青い星まで飛んでいけ (ハヤカワ文庫JA)

青い星まで飛んでいけ (ハヤカワ文庫JA)
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青い星まで飛んでいけはこんな本です

青い星まで飛んでいけの感想・レビュー(921)

「都市彗星のサエ」「占職術師の希望」「青い星まで飛んでいけ」が良かった。個人的には人間(地球人)が生身じゃなくなって、機械になっちゃったり、電子空間の存在になっちゃったりするのは「もはやそれはヒトではないのでは」と思っちゃうが、特に「守るべき肌」みたいに太陽系が壊れても関心がないのに、意識は地球人のまま宇宙に浮かぶ機械の中の電子空間に存在する姿は何だか寒々しい。生身じゃないものが記憶を繋いだら、それは種の存続じゃなくて記録の継承だと思っちゃう私はSF向きじゃないのかもな~。
★4 - コメント(0) - 3月4日

「都市彗星のサエ」価値観が変わる、変えること。「グラスハートが割れないように」ブームと感情と理論。「静寂に満ちていく潮」文化が違うと慣用句も全然違うので面白いと思います。「占職術師の希望」一番気に入った作品。「守るべき肌」エンダーのゲームだ、と思いました。自分に影響がなければそうなるよね。「青い星まで飛んでいけ」ファーストコンタクトと言えばSFだと思っていましたが違うのか。
★1 - コメント(0) - 1月29日

年内に読み終わった最後の本。個人的に好きなのは「グラスハートが割れないように」。自分より他人の幸せを願ってしまう心優しい人の側には、「幸せになっていいんだよ」と言ってあげられる人がいればいい。「占職術師の希望」も面白かった。この作品の言う通り、どんな人にも天職はあるのかもしれない。自分の天職は何だろう…?(就活もあるので教えてもらえたらな…)
★28 - コメント(0) - 2016年12月31日

一番印象的だったのは、「静寂に満ちていく潮」。なるほどこんなファーストコンタクト、と驚き。「占職術師の希望」はストレートによかった。きれいにまとまっているけれど、もっと1冊の本としてがっつり読みたい。一番好きだったのは「青い星まで飛んでいけ」。マリコ人のごめんなさいには笑った。がちゃがちゃしたおしゃべりが華を添えていて、読んでいて楽しかった。
★3 - コメント(0) - 2016年12月13日

SF短編集。占職術師の話が楽しい。サエの話は映像で見ているかのようだった。SFがどうにも苦手のようで、SF色が強くなるとどうしてもぼんやり読んでしまうのだけど、全体的に楽しく読めた。
★3 - コメント(0) - 2016年11月14日

短編集。『都市彗星のサエ』が好き。
- コメント(0) - 2016年11月7日

未知なるものとのファーストコンタクトとしての恋愛。それがSFの中に上手く溶け込んでいてとても面白かったです。「都市彗星のサエ」のどこかへ飛び出したい、という二人の熱い思いが好き。「占職術師の希望」のような地道な世界の変え方も素敵だなと思います。表題作「青い星まで飛んでいけ」では、永い永い時間の中で生きる一個の巨大な機械知性とその下位機械たちが、実はとても人間ぽくて愛らしく思えました。
★21 - コメント(1) - 2016年11月4日

二度目ましての作家さん。 小川氏=SFというイメージで、SFは苦手なんだけど、 第一印象がよかったので安心して読めました。 全6篇を収録。 「都市彗星のサエ」が好き! 外の世界に憧れるだけでは終わらせない。 そこから更に一歩も二歩も先に行こうとする話なんだけど 長野まゆみさんの「テレビジョン・シティ」を連想しましたが それと違って最後がいい!すごくいい!! ハート射貫かれました(*´◇`*)
★5 - コメント(0) - 2016年9月26日

2004年から2009年の間に発表された短編6本を纏めた本。初読み作家だったが、SF要素と恋愛要素と性的要素が自分にとっては気持ち悪い配分で組み込まれていたため、かなり読みにくい本だった。とは言え、解説によると普段は「プロジェクトX」的なSF作品が多い作家らしく、この本は普段とはトーンが違うらしいので、相性の良い悪いは別の本を読んでみるまでの保留かなという感じ。
★5 - コメント(0) - 2016年9月25日

久しぶりに小川一水作品を読み始めたけれど日常的SFから始まったので調子がでず、先によりSF色の濃い「コロロギ岳~」を読んだら、この本もすーっと入ってきた(笑)「占職術師」設定がユニーク。私も占ってほしいわ。
★4 - コメント(0) - 2016年9月22日

日常の延長っぽい話の方が楽しめました。「グラスハートが割れないように」と「占職術師の希望」が好みです。きっと私は、SF自体が、あまり得意ではないのでしょうね。「座標操作(トランポ)」のような漢字にカタカナ読みを当てた造語が多いとそっちの解釈に気を奪われてしまうのか、場面の絵が頭に浮かんできません。そのせいか、なかなか物語に集中できないです。小川一水さんの作品は、そんな私でも読みやすい部類には入りますが、やはり、ガッツリSFだと少し苦手みたいです。あまり造語の多くない、お仕事系や日常系が好みです。
★7 - コメント(0) - 2016年9月9日

発表年も媒体もバラバラながら、〝恋愛〟と云うひとつの要素を共通させたSF短篇集。小川一水作品は〝小説として普通に面白い〟ために、自分は読んでいるとついそちらに気を取られてそちらばかり楽しんでしまうのですが、いざ思い返せばSFとしても幅広く、決してエンターテインメントに留まっていないことを実感します。見事な発想、それを物語に組み込む世界観の作り込み、硬軟自在な文体。幾らか作品ごとに出来の差があるものの、それでも一定の水準を満たした、変わらず安定した一冊でした。(各話感想はコメントにて)
★57 - コメント(3) - 2016年9月8日

2016.08.17-08.25:科学が進みすぎて人間は不老不死となるものの肉体はもはや存在せず、“意識体”となって宇宙を放浪して交流できる仲間を探しているばかり・・・という表題作をはじめ、全体的に人が(人でない場合もありますが)誰かと交流したり、表面だけではなく心身のコアな部分でつながることの素晴らしさと難しさを描いているような気がしました。解説にもあるように、この短編集に副題をつけるとすれば、『ファースト・コンタクト〜恋愛SF』。恋愛とSF。未知との遭遇という点では似ていなくもないかもしれません。
★8 - コメント(2) - 2016年8月25日

★★★★☆ 短編集。SFでないものもあった気がする。短編の中の静寂に満ちていく潮ですが、SFではよくあるこういうエロい体験生きてるうちにしてみたいです。獣姦とか超えてる気がする。
- コメント(0) - 2016年8月25日

大好物のSF短編集、それも小川一水。彼のSFはとてもしっくりくるのでどうしてかな?と思っていたらこの本の後書きで「クラーク的」だと、だから読んだ感じが懐かしいと言うか好きだと言うか、自分には合ってると感じたんですね。今回は珍しく恋愛系のものが多かったがテーマは「未知への憧れと誘い」。こういうストレートのSF、SFしている作品は現在とても貴重だと再確認したしました。早く「天冥の標」読まなくちゃ!
★5 - コメント(0) - 2016年7月22日

全編ラブストーリー。これも楽しい♪
★27 - コメント(0) - 2016年7月21日

2527冊目。バラエティーあるSF作品集。才能ある著者。表題作品は人類を継ぐAIロボット宇宙船群が長く旅してなにを学んだか、である。
- コメント(0) - 2016年7月14日

スラップスティックSFばかり読んできた僕には恋愛要素が強すぎてなんか恥ずかしい気持ちになってしまった。とはいえ、『都市彗星のサエ』や『占職術師の希望』など、設定が面白く、読後感もすっきりしていて読みやすかった。ハッピーエンドが多い中、『守るべき肌』はなんとも考えさせられる終わり方。本人たちは幸せそうに見えるけど、全体で見るとバットエンド感があるんだよなぁ。
★1 - コメント(0) - 2016年7月6日

[…頭でなく尾、うんと繊毛を潜らせると、かすかな灰色透明の静寂のつぶつぶが、ほの曲がりぬめり苦さの中に座っている…]戦略読書オススメ本。6編のSF短編集。普段使わない部分の脳みそが活発化させられる。どうやってこんな設定を思いつくんだろうか。「都市彗星のサエ」「守るべき肌」の設定が面白い。一番驚いたのは引用した「静寂に満ちていく潮」。感じた事もない想像の生物にある感覚器官の感触をなぜこうも、細かく言葉にできるのだろうか。脳みそストレッチ。あとオケラの様な生物の不思議な言葉遣いのリズムが心地よい。
★4 - コメント(0) - 2016年6月20日

短編集。「みずは無間」のような人工知能の惑星探査ものだと勘ちがいして、「青い星まで飛んでいけ」を読んだが、全然内容はちがっていた。特に独創的な話も、物語性に長けた話もないのだが、表題作「青い星へ飛んでいけ」は、人類発祥の四十五万年後の存在が、別の星に知性体を発見して交渉を行う最初の接触ものであるよう。ちょっとわかりにくかったけど、あんまり面白そうじゃなかった。読んでいうのもなんだけど。電子書籍で読んだ。
★12 - コメント(0) - 2016年6月18日

小川一水の三冊目。 現代のファンタジー恋愛から、遠未来のファーストコンタクトまで、短編六話収録。 どの話も独特の世界観を持ち、読み引き込まれてしまった。 目標は『天冥の標』の読破!!
- コメント(0) - 2016年6月17日

HU
概ねおもしろかった。いつもの短編集とちょっと毛色が違ってますね。 表題作に出てくるエクスは、なんだかダダーのノルルスカインを彷彿させました(笑) 
★1 - コメント(0) - 2016年5月29日

6編からなるSF短編集。著者の作品は幾冊か拝読していますが、それらの作品より恋愛色が強いからか違和感がありました。物語としての面白さも微妙なところで、第1、2、4編しかのめり込めなかったです。第4編の人の天職が見て分かる能力というのは発想として面白く、物語の展開を盛り上げてくれました。
★3 - コメント(0) - 2016年5月28日

今まで未知の世界だったSFにもちょっくら手を出してみようと思い読み始めましたが…敗北。6編の内、最初の「都市彗星のサエ」と「占職術師の希望」はまぁまぁでしたが、その他は私には面白さがサッパリわかりませんでした。特に2編目を読んだ後はもう途中で投げ出そうかと思った。もちろんこの作品が悪いわけではなく(実際SF好きの方には評判がいい模様)、ただただ自分には合わなかったという話です。残念。
★27 - コメント(0) - 2016年5月18日

設定が本格的なハードSFから、日常に「if」を忍ばせた作品まで、著者の引き出しの多さが伝わってくる短編集。ただ、いわゆるSFを期待しすぎたら少し肩すかしかも。個人的には冒頭の「都市彗星のサエ」と、末尾に収められた表題作が好みだった。どちらもSFらしい短編。
- コメント(0) - 2016年3月10日

標題の短編が面白かった。エクスという人間が作った機械生物のお話。壮大な時間軸と空間軸。
★1 - コメント(0) - 2016年2月19日

『老ヴォールの惑星』に続いて、読むのは小川一水さん2作目。一番よかったのが、幸せでも閉塞感に包まれた星から、外へ行こうとする『都市彗星のサエ』 。ただ、読んでいると頭に『青い星まで飛んでいけ』がよぎる。これだと青い星じゃなくて赤い星になっちゃけどw。
★1 - コメント(0) - 2016年2月15日

都市彗星のサエが一番好きかな。狭い世界からの脱出にリニアカノンとかロマン。
★3 - コメント(1) - 2016年2月10日

ファーストコンタクトものを集めた短編集。全体的に恋愛要素が多め。SFらしく舞台が宇宙や仮想空間だったり、主人公が超能力を持てたり、宇宙人に出会ったりと自由で想像が広がって楽しい。「占職術師」が読んでいるときは一番楽しかった。含みを持たせた終わら方で続きが気になるというより中編か長編で読みたいと感じた。表題作は宇宙を飛び回るSFらしさ全開の作品。解説者は電脳建築家。解説を読んで読みたい本もできたしSFと小川一水作品に精通していてよかった。解説によるとこの短編集は普段の作品とは毛色の違うらしい。
★18 - コメント(0) - 2016年2月7日

表題作「青い星まで飛んでいけ」が白眉。「幼年期の終わり」のオマージュを含みつつ、知性体としてどう生きるべきかを提示した意欲作。
- コメント(0) - 2016年2月1日

様々な時代で未知なるものへの出会いをテーマとする6篇SF短編集。謎のお守りグラスハートに固執する彼女の話「グラスハートが割れないように」、人の天職が見える話「占職術師の希望」が好み。表題作も良かった。
★1 - コメント(0) - 2016年2月1日

5
- コメント(0) - 2016年1月11日

気に入ったのは「守るべき肌」と表題作「青い空まで飛んでいけ」。キャラクター造形が、気に入らない人もいるだろうなぁとおもいつつ、僕は気に入った。表題作ではくるくるとまわる計算機な人格がユーモラスだし、守るべき肌ではヒロイン?が可愛らしく萌える。世界観構築したうえで、どのようなキャラクターが動き回るか?については、頭一つ飛び抜けている。作品レベルがまちまちだなぁと思ったけど、もしかしたら、それは個人の好みの範疇かもしれない。
★3 - コメント(0) - 2015年11月20日

短編集。最後のお話、オーバーロードが出てきて思わずニヤリ。クラークの本を読んでからの方が楽しめるはず。感想ではないですが、読メ登録200冊目は何にしようかソワソワしてます。
★3 - コメント(0) - 2015年11月20日

「守るべき肌」は読んでいてイーガン的なものを感じたけど、それは解説でも触れられていて、にゃるほど、と思った。でもディアスポラよりも圧倒的に理解しやすいし読みやすい。そこがいい。イーガンの作品の中でもディアスポラは一番難読だったので、そこをライトに落とし込んでいて面白かった。「占星術師の希望」がシンプルで、ユーモアとラヴなストーリーで一番のお気に入り、でした。
★3 - コメント(0) - 2015年9月18日

気に入りましたのは一番が「占職術師の希望」、二番が「彗星都市のサエ」です。あとエッチな話は苦手です。
- コメント(0) - 2015年9月4日

「グラスハートが割れないように」小川一水がこんな繊細な話を書けるとは思いませんでした。ヒロインの時果ではないけれど、それが擬似科学であれ新興宗教であれ、よほどの実害がない限り心のよりどころとしていいのではないかというのが個人的なスタンスです。
★4 - コメント(0) - 2015年8月23日

久々にがっつりSFを読んで(そうでないお話もあるのに)疲労感がハンパじゃない…今まで読んだ小川作品に比べて読みにくかった。この作家さんには色々なテイストの作品があるらしく、これより初期の作品でも面白いのはあったので、私的にはこれからはもうちよっと選んで読む方がいいかな(苦笑)
★2 - コメント(0) - 2015年8月15日

様々なバリエーションに富んだ短編集。面白かった作品が再読の「グラスハートが割れないように」と「青い星まで飛んでいけ」だったのが、ちょっと残念。「青い星まで飛んでいけ」は懐かしの上帝が登場する。さらっと10万年単位で時間が経過する遠大なスケールの割に、語り手のAIはそこら辺にいそうな青年に似た感じなのが楽しい。発表順は逆だけど、前に読んだ『みずは無間』に似た読み口。
★2 - コメント(0) - 2015年8月12日

青い星まで飛んでいけの 評価:84 感想・レビュー:319
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