我もまたアルカディアにあり (ハヤカワ文庫JA)

我もまたアルカディアにありの感想・レビュー(447)

週末のフールみたいなの想像してたら全然違った。
★1 - コメント(0) - 3月19日

途中で放置して何ヶ月かぶりに再開して読んだからわっけわかんない(笑)
★1 - コメント(0) - 3月13日

初読み作家。来るべき世界の終末に備える、何も労働をしなくても生活が保証される施設「アルカディア」をめぐる4つのSF短編連作。ディストピアもの?終末世界もの? 数世代に渡る同じ苗字の主人公たちの年代記で時系列が前後しているようだ。独白の語りで、設定の全体像は明確ではなく、ざらつく描写を考えつつ読むことに。手放しで褒めるわけではないが独特の魅力があり、展開にいろいろ驚いた。再読で再確認したい。熊沢という名のキャラは、あの熊沢天皇を連想しほくそ笑む。実に表紙詐欺。こういう終末じゃないんで……
★48 - コメント(0) - 3月5日

★★★★☆_「世|界/リストラ➖フェア」第ニ弾。やぁ良い子のみんな。社長・キャプ島耕作だ。しばらく冬眠してたら愚鈍な社員が増えておるではないか!終末リストラの腕がなる!|/➖理想郷アルカディアと、アルカディアを巡りつつも人類終末に向けて動くオッドアイの人々。SF連作短編小説。決して躍動感のある描写ではないが、だからこそ重厚感のあるストーリー展開。人類の幸せというものが、いかにあやふやなものか。人類をリストラしてやりたい私の思想とベストマッチな作品だ。全社員に配布することにした(もちろん実費)。寂寞の物語。
★62 - コメント(0) - 2月27日

面白かったです。御園一族は一体何人いて、この人は何代目なんだろう…というところは混乱しましたが。ここまで世界が壊れても、意外と人間は滅びないのかもしれないと思わされます。でも何もしないでただ娯楽を消費する人生はわたしは無理だな…例えそれが底辺であっても。それともこんな世界になったら適応するのかな…もやもや考えました。世界の終末に備える。ラストの一行がとても好きでした。
★37 - コメント(0) - 2月20日

天変地異が起きようが核が爆発しようが天文現象レベルの天災に直面してでさえも、絶望的なまでに「どうせたいして世界は変わりはしないのだ」というお話。理想郷をつきつめたところで辿り着けばもうそれは現実、みたいなディストピアもの。時系列がバラバラなら語り手もコロコロ変わり、なんとなく滅び行く世界の説明はどこか淡白で、随所に諦観が滲み出てる割にザラザラとした騒がしい感じもする乾いた文章。こういうの正直大好き。好みはかなりわかれるでしょうが、ハマればそれはもう素敵な世界観と素敵な言葉の宝庫ですよ。
★6 - コメント(0) - 1月25日

御園一族のマッチポンプ終末物語。マッチポンプしても終末なんかは訪れやしない。シェルターマンションを作ろうが「杞憂」というものなのだ。しかし働かなくても良い環境は人間の成長性を奪っていき緩やかに衰退、終末に近づいていく。時代が代わっても受け継がれていくレトロバイク、演出家(作家ではない)が好き。一族ではないことを考えると演出家の存在は異質だし正しく彼は凡人で終わってしまったのだと思う。ラストで流れをぶん投げたサイボーグバトルが始まったのは死ぬほど笑いました
★1 - コメント(0) - 1月21日

「我々は世界の終末に備えています」というアルカディアマンションで、隔離的な生活を送る人々の話。時系列は入り乱れ、世代交代する主人公の家系図も複雑で一読ですべてはわからず、確信的なご都合主義で偶然に出来事が起こりすぎな嫌いもあるけど、なかなかおもしろかった。端々で現代人を皮肉ったコメントも良し。ライトノベル出身の作家のようなので、重厚さには欠けます。それでも古本屋行き段ボールでなく、とりあえず本棚に置いておこうと思った一冊。表紙は劇中の「ラヴィン・ユー」のイメージですね、きっと。
★1 - コメント(0) - 1月6日

世界の終末に備えるために建てられたというマンション、アルカディア。働かずとも生活が保障されるというそこに入居した男女の一族が織りなす、滅びと愛のドラマ。この世は我々が何をしようがただなんとなく滅びへと向かってゆく、というトーンに貫かれた世界のなかで、それでも日々にそれなりの充足を見出す者たちを語り手にして紡がれるこの物語の着地点は、すなわち愛という瞬間のなかにこそ、いやむしろそこにしかあらゆる価値は生じない、というところなのだという気がする。それを陳腐と感じさせない強度がある、と思う。
★3 - コメント(0) - 1月1日

アルカディアマンションと御園の名前を持つ一族を巡る、世界の緩やか終焉と楽園と煉獄のSF。ただ、SFにしてはテーマというか、メッセージが茫洋としすぎていて、物語として読んでいて面白いかというと首をひねってしまう。語り手がコロコロかわるのはまだわかるとしても、焦点を当てられる人物すらどんどん移り変わっていくのでいちいち感情移入できないし、時系列もバラバラなので何がどうなっているのかわからない。そして、それがあまりはっきり説明されないままなんとなく終わる。あんまりおもしろくなかった。
★366 - コメント(0) - 2016年12月31日

御園一族に全く共感できなかった・・そこまで、ロックには生きれないよw一番共感できたのは夕子かな・・実際、半分以上ニートに搾取されても趣味のために働く人はいると思う・・アルカディアマンションは真の意味でマルクスの社会主義革命が起きた世界なのではと思った。
★7 - コメント(0) - 2016年11月30日

国産SFを求めて(というか『ハーモニー』を求めて)彷徨っているうちにタイトルに惹かれて手にした一冊。結論からいうとピンと来なかった。「ラヴィン・ユー」「ディス・ランド・イズ・ユア・ランド」が印象的。親父達の執念が好き。終わり方の綺麗さも印象は良い。多少の不満はあれど概ね理想的な世界に無理に反抗してるのが合わないのかも。それ(理想郷)を捨てるなんてとんでもない。しかし私がアルカディアマンションに入ったらその心地よさに確実に何もしないんだろうな。そして第二に行く連中を襲撃してそう。そういう意味では救いはない。
★1 - コメント(0) - 2016年11月13日

回りくどい星新一みたいな印象。結局何が言いたいのかわからない作品でした。時系列がバラバラなのでわかりにくいのもありました。面白くなかったわけではないです。読んだ人と「これってどういうこと?」と語り合いたくなるお話でした。「ディスランドイズユアランド」が時系列的には最後かな?あと御園家の家系図欲しくなります。
★1 - コメント(0) - 2016年11月12日

ライトなSFという印象. さくっと読めた
- コメント(0) - 2016年11月4日

最後の一行が全てをかっさらっていきやがった。
- コメント(0) - 2016年10月12日

バイクと音楽の終末SF。同じ一族の人たちがいっぱい出てくるが、どこがどう繋がるのか、最後まで読んでもよく分からない。一人称で進む地の文も台詞も、口語をそのまま書いているので、リズムはいいかもしれないが読みづらい。暴力描写も多く、読んでいて疲れた。表紙からもっと静かな話を想像していたのだが、ぜんぜん違った。
★1 - コメント(0) - 2016年10月9日

硬質だが生々しい良い文章
- コメント(0) - 2016年10月2日

kei
あくまで引いた線状をたどる物語 いろんな名作の匂いがしつつも、ソレを遠未来のガジェットでもって現代への問いかけというTHE SFらしさが最高 分かりやすいようでクセのあるキャラクターとメタファーが、どこをどう辿ったのか分からないけど人生のほろ苦さを描くというシナリオの力量 どこまでも行けそうなのに又しても初めの頃に還るみたいなオチ 入れ子構造で語りつつ、ヒトの欲望というドロドロな夢を徹底的に解体しながら最後に希望へと成形する会話劇 山盛りのパンチラインも合わせて召し上がれ
★4 - コメント(0) - 2016年8月26日

SF未来な話で割と好きな部類なのだが、時系列が前後しまくってるので、ストーリーの繋がりに頭を悩ませてしまう。でも、登場人物全員が一癖も二癖もあって、それでも楽しめました。
★9 - コメント(0) - 2016年8月7日

★★★★☆ おもしろかった。盛り上がりはあまりなく御園さん家の子孫の話が短編で続いていく。最後の「どうせ大して世界は変わりはしないのだ」。でよかった良かったって感じになった。メインヒロインは個人的に熊沢夕子。
★1 - コメント(0) - 2016年8月6日

すぐには構成が分からなかったが、御園洛音とその末裔の物語である。完全なSFの体裁で、読みなれていなので苦労したものの世界観は堪能出来た。未来の人間も、思考回路はあまり変わらない?
★6 - コメント(0) - 2016年7月31日

面白くて何回何十回と読んでいるけれど、まだはじめの「俺」が御園洛音なのかその子孫なのか分からない。
★1 - コメント(0) - 2016年7月27日

登場人物が全体的にあまり楽しそうでないせいか、読んでいて「わー、面白い!」「楽しい!」という感じではなかったです。前半よりも後半の方が個人的には読みやすい。最後の洛音とフーリーの会話は好きでした。
★1 - コメント(0) - 2016年7月26日

今年読んだ小説の中では一番面白かった。一ページに一つはパンチラインがあり、今年どころか一生読み続けられる小説。こういう設定だとスケールを壮大にしてしまいそうな所を、一族の人間関係のエピソードから軸がぶれない所に力量を感じた。
★2 - コメント(0) - 2016年7月20日

いつか世界は滅亡するかもしれない。この物語はそんな杞憂にひとつの答えを示すものだったと感じた。働かなくても一定の生活を保証されるアルカディアマンション。理想郷を謳うディストピアな社会に放り込まれたらどうなってしまうだろう。虹彩異色症の血族を巡る物語として、いつの間にか追っていた。最後まで読み終えると、なぜか脳裏を某美少女戦士アニメのopが駆けめぐっていた。うろ覚えだけどニュアンス的に。どうしようもなく惹かれてしまう彼ら(彼女ら)は確かに血を受け継いでいる。
★6 - コメント(0) - 2016年7月9日

終末ものが読みたくなって、あまり期待せずに買ったら意外と深かった。終末もののくせに、核兵器が投下されようが天変地異が起きようが、世界はなかなか終わらない。働く必要のない世界。よく分からない状態で読み始めて「ラヴィン・ユー」辺りでやっと状況が掴めてきたので、再度読み返す必要が大いにあり。幸せで穏やかな終わり方がなかなか良い。
★2 - コメント(0) - 2016年7月4日

望んでも辿り着けないのが理想郷であり、たとえ望む全てが叶う世界に辿り着いたとしてもそこは「現実」であって「理想郷」ではないのだ…「アルカディアマンション」という理想の社会に飲み込まれるもの、抗い続けるもの、終末に向かう世界の歴史を5つの物語に切り取ってランダムに再生したというカンジ。どの辺の年代なのか、探りながら読んでて疲れたwゲヘナの「幸せって苦労しねぇと価値が目減りすんだよ」の台詞になんか納得。終始救いがない話だったけど、洛音とフーリーのささやかな幸せを描いたラストシーンは胸にじんときました。
★8 - コメント(0) - 2016年6月30日

哀愁深さ漂うどくとくな作品。正直なところ読みなれていなさすぎて内容がチンプンカンプン。また読み直して真価を理解したい。
- コメント(0) - 2016年6月26日

なんとも不安でぞくぞくする物語。食料もお金も供給されて部屋から出ることなく好きな事だけしていられる世界は、何も考えず受け入れてしまえば確かに一種の理想郷かもしれない。そんな体制に様々な形で不和を唱える遺伝子を受け継いでしまった人達の物語だから面白い。バイクを追い求める青年に惹かれてしまった少女、御園茉莉がお気に入りです。
★14 - コメント(1) - 2016年6月19日

乾きすぎてる感はあるけど描きたかったものがよく言葉になっている傑作。久々にまともな本を読んだ気がする。ほのぼのディストピア短編が続くのかと思ったら、最後の数章で後付的だけれども全体の筋が通る。ミステリー的な明快などんでん返しや超展開があるわけではない。何よりバランスが良くない。大掛かりな物語の割りにページ数は足りないし、設定で圧倒するには主張が多過ぎる。ただただ世界観と言葉が良い
★1 - コメント(0) - 2016年6月16日

自分が主軸として世界は回ってると思いがちだが、実際そんな事は無いんだよなぁどうせ世界はかわらない読みながらタイタンの妖女を思い出す内容
★1 - コメント(0) - 2016年6月12日

★★★ 6 理念がしっかりとしていてこの作品を通して目指す理想が理解できたが、ストーリーに興味がそそられない。単調な展開で盛り上がりのポイントが少なかったからなのだろうか。
★2 - コメント(0) - 2016年5月25日

「どうせ大して世界は変わりはしないのだ」。その一言に集約されている。どんなに世界が変わったって、他力本願な人たちってのは変わらないし、暇を持て余して尽くす仕事に就く人も居るだろうし、革命家だってできる。けど、そんな人たちだって結局人間なのだから、お互い和解することだってある。 ディストピア小説だが、現代に合わせて描かれている。昨今の社会情勢、国と国民との温度差、反体制派の考え、そして愛。大きく変わった世界に、対して変わらない状況というのを、巧く描き出した作品だ。ディストピア小説の名作。
★1 - コメント(0) - 2016年5月9日

世紀末を終末を体験した老人が死ぬ間際に見た夢。終末を起こそうとしたした人は神様におちょくられる。すべてに満足したら死ぬしか無い気がした。満足出来ないから、不満を持って生きていける。不満が生きる原動力。逢えない不満もあると思う。
★1 - コメント(0) - 2016年4月12日

働かなくてもいい。欲しいものは望めばだいたい手に入る。子ども時代に思い描いた成りたい自分象に、おおむね成れる。本作の舞台のアルカディアマンションは、ぬるま湯の天国だった。ぼくたちのもつ怠惰な欲望が現実化したら、こんな感じになるのかもしれない。ただ筆者がひたすら描くのは、あくまで現実からはみ出した、天国にさえ満足できない、ぬるくない生き方しか選べない反逆者たちだ。激しく移り変わる時代と価値観、その中でズレた自分を貫き続ける喜びと苦しみが数世代に渡って描かれる。ハードでノワールな文章で、けっこう好きだった。
★6 - コメント(0) - 2016年4月12日

潔い。本当に働かなくても生きることを国家に保証された社会を描いている。どのような人的災害、自然災害が起こっても誰かが助けてくれるという思想がストーリーを貫いている。これは小説的に考えると、人類の危機的状況を救うことを描くSF的想像力を外部参照する者を読者に絞れば、小説内部でSF的想像力を使用せずに危機的状況であっても日的生活を生きる人々を描けるということを意味する。SFレーベルであるハヤカワ文庫の特性を活かしたメタSFだ。間接的、というか割と直接的に伊藤計劃的な想像力を虚仮にしているとも言える。皮肉。
★4 - コメント(0) - 2016年4月9日

これは面白かった。見知らぬ妹(美少女)が押しかけてきてイチャコラしますよw著者の本は2冊目で執筆の真意ははかりかねるが、絶対意地悪いこと考えてると思うなーw ニート飼育箱の道具立てはキャッチーだけど、メインテーマではなく思考実験の前提という感じか。思い切って雑に作った世界のザラっとした質感が気持ちいい。だが読み終わってみると意外とウェッティか?この本は10代の頃に読んでたらフーンで済ませてたような気もする。ところで表紙はなぜモンキー?
★5 - コメント(0) - 2016年3月30日

明日から何もしなくて良い、と言われたらどうするだろうか考えながら読了。登場人物を追っていると、自由を求めながらも、不自由な世界を生きるほうが良さそうに感じました。ある程度の苦痛や摩擦があるからこそ、生活にハリが出てくるのかも知れない。理想郷は追い求めているうちが華で、そこに至ってしまうと単なる現実に堕ちてしまう。そんな内容の一文が印象的でした。
★4 - コメント(0) - 2016年3月22日

ディストピアもの。暇にすると人はだめになって結局働き出すというのも面白い。前半は世界観もSFガジェットも多くて良かったけど、後半グダグダな感じがする。
★2 - コメント(0) - 2016年3月2日

時系列にとまどいながらもなんとか読み終えた 俺も働きたくないから入居させて
★3 - コメント(0) - 2016年2月26日

我もまたアルカディアにありの 評価:72 感想・レビュー:164
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