火刑法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫 5-1)

火刑法廷の感想・レビュー(373)

カー2作め。伏線のはりかた&回収が本当に見事。ラストの仕掛けは別の本でも経験があったので、おどろきは少なかったけど、疑いが完全に晴れたあとでの怪奇どーん!は振り幅が大きくて好みだった。それにしても死体、長持ちするんだな。
★2 - コメント(0) - 2月10日

野崎まどっぽいっというか、野崎まどがカーっぽいんだな。
★1 - コメント(0) - 2016年8月10日

N.K
主人公のスティーヴンスがある原稿を受け取ると、そこには自分の妻にそっくりな顔の女性が写っていた。17世紀の毒殺犯だというのに、何故?一方、突如隣家の老人が亡くなった。彼は甥に自分の死に関係した、奇妙な言づけを残していた。その後、友人である甥と共に棺桶を開いてみると、老人の遺体は消えてしまっていた。謎が提示される前半から中盤までは、不気味さが全開。しかし、段々と謎が紐解かれてゆく中で、オカルトでもなんでもなく、ハッキリと人の手による物と分かってゆく。エピローグまで含めて、話の構成が見事です。
★3 - コメント(0) - 2016年3月28日

これにはびっくり仰天!カーすごいなと思いました。とても面白かったです。訳も読みやすくてよかった。会話がやたらユーモアありますね。
★6 - コメント(0) - 2016年3月24日

こんなのありなんだ、、Xファイルを思い出す幕切れ…
- コメント(0) - 2016年1月18日

初カー。むむっ...前半で読むのやめようかと思ったけどがまんして読んでたら刑事さん出てきたころから少し面白くなってきてまた後半失速したけど謎解きが始まったら面白くなってきてまぁミステリとしちゃ普通かな、と思ったらラストでポカーン(笑) ちょっと意味分からなかったのでググったら納得。確かに作りが深い...のかもしれない。カーもっと読んでみる!
★1 - コメント(0) - 2015年8月26日

【再読】主要な謎は「部屋の壁の中に消えた婦人」と、「納骨堂から消えた死体の謎」の2つ。 消える婦人のトリックは部屋の見取り図が欲しかった。 消えた死体のトリックは秀逸。ただ死体を隠していた壷が自分が想像していたより遙かに大きい物のようですが。第五部「評決」のエピローグについては賛否両論あるようだが、本格ミステリとホラーが見事に融合し、どちらの解釈でも成立させるテクニックはさすがカーといったところ。
★2 - コメント(0) - 2015年8月22日

オチは反則くさい。一応ミステリーとしても読めるけど…。
★2 - コメント(0) - 2015年8月11日

カー初体験。カーはオカルトとユーモアがつきものらしいが、この作品はそこからユーモア風味を除いたものらしい。導入は面白い。密室トリックも見事に決まっている。しかし最後。えっどういうことなの、と本気で思ってしまったぞ。これは再読必須だなぁ。
★1 - コメント(0) - 2015年5月21日

中高の頃いわゆる海外本格ものをあらかた読んでいた時期があり、その中でもカーは好きであった。しかしなぜか代表作と名高い本作は読んだことがなく今回読了。まず舞台設定が馴染みのある土地だったことに驚き、久しぶりに読む本格古典の設定がなんとシンプルなことにびっくりした。やはり多感な中高時代に読むべきだったか?大仕掛けな推理、どんでん返し共にすっきりしない。懐かしい想いに耽ることが出たのが収穫。
★2 - コメント(0) - 2014年12月14日

むかしから大好きで何度も読み返す一冊 ミステリーとしてもオカルトチックなホラーとして読んでもうまいと思う はじめてこれを読んだとき物語を読み終えて思わず後ろを何度も振り返ってしまったことを忘れない
★17 - コメント(0) - 2014年12月5日

積読本崩し。いや分からないんだけど、犯人はいったい誰だったのか?クロスが解決したのが結末じゃないのか?そして、どんでん返しのエピローグ‼︎どう解釈したらいいのやら。
★28 - コメント(0) - 2014年9月29日

途中から何ともオカルトチックな話になったが、そこはカー。ミステリーと見事に融合させてしまった。トリックや伏線も素晴らしく、カーの傑作と言われてる意味が分かった気がした。
★5 - コメント(0) - 2014年9月18日

再読。初読時の「そう来たかあ!」な驚きと喜びは忘れられません。オチを知ったうえで読むと、伏線の張り方にまたうならされます。
★1 - コメント(0) - 2014年9月11日

カー初読。ここから入るべきじゃなかったのかな?オカルトな雰囲気で冒頭から何だか引き込まれてしまった1度解決したと思われた事件もエピローグで「あぁ・・・」と覆ったような何とも言えない終わり方。再読したら、また自分の中で解釈もすごく変わりそう。想像力乏しいから図があったら嬉しかった。
★7 - コメント(0) - 2014年7月29日

980
17世紀の毒殺犯と妻の姿が瓜二つ?という冒頭から一気に世界観に没入してしまう。人間消失と死体消失の2つの密室トリックを、ホラーなオカルトテイストで味付けし妖しい雰囲気をムンムン演出している。それぞれの章の終わりの引きが絶妙。「死んだ人間をこわがることはないぞ。気をつけなくちゃいかんのは、生きとるやつらじゃよ」まさに人間の恐ろしさによるエピローグの衝撃にはゾッとする。解説で松田道弘氏が言っているように、カーのエンターテイナーぶりを実感できる怪奇とミステリーの融合した名作
★4 - コメント(0) - 2014年5月27日

初カー。旧訳版で読了。100年前の毒殺魔と自分の妻が思わせぶりに重なる恐怖演出は、さすが怪奇ミステリの代表作。ミステリとホラーの配分が絶妙!二つの密室トリックも、大時代的ではあるが、見事に完成されている。アリバイトリックは、お粗末だったがそこはご愛嬌w。しかしこのエピローグのリドルストーリイ的なホラーの締め方はなんなん?これがあるからこそ印象的な幕切れになってるんだけど、怖いじゃん!!
★28 - コメント(0) - 2014年1月22日

カーの最高傑作と謳われる本作。解決したと思ったらどんでん返し。前に読んだ本のせいかあまり衝撃はなかった。自分はかぎ煙草のほうが好み。
★1 - コメント(0) - 2013年12月7日

こんなにもマリーって出てこなかったっけ。不可能を可能へと還元し、更にラストで両者を曖昧にする、ミステリとホラーの見事な融合。隅の老人ネタなんて出てたのか。
★1 - コメント(0) - 2013年11月4日

再読。やっぱり面白い。途中ほぼでてこないのにマリーの存在感といったら。知っててもエピローグにはゾッとする。
★2 - コメント(0) - 2013年8月18日

再読。昨晩読み終わったのだけれども、怪談ではないけれども、夏の夜にはいいですね。カーという名前は、例えばコナンドイルみたいに有名ではないので、寂しいのだが、この本は本当にいいですよ。新訳も出ているみたいだけど、読んでないからよくわからないが、起こった殺人、広がるべき不安、あなたが魔女? 魔女裁判、死者が眠る場所、そしてトリック、あなたは魔女? あなたが魔女か。そして、物語の最後は異界への招待。おちを知っていてもやられますねぇ。やられますねぇ。最後の一文系の強烈なキックはやはりカーの真骨頂だ。
★2 - コメント(0) - 2013年8月16日

★★★★★
- コメント(0) - 2013年8月11日

ほぼ再読。(むかし、エピローグを残して読み終わったところで本を失くし、そのままになってた。まあ、有名なエピローグのネタは知ってたし…。)内容ほとんど忘れてたのに、じょうごで水責めは怖いと思ったのは覚えてた。
★1 - コメント(0) - 2013年5月26日

ふむ。謎解きには反則なく、幻想小説として成立させているところは見事かなと。ただ、このボリュームなら個々の登場人物に感情移入出来る魅力がもっとあると良かったかなと。
★1 - コメント(0) - 2013年5月6日

途中まで「これは単なるオカルトなのでは?」と疑問を抱きながら読んでいたら、それが探偵役の登場によって一変する。まるで土砂降りの雨が急に上がったかのよう。謎の解決も見事に決まる。特に消失ものは鮮やか!って思ってたら…。すごいな、この人。
★1 - コメント(0) - 2013年2月23日

20世紀前半のアメリカに、17世紀フランスで処刑された毒婦が蘇ったのではないか、その毒婦こそ我が妻ではないか…というオカルティックなつかみが魅力的なミステリ。持って回った語り口のポーに比べると探偵ものでも年代が新しいだけに明快。主人公は出版社に勤めるビジネスマンで、そういうモダンさ・物事を明らかにしよう照らす光と、古色蒼然とした屋敷や自国の古い習俗ごと差別される移民がいる時代の新旧対決。それが終わった後にぬっと出てくるあのエピローグ。参りました。
★7 - コメント(2) - 2013年1月29日

数世紀前に処刑された毒殺犯の写真が編集者のエドワードの妻と姿も名前も一緒である謎から始まり、毒殺の疑いが浮上した友人の叔父の遺体の消失の謎。様々な疑惑を匂わせながら進むストーリーに惹きこまれました。ラストでの思わぬ出来事と、エピローグでのどんでん返しは衝撃的であり、この本の凄さだと思います。
★5 - コメント(0) - 2012年12月23日

江戸川乱歩の怪奇が大正から昭和初期という背景の力も含めて輝くように、カーの『火刑法廷』も1929年という時代ゆえにより魅力を増す。ジャズ・エイジが終わり、大恐慌によって瞬く間に広がった暗闇には、密室殺人も人体消失も、17世紀の毒殺魔も潜んでいそうな濃密さがある。
★2 - コメント(0) - 2012年12月6日

★★★★★
★1 - コメント(0) - 2012年12月5日

カーに初挑戦。奇想の大家と勝手な思い込みをもっていたが大間違い。綿密なプロットと書き込みで読者を魅せる稀代のストーリーテラーであった。怪奇ミステリの代表作みたいな本書。ある事件が有する二面性に発表当時は度肝を抜かれたに違いない。残念ながら現在ではこの手のドンデン返しは見慣れたもの。衝撃度はそれほど高くはない。しかし、それもこの作品が世に生み出されたが故に後出の作家達が俺も俺もと上に乗っかり、積み重なってきたが為。黄金時代のミステリ作家達の凄いところは一ジャンルを自身の手で生み出してきたところにあると思う。
★1 - コメント(0) - 2012年12月3日

久々にミステリーを読もうと思い悩んだが、やはり古典ものを手にとってしまった。カーの作品は、絵に例えると「だまし絵」的な雰囲気で、読者をミスリードに誘うのが巧い。本作品も「火刑法廷」とは魔女裁判のことだが、その題材を巧みに利用して、オカルトホラー的要素とミステリーとを融合させ、両者ともしっかりと成立させているところが見事である。
★24 - コメント(1) - 2012年11月2日

再読。新訳とはなんだったのか。
- コメント(0) - 2012年10月22日

「グラーゼ」って、何だったんだろう?
★2 - コメント(0) - 2012年10月20日

海外古典に挑戦。読みはじめはとっつきにくさがあるが、 中盤から不気味な雰囲気になってくる。オカルト要素もあり。 時代背景と屋敷の雰囲気が相まって、それらしさを演出。 犯人はこの人なのでは…と思わせる。 終盤に解決シーンで感心していたが、エピローグで驚愕。 抜群の雰囲気が出ている。 最後に…あれ?と言わせるのは流石だなと思った。
★3 - コメント(0) - 2012年10月10日

表題のインパクトからして強烈な上に、17世紀のパリに実在した残虐な法廷、消えた死体、毒殺を繰り返し断頭刑にされた貴婦人の甦り疑惑、黒ミサ。さらには不死の魔術とオカルティズム性濃厚な小説。それとは別にミステリのトリックもきちんと解明されていて、一度で二度美味しく感じた。序盤は多少もたついた感もあったけど、終始物語に漂う不気味な雰囲気がたまらない。
★2 - コメント(0) - 2012年8月8日

いろいろなミステリ紹介本で古典なのにランキングに入っている作品。不思議な趣はあるものの、話はなかなか進まず、なにがどう関係するのかもはっきりせず、途中で、こういう結末にはならない、もう一回ドンデン返しがあるんだろうなと思ったら、案の定でした。
★1 - コメント(0) - 2012年7月7日

ようやく読めました。うぅむ、なるほど、この作品がカーの代表作と言われる理由が分かる気がします。が、まぁ、マクロイの某作を先に読んでネタバレを食らってしまったのは残念でしたね……(某作の何倍も出来は良いとは思いますが)。密室トリック自体のクオリティがずば抜けて高いわけではありませんが、作品全体に漂う独特な怪奇風味は(好みはともかく)一級品。読後の何とも言えない余韻が素晴らしいです。カーは読めば読むほど癖になりますね。エンタメとしてのミステリを書く力が途方もないです。ミステリを読み始めの頃に読みたかった作品。
★5 - コメント(0) - 2012年6月4日

ホラーはムリだけどオカルト/サスペンスは結構イケるあたしには大変好みでした。ディクスンカーまとめよみしようかなー。
★1 - コメント(0) - 2012年5月4日

★5 「S61.09.30 2刷」 小学生時代,何度も前方の頁に戻っても何回読んでもさっぱりわからなかった思い出の大傑作品。 エッシャー絵みたいな合理と非合理との奇跡的融合。 カー名義と云えばフェル博士なのに,何故いないのか...(^O^)/
★9 - コメント(0) - 2012年3月11日

火刑法廷の 評価:72 感想・レビュー:115
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