超人幻想 神化三六年 (ハヤカワ文庫JA)

超人幻想 神化三六年 (ハヤカワ文庫JA)
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超人幻想 神化三六年はこんな本です

超人幻想 神化三六年の感想・レビュー(255)

もうひとつの神化という時代。超人は存在したのか、存在しなかったのか。だが、心のなかには確かに超人が存在していたのだ。
★4 - コメント(0) - 3月9日

アニメ『コンクリート・レボルティオ 超人幻想』(以下『コンレボ』)の前日譚という前置きではあるが、「超人課」「帝告」といった本編における重要な語句は出ず単体で完結した物語。そしてラストでの揺らぐ五輪塔により『コンレボ』本編における爾朗たちの「革命」の物語が始まるという導入としても成立するという一冊にもなっている。個人的な疑問としては『コンレボ』本編に於ける黒幕の思惑が達成された末にはビンゴが死語になる程の遊びの乏しい社会になってしまうのかということと劇団の人間は合意の上で体を貸していたのかという2点。
★2 - コメント(0) - 2月3日

テレビの普及と共に様々なヒーロー(超人)が生まれた昭和。その超人達は画面を通して知り得た現実に起きている事柄と同様、個々のの記憶に現実と変わらぬ歴史として刻み込まれている。著者のその想いを昭和という年号から超人達が実在していた神化という年号に置き換え小説としたこの作品、同名のアニメも観ていないのでどんなものかも解らず読み始めたが、どんどんと神化という世界に取り込まれ夢中になって読んでしまいました。SFやミステリーと単純に括れない、著者と同時代を過ごした自分にとってはノスタルジー溢れるとても良い小説でした。
★61 - コメント(0) - 2016年11月27日

『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』というTVアニメの前日譚らしい(未見だが)。 元号が「昭和」でなく、超人が存在する(した?)「神化」となっている時代の物語。 軽い気持ちで読んだけど時間SFとしてもミステリとしても楽しめました。 超人への憧ればかりでなく恐れも描かれているのだろうな。 TVが勃興期の頃のスタジオの雰囲気も良かった。 361ページ
★12 - コメント(0) - 2016年11月19日

アニメを最後まで観てどうにも割り切れないものが少しは解消されるかと読んでみた。諸々おいて置いて、「幻想」の意が汲めただけで読んで良かった。アニメの方では書かれなかった超人に対する一般的な気持ちの変化と、超人個人に対する個人の思い、物語の側面が埋まった感じ。しかしアニメの方もだけども悪役が物足りない…。
★7 - コメント(0) - 2016年8月27日

「超人」を夢見る幻想を持つことへの肯定、というテーマはアニメ「コンクリート・レボルティオ」と共通していると感じた。こちらはクリエイター目線でということかな。歴史改変ものとしてはヒロイン関係のネタばらしが特に良かった。
★3 - コメント(0) - 2016年7月20日

TVアニメ「コンクリート・レボルティオ」と同一の世界観で描かれる本作は「一般人の視点から見た超人」にスポットを 当てて当時の世相を描いている。タイムリープ主題のSFミステリであるが、戦後復興直後という状況も相まって、何処か仄暗さを感じさせる作風という印象を受ける。最終回を見た後に本作を読んだので、本編にも登場するあの人が最終回で言った「正義の味方になりたかったのはお前だけじゃない」という台詞の裏付けもなされていて高評価。
★6 - コメント(0) - 2016年7月10日

つい最近めでたく放映が終了したコンレボの小説。 あるテレビ番組のディレクターが巻き込まれたタイムリープと超人達の戦い。コンレボの魅力とは何か。 それは超人≒フィクションとは何か?正義とは何か?昭和とは何だったのか?そういったことを詰め込みすぎな位に訴えている点だろう。 本作でもそれは顕著に出ており、主人公の親の軋轢や妻になる女性のビターな末路などに現れている。
★22 - コメント(0) - 2016年6月24日

アニメ「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 」の前日譚。どうやらこの頃からジャガーさんが居たようだ。
- コメント(0) - 2016年6月19日

なぜかフィクションが読めなくなって、久しぶりに読んだ作品がこれです。病院の待合室でわくわくしながら一気に読みました。是非アニメも観たくなります。
★3 - コメント(0) - 2016年6月12日

TUI
「物語」になることで、人々の記憶に残り続けることが出来る。後世の人間からすれば事実であっても「歴史」という物語として享受するしか、ないけれども。
★3 - コメント(0) - 2016年5月31日

「昭和」とは少し違う、超人が存在する「神化」という時代の物語。アニメ「コンクリート・レボルティオ」の前日譚ではあるけど、SFミステリーとしてしっかり作られているのでアニメを視ていなくても充分楽しめると思う。アニメは超人と超人の思想の対立がメインだけど、こっちは一般人から見た超人への恐怖や憧れといった想いが描かれていて、同じ世界観ながら違う雰囲気を感じる。昭和の時代の事を知っていればもっと楽しめるかもしれないけど、こういうタイムトラベル物は大好きなので満足。
★10 - コメント(0) - 2016年5月17日

一期、二期とコンレボを楽しませていただいているのでいつかと思っていたが、フォロワーの誘いを機にようやく読了。まずは、その巧みさに驚嘆した。作者の老成した脚本家としてのテクニックと、確かに古いが、古いからこその強いメッセージ性に胸を打たれた。若いオタクとして元ネタなどをすべて知ることは難しいが、昭和という時代とそこに生きた〈超人〉とその幻想に憧れる気持ちは、些かも変わらないように思う。アニメとのリンクを楽しめる部分はもちろん、ひとつのSFミステリとしても文句の付けようがない名作。老若問わずぜひ一読されたい。
★3 - コメント(0) - 2016年5月14日

さわやかな読後感。読み終えた今になって気づく、表紙デザインの妙!まるで古代の遺跡のごとく、掘れば掘るほど何かが見つかる。「宝塚」そう来るか!<超人>という「幻想」から、<神化>という熱狂の時代からすっかり冷え切った現代の若者(それでも二十代後半ぐらいだろうと思う)の視点は、いま放送中のTVシリーズ二期の結末をも予感させる。
★3 - コメント(0) - 2016年5月9日

昭和史の知識はあったほうがいいです。TTH=NHK 場所は、NHK放送博物館かと。P30 「4年前のベルリンにおけるテレビ放送」 P102 「世界初のテレビジョン五輪中継」ベルリン大会は周辺だけ、東京大会は遠隔地もということでしょうか。ベルリンのテレビは機械式という認識だったのですが、結局はよくわからずでした。P301 渋谷センター街は宇田川埋め立てじゃなくて、暗渠化と思うのです。三十二で唐突に人称が変わるのはなぜ?ていうか誰? 2016年 C0193 \740. 2015
★1 - コメント(0) - 2016年4月26日

アニメではなぜ「昭和」ではなく、「神化」という年号が使われているのかはっきりと理解できました。さらに超人課のあの人もでていたりととても楽しめました。あとアースちゃんのスタンスの変わらなさはなぜだか安心しました。設定の面でも読めばちゃんとわかるようになっていたので、SFがそんなに得意ではないけど…よかったです。芳村と嘉津馬が語る超人に対する想いも、超人はフィクションだと理解しているからこそ、共感できたような気がしました。以上です。
★9 - コメント(0) - 2016年4月17日

二二六事件は起こらず、幻の東京五輪が開催された、ありえたかもしれない世界。その神化日本には尋常ならざる力を持つ<超人>の記憶がちらついていた。超人の殺戮を目の当たりにしてタイムスリップに巻き込まれたテレビのディレクターを狂言回しに、幻燈のごとく虚構と実在のあいだに揺らめく<超人>の物語が語られる。虚構あるいは幻想を信じきってみせることで、今は姿は見えなくともかつて確かに存在したに違いない超人にオマージュを捧げる、そんな物語だったという気がする。よかった。
★5 - コメント(0) - 2016年4月12日

あんたそんなスタンスでアニメ本編の振舞い見せてたの?しかし、アースちゃんと天弓ナイトってどの時空でも確立してるんだな…… 星三つ
★1 - コメント(0) - 2016年4月4日

超人達が存在する昭和偽史を描くアニメ『コンレボ』の、前日譚と言っていいのかなんなのか、とにかく脚本家・會川昇自ら手がけるノベライズ。ある仕掛けの施された本小説とアニメの世界との距離感、その等間隔に、本小説と現実の日本との距離感もまた置かれているので、非常に複雑な成り立ちを持つ一方、中身そのものはSFミステリとしてシンプルなプロット、単独作品として楽しめます。シンプルなだけに、そしてなんでもアリになりがちな題材なだけに、純粋に良く出来てるなと唸りました。
★10 - コメント(0) - 2016年3月31日

コンレボの前日譚となってますが、アニメを見て無くても大丈夫な印象。登場キャラなどもほぼ違います。ただ、神化とよばれる、昭和では無いもうひとつの世界は共通しており、アニメを見ていると世界観に入っていきやすいです。特に当時の昭和を知らないからそう思うのかもしれません。
★1 - コメント(0) - 2016年3月29日

読了。アニメの方は一話で断念していて、ついていけるかが不安だったのだけれど、チラリとあちらを意識させる部分がある程度で、未視聴でも問題はなし、前日譚とは謳われながらも別のお話という印象。また、アニメ側はポップな色使いと若いキャラクタたちが多かった記憶も、こちらは大人、時代も相まってどこかくすんだ色合いが浮かぶ。このほか、獣人や<超人>の存在が曖昧に感じたり、その獣人の誕生や不死がかなり大雑把に思えたけれど、あやふやな存在を絡めた歴史の改変や、原因と結果を逆さまにした考え方など、時間ものの部分は面白かった。
★2 - コメント(0) - 2016年3月28日

傑作。SF。タイムトリップ、歴史の改変。超人と人間の物語。戦後の日本。昭和のヒーローやSFが好きなら読んでほしい。アニメは観ていないがそれは関係なく楽しめる。作り込まれた展開に驚愕する。超人たちにも悲しみはあるのだ。
★27 - コメント(0) - 2016年3月27日

昭和史や往年のSF要素をふんだんに盛り込んであり、実際の文量の何倍もの情報が詰め込まれてるのがよくわかります。分からない単語をネットで検索するのも楽しく、発見の多い本。考えてみると昭和(作中では神化)という時代って、平成生まれの自分にはイメージが涌き辛いところがあり、謎の空白感があったんですが、(江戸時代なんかの方が時代劇とかおかげでイメージはある)その穴が埋まっていくのが心地いいです。超人幻想というタイトルも幻想としての昭和、超人の抱く幻想、超人に抱く幻想などいろいろ含みがある気がして秀逸です。大好き。
★2 - コメント(0) - 2016年3月6日

90点。アニメが超人同士の関係を描く作品であるならばこちらは一般人と超人との関わりに焦点を当てている。タイトルの超人幻想というワードはアニメにも登場するが、アニメのそれとは違った使われ方をしていて新鮮だった。アニメよりも当時の日本社会が丁寧に表現されていたのが好印象
★1 - コメント(0) - 2016年3月4日

アニメがわりと面白かったので読んでみた。想像よりも渋めの作りのタイムパラドックスを扱ったSF小説になっていた。ただ、どうしても序章的な感じがするので(アニメの第2シーズンも制作が決まっている事だし)小説の第2弾の方もよろしくお願いします。
★4 - コメント(0) - 2016年2月29日

アニメのほうはよくわからなかったがこれは面白かった。話者、芳村?
- コメント(0) - 2016年2月28日

アニメの前日譚かと思って軽い気持ちで読んでいたら,私が想像していた以上に作りこまれている作品であると思った.
★1 - コメント(0) - 2016年2月24日

本当はアニメもこのくらゐ渋い作りにしたかったんだらうな。
- コメント(0) - 2016年2月17日

アニメを見てからの読書。前日譚となるが、本編ほどにないにしろ時系列がややこしい。設定がしっかりしている重厚な物語。
★2 - コメント(0) - 2016年2月4日

アニメは視聴済み。アニメ本編の内容にも関連があると聞いて読んでみたけれど、歴史の上書きという歴史改変の解釈や、芳村が未来に超人を残そうする行動原理など、前日譚でありつつもアニメ10話の捕捉にもなっていたなと。加えて、超人が存在する戦後の日本という世界観・空気感が非常によく練り込まれていて、単純な時間SFとしてだけじゃなく、もし超人というものが存在していたらというifの話としても面白かった。
★2 - コメント(1) - 2016年1月30日

「今日は、木曜日ですよね。神化三六年三月二日」。この台詞でタイムリープ来たーーー! って感じですね。なるほど、タイムリープしたらその日付を自分に言い聞かせるように、他の人に確認するのがこのジャンルの典型なのか…、と改めて意識しました。確かにタイムリープした後、この手の台詞言う作品、多いかもね?
★3 - コメント(1) - 2016年1月22日

女体化ァ!
★1 - コメント(0) - 2016年1月17日

BS11の再放送経由。幻想は時に現実を変える力になる。辻真先、手塚治虫、平井和正、江戸川乱歩、etc。今日、SFと超人を趣向できることを先人たちとそれを受け継ぐ現代の“超人”たちに感謝。
★5 - コメント(1) - 2016年1月14日

コンクリート・レボルティオの前日譚。モトネタやモデルとなった人物を知っていると、すご~く楽しめます(笑)序盤で言及されていた神化四八年の爆発的畸能進化が一体どのように描かれるのか本編2期が待ち遠しい!
★6 - コメント(0) - 2016年1月9日

アニメから入りました。アニメは未視聴でも問題ない内容。ただ、アニメを読んでいると超人の概念がスっと入るかと思う。アニメを見始めたときにも思ったのが超人幻想とは何か、その答えが、エッセンスがここにあると感じた。アニメと共通した、タイムパラドクスの概念、伝わった。アニメ中でも時間を切り替えて見せているのもその手法の一つか…?アニメで他のキャラが立ちすぎてあれだけれど、ジャガーさんが主人公なのではとも思う。
★4 - コメント(0) - 2016年1月4日

「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」の前日譚、ということでコンレボ視聴者には必読の参考書です。神化時代の空気感や時代背景、アニメにも出てくるあの方の過去とかあの子の話とか、同じ世界線の話なので、もしかしたらアニメのどこかにもこの本の主人公とか誰かとか出てくるかもしれない気がします。出てくるといいなー。會川さんのつくる世界はとにかく設定が作り込まれてて緻密なので、こういう副読本的なのがあるのはファンとしてはとても嬉しいですね。
★3 - コメント(0) - 2015年12月31日

主人公はTV黎明期に一人で演出も脚本もこなし後には作家にもなった……ということでモデルは明らかにあの人である。『コンレボ』ではTVのヒーローをモデルにした〈超人〉を多数登場させているが、小説ではそのTV番組を作った人を題材にするというのは絶妙。
★3 - コメント(0) - 2015年12月29日

コンレボにハマったので読了。アニメ本編と直接は関係ない世界線だが、リンクするネタもあり、来年の戦隊モノと奇しくも重なってしまうという綺能を発揮している會川氏も<超人>なのかも知れません。
★1 - コメント(0) - 2015年12月27日

アニメとは独立した歴史改変SF。木更嘉津馬は桂真佐喜(辻真先の脚本家時代のペンネーム)のアナグラム、「市電裏ばなし」は「バス通り裏」と、濃厚な昭和愛と辻真先愛が楽しめる。
★2 - コメント(0) - 2015年12月26日

泣いちゃったよ。俺も作り変えていいんですね、そういうことを想像してもいいんですね。後押しをしてくれる言葉のなんと嬉しいことか。そんな超人を信じる能力を私に与えてくれたのは、間違いなくあの番組やこの番組を作り、話を書いた超人たちだ。そういえば俺はいつも會川さんの名前を信じてアニメを観るなあ。會川さん、あなたも超人なんです。
★4 - コメント(0) - 2015年12月26日

超人幻想 神化三六年の 評価:74 感想・レビュー:93
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