伊藤計劃トリビュート (ハヤカワ文庫JA)

伊藤計劃トリビュートはこんな本です

伊藤計劃トリビュートの感想・レビュー(345)

「未明の晩餐」が好き
- コメント(0) - 3月7日

当然といえばソレまでだけど、ここでなくても、どこかで読んだら、伊藤計劃がぼくらに持ち込んだ世界観を感じる作品が詰め込まれている。初見の作家さんも、好きな作家さんも、それぞれ楽しめた。2も読むかな
- コメント(0) - 2月19日

意識、AI、システム、民族、紛争という伊藤計劃の好むテーマを集めつつ、大人になれば「意識」の消える世界から、システムに「意識」が生じる世界まで!姉妹百合の甘い香りから、キューバの麻薬王の血の匂いまで!ガッツリ伊藤計劃を意識した作品から、残り香程度の作品まで!振れ幅がでかいので得をした気分。しかし日本のSFがそうなのか、計劃以降の作品がそうなのかは判然としませんが、割りとどれもポエミーですよね。ポエマーなので嬉しい
★3 - コメント(1) - 2月4日

TYK
久しぶりに再読。吉上亮はいつ読んでも美味しそうに書いてくれる。二回目で良さが増したのは最初の藤井太洋、最後の長谷敏司。どちらも前回と違って、技術が社会を変えることを中心に書いてるのが分かって良かった。
★1 - コメント(0) - 2月2日

トリの怠惰の大罪が圧倒的インパクト。キューバの麻薬戦争という、SFアンソロジーに入っていなければまず読まない内容で血と暴力の匂いに心をつかまれた。他ではフランケンシュタイン〜がエンタメ性に富んでいて、もっとこの作家さんの他の本も読みたいと思わせる面白さでした。
★3 - コメント(0) - 1月18日

伊藤計劃を敬愛する若手作家たちによる書き下ろしアンソロジー。伊藤氏ほどではないにしろ、それぞれの才能がかいま見える秀作揃いで面白かった。日本のSFの未来は明るいと確信。中でもBEATLESSの長谷敏司による「怠惰の大罪」は、AIは出てくるもののSFではなく、こんな小説も書けるのかと守備範囲の広さには驚き。続編を読んでみたい。
★2 - コメント(0) - 1月17日

「フランケンシュタイン三原則〜」読み直し。
- コメント(0) - 1月15日

年末年始は伊藤計劃第2弾。ノット・ワンダフル・ワールズと、未明の晩餐が個人的には好みでした。食事とSF、人間の意識なんかを掛け合わせた後者は、特に新鮮味があって面白かったです。長編にも耐えられそうなネタなので、何かの機会に発表してくれないかな~と、ひとりごちてみたり。
- コメント(0) - 1月9日

正直、伊藤計劃の名のもとにまとめられたアンソロジーだからこそ手に取った。随分と伊藤計劃に囚われている自覚はある。いい加減、呪縛を解きたいという思いもある。その一歩になるかなと思える一冊。若いけれど、だからこその熱量。『怠惰の大罪』を読めたことが一番の収穫。完全版に期待。
★11 - コメント(0) - 1月5日

国内の若手・中堅SF作家8名の短編小説を収録したアンソロジー。伊藤計劃の名を冠しているのでどことなく伊藤計劃っぽい作品もあるが、関係なくない、という作品も。伊藤計劃の遺作「ハーモニー」から7年後に書かれた作品群だけあってドローンやAIなどの最新の科学技術、軍事技術、それによって変化するヒトと社会の在り方、その考察が反映されている。「虐殺器官」も「ハーモニー」も時代を先取りした作品ではあるが。どれも読み応えがあり面白かった。「ノット・ワンダフル・ワールズ」の終盤で明かされた事実には唸った。
★4 - コメント(0) - 1月3日

う~ん、誰も言わないけれど日本のSFってどうなんだろう。。というか、言われていることを私が知らないだけなのかな。。この本で出だしからストレスなしで読めたのは伴名錬氏のもののみだった。それにしても、文体はすごい、と思うんだけど、内容がなんだろう、正直魂と意識の有無をめぐって、感情的に決起して、冒険をするインパクトがあるかって言われるとすごく、どうなんだろうって思うってしまうんだよなあ。文体と構成力はすごいんだけど、これ、面白いのか、ってやっぱり思っちゃう。。みんな、今のSFに納得してるのかなあ。
★37 - コメント(1) - 2016年12月12日

『屍者たちの帝国』ほどのまとまりはないにせよ、これも傑作揃い。「公正的戦闘規範」は面白いけど個人的に中国名が苦手なので若干読みづらい。「仮想の在処」は小品ながらも悪くないし、「にんげんのくに」の熱量に圧倒され、「ノット・ワンダフルワールド」も新しい作家の発見になった。しかしラストの「怠惰の大罪」がSFとか伊藤計劃とかそういうものを飛び越えて別格すぎる。死と暴力に満ちた麻薬戦争を描くクライムノベルで、ここに収録したのは果たして正しいのかと思うほどだ(SF要素はほぼ無い)。長編としての完成を待ちたい。
★6 - コメント(0) - 2016年11月29日

充実。どの話も現代社会が持つ病理にテクノロジーが掛け合わされて、『虐殺器官』、『ハーモニー』に興奮した者なら必ず楽しめるはず。『公正的戦闘規範』と『フランケンシュタイン三原則、あるいは屍者の簒奪』に、伊藤氏の作風を強く感じた。好きなのは、キューバの麻薬戦争をテーマにした『怠惰の大罪』は、長谷氏の長編第1章にあたるそう。マフィア×AIのアイディアがステキ。エンタメ感が一番強く、これは早く全編を読みたい。
★2 - コメント(0) - 2016年11月18日

どの話も何かしらSFのキックが効いた話で楽しめます。でも、伊藤計劃作品のオマージュないしつながってると思えたのは2,3作品だと感じます。自分の意識や社会の選択に刺激される。
★3 - コメント(0) - 2016年10月31日

正直良くわからない。でもとにかく凄いものを読んだということは分かる。それだけは。
★21 - コメント(0) - 2016年9月1日

トリビュートだから気軽に読めるだろとか思うととんでもない目にあう。そりゃまぁそうなるだろなとは思うが、どれもずっしり重たい。読みやすいのは藤井太洋と吉上亮あたりか。ちなみに私の目当ては王城夕紀さんです。
★3 - コメント(0) - 2016年8月28日

厚みも凄いが、中身もずっしりのアンソロジーで読み応えがあった。収録順も絶妙。最後の『怠惰の大罪』は長編として完成するのが楽しみだ。『にんげんのくに』『ノット~』『フランケンシュタイン~』も好き。藤井さん以外は初読みの作家ばかりだったが、他の作品を読んでみたい人が増えた。
★3 - コメント(0) - 2016年8月3日

若手だからか、読みづらい文章がままあって、なかなか進まなかったが、どれも度肝をを抜く発想だった。監獄列車は特に良かった。読みやすいし。『調和は退化』は【ハーモニー】に相対する話。どっちがいいのか。
★3 - コメント(0) - 2016年7月14日

若い作家さん達の気合いの熱気が、むんむんと伝わってくるような700P越えのこの厚み。「フランケンシュタイン三原則、あるいは屍者の簒奪」切り裂きジャック、ナイチンゲール、フランケンシュタインそして日本からはあの剣士も参戦!これは本家の作品よりも面白いんじゃなかろうか!他にも長編のプロローグのようで、先が楽しみなものが何編かあり、これからの発表を待ちたいと思う。
★74 - コメント(0) - 2016年6月30日

伊藤計劃が遺した物語、技術の進化によって否応なしに変わりゆく人間の意識を描く新しい時代のSFの書き手達のトリビュート。それぞれに世界観があって面白い。伴名練の『フランケンシュタイン三原則~』表面上は『屍者の帝国』オマージュに見せて、このトリビュート自体を破壊させかねない結論に持っていく一種反則技。藤井太洋『公正的戦闘規範』は正統派な継承。こういうパンドラの箱を閉めるような話は好み。長谷敏司『怠惰の大罪』は長編の第一章レベルどころじゃない濃密な血と麻薬の物語。
★25 - コメント(0) - 2016年6月30日

『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』既読だが未読の伊藤作品もあるため、わからない部分があるのでは、と本書購入前は身構えていたけれど、仮に何も知らずとも楽しめる作品群だった。テーマは「テクノロジーが人間をどう変えていくか」。自分が元々長谷敏司ファンなので『怠惰の大罪』は別格として(長編版、早く読みたい!)、吉上亮『未明の晩餐』と仁木稔『にんげんのくに』が凄く良かった。でも、一番SFっぽいのが伏見完『仮想の在処』、一番トリビュートっぽいのが伴名練『フランケンシュタイン三原則、あるいは屍者の簒奪』と思った。
★3 - コメント(1) - 2016年5月27日

亡き伊藤計劃が残した世界観やテイストを受け継いだ作家達の短編集でテクノロジーに浸食された世界で一体何が本当に人間たりえるのかというテーマが確かにオマージュされていた印象。個人的に藤井太洋『公正的戦闘規範』吉上亮『未明の晩餐』伴名錬『フランケンシュタイン三原則、あるいは屍者の簒奪』長谷敏史『怠惰の大罪』がお気に入り。他のも面白かったんだけど、この四つが短編ながらも伊藤計劃の面影を如実に出しつつも作家性を存分に発揮しててかなりの読み応えがあった。
★2 - コメント(1) - 2016年5月27日

NOVA+のように同じ世界観に基づくアンソロジーなのかと思って読みはじめましたが、こちらはそうではなく、より緩やかに各作家さんが自身の作風を拡張させながら伊藤計劃作品に特徴的な問題意識や発想を織り込んでいく形のトリビュートみたいです。SF的発想の活かし方、舞台設定から文章の硬軟まで、作品の特徴はさまざま。どれも前提となる知識がなくても独立した短編小説として充分に読みごたえがあると思います。何よりこのボリュームはすごい!
- コメント(0) - 2016年5月24日

「この都市が、我々の生が、死者へのトリビュートだ」ふてぶてしいw ハズレなしでそれぞれ面白かった。表題の人名が客寄せナントカ(経済学的ゾンビとでも名付けようか)になってきてるが、この本は面白かったから文句は言わないでおこう… コメ欄で各作に短評つけときます。
- コメント(2) - 2016年4月30日

どれもずっしりくる読み応えでとても楽しめたが、正直伊藤計劃の名前が商売に使われるのはそろそろ食傷気味ではある。吉上亮の「未明の晩餐」は連作化して欲しい世界観。
★3 - コメント(0) - 2016年4月24日

文字通り、伊藤計劃トリビュートの作品集である。文庫本で700ページを超える厚さであるが、作品数は8つの中篇集である。どの作品も伊藤計劃の影を感じさせる作品であり、作家らがいかに伊藤計劃氏の影響を受けているのか感じられる。しかもどの作品も驚くほど面白い。各作品に引き込まれるように読んだ。ページ数は多いがあっという間に読み終えてしまった。特に面白かったのは、「仮想の在処」「南十字星」「未明の晩餐」「フランケンシュタイン三原則、あるいは屍者の簒奪」。
★1 - コメント(0) - 2016年4月23日

今月ずっっっとこれ読んでた・・・というくらい読み応えがあり、どの作品もトリビュートの名に恥じぬ、伊藤さんの作品を想起させてくれる内容でありながらも、もっと読みたいくらいに単体の作品としての完成度も高い。素晴らしい短編集だと思います。オススメ。
★1 - コメント(0) - 2016年4月16日

B
- コメント(0) - 2016年4月15日

伊藤計劃氏のテイストを堪能できるトリビュート。まずこの時点で満足です。コンセプト通りの作品が掲載されているどころか、伊藤氏本人が書いたと言われても全く違和感のない作品もあり、色とりどりという感じで非常によかったです。気に入ったのは、虐殺器官のシェアード・ワールドとしても全く問題なさそうな「公正的戦闘規範」料理SFとかいう新ジャンルを切り開きながらも存外の読後感を与えてくれた「未明の晩餐」です。特に後者は独特の設定と意外な展開がすごくツボで、ぜひ長編で読みたいと思いました。
★4 - コメント(0) - 2016年4月10日

伊藤計劃さん風の作品が、いくつか収録されており、とても面白かったです。あと、ハードSFに別要素、食レポや探偵小説の要素が入ると、味が変わって楽しいと思いました。良かったです。
★3 - コメント(0) - 2016年4月7日

伊藤計劃が好んだ主題をもとにした短編集。どれも読んでいて手がとまらなかったが、読後に残るものは伊藤計劃ほどではなかった。これは作家たちの力量の問題ではなくテイストに似せることで持ち味がそがれたからだろうな。作家さんたちについて知る良い機会になったので、折を見て読んでいこう。
★1 - コメント(0) - 2016年4月2日

正直言うと藤井太洋だけ目当てで読んでたんですけど 王城夕紀、伴名練あたりはあっこの作者の作品全部追わんといかんやつだって なったぐらい好きなやつでしたね。 あと長谷敏司文体が苦手なんでビクついてたんですけど 思ってた以上に怠惰の大罪は読みやすかったです 今まで読んだ長谷敏司作品で一番読みやすいと思いました。 にんげんのくにだけは苦手だった (単一の作品としては悪いものでは無いがあの短編集の中に入れるもんじゃないと思う)
- コメント(0) - 2016年4月1日

未明の晩餐が世界観含めて面白かった。他にも色々な作品があって楽しめた。
★3 - コメント(0) - 2016年3月19日

いろいろなSF作家の作品が1冊にまとまってます。 一口にSFと言っても、いろんな書き方があるんだなあ、と思える一冊です。まあ、好き嫌いはありますが。 タイトルに伊藤計劃とついているので、それぞれの作家の伊藤計劃への思いも書かれていて、やっぱり早すぎたなあ、と思わざるを得ない。
★2 - コメント(0) - 2016年3月18日

伊藤計劃的コンテンツ、すなわち「テクノロジーと人間意識の相剋」と「哲学的ゾンビ」を主題とした競作です。若手中心でみなさん「伊藤計劃以後」を担う才能なんだろうなあ。どれも質が高いです。ベスト作品は、中堅世代・長谷敏司の描く麻薬密売キャリアビルディング。近未来版スカーフェイスといった内容で、娯楽性を最大限魅せてくれました。でもあれですね、「伊藤計劃以後」も宣伝材料でしかない現状を感じた一冊でもありました。トリビュートの体裁を借りた若手お披露目イベントと思えばよいのではと。
★2 - コメント(0) - 2016年3月15日

何編かはまるで伊藤計劃氏の新作を読んでいるようでした。藤井氏と吉上氏の作品が特に心に残りました。お二人にはぜひ長編を書いていただきたいです。
- コメント(0) - 2016年3月14日

★★★★☆ 伊藤計劃の小説に感銘を受けた8人の作家のオムニバス作品集。吉上亮「未明の晩餐」伴名練「フランケンシュタイン三原則、あるいは屍者の簒奪」、長谷敏司「怠惰の大罪」が面白かった。SF作品は、作家によって合う合わないがあるかも。
★7 - コメント(0) - 2016年3月12日

「フランケンシュタイン三原則、あるいは屍者の簒奪」が面白かった。主人公の在り方、価値観。技術の結果より、それを使う側の変容。何を受け入れ、どこまでを自分の領域とするか。他は「ノット・ワンダフル・ワールド」と「公正的戦闘規範」が面白かったなぁ。伊藤計劃の世界観。あとはトリビュートというよりSFアンソロジーといった感じ。
★1 - コメント(0) - 2016年3月10日

個人的に好きだったのは伴名練さんと王城夕紀さん、吉上亮さんの作品。伊藤計劃トリビュートだけに、みんなその世界観をうまく捕まえていると思う。虐殺器官などの長編だけでなく短編の蛮族の話に近いものもあり懐かしく感じた。まえがきにあるように、これらのには技術と人間、暴力と調和、そしてその死と生があって、じつに伊藤計劃さんをついたと思った。
★1 - コメント(0) - 2016年2月27日

アンソロジー。トップの藤井太洋氏の『公正的戦闘規範』はまさに伊藤計劃氏の作品を凌駕する傑作。興奮して読み続けるも5編目の『にんげんのくに』からページをめくる手が止まる。731ページに及ぶ本作。一旦ガス欠を起こすとなかなかエンジンが火をふかない。合間に映画を見たり、他の本を読んだりしているうちに遂にギブアップ。まあ、こういうこともある。よね?
★2 - コメント(0) - 2016年2月24日

伊藤計劃トリビュートの 評価:72 感想・レビュー:127
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