監視機構 (サザーン・リーチ2)

監視機構はこんな本です

監視機構の感想・レビュー(135)

「全滅領域」に続くサザーン・リーチシリーズ第2作。前作は謎が謎を呼ぶ展開でハラハラさせられましたが、今作はなんとも哲学的で非常に難解・・・。後半でゾッとさせられるシーンもありますけれど、全体的にエンターテインメント性は低いです。完結となる次作でどうなるのか、期待と不安が半々です(笑)
★4 - コメント(0) - 2016年8月2日

もう引き返せないと思いつつ読み始めたシリーズ2冊目。1冊目と同じく「結果を知るということ、それだけで満足できる(『全滅領域』p.303)」という気持ちを原動力に読み進んだ。〈エリアX〉とは何か、誰が何のために発生させたのか、人類はそれとどのように取り組むのか、そしてその結果は? というようなことを軸に展開するのだろうと思って読み始めた本シリーズだが、予想は大きく裏切られた。でも、読めるんだよね。何なんだろうね。釈然としない、片付かない気分を募らせつつ完結編へ。
- コメント(0) - 2016年7月22日

なんだろう…この<コントロール>から滲み出る、意識高いが仕事出来ない男感…。
★3 - コメント(0) - 2016年6月3日

シリーズ2/3、隔離された超常の地を押し留め理解しようとする人智の最前線、そこは科学を装う謀略うずまく諜報に洗脳の地と成り果て、新たに赴任した責任者もまたその流儀に抗えず、そこで目にするのは境界もなにもかもが崩壊しつつあるような危うい現実。そして人界と超人界の境界線が跳躍した様を目の当たりににした彼は、前回調査の唯一の生き残りとともにエリアに挑むことに…なったことろで次刊へ。異様な様の全容は未だつかめず。そもそも、理解し得るのであろうか、という感じを引きずりつつ、ラス1へ。
★5 - コメント(0) - 2016年3月29日

全滅領域の方はとても好みでしたが、本巻の鬱々として話がまるで進まない辺りはちょっと好みから外れます。解説によると「極限状態において人間がどういう行動を取るかという点にフォーカスを置いた作品」だそうですが、その辺は自分の興味の範囲外でして……。つまりそういうのが大好きな人にはとてもいい作品なんじゃないでしょうか。噎せ返るほど濃密に作り込まれた世界観もサザーン・リーチの連中も誰一人理解できないので、そういう理解を拒む空気が好きな人はすごく喜ぶのでは、という
★4 - コメント(0) - 2016年3月28日

シリーズ第二作。前作とは打って変わって、本作では〈サザーン・リーチ〉の新任局長〈コントロール〉の視点から語られるが、作品に漂う不可解さ不条理さは健在。前局長の補佐は非協力的だし、科学部門の人間らも何か隠し事をしているようで、読者までも翻弄される。〈サザーン・リーチ〉へ息子を着任させた母、〈声〉となったラウリーなど〈中央〉の内部事情も漂わせつつ、ついに〈境界〉が浸出し始める中、〈コントロール〉は生物学者とともに〈エリアX〉へと向かう。次巻の完結篇が楽しみになって来た。
★10 - コメント(0) - 2016年2月21日

スパイ物とホラー物を合わせた?ら、こんな感じでは。コントロールといいながら、コントロールされていたんじゃん!というような感じだ。うさぎをいっぱい離して・・・という件があったが、たまたまラジオで読んでいる頃、うさぎっていうのは、・・・子沢山!と聞いてしまって、ちょっと不気味だった。
★3 - コメント(0) - 2016年2月12日

今度は調査隊を統括する組織の側から見た物語。漂う終焉の予感と、少しずつ狂気じみた方向へと傾いていく描写がたまらない。
★5 - コメント(0) - 2016年2月9日

前作とは雰囲気がガラリと変わり、問題の機構サザーン・リーチが舞台。前作で謎だった機構の内実がわかるのかと思いきや結局どんな仕事振りなのかは今一謎、のままで、延々と綴られる局長コントロールのネガティヴ思考回路と葛藤がメインであった。次々に露呈する機構や登場人物達の奇怪さは面白かったがそこからエリアXの実態を何一つ掴むことが出来ない。最終巻で全てのベールは剥がれるのだろうか。早く読みたし。”この作品は恐らく極限状態での人間の心理や言動がテーマで、又それが昨今のSFにおけるブーム”的内容の解説の一文に成る程。
★1 - コメント(0) - 2016年2月5日

いよいよ第三巻へ。
- コメント(0) - 2016年1月21日

読み続けるのに忍耐がいる本だ。知りたいことは全く描かれず、成果を上げられない調査機関が延々と描かれる。最後に動きはあるものの謎が謎としての魅力を示すことすらない本書を読了するのは苦行だ。でも、ここまで来たら何かを期待して第三部完結編を読まざるを得ない.本当に完結はあるのだろうか。
★6 - コメント(0) - 2015年11月18日

前作に懲りず続編に突入した。何故なら最初に3編とも買ってしまったから。本作もまた無駄な回想や、くどくて分かりにくい比喩が多く読んでいて疲れた。パラマウントは本当に映画化する気があるのだろうか?期待はしていない。
★1 - コメント(0) - 2015年8月30日

次は、調査隊を反対から、つまりボスの目線で見ます。管理側が主役になるのです。まぁ表題が監視機構ですからね。管理側、つまり監視機構は一枚岩ではなく、まったく協力関係が築けません。 何だか、ラヴクラフトの怪奇小説の様でもあります。捨てたはずの携帯電話がいつの間にか戻ってきたり、だんだん頭がおかしくなっていく部下まで現れます。研究所内に狂気に満ちた落書きに気付いたり。 それ以外は読んでのお楽しみ…… 世界受容に進みます。
★27 - コメント(0) - 2015年7月17日

○ 好き。おもしろいかどうかはすごく人によると思う。エリアXの謎をちゃんと解けよ!とイライラする人も多いだろうと想像がつく。自分は1は生物学者の、この2は<コントロール>の私小説のように読んだので、遅々として進まないしめんどくさいけど、いやむしろそれだからこそおもしろかったんじゃないかと思う。最終的にエリアXについてなにもわからなくても私は大丈夫!じゃないかな、たぶん…。間を置かず3に取りかかる。
★6 - コメント(0) - 2015年6月7日

第一部『全滅領域』がエリアX内部の物語だったのに対して、この第二部はその直後のエリアXを取り巻く物語となる。エリアX無いに劣らず、外側の状況、特に人間関係は疑心暗鬼で混乱を極め、第一部からの生き残り?である生物学者を絡めて物語りがすすむ。圧倒的なイマジネーション。第三部が予測もできない。
★1 - コメント(0) - 2015年4月29日

きもちわるさが良い。そく世界受容を読み始めたが、ラストから直接の続きでゾクゾク感が治まらない。
★3 - コメント(0) - 2015年4月24日

これは完全にホラー小説のフォーマット。何が怖いって母親が怖いw 第3部はSF的な広がりのある結末を期待したいのだけれど、果たしてどうなるか。
★4 - コメント(0) - 2015年4月21日

ぐだぐだとした大人の事情に絡め取られているうちにシンプルかつ破滅的事象にあっさりと侵攻されるという、現実でもフィクションでもおなじみのなりゆき。第一部は主人公と夫との関係、第二部は主人公と母親との関係がコアになり、Xはそれらをあぶりだすものとして描かれるので、あまりそれの「正体」には期待しない方がいいのかなと言うヨカンはする。大人のぐだぐだ自体が読んでいて楽しいので私はアリ。
★1 - コメント(0) - 2015年4月12日

謎の領域〈エリアX〉を監視する監視機構側から描かれる第二部。エリアXの混沌に魅入られたような監視機構の混乱ぶり。つかめない実態と意味不明な権力争いに新局長も読者の自分も消耗していく。嫌いじゃないけど疲れます。終盤のエリアXの増殖の不気味さは飛浩隆氏の「象られた力」を思い出しました。
★18 - コメント(0) - 2015年4月9日

最後にもういちどだけ、ジョンは自分が知る世界をふりかえった。しっかりと、すべてを目に収める。まだ見えるものを可能なかぎり目に収める。思いだせるすべてのものを心に焼きつけた。 頭の中で声がうながした。 「飛びおりろ」 ジョンは縦坑の底に飛びおりた。
★1 - コメント(0) - 2015年4月4日

地味といえば地味なんだけど、マトモっぽい奴が全然出てこないヤバさが滲み出る。
★3 - コメント(0) - 2015年3月27日

ゴシック小説における怖さとは古い洋館やおどろおどろしい言い伝えといった定番の舞台装置の下、恐怖の核心を明らかにすることなく小出しに盛り上げていく語り口であり、怖さを具体的に描写しようとするモダンホラーのそれとは本質的に異なる。 結末近くになるまで決定的な事件は発生しないためフラストレーションを感じるのは事実だが従来的なモチーフを用いることなく新しいゴシック小説とも言うべき物語を創造することに成功している。物語を通じて一貫する主人公視点に読者は真実と妄想・狂気の〈境界〉を見出すにちがいない。
★6 - コメント(0) - 2015年3月26日

3部作の2作目、相変わらず不気味はエリアXはよくわかんない感じで。今度は監視機構サザーン・リーチ側の話だが、この機構、補佐ともうまくいかないし設備も古くてしょぼいし中央もなに考えてんだかよくわからないし新局長の主人公もなんか不安定な…。どきどきしながら3作目も読むとも。
★4 - コメント(0) - 2015年3月22日

どことも知れぬ地に現れた〈エリアX〉。 それの監視機構である〈サザーン・リーチ〉は過去に幾度となく調査隊を送り込むもことごとく失敗し、ほとんど成果は得られず。 そんな中、一人の男が新任の長官として〈サザーン・リーチ〉に赴任してきた。 今作は混沌とし疲弊もしているであろう監視機構内部の有様を新長官の目を通して描く。 分量は前作の7割増しで長いし展開は地味だが、なぜか先が気になってワクワクしながら読んでしまった。 次作で〈エリアX〉の正体がその一部でも分かるのだろうか。 544ページ
★12 - コメント(0) - 2015年3月16日

更に謎が謎を呼ぶ状態。続けて最終巻行きます。
★1 - コメント(0) - 2015年3月13日

<コントロール>の感情を通して進む物語。今回は未知の領域を探るのではなく、人間を人間が監視し、謎を探っていく…誰が真実を言っているのか、コントロールすら信じられない。母の力で局長になったけど本当は何かを持ってるのだろうか?最終章に向かうクリフハンガーで終わっていて、謎は広がるばかりで残ったモヤモヤ感は解明されるのか?取り敢えず次読みます。
★5 - コメント(0) - 2015年3月7日

3部作2作目。長く続く機構に派遣された新しい局長から見た、機構内部の人間模様。訳か作者の書き方か不明だけど、1作目よりわかりにくい。どこまで過去の機構を解説し、世界の謎に踏み込み、機構内部の人間模様を描くか迷っている印象を受ける。第3部への布石だとしても、回収し切れるか不安だ。
★4 - コメント(0) - 2015年3月3日

エリアXよりも、それを調査している職員達のほうがはるかに不気味で面白い。コントロールの姓がロドリゲスでも、自分の脳内イメージはジョン・ハート。前作の日誌の山を発見するような、ハッとさせられる箇所が多々あり。終盤の拡大する境界から逃げる場面は、悪い夢をみているようで大変素晴らしい
★4 - コメント(0) - 2015年2月28日

うーん…やっと読み終わった。前作では、主人公の過去とかにすんなり感情移入出来たけど、今作はちょっと大変だった。それにしても、エリアXよりも、サザーン・リーチの方が魍魎跋扈するお化け屋敷ぽい。主人公からして魍魎だし。後半、自分が魍魎だって気付いてから、物語が急加速してゆく様が面白かったな。これ、どう収束すんだろ…。最終巻に期待。生物学者気になるな~。
★4 - コメント(0) - 2015年2月28日

随分と読むのに時間が掛かったしまった。 男だと書かれてたのに、何故か<コントロール>の事を女だと思って読んでた。
- コメント(0) - 2015年2月21日

翻訳がいがいいいのでつい最後まで読んでしまった。第1巻の主人公と第2巻の主人公が結びついて次にどんな意外なことが起きるのか楽しみ。
★3 - コメント(0) - 2015年2月19日

1で心理学者が一番何か知ってそう…?と感じたのは、そういう立場の方だったからでしたか。 すっきり了解できてることがここまで少ないと、私これ読んでて面白いのか…?という気になってきます。未だに核心までの道は遠く。登場人物も五里霧中なんだから読んでる方も五里霧中なのは当たり前か。 私の好みとしてはもうちょっと謎のエリア調査メインの小説を期待していたので、お願いもっと仕事の話してと言いたい(笑)
- コメント(0) - 2015年2月18日

主人公は新局長〈コントロール〉。しかし、反抗的な補佐、謎の現象、それ以上に奇怪な官僚主義に振り回されることに。何をやっても思い通りにならず、徐々に逃げ道を失い、その場に縛られていく物語はパターンの一つだけど、さらに、この主人公はその状況において苦闘するというより、ヘタレ萌なんだよねw 権力者の母親には頭が上がらず、古参の女性部下はいうことを訊かず、尋問相手にも主導権を握られる。名前とは裏腹に、何もコントロール出来ていない。シリーズ通して、男性の存在感が薄い物語なんだよね。そして、ますます増殖していく謎…
★16 - コメント(0) - 2015年2月13日

サザーン・リーチの新局長〈コントロール〉が主人公となって、組織的停滞や策謀が渦巻いて、ストーリーがなかなか進みませんが、エリアXの経緯が語られます。語られますが、断片的過ぎてモヤモヤが増すばかり。この小説、固有名詞となるべきところに記号のような言葉が付けられていて、ゲームの中の物語のように非現実感がより一層、湧いてきます。
★8 - コメント(0) - 2015年2月13日

「エリアX」って何かの隠喩だと思うのだけれど、何なのかわからない。閉鎖空間のエリアXの「外」なんだけど、エリアX以上に閉塞感がある。多分広げた風呂敷は畳みきれないだろうと思いつつ次のお話へ。
★2 - コメント(0) - 2015年2月9日

tom
解説に「カフカ的世界を思わす」とあります。私は、ろくにカフカを読んだことはないのだけれど、いかにもカフカ的な「見えない世界」を縷々書いているような感じがあります(笑)。よって、読むことに疲れました。でも、疲れるのに読み終えてしまったのだから、見えないもののパワーというものは、けっこうたいしたものなのだという感じもあるわけです。ということで、3巻目を読まなければならないです。どんな世界が構築されているのかしら。ちょっとばかり興味津々。
★13 - コメント(0) - 2015年2月8日

前作第一部は冒頭からエリアXに侵入し、分量もコンパクトで非常に読みやすかったがその潔さはどこへやらという第二部。話の8割以上は冴えない新任局長のお仕事奮闘記である。ちょいちょい重要な話や不気味な展開はあるものの、全体としては一向に進んでいない。終始「それはどうでもいいからエリアXの謎をだね……」という思いが拭えませんでした。ラストでようやく面白くなったので、第三部に期待しよう。
★8 - コメント(0) - 2015年2月8日

Part3へ行きます!
★1 - コメント(0) - 2015年2月8日

この本は、最後の100ページで訪れるカタストロフィのためにある。それまでの浮遊感や居心地の悪さは必然である。それにしても、この感じは、SFではないな。あ!これ、ハヤカワ文庫NVじゃん!なんということだ!それじゃあ、スッキリは期待できないな。その覚悟をもって最終巻に臨むことにしよう。覚悟がない者は、読まなくてよろしい。えぇっと。途中で打ち切られそうな不条理海外ドラマを最終回まで、見ようかなって感じです。
★7 - コメント(0) - 2015年2月1日

うーん、長い。この内容なら300ページくらいでまとめてほしかった。話が面白くなるのも中盤の第一次調査隊ビデオくらいからだし、前半は読んでてしんどい(前巻の勢いで読むしかない)。バーで誰々がいたみたいなの、主人公の疑心暗鬼を表現してるんだろうけど、個人的にはしつこすぎて辛い。ジョギングのシーンとかもいらないと思う。後半はまあまあ面白いです。
★4 - コメント(2) - 2015年1月29日

監視機構の 評価:84 感想・レビュー:56
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