官能と少女 (ハヤカワ文庫JA)

官能と少女 (ハヤカワ文庫JA)
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官能と少女はこんな本です

官能と少女の感想・レビュー(332)

でもね、生まれた日も生まれた場所も、大人になったらそんなに重要なことじゃないんだ
- コメント(0) - 3月20日

宮木あや子さん。さすがR-18文学賞を受賞した方だなぁという印象。描写がすごい。美しくも儚げで、そして痛々しい。読んでてなぜかドキドキしました。「春眠」がお気に入り。
★2 - コメント(0) - 3月18日

美しくて痛くてどろどろした短編集。一話目から引き込まれました。一話目の「コンクパール」が、「雨の塔」と繫がっていることに気付いてうれしかったです。
★2 - コメント(0) - 3月9日

どの話にも、心や身体に痛みを伴う目を背けたくなるようなシーンが多々あったのだけど、それ以上にその蠱惑的な文章に惹き付けられてどんどんページを捲ってしまい、結局1日で読みきってしまった。『春眠』が一番良かった。
★6 - コメント(0) - 3月4日

【雛祭り】大人のくせにバカなんじゃないの。痛くて苦しくて、かなしくなる。幸せになりたい、幸せになってほしい。愛したい、愛されたい。せっかく人間に生まれて大人になったのに、大事なことを大事にできない大人が多すぎる。幸せを祈ること、きちんと愛すること。こどもが戦わなくちゃいけないのは大人のせいだ、バカな大人たちのせいだ。守られていることにも愛されていることにも気付かないくらい当たり前に守られて愛されるこどもが溢れるといい。大人は愛する行為を大事にしてほしい。バカな大人たちの浅はかな世界で、私はせめて祈る。
★41 - コメント(2) - 3月3日

どのようなスタンスで読み進めるかとても悩んだ。だいたい本を読む時は、主人公に感情移入か、全くのギャラリーでも話の何処かに糸口を見つけ共感していくかが、主に物語へと入り込んでいく手段なんだけど…これは難しかった。最後の話は特に辛かった。斉藤先生を知ってしまっている上で、和泉の話を聞くのは。全ての話に共通して整った文章は、読み辛くもあったけど、異様さを際立たせたし、何か堪えている雰囲気も伝わってきた。
★3 - コメント(0) - 3月1日

春眠が好き。
- コメント(0) - 2月27日

美しく生きるということが、いかに難しいか・・を感じました。作品ごとにすごく流れるものの異なる作者ですね。どのかたちも作者のそのときそのときの本当の姿なのでしょう。読みやすいとはいえないですが不思議な色彩が目に浮かびました。
★3 - コメント(0) - 2月23日

美しい文体で病んでいるのがより際立って、読み終わった後はそれまで息を止めていたのかと思うほど酸素を欲してため息をついた。コンクパールはわりと切なくて、グロさもあまりなかったし、男女ものには嫌悪感を覚えて読むのがつらかったけど、春眠は唯一すきでした。
★13 - コメント(0) - 2月15日

う~ん。感想が書きづらい。キレイな文章ですが、1話1話が重い。そして、気持ち悪い。『春眠』からの『モンタージュ』だった事に、読み終えた後気付きました。宮木さん初読みでした。他の作品も読んでみようと思います。
★40 - コメント(0) - 2月13日

校閲ガールのあとがきで宮木さんの官能小説を絶賛していたので読んでみたがコワイ。いいと思う気持ちもなくはないけど、いいと認めちゃうのもコワイ。少女の価値観が歪められてしまうこと、苦しすぎる経験が記憶を歪めてしまうことがリアルで怖い。おとなどうしの性愛がどうあってもいいけど、小児性愛だけは受け入れ難い。本人に本質的な決定権がないし。
★4 - コメント(0) - 1月29日

オススメされて。救いがない。文章が綺麗なだけに、よりグロさが際立っているように感じる。この短編集を受け入れることはできそうにないが、宮木さんの他の作品は読んでみたい。
★24 - コメント(0) - 1月25日

初めて読む作家さんの短編集。しかしどうも肌に合わないようだ。頭でっかちな文言で官能とやらを語られてもなあ。
★1 - コメント(0) - 1月23日

エロというよりグロの印象。しかしただの官能小説なんかではなくて、まっとうになんて進めなかった少女達の不器用な欲情をありのままにしたもの。R18の直接すぎる表現と裏腹に、著者の美しい文体と、時おり見せる少女たちのあどけない輝きとのコントラストが素晴らしかった。"少女"は、悲しくも決して一人では生きていくことの出来ない依存を必要条件するもので、そしてやはり性とは切り離せないものなのだと、強く感じた。少女は愛を知らなかったためにその道を選び、後戻りできない場所へ。精一杯に闇に紛れず生きていこうと強く思った。
★1 - コメント(0) - 1月15日

宮木さんの本にはいつも圧倒されてしまいます。今回も読み始めてすぐに物語に引き込まれました。救われない女性たちの切なさと孤独が美しい文章で描かれていました。ちょっと怖いですが、読み終わった後、宮木さんの本は満足感があります。
★11 - コメント(0) - 1月13日

今年四冊目、素晴らしい読書体験。言葉にしたくないし、誰とも共有したくない。
★16 - コメント(0) - 1月4日

今年の読み始め。主観主義的退廃耽美官能恋愛小説6編。あぁ^~~~~最高ッスね^~~~~~~~~~~~。とりわけ主観主義の隙間から徐々に客観的現実が露わになっていきつつも主観が客観を断固として拒絶する「光あふれる」「雪の水面」の2編が最高オブ最高。2編で対になる「春眠」「モンタージュ」に充ち満ちた毒々しさもたいへん素晴らしい。欲望という名の妄想に身を浸し、それぞれの主観の中で生きるしかない少女たちが客観という共同幻想を破壊していく、たいへん相対性精神学的な官能小説。素敵すぎるでしょう。最高だぞ。
★7 - コメント(0) - 1月1日

立ち寄った書店で、表紙の絵が気になってふと買ってしまった。世の中には、わくわくする本、スカッとする本、ほっとする本など、色々な本がある。その中で、本書は、少し暗くて、少し元気がなくなる本。官能的というよりは病的。 読んだ後、見直してみれば表紙の絵は、本のイメージをうまく捉えていた。
★11 - コメント(2) - 2016年12月21日

sin
kindle版。作家買い。ダークな宮木あや子の方。短編集、どの話も歪んだ愛、痛い。痛すぎて1編読むごとに休憩をはさまなくては 次を読めなかった。
★13 - コメント(0) - 2016年12月14日

6つの短編。どれもエロティックで、暗く重く痛々しい。最後の1編は少し光が見える終わり方だったが、基本的にどれも救いのない物語。ここしばらく自分にとって心地よさそうな小説や漫画ばかり読んでいたためか、真逆な世界に引き込まれて一気に読了。エロくてグロくてドロドロでした。(未成年者への性犯罪の話が出て来るのでご注意を)
★34 - コメント(0) - 2016年12月12日

読み手の性別を選ぶ本があると、宮木さんのこっち方面の本を読む度思う。性別を性向と言い換えてもいい。心の秘めやかな柔襞に舌先を這わせる様な、官能と“少女性”を感じさせる女たちの物語。
★37 - コメント(0) - 2016年12月9日

官能と少女、タイトルそのまんまの短編集。でも、エロティックというよりはグロテスク。「雪の表面」の、叔父様と少女の淫行には吐き気さえ催した。全編にわたり、とにかく痛くて辛い。少女を描くのであれば、出来ることなら嶽本野ばらのように‘お耽美’を貫き通してほしかった。
★38 - コメント(0) - 2016年12月7日

痛い、痛々しい。少女特有の痛々しさが切なくもあり、美しくもあり、そしてちょっとむず痒くて。お気に入りは「ピンクのうさぎ」。本当に大切なものを無くしたときにしか、痛みはわからないのかもしれない。
★5 - コメント(0) - 2016年12月2日

いやもうめっちゃ好き!(語彙死亡)タイトル通り官能と中心とした少女の感情を鮮烈に描いた短編集。六編すべてが傑作だと思うけどそれでも個人的なベストは最後の「モンタージュ」一択。自らの存在を確かめるために自傷を繰り返す少女の感情と、高校生のときに「愛した」先生を求めて狂っていく姿、彼女を救おうとした女性に掛ける言葉、そして明かされる「真相」とそれを知って彼女が出した結論があまりにも好みに合致しすぎていて、なにりよりあまりにも美しすぎて、正直ひとには薦めにくい本だけどとにかく読んでくれとしか言えない。面白かった
★4 - コメント(0) - 2016年11月30日

表紙や挿絵の通りの世界観。官能と少女…耽美な雰囲気に包まれながらも、救われない話ばかり。中でも「光あふれる」の真っ暗加減は衝撃、だけどこの中ではいちばん良かったかな。電車など外では読みにくいので注意。
★18 - コメント(0) - 2016年11月24日

宮木さん世界炸裂で読み進めるも、進めば進むほどどの登場人物も表題通りの少女ならではの息苦しさ、危うさ話に胸一杯。一番可哀想なのが春眠とモンタージュの斉藤さん。犯罪犯した交際相手の被害者がねじれにねじれて、感謝ではなく憎悪のみで飛び込んできた結果、殺意を産み付けて結果刑務所入りって。。。と、突っ込むひとは黒宮木作品読んだらダメよね。白黒宮木作品、どちらも好き。
★6 - コメント(1) - 2016年11月22日

表紙とタイトルを見て、しばらく気になっていた本。買うにも勇気が必要だったけど、読み進めるにも勇気がいる。「厨二病」「黒歴史」なんて言葉に胸が痛む女性は、この本のどれかのヒロインには共感してしまうんじゃないだろうか。歪みすぎて360度戻ってきちゃった、甘すぎて吐き気がするような、そんな短編ばかりだった。これは、好きだ。文章も、飲み込まれていくように読みやすかった。
★4 - コメント(0) - 2016年11月21日

耽美。どの少女も痛々しいけれど、その傷口さえも美しい。堕ちるところまで堕ちた少女達にしか見えない景色がある。
★5 - コメント(0) - 2016年11月21日

再読。表紙買い。かつて少女だった頃、こんなにも危うい存在だったのか、愚かしかったのか?と問うけれど、当てはまる部分が病んでるというところのみだった。『恋愛短編集』というけれど、この本には甘い恋愛話はない。あるのは痛々しいという言葉がしっくりくる話のみ。個人的に『光あふれる』の救いようのなさが好きだ。
★13 - コメント(0) - 2016年11月14日

女の人が好みそうなエロだった。 性的なことにいちいち理由をつけるのもめんどくさいな、と思った。
★10 - コメント(0) - 2016年11月11日

宮木さんって何を書いても引きこまれてしまう。少女の純粋さと危うさが息苦しかった。
★4 - コメント(0) - 2016年11月2日

次の話になるたびに暗く重くなっていく。最初と次はよかったけど後半しんどい。
★4 - コメント(0) - 2016年10月27日

官能小説を読みたい気分のときに、題名と表紙の絵の妖しさに惹かれてこの本を手に取りました。そういうシーンは官能小説ばりに描かれているのですが、ヒロインが不幸な状況にあるのもしっかりと描かれているので、複雑な心境で読み進めることになり、官能シーンを堪能することもできず、ヒロインに感情移入することもできず。「春狂い」同様、後味の悪さが残りました。
★6 - コメント(0) - 2016年10月16日

私にも少女の時代があったが(あったんです)、少女というものはどうしてこんなに危うく、儚く、愚かで悲しいんだろう。そういう少女たちの生き様を官能とともに書いた短編集。恋愛小説と言われるとそのへんはかなり疑問ですが、少女たちの「痛さ」を書いた小説としてはかなりの出来だと思う。ただ思っていたよりエロが多く、ちょっとたじろいだ。
★7 - コメント(0) - 2016年10月13日

帯に「傑作恋愛小説集」という書評の言葉を載せてあったけど、恋愛小説集なんて呼びたくない。少なくとも「モンタージュ」は恋愛ではないと思う。「光あふれる」も。でも、「雪の水面」は違うと言い切れない。この違いを上手く言い表すことができないのがもどかしいけれど。でもどの話も苦しくて、少女たちの心を引き裂く男や大人たちには吐き気がした。あと、INAZUMAは宮木さんの他の作品にも出てくるけど、個人的にこの小説とリンクはさせて欲しくなかったな…細かい所だけど。
★11 - コメント(0) - 2016年10月13日

YH
どの物語も痛々しい。なかでも光あふれるが一番、救いがないように思えた。逃げ場のない自分自身から、逃げようともがいている少女達の物語。痛々しいけど嫌いじゃない。
★1 - コメント(0) - 2016年10月9日

むぅ。R18エロイ描写も多々あれどボクのようなおじさんからすると痛々しい。所謂ゴスロリファッションというのか?そーゆーのに身を包むことイコール抵抗のような。自己主張のような高潔さには思えない。「春眠」と「モンタージュ」の流れがシックリきたように登場人物の「相互」に物語が読めてくると、この手の文章の良さとか、著者の書きたかったことが読み取りやすくなってくる。「光あふれる」「雪の水面」あたりは性的な事件事故による人格の倒錯。こーゆー本読むと、女性のことを不信に思う一方、ホンマ男性のだらしない狂気がイヤんなる。
★19 - コメント(0) - 2016年10月9日

宮木さん、初めましてです。R18の作品なんだけど、タイトルの"官能"というよりはイタくてグロくて哀しい。でも読んだ後のイヤ〜な感じがキライじゃないのです。「コンクパール」、「春眠」&「モンタージュ」が好きです。コンクパールを初めて知りました。もうコンクパールを見たら、卑猥なイメージしか出てこないでしょう。貴重なパールなので本物を見ることはなさそうですが。表紙のイラストが作品の印象とピッタリ合ってました。ハサミが怖い・・・。
★24 - コメント(0) - 2016年10月7日

表紙買い。各話の扉絵も可憐。お話は非常に耽美で赤裸々で甘美。でも…恋愛小説じゃないよね。どのお話からも、どの登場人物からも自己愛は感じたけど、他者への愛情を感じられなかったから、これを「恋愛」とは言いたくないなー。「春眠」と「雪の水面」のサスペンス的な話の展開がドキドキできて良かった。良かったけど…なんか、モヤモヤするなー。
★13 - コメント(0) - 2016年10月6日

校閲ガールからの、宮木さんの作品を辿って手にしたストーリーは、重く後味が苦いものでした。「校閲~」とは作風が真逆で、読む程に、苦しかった。途中何度か読むことを止めようとしたけれど、其々のストーリーの主人公の最後を見届けてあげないと…と言う気持ちになっていた。どの登場人物も傷つき病んでいて、胸が苦しくなった。私の中では、キライな作品だけれど、心にこれだけ嫌悪感を残した印象的ストーリーでした。
★7 - コメント(0) - 2016年10月6日

官能と少女の 評価:72 感想・レビュー:138
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