初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

初秋の感想・レビュー(580)

何度目かの再読。気持ちが疲れている時に元気をくれる気がする。
★4 - コメント(0) - 3月15日

星5つ
★7 - コメント(0) - 2月9日

読友さんの感想からロバート・パーカー初読み。ハードボイルドな私立探偵スペンサー(とてもカッコいい!)、娯楽性のあるストーリー展開、離婚をめぐる子供の境遇という社会的なテーマ、救いのある結末と、完成度の高い一冊だと思った。カタカナ表記がちょっと変わっていて若干読みにくいところもあったけれど、1982年の日本語版初刊だからかな。親権をめぐる争いってよくメディアでも取り上げられているけれど、実体は親同士の争いというケースが多いのかもしれない。そんな状況で心を閉ざした少年ポールにスペンサーは厳しくも優しい。続
★34 - コメント(6) - 1月28日

スペンサーがめちゃくちゃかっこいい。こんな彼氏が欲しい。買って正解の1冊だった。気に入ったので、このシリーズは揃えようと思う。
★6 - コメント(0) - 1月10日

『なにか重要なことについて〜考える時は、彼が試みるか〜あれこれ考えるよりは、彼が試みた場合にどうするのがいちばんいいか〜考える方がいいんだ。彼がやるかどうか、きみには判断できない、彼の考え次第だ。きみは、彼が試みた場合にやるべきことを決める。それはきみの考え次第だ。『自分がコントロールできる事柄がある場合には、それに基づいて必要な判断を下すのが、賢明な生き方だ』『自分はこうあるべきだ、という考えにとらわれないことだ。自分にできるものなら、自分の気にいっていることをするのがいちばんいい』共に過ごす後半が好き
★11 - コメント(4) - 1月1日

心を閉ざした少年とタフな私立探偵。初めて読んだ私立探偵スペンサーシリーズですが、他を読んでなくても全く問題なく楽しめました。欲深く、子供を駆け引きの材料に使おうとしている少年の両親。スペンサーは彼を自立させようとしますが、次第に大きな犯罪が裏に潜んでいることが分かります。少年の成長物語でありながら娯楽性も十分。スペンサーの軽妙なセリフ、さりげない優しさがカッコいい。面白かったです。
★58 - コメント(0) - 2016年12月17日

先日の翻訳ミステリーお料理の会でテーマになったR・B・パーカーのスペンサーシリーズ。じつはひとつも読んだことなかったのだけど。シリーズのリストをいただいた中でおススメと言われたうちのひとつがこれと、対になった『晩秋』。このシリーズ、ハードボイルドのミステリと思い込んでましたが、会話の軽さやキャラ立ちがラノベ感覚ときいて読む気になったという(汗)。で、読んでみての感想は「これってハードボイルド風味なビルドゥングスロマンなのでは?」私がふだん読んでるコージーのほうがよっぽど血腥い死体が出てきますけど?
★9 - コメント(1) - 2016年12月13日

何年か前に、原文(英語)で読みました。概要は理解できたつもりでした、というか、その程度の理解しかできませんでしたが、古本を見つけて(日本語)、改めて読んでみました。ハードボイルドです。主人公にはチャンドラみたいな派手さ危うさがなく、品行方正、質実剛健な感じで、安心して読め、かつ、面白かったです。
★6 - コメント(0) - 2016年11月30日

シリーズ第7作。ハードボイルドとしては異色作。離婚した前夫に連れ去られた息子を取り戻して欲しいという依頼を受けたスペンサー。だが、話は思わぬ展開に。マッチョな私立探偵と両親に見離されて育ち、世の中の全てのことに無関心な15歳の少年との共同生活。かの内藤陳さんは「読まずに死ねるか」の中で「ストーリーなんざ、どうだって良いではないか」と評したという。そう、どうだっていいのだ。これは一人の少年が、成熟した大人へ、そして男になる為の成長物語。シリーズ最高傑作というのもあながち間違いではない。★★★★
★83 - コメント(7) - 2016年11月25日

私立探偵のスペンサーは、ある女性から「元旦那から息子を取り返してほしい」と依頼を受ける。その息子・ポールは、ギスギスした家庭環境のためか、かなりひねくれた貧弱ボーイであった。そこで、スペンサーはポールを一人前の男にするため、トレーニングを開始した…! 腕っ節の強い、精神的にもタフで、人を食ったような態度をとりつつも情に厚い、男の中の男。正直、作品で描かれるこうしたマッチョな男性像は、現代社会とのギャップを感じ、私には馴染みにくかった>_<それでも主人公が少年と少しずつ心を通わせていく過程は胸に響いた。
★41 - コメント(0) - 2016年11月18日

パーカー初読み。スペンサーシリーズ第7作。元夫が攫っていった息子ポールを取り戻してほしいという依頼を受けたスペンサー。この元夫婦は互いに相手に嫌がらせするための道具に息子を使うクズだった。このままではポールはまともに育たないと判断したスペンサーは彼を両親から引き離し、一緒に生活することで自立して生きていく術を教えるというストーリー。父親って何だろうと考えてしまう。子供いないけど。スペンサー→獠、スーザン→香、ホーク→海坊主で脳内変換してた。展開もシティーハンターっぽい。面白かった。訳も読みやすいです。
★38 - コメント(1) - 2016年11月9日

毎年秋になると読みたくなる一冊。ハードボイルドでマッチョな私立探偵によるマイフェアレディ(ざっくり過ぎ!)みたいな話だが、スペンサーシリーズの中では何故か一番メジャーなようだ。私はとにかく誰が何と言おうとスペンサーが大好きなので、どの本ももれなくイイとしか思えない偏った読者ですまん。
★8 - コメント(0) - 2016年10月8日

初秋は考えていたものと違った。子供が大人の犠牲になっていたけれど立ち直っていく様は、とても好き。スペンサーも格好よくてよかった。ほかも読んでみたい。探偵もの。親から虐げられてきたポール、スペンサーがいろいろな未知なることに彼を挑戦させる。怖いけど辛いけど、泣きべそかかないでやることが大切と。彼をを見ると頑張ろうと思う。人がするかしないか考えるより、した場合にこうすると考えることが大切。ポールのかすかな自発的な『うなづき』に心が踊った。スペンサーが「ニッキイヒルトンでどうだ」と言ったところは意味がわからず。
★65 - コメント(5) - 2016年9月29日

スペンサーシリーズ七作目。…だけどシリーズ初読み。他の作品を読んでなくてもこれだけで十分楽しめた。かっこよかったり、にやりとしたり、素敵な台詞がいっぱい。タフで優しくてお節介なスペンサー、大好き!いい女のスーザン、頼りになる友人ホークなど、脇役も魅力的。少年とのやりとりには心があたたかくなるし、とても面白かった!
★40 - コメント(17) - 2016年9月10日

両親に愛されることなく、自尊感情を持つこともない少年を、ふとしたきっかけで、というよりもスペンサーらしいおせっかいともいえる親切心から、少年を支え、導き、自立させる物語。私立探偵スペンサーが魅力的だ。体を鍛え、健康的な生活をし、詩を読み、パートナーと良好な関係を保つ。それは、「自分でコントロール可能なことにはベストを尽くすが、その範囲外のことについてはくよくよしない、ただし、何が起こってもいいように準備しておく」という言葉が生きる姿勢をよく表している。少年の成長とともに、夏が過ぎ、秋がやってくる。
★31 - コメント(0) - 2016年9月7日

初めてのハードボイルド。私立探偵スペンサーの男気に惚れる。人生の本質をつくような科白、描写力も素晴らしく、特に食事の場面が好き。ステーキやサンドイッチが食べたくなること必至・・。続編も読んでみたい。
★11 - コメント(0) - 2016年8月12日

ロバート・B・パーカー(沈黙)に続き(初秋)読了です。狡猾な父、愚かな母から育児放棄されて育ったポールを自立させる為に実の父親のように面倒をみるスペンサー。ブルックスブラザーズのワイシャツ、紺に赤のストライプのネクタイなどファッションの描写、食べ物の場面も生き生きとして。スーザンとの関係も無理のない生き方が素敵です。「要は自分はこうあるべきだ、という考えにとらわれないことだ。自分にできるものなら自分の気にいってることをするのがいちばんいい」「そうしてるの?」「してる」「今でも?」「そうだ」⇒
★58 - コメント(10) - 2016年8月3日

名作。1982年に翻訳された時に読んで素晴らしいと思ったが、今回読んでもその気持ちは揺るがなかった。だらしない両親のせいで心を閉ざしている15歳の少年ポールを、私立探偵スペンサーが立ち直らせようとする。一人の少年を救おうとするスペンサーの奮闘に胸が熱くなった。勉強を教えるのではなく、体を動かしてDo It Yourself(何でも自分でやる)の精神で、ポールを成長させるのだ。弱々しい少年が、スペンサーのおかげで次第に逞しくなっていく姿は感動的。ぶっきら棒に書かれたラストからこぼれ落ちてくる感傷に泣ける。
★145 - コメント(5) - 2016年7月31日

好みのドツボすぎて苦しいくらい。あまりにも素敵なハードボイルド。かっこいい。ミステリとしては、少々展開がうまくいきすぎかな、という瑕疵はあるものの、そんなの気にならなくなるくらい楽しい。できれば、もっと長く読みたかった。本当にいい作品。
★10 - コメント(0) - 2016年6月24日

スペンサーシリーズ全39作品の中の第7作から読むという暴挙を 知らずに行っていましたが、解説にあらすじやスペンサーのプロフィールも記されていたので、問題なく読めました。私立探偵のスペンサーは女性からの依頼で「離婚した夫から息子を取り返してほしい」と依頼され取り返すも、息子のポールは両親から愛されず育ったポールは心を閉ざした少年になっていた。それを見たスペンサーはポールを自立した人間にするために、共に暮らし自立への道を切り開かせる…施設や扶養にするのではなく、自立させるとは素晴らしいハードボイルドっぷり!!
★38 - コメント(3) - 2016年5月15日

ハードボイルドっぽい人生訓がたっぷり。久しぶりにタフガイを見た感じがする。
★9 - コメント(0) - 2016年4月19日

初めてロバート・B・パーカーさんの本を読みました。洋書は翻訳の関係もあってどうしても読みにくいイメージがありましたが、本書はとても読みやすい。会話文が多いせいかもしれない。無駄な語りがないせいかもしれない。地の文は出来事を羅列するだけで多くを語らない。それがいい。両親に恵まれない15歳の彼は誰にも見向きをされず、何も教えられずただテレビだけを見て育ってきた。そんな彼が大人になるために、自立、独立するためにハードボイルドな私立探偵が手を貸すお話。ジョギングがしたくなったのでシューズ買っちゃったよ…
★14 - コメント(0) - 2016年4月18日

初めてのスペンサーシリーズ。離婚した夫から息子を取り戻す、という母親の依頼から物語は始まるのだが、まあ父親といい母親といい自分勝手で、そうなると子供は愛される喜びを知らない、自信のない、主張のない子供になってしまうのは当然だ。しかし、スペンサーと生活していくうえで少しずつ逞しさと主体性を取り戻していくところがとにかく良かった。とにかくよく喋るハードボイルド探偵スペンサー! しかしこの小説の妙味はやはり会話にあるなぁ〜と皆さん思われるのでは? 「初秋」というタイトルも素敵です! 他の作品も読んでみます!
★18 - コメント(4) - 2016年4月7日

〔再読〕探偵スペンサーシリーズ第7弾。この作品は、30作品以上あるシリーズの中でも、趣の違う作品である。離婚した夫婦の争いから、拐われた息子を取り戻す依頼を受けるのだが、本作のメインは事件を解決してからになる。取り戻した少年が、実は両親からまともに相手にされずに育ってきた事を知ったスペンサーは、大人の男として少年と真剣に向き合う。元々ハードボイルドの主人公にしては善く喋る男であり、私の気に入っている所であるのだが、暖かい思いや言葉で少年が大人になる為の道をしめすのだ。大人の責任ある生き方に、共感を覚える。
★67 - コメント(1) - 2016年3月9日

私立探偵スペンサー。これはハマりそう。早速、シリーズ読破にとりかかります。
★9 - コメント(0) - 2016年2月22日

人間臭いハードボイルド探偵。軽口は叩くは、人の家に乗り込むはでやりたい放題には違いないが、身体を絞り適度な運動を欠かさないパーカーは、新しい探偵像を打ち立てたと思う。それに、ポールに投げかける言葉の数々ときたら。愛というのを言葉や行動で示すのは、なんといっても素晴らしい手本となる。型に嵌らないことは時に生きづらいことかもしれない。だけれど、自分自ら考えた後で行う選択というものは、一番の知己である自分自身を裏切らないことに繋がる。いい本だ。
★17 - コメント(0) - 2016年2月14日

もう、スペンサーったら(にこにこという気持ちでいっぱいです。
★3 - コメント(0) - 2016年1月26日

今まで読んだスペンサーシリーズ21冊の中でこの「初秋」が一番気に入っている。スペンサーは両親の離婚に翻弄される15歳の少年を助ける。子供を愛しながら子供の生活を台無しにすることに専念した両親。誰からも生き方を教えてもらったことのない少年ポール。「だからといって何もしないで人から見放された状態に落ち込んでいったら、それはおまえが悪いんだ」スペンサーの厳しさと優しさ、そして【お節介】全開で話は進む。スペンサーとスーザンに見守られポールは一夏で逞しい少年に成長して行く。ハードボイルドでありながら感動で涙する一冊
★36 - コメント(13) - 2016年1月23日

スペンサーシリーズ、大好きでねぇ、私は。は。と気がついたら随分と年月が経っていて、手元にある文庫が字が小さくて困る、と思ったら、新版が出ました。私立探偵スペンサーが事件を追うというより、15歳のポールという少年と出会い、共同生活を通して少年が成長する成長物語。今、読むと15歳の男の子にビール飲ませたりしてNGかもしれないけれど、でも、15歳くらいの人に読んで欲しいと思う。両親が離婚して板挟みになるポールはすねてしまっているのですがスペンサーはどちらにも頼らず自立せよ、と教えるのです。そう言い切る潔さよ。
★30 - コメント(0) - 2015年11月25日

「あの子は通り抜けられないよ。あまりにも孤独だ」「力がまったくないんだ。利口ではない、力強くない、好男子でもない、面白みがないしタフじゃない。あるのはいらいらした感じの底意地の悪さだけだ。それじゃ、なんの足しにもならないよ」とスペンサーに評されるポールのような子どもにこそこれを読んで欲しいけど、そういう子はこの本に出会うことがないか、人に薦められる事があったとしても読むことができないのかもしれないなあ、とふと。
★14 - コメント(0) - 2015年11月6日

「自分らしく、なりたい自分のために生きているか?」 スペンサーに問われることで、また踏ん張れる。
★13 - コメント(0) - 2015年10月11日

本を再読することはめったにないけど、これは4回ぐらい読んだかな。好きなお話。
★7 - コメント(0) - 2015年10月11日

MA
気持ちのいい物語だった。 ポールとスペンサーの生活をもっと見ていたかった。
★9 - コメント(0) - 2015年10月3日

人情味あふれるハードボイルド。 鍛えられた身体を持つハンサムでマメな私立探偵。彼の言葉はクールだ。
★5 - コメント(0) - 2015年9月26日

スペンサーのルールは、自立して生きるためのルールで、概ね、共感しながら読みました。ただ、依存しないことは他人からの助力なしに済ますことでもある。ルールを守って生きれば、日々を納得して過ごすには充分だが、幸福になるには少し足りない。個人的に、天性かもしれないプラスアルファに興味が移っており、スペンサーの場合、それは、良く分からない冗談、スポーツ観戦、ビール? と思いました。意外なようで似つかわしいのか、服飾の描写が詳しく、楽しみました。
★13 - コメント(0) - 2015年9月19日

各章の最後は、ほぼ会話で締められている。スペンサーとポールの関係が、その会話の余韻で締められているのが心地よい。このセリフ群だけ何度でも読みたくなる。
★11 - コメント(0) - 2015年9月14日

男の誇り、人生を自分のものにすること。ハードボイルドだぜ!
★4 - コメント(0) - 2015年8月20日

なんか、必ず年に1回は読んでいるような気がする再々…読の7作目。【ちょっとネタバレ】ここしばらくでシリーズを読み返して今さら気づいた「誘拐」との相似は、この「初秋」を読んでいる限りではまったく感じられない。「初秋」を読んでから「誘拐」を読み返したからこそ気づく相似ということか、単に俺が鈍いのか。いやいや、やっぱりそうと気づかれぬように慎重に書かれた「初秋」であるのか…。んー、まぁいいか。読むたびに新しい発見があり、新しい感動があり、毎回同じところで泣いてるような気がする俺だ。(つづく)
★7 - コメント(1) - 2015年8月18日

RC
いい話だった。とても好き。体を鍛えたくなる。翻訳が少し気になった。
★2 - コメント(0) - 2015年8月10日

高校生の時から何度も再読。何度読んでも心が温まる大好きな話
★3 - コメント(0) - 2015年8月9日

初秋の 評価:84 感想・レビュー:216
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