっている彩子さんがお気に入りです。己の欲望に忠実すぎます。 「(一部省略)わたしは面食いよっ! あんなブスは、こっちが願い下げ!」うん。姐さん、正直すぎます。  ラブコメディ要素が多いので、同性愛者に嫌悪感を抱いている人も、ある程度は抵抗なく読めるのではないでしょうか。少なくとも私は面白いと思いました。
★4 - コメント(0) - 2015年1月8日

自分の名前が破れたコンドームの商品名だったと知ったときの絶望感はいかばかりか…(笑)連打されるギャグが冴えわたっております。笑いました。ところで、ノンセクシャルって初めて聞いたんだけど、実在するのでしょうか。ただの奥手とは違うの?
★1 - コメント(0) - 2014年12月8日

漫画家と小説家の群像を描くがゲイとレズとバイとノンでストレートがいない。おしゃれ度は皆無で耽美さもない。1966年生まれの作者自体のセックスが何を好みかは知らないがこの作品は底が浅いという印象しかなかった。レビュー当時の20年前の作品だからまずはいきおいをつけて書いたのかな。
- コメント(0) - 2014年10月25日

miz
耽美 #とは
- コメント(0) - 2014年7月9日

最先端すぎです姉様。セクシャルマイノリティをギャグにくるんだ作品。いわゆる「キャラクター小説」を受け入れられるか否かで好みが分かれる。個人的にはかなりツボだった。
★1 - コメント(0) - 2014年6月2日

マイナーな性癖をネタにしたコメディ小説でした。途中はつまらなくて読むのやめようかなと思いましたがなんとか読めました。2巻も買ってしまったのでまたゆるゆると読んでいきたいと思います。
★1 - コメント(0) - 2014年5月26日

文庫化するし塩澤さんが言うなら…と読んだ一冊。ホモだのスカタチだの実際にセクマイの人達が聞いたらちょっと、かもしれないけど大丈夫皆愛してるわハッハー!と笑い飛ばしちゃいながら読んだらあら快感。書かれた頃のことを考えるとちょっと意外。下巻にあたる2は購入済み、他の作品読むかは保留。
★1 - コメント(0) - 2014年5月7日

面白くなかったです。おそらくはまれば面白いんだろうと思いつつ、ノリについて行けなかったので、読んでいて苦痛に。俊彦の心理描写がうざい。千里のダメっぷりも読んでいてめんどくさい。美穂が良い感じなのに、あんまり出てこない。まぁ俊彦が主人公だからしょうがないけども。心理描写が詳しいのがそもそもうざいと思うのです。もうちょっと視覚的というか、ラノベ?っぽく会話でさらっと流したり、それこそ、マンガにしたら面白かったと思うのですが。いろいろ残念。
- コメント(0) - 2014年2月4日

O
- コメント(0) - 2014年1月26日

セクシャルマイノリティな人々が登場するコメディ。兄貴な見た目に耽美を愛する心のトシちゃんが可愛い。ヒグマだの巨神兵だの言われて傷付いたり、千里に尽くしたり。なによりサイコ先生が強くて素敵。真性レズで揺るがず、どこか攻撃的でありながら優しさもある。志木さんも美穂ちゃんも、面白く魅力的。
★6 - コメント(0) - 2014年1月25日

これはダメだった・・・挫折
★1 - コメント(0) - 2013年12月11日

耽美小説とか少女小説とかに描かれるような、キレイな同性愛者は嘘なんだよ、というとても辛い現実を描く恋愛コメディ。もともとは角川ASUKAノベルズ。
★3 - コメント(0) - 2013年10月8日

氷室冴子の「少女小説家は死なない!」を知ってる人はこれ、懐かしく読むんじゃないかな。漫画家田中サイコこと田中彩子がまるで少女小説家〜の彩子センセばりの傍若無人なキャラクタ。全体のドタバタ感もどこか懐かしく、かといってレトロ感が強過ぎもせず楽しみました。1995年〜1997年に少女小説誌に連載された作品。漫画家志木昴の家をたまり場に集う小説家や漫画家の面々や周辺の人々、多様なセクシュアリティが割り振られているけど性描写は皆無で、著者の性嗜好がフィットしない私にも読みやすかったです。
★31 - コメント(0) - 2013年9月12日

「ペットのアンソロジー」で森さんを初めて読んで面白かったので。ゲイだの百合だのバイだのノンセクだのの性向を持つ作家・漫画家どもが、始終アホな言動をしている騒がしい日常だけで、コレって言う軸になるストーリーが見受けられないのだけれど、次に何を言い出すのか気になってついつい読んでしまうww。BLとかラノベとかの言葉がまだ無い頃の作品のようですが、時代遅れの感は無いです。
★56 - コメント(2) - 2013年8月26日

下品さがどうしても受け付けなかったけれど、勢いのあるギャグはついつい笑ってしまった。マイノリティをこんなに軽快に書ける彼女はとても貴重だ。
★3 - コメント(0) - 2013年8月23日

最近、疲れているのでこれにした。この意味のなさ、腐女子中学生の妄想の如きリアル感のなさは、癒しにつながる。
★5 - コメント(0) - 2013年6月25日

皆元気でとても楽しい。無表情で神経質な眼鏡男子で常識人なのに超短気、「ベッドの上以外では」潔癖な志木さんにギャップもえ…
★4 - コメント(0) - 2013年4月13日

ちょっぴりエキセントリックなキャラクター織り成すギャグ小説。初刊行はマリア様がみてるより古いのか。どうしようもない話が続くけど面白かった。表紙は詐欺のような気もするが間違ってはいない。(ちょっとだけまじめにLGBTの入門になる気もする。)
★4 - コメント(0) - 2013年4月12日

耽美になりそうなのになかなかなれない人達の話。華奢でないことに悩む弱気なゲイの新人作家、強気なレズのギャグ漫画家、バイな和風美青年の人気漫画家と同じくバイのアシスタント、ノンセクで洋風美青年の売れない作家。これでもかってくらいギャグで、マイノリティに後ろめたさなんて感じさせないくらい面白い。笑わせていただきました。イラストも素敵。
★19 - コメント(0) - 2013年3月22日

ライトノベルのようにスルスル読めるなぁと思ったら、元は少女小説でしたか。とても楽しく読んだ。彼らが実際に居たら正直あまりお近付きにはなりたくないが、ハタから見る分には非常に楽しい。地の文のツッコミも興醒めしない良い塩梅で絶妙。
★3 - コメント(0) - 2013年3月6日

レズ ゲイ バイ ノンセク。にぎやかな人達。読んでて楽しい。最初に書かれたのが1995年。古さを感じさせないよなぁ。
★4 - コメント(0) - 2013年1月2日

表紙の眼鏡(志木さん?)の隣がトシちゃんだろうか…なんかイメージより優男な感じ?笑 森先生の作品なので百合分強いかと思いきや、トシちゃんの一人称で語られていたからか、百合分よりBL分の方が濃かった気がする。 登場人物のキャラがみんな濃くて笑った。
★3 - コメント(0) - 2012年12月5日

レズにホモにバイ、の世界へようこそ~♪って感じ? あ、これに「美少女の世界」「美少年の世界」を混ぜて 混ぜて、混ぜて・・・ はいできあがり、みたいな(;^^)。
★2 - コメント(0) - 2012年11月27日

嫌なことが続いて憂鬱になっていると無性にこの作品が読みたくなる。彼らに会いたくなる。たぶんそれは 彼らの自分らしく堂々とした、強く自由な生き様に惹かれているからなんだろうな。
★7 - コメント(0) - 2012年11月16日

★★★★ 昔の作品といいながら恵比寿ガーデンプレイスが出ていて古くないと思った私は年がばれちゃいそうw お話もデジタルがでてこないというだけで古さはないですよね。 まぁ、まだまだマイナーだった時代なのでこの前向きさはおもしろいなぁと思います。トシちゃんが心が乙女過ぎて漫画ちっくすぎる気もしますが・・・
★13 - コメント(0) - 2012年10月27日

絶対耽美にはなれない人々。彼らがどうにも逞しいのは、性的マイノリティであることに一切の理不尽な負い目がなくて、自分は自分で生きているからだろう。とりわけ、怒涛の暴走真性レズビアン、彩子お姉さまが好きだ。これほどまでに清々しくジャイアニズムで生きていきたいものである。
★16 - コメント(0) - 2012年10月26日

あとがきにある通り、「今でもぜんぜん、古くなってない」けど、姫百合ほど面白くなく、軽いというより薄く感じた。セクシャリティに前向きなキャラが多いのはいい事だけど。セクシャルマイノリティってこんななのかと想像するにはいい小説だと思う。
★3 - コメント(0) - 2012年9月16日

マイノリティなセクシャルをもった人々の日常コメディ。一言で表すと簡単に纏まってしまうが、後書きで越えたかったっと作者が語っている理由は何となくわかる。 テーマを明確に持ちつつ、日常を描くのはすごく難しい。ましてコメディとして成立しながら軽くなりすぎず、作者もキャラクターも主張や考えをはっきりと打ち出している。 続きを借りてくるのが非常に楽しみだ。
★4 - コメント(0) - 2012年8月19日

耽美なわしら〈1〉の 評価:76 感想・レビュー:159
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